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ビエンチャンはアジアの人気観光地
近年、東南アジアで人気が上昇中のラオス。その首都であるビエンチャンには数多くの歴史的、文化的価値のある寺院や仏塔などがあります。定番の観光スポットから新しく注目を集めているショップなど、おすすめの観光スポットをご紹介していきます。
ラオスの首都ビエンチャンの観光名所1:タート・ルアン
高さ45メートルの黄金の仏塔です。ラオス仏教の最高の寺院で、ラオスのシンボルとして国章や紙幣にも印刷されています。週末は多くのラオス人が参拝に訪れる聖地です。3世紀ごろインドから釈迦の骨や髪の毛を納めたとも言われています。過去にタイから攻撃された時に破壊されましたが、再建されたものが現在の姿になっています。
タートルアン - ທາດຫລວງ ( That Luang ) https://t.co/2URe6HzLJW pic.twitter.com/kisRKSn21O
— Travelocoトラベロコ (@travelocojp) January 12, 2016
神聖な場所なので肌の露出には制限があります。上半身が露出した服で行かれる場合は、腰巻をレンタルした上で参拝が許可されます。敷地内は出入り自由ですが、お昼休み中は中に入ることができないそうなのでご注意を。見学時間は午前中が8時から12時、午後が13時から16時です。入場料は5000キップ(約80円)。
ラオスの首都ビエンチャンの観光名所2:パトゥーサイ
パリの凱旋門を模倣して建築されました。パトゥーサイのあるラーンサーン通りもパリのシャンゼリゼ通りを模倣してデザインされています。4面とも同じ形をしているところと、象などの装飾や色彩などに仏教色が出ているところが特徴的です。やはり門の上からの景色がおすすめ。
門の上に昇るためには3000キップ(約48円)の入場料が必要です。見学時間は午前が8時から12時、午後は13時から16時です。門の上に昇ると、メコン川や黄金に輝く仏塔や仏像が見えラオスの首都ビエンチャンの街並みを遠くまで望むことができます。門の上は170段の階段のみですが景色を楽しみに展望台へ昇る観光客が多くいます。
ラオスの首都ビエンチャンの観光名所3:ワット・シーサケット
1551年に建立されたラオスの首都ビエンチャン最古の寺院です。ラオスは何度も戦火に巻き込まれ、貴重な寺院や仏塔が破壊され、このワット・シーサケットも例外ではなく、現在の姿は1818年に再建されたものです。本堂と回廊の壁には3420の小さな穴が彫られ、それぞれに2体ずつの仏像が安置され、全体では6800体以上の仏像が並んでいるので圧巻です。
こんばんは!今日はラオスの観光スポットを紹介します。
— SFT 早稲田支部@教科書安く売りますよ (@study42_waseda) June 22, 2017
こちらは首都ビエンチャン最古の仏教寺院、ワット・シーサケットです。1818年からずっと同じ姿のまま今に至る歴史ある建物で6840体もの仏像が安置されています:blush: pic.twitter.com/oRbEKf9V8q
見学時間は午前が8時から12時、午後が11時から16時です。入場料が10000キップ(約160円)です。寺院だけで楽しみは終わりません。美しいベランダや5層の屋根、ドラム塔、ビルマ様式の屋根の小さな図書館も独特の雰囲気があるので注目してみてください。
ラオスの首都ビエンチャンの観光名所4:ワット・ホーパケオ
タイの首都バンコクで有名なエメラルド寺院のエメラルド仏像を安置する目的で1565年に建立された寺院です。残念ながら戦争でエメラルド仏像は持ち去られ、役目が終わってしまいましたが、今もラオス国内の仏像が展示され、多くのラオス国民が足を運び、観光客にも人気です。
ワットホーパケオ Wat Ho Phakeo
— レフ ヤスコヴィッチ (@yascovicci) March 1, 2016
ビエンチャン、ラオス pic.twitter.com/3ssvLhvVVz
建物の周囲を大きな柱が支えるラオスの首都ビエンチャンならでは伝統的な建築様式というのも注目です。大きな柱の内側の回廊には仏像の彫刻があったり、扉には繊細な模様が刻まれていて、寺院全体が博物館のようです。見学時間は午前が8時から12時、午後が1時から16時です。入場料は5000キップ(約80円)。
ラオスの首都ビエンチャンの観光名所5:ブッダパーク
ラオスの首都ビエンチャンの郊外にあるブッダ・パークは牢獄のような現世から解放される癒しの公園として建築されました。およそ40メートルの高さの仏像を含む200以上仏像があり、そのすべてがコンクリート製です。ヒンドゥー教に傾倒していたという建築家のデザインで、ほかのビエンチャンにある寺院や仏像とはかなり印象が違います。
ブッダパーク(ワットシェンクワン) #ラオス #死ぬまでに行きたいと思ったらRT pic.twitter.com/duIjeUMa1x
— 絶対に行きたい秘境 (@zettai_zekkei) July 17, 2017
代表的な仏像は頭が3つある象に乗ったヒンドゥー教の神様です。また、ブッダパークの入り口は地獄の入り口とされ、入り口の建造物の中に入ると天上界、地上、地獄がデザインされたブッダパークの全体像を見ることができるので、公園全体を見てみるのがおすすめです。
見学時間は午前が8時から12時、午後が13時から17時です。入場料は5000キップ(約80円)と写真撮影をする場合はカメラ持ち込み料が3000キップ(約48円)がかかります。このユニークな公園は観光客だけでなくビエンチャン市民にも人気があるそうです。そのため、飲食店やカフェ、お土産屋さんがあるので人気の揚げバナナやビールなども楽しみに。
ラオスの首都ビエンチャンの観光名所6:タラートサオ市場
タラートサオとは「朝の市場」という意味だそうです。ラオス国内最大の市場です。食材や衣類など市民の生活に密接に関係する品物を扱うお店や、観光客向けにお土産などを扱うお店が多く立ち並びます。市民や観光客が多く集まるので、ネイルや美容院、床屋さんなどの美容関係のお店も集まり、ビエンチャン市民感覚が見てとれます。
無事VISAを取得しノンカイまで戻ってきた。早くボールを掴みたいし蹴りたい跳びたい:open_hands:写真はラオスのバス停横のタラートサオ:camera: pic.twitter.com/lRVnkqvGOv
— Shota Wada / ワダショー (@gk_shota) August 17, 2016
朝市と言ってもお店が開店するのが午前8時からでそこまで早くありません。値札はついていないことが多いので、直接お店の人に確認をしましょう。ラオ語またはタイ語が少し話せれば安心ですが、英語は通じない場合があります。タラートサオ市場で市民とコミュニケーションをとることももラオス旅行の楽しみとも言えますね。
ラオスの首都ビエンチャンの観光名所7:チャオアヌウォン公園
メコン川のほとりに近年整備された公園で、ここからのメコン川の景色を楽しみにやってくる市民や観光客が訪れます。特におすすめはメコン川に沈む夕日です。そして夕日を眺めたあとはないとマーケットをお楽しみください。日陰で過ごしたり、子供たちが遊びまわるのどかな雰囲気の昼間とはまったく違う公園に変わります。
ビエンチャンの「チャオ·アヌボン公園」に立つと、メコン川が違った姿を見せる。まるで蜃気楼のように、はるか遠い。
— kitonisda (@kitonisda) January 17, 2017
When standing on "Chao Anouvong Pa… https://t.co/C6giswD44E pic.twitter.com/rs0DRrMael
ビエンチャンは今までメコン川の氾濫で何度も被害を受けていました。2009年から約4年に渡り、韓国の支援を得て全長12キロメートルもの土手と遊歩道を建設する工事が行われました。市内とはまた違う雰囲気の整備された公園内にはエアロビクスの器具が置かれていたり、子供たちが遊ぶ姿が見られます。日中はかなり日差しが強いので注意が必要です。
ナイトマーケットでは、衣類や観光客向けのお土産屋さんなどが所狭しと並びます。食べ物や飲み物の屋台は少な目ですがラオスの代表的な食べ物は手に入れることができます。買い物を楽しんだり、メコン川を見ながらラオスの地ビール「ビアラオ」やラオスのB級グルメの焼きそば「クアミー」を試してみてはいかがですか?
ラオスの首都ビエンチャンの観光名所8:Joma Bakery Cafe
ナンプー噴水広場の近くにある人気のカフェです。パンがおいしいと評判のお店で、観光客や市民がコーヒーをのんだりランチをする憩いの場となっています。おすすめはベーコンエッグサンド。結構なボリュームで、パンはふっくらしていて食べごたえがあるそうです。
ラオスの首都ビエンチャンの観光名所9:キャットウォークパブ
首都ビエンチャンは23時頃になると、賑わいが落ち着きもの静かになります。そんな町の中にCAT WALKと光るネオンが。近年登場したばかりの外国人観光客はあまり見かけない地元の若者が集まるクラブです。ドリンク付きで1500キップ(約200円)です。
ラオスの首都ビエンチャンの観光名所10:コープビジターセンター
ラオスは数多くの戦禍に巻き込まれてきました。戦争で多くの人が犠牲になり、戦争が終わってもラオスの国土に投下された不発弾によって手足を失ったり、目が見えなくなったりするなど被害は甚大です。今も不発弾が多く残っているそうです。その戦争の悲惨さを物語る数多くの資料が展示されています。
ラオスの首都ビエンチャンの観光名所11:ビエンチャンセンター
2015年にオープンした、ラオスで最も新しいショッピングセンターです。1階は化粧品や時計店、そしてイベントのためのスペースがあります。2階はアクセサリーショップ。3階はフードコートや雑貨店、ゲームセンターなど、子供にも楽しみなフロアも。4階はレストラン街、映画館が入っています。
初・ビエンチャンセンター(ショッピングセンター)。 pic.twitter.com/YBmiBMsbxp
— S (@SCYJP) July 20, 2017
中国の資本で建設されたショッピングモールは、首都ビエンチャンの新しいランドマークとなりそうです。今後、ビエンチャンセンターを中心に街の様子が変化していくかもしれませんね。高級なブランドショップや輸入品を扱う店舗もあり、一歩踏み入れるとビエンチャンの街並みとはガラッと変わります。
ビエンチャンの楽しみ方はいろいろ
ラオスが観光集客に力を入れ始めてから、首都ビエンチャンは人気が高まると共に近代化が進みました。昔の雰囲気を残した街並みとともに、新しい文化や観光スポットが存在していて独特の雰囲気がまた新しい魅力を発信しています。ビエンチャンには他にはない魅力がたっぷりあるのでぜひ足を運んでみてください。
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