珠海の観光スポット21選！マカオにも隣接！見どころ豊富な街を思い切り満喫

中国広東省南部に位置する珠海市は、140以上の島を持つ中国の経済特区です。位置的にマカオと隣接しているため、生活水準は中国国内の平均よりはやや高めで、大手スーパーマーケットなどもあります。マッサージや夜景、カジノも楽しめる珠海のおすすめ観光スポット、お隣マカオで楽しんでほしい観光スポットをご紹介していきます。

珠海市は中国の広東省の南に位置し、中国本土とマカオ特別行政区との境にある都市です。その最大の特徴はとにかく物価が安いところ。例えば1時間のマッサージが500円ほどで受けられたり、ランチが300円で食べられたりします。お隣のマカオの約3分の1ほどの値段でやりとりできるという嬉しい場所です。また、他の中国の都市と比べるとゴミの少ない比較的綺麗な町並みが広がっています。そんな珠海の観光スポットを紹介しますね。

長隆海洋王国は、世界最大級の水族館で2014年に開業しました。トレードマークは、上を向いてそびえている大きなジンベイザメのはく製です。ジンベイザメ以外にも、巨大なマンタやセイウチなどのオブジェが多数あり、観光客らを出迎えてくれます。園内には、ペンギンホテルと呼ばれる色鮮やかな大型ホテルもあるため便利です。

世界最大といわれる水槽にはジンベイザメをはじめとする多数の魚たちが泳いでおり、日本の水族館では目にすることができない圧巻のスケールです。日本でも人気のペンギンやシロクマ、ちんアナゴなどもいます。また、ベルーガやイルカのショーもやっていますし、なにしろ面積も世界最大級なので一日いられる観光スポットです。夜になると花火の打ち上がるショーなどもあるそうです。

漁女像は、珠海のシンボル的存在で香炉湾海辺の岩の上にあります。昔、この海にあった大きな光る真珠を採るさいに、残念ながら犠牲となった女性をモチーフに、この像が造られたといわれています。目を閉じて少し下を向いているその顔は、そんな逸話のさみしさを表しているのかもしれません。

「珠海」という地名も、真珠が採れる海だったということに由来しているそうです。海外の観光客だけでなく、お隣中国の人にも人気のリゾート地となっており、休日には観光客らでたいへん賑わいます。漁女像の見える海岸沿いは恋人たちのデートスポットでもあり、夜でも多くの人が訪れるおすすめの観光スポットです。晴れた日の空と一緒に写真の撮りたくなる場所です。

珠海情侣路は珠海とマカオの境界上にある海岸道路のことです。晴れて天気の良い日にはサイクリングやドライブにでかける中国人が多いスポットです。南国風の木々が植えられている道路は波の音が聞こえる癒やしの空間で、珠海の中心部の喧噪を忘れさせてくれる美しい場所です。

夜には涼を求めて中国の方々が多く訪れています。対岸のマカオの夜景も見ることができますし、デートにもおすすめのスポットです。また、日の出の時間帯も美しい景色が見られるのでおすすめです。道路脇には商店やマッサージ店もあるので買い物も楽しめそうです。

北京の「圆明园」をモデルに1997年に作られた圆明新园は、無料で楽しむことができる観光地です。中国一、世界一の観光地を目指して建設が進められたそうで、過去にはドラマや映画の撮影地としても利用され、今でのおおくの観光客が訪れる人気スポットとなっています。

園内には屋台もあり、中国の名物「臭豆腐」や焼き肉などが売られています。また貸衣装などもあるので記念に着たい方はぜひご利用ください。また、毎日17時から「梦回圆明园」という劇が上映されています。こちらは有料で大人は2000円ほどですがかなり人気なようで毎日混雑しています。園内はかなり広く、1周するのに1時間はかかるそうで、夜にはライトアップもありますよ。

海に面した珠海では新鮮な魚介類がたくさん採れ、それらはこの「湾仔海鲜街」で販売されています。日本でいう築地市場のような感じで、その日に水揚げされた新鮮な魚を目の前でさばいて調理をしてくれます。また、購入した食材を近くのレストランに持ち込むとその食材を使って調理をしてくれるそうです。

魚市場のみならず、レストランもたくさんあるので、珠海に来たらここでお昼ごはんを食べるというかたも多いようです。新鮮で活きのある食材を使った海鮮中華料理をいただくことができます。マカオ行きのフェリー乗り場から徒歩5分ほどのところにあるため、マカオからの観光客も多く訪れます。

野狸島は珠海市から長い橋を渡って向かう小さな島です。自然豊かな美しい島で、島内ではレンタサイクルもあるので自転車で一周するだけでもリフレッシュすることができます。現在はオペラハウスの建設が進められており、貝殻のようなその建物は、夜にライトアップされると絶景で多くの観光客が写真に収めています。

野狸島には、大きな海鮮レストランがあり野狸島を訪れた多くの方がこのレストランを利用しています。生け簀には魚が泳いでおり、客の注文を受けて引き上げられます。値段は少々高いですが値段に見合った美味しい料理を提供してもらえます。二人乗りの自転車もあるのでカップルにもおすすめのスポットです。

拱北口岸(こうほくこうがん)は中国珠海市とマカオ特別行政区の間にある入国審査場のことです。ここには大きなショッピングモールが併設されていて、中国人や観光客たちの買い物場所としても有名なところです。ショッピングセンター内には飲食店や雑貨屋の他、ネイルサロンやマッサージ店もあります。

飲食店には焼き小籠包や麻婆豆腐などの中華料理屋さんがおおくならんでいます。地元中国のローカルなお店から世界的に有名なファーストフードチェーン店など、その日の気分によってお店を選ぶことができそうです。マカオに出発する前にマッサージや買い物、食事を楽しんでください。

海泉湾海洋温泉は、複数の温泉が楽しめる商業施設です。日本の大江戸温泉のような感じで、中では混浴の温泉に水着を着用して入ることができます。死海風呂、薬草風呂、油風呂、牛乳風呂など様々な温泉があり、中には日本風の温泉もあります。食べ物の屋台もあり、一日のんびり過ごせそうな空間です。ドクターフィッシュもいて、足裏の角質を食べてくれますよ。

石景山公園は珠海市の山の上にある公園です。山頂まではリフトで上り下りします。山頂にある公園には大きな石がたくさん置いてあり、それぞれに赤い文字で「福」などと書かれているので御利益が感じられるスポットです。公園からは珠海の海が一望でき、天気の良い日はお散歩にも気持ちの良い公園です。帰りはジェットコースターのようなもので降りることもできますがなかなかスリリングな体験ができますよ。

夢幻水城は、珠海市にあるウォーターパークです。夏場には子連れなどで賑わうスポットとなっています。園内にはたくさんのプールやウォータースライダーなどがあり、大人でも楽しめる施設となっています。敷地内には小川も流れており、鯉のえさも販売されていたり、子供用のおもちゃなどの販売もあります。水着を持っていれば一日楽しめそうな施設です。

珠海国際サーキットは、1996年に開設された典型的なサーキット場です。中国国内では唯一の常設サーキット場で、開設当初はF1開催を目指していました。カートコースが併設されているほか、平日にはコースが開放されており、中国国内各地からドライバーが練習に訪れています。珠海市郊外にあるのでタクシーで現地まで行くのがおすすめです。

御温泉は、ホテルと併設された温泉施設です。混浴で水着着用で入る温泉で、温泉の他マッサージなども楽しむことができます。おすすめはホテルとのパッケージツアーで、温泉利用料、ホテル宿泊費が割引になりますのでぜひプランを探してみてください。温泉とマッサージを両方楽しめるおすすめ施設です。

ベネチアン・マカオは、マカオにあるホテルとカジノ、ショッピングセンターが一緒になったマカオ最大級の有名観光スポットです。マカオといえばカジノが有名ですよね。このホテルではカジノが楽しめるほか、中華料理の名店が並んでいたりマッサージを受けられたりと一日いられる人気スポットとなっています。カジノ内は撮影禁止ですが、ショーをやっていたりしてとにかく豪華な場所ですよ。

マカオで最も有名と言っても過言ではないマカオタワーは、映画館、ショッピングセンター、展望台を兼ね揃えたシンボルタワーです。世界で最も高いところから楽しめるバンジージャンプなどが有名で、スカイウォークと呼ばれるツアーなども体験できます。夜にはライトアップされたマカオの夜景も楽しむことができますよ。

マカオ歴史地区と呼ばれる場所のちょうど真ん中にあるのがセドナ広場です。多くの世界文化遺産が見学できる観光地で、中国本土からも多くの方が訪れています。マカオを代表する繁華街のひとつでもあり、広場の前には飲食店や小売店、マッサージ店などが並んで観光客の買い物をする姿が目立ちます。カメラを持って歩きたくなる観光スポットです。

聖ポール天主堂跡は17世紀にポルトガルによって建設された大聖堂の遺跡です。イエスの使徒パウロへ捧げられた聖堂で、マカオで最も有名な歴史的建造物のひとつとなっています。観光客らは、ファサードの上部に向かってコインを投げることで幸運になれるという言い伝えにしたがって、その光景を多く目にすることができます。2005年にユネスコの世界文化遺産に登録されています。

こちらは、マカオのドミニコ広場に面した16世紀後半のバロック様式の教会です。中国とヨーロッパの建築様式が取り込まれており、歴史的な価値も高いことから、聖ポール天主堂跡などとともにユネスコの世界文化遺産登録もされています。夜にはライトアップもされ、周辺には飲食店やマッサージ店なども並んでいます。

ハクサビーチは別名「黒砂ビーチ」という名もついている、マカオで最も有名なビーチです。ハクサビーチには海水浴場のほか、キャンプ場、バーベキュー場、テニスコートなどもあり施設の充実している場所です。ビーチの向かいには中国らしい商店が建ち並び、マッサージ店などもあって活気があふれています。夜にはライトアップされたマカオの夜景を見ながら海岸の散歩もできます。

ポンテ16は、マカオにある五つ星ホテルで、立地の良さや綺麗で豪華な部屋が人気のスポットとなっています。マカオの歴史地区にもほど近く、徒歩5分ほどの距離なので観光の際にはぜひ利用してほしいホテルです。もちろん、ホテル内にはカジノもあり、目の前にはコンビニもあるので夜遅くまで出歩いていても食事には困りません。ホテルのスタッフに訪ねればおすすめのマッサージ店なども教えてもらえますよ。

媽閣廟(マーコミュウ)は、マカオの語源ともなった場所で1488年に建てられました。旅行安全、自然災害、厄払い無病息災などの御利益があるとされるパワースポットで、マカオでは珍しく中国風の建物が見られる観光スポットでもあります。百年夫婦樹と呼ばれる木もあり、そこに夫婦やカップルがずっと一緒にいられるようにと願いを書いたものをぶら下げると願いが叶うとも言われています。

モンテの砦は1600年頃にポルトガル軍がオランダ軍を砲撃するために作られた大砲台のことで、聖ポール天主堂跡のすぐ近くにあります。東と西と南の3方向に向けられている大砲は、オランダ軍撤退の決め手となった攻撃をしたもので、モンテの丘の上には数多くの大砲が残されています。頂上北側にはマカオ博物館もあり、様々な歴史資料などが展示されています。

いかがでしたでしょうか。中国珠海市とマカオ特別行政区のおすすめ観光スポットを21カ所ご紹介しました。珠海市やマカオにはたくさん訪れてみたい観光スポットがあります。観光だけでなく、買い物や食事、マッサージなども楽しみつつ珠海やマカオの歴史に触れてみてくださいね。