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フィラデルフィア観光を100倍楽しんじゃおう!
フィラデルフィアは「アメリカ誕生の地」とも呼ばれ、アメリカが独立宣言をし、憲法が採択された場所です。独立宣言がなされた「独立記念館」はユネスコの世界遺産にも登録されています。ニューヨークから約2時間とアクセスも良く、国内外から大勢の観光客が訪れる場所となっています。今回はそんなフィラデルフィアのおすすめ観光地、ホテル、お土産情報、また治安のことなど、まとめてご紹介します。
フィラデルフィア国際空港情報
フィラデルフィア国際空港は日本からの直行便はありませんが、USエアウェイズのハブ空港としてアメリカ合衆国、カナダ、南米とヨーロッパを結んでいる比較的大きな空港です。AからFまで6つのターミナルがあり、フードコートやお店も充実していますので、空港での乗り継ぎの時間をもてあますこともありません。
ペンシルバニア州フィラデルフィア国際空港なう。 pic.twitter.com/vCP1wglZ1q
— シーボ (@sibonyan) June 3, 2016
フィラデルフィア国際空港は市内中心部から13キロほどしか離れていません。市内へはSEPTAと呼ばれる公共交通機関のバスや電車(30分間隔で運行)、またシャトルバンやタクシーでの移動が便利です。どれを使っても約20分から30分で到着しますので、時間帯や手荷物、ホテルの場所によって使い分けるといいでしょう。
フィラデルフィアの治安は大丈夫?
フィラデルフィア観光終了今からロッキーの階段行くでー pic.twitter.com/RftzJsDvZH
— g. o. n. z. a. (@Minami_Yade) November 21, 2015
全米で5番目に大きな都市と言われるフィラデルフィア。かつては全米一治安の悪い都市と噂されるほどでしたが、ここ数年、治安が改善されてきています。観光客が訪れる中心街やオールドシティはほぼ安心して滞在できます。街外れに危険区域がドーナツ状に分布しています。デラウェア川の対岸にあるニュージャージー州のカムデンは危険エリアにつき絶対に近づかないようにしましょう。
フィラデルフィア北部のテンプル大学を中心としたあたり(大学の周辺から少し離れると危険)、西部のペンシルバニア大学を境目とした西側の69thまでが特に治安が悪いので気を付けたいエリアです。危険なエリアには近づかない、現金持参は最小限に、アジア系留学生に同化するようなカジュアルな格好での観光がおすすめです。
フィラデルフィアでおすすめのホテル
フィラデルフィアの中心部であるセンターシティにある「DoubleTree by Hilton Philadelphia Center City」は独立記念館などの人気の観光スポットに近く、徒歩圏内で何でも揃うホテルです。近隣にショッピング施設、お店やレストランがあり、滞在するにはとても便利!近くに地下鉄の駅があり、バス停も目の前にあり、美術館方面へ乗り換えなしで行けるという立地です。
フィラデルフィアの中心部から東に行ったところに位置するオールドシティと呼ばれるエリアは歴史が感じられる落ち着いた街並み。独立記念館やリバティーベルセンターから近い「The Franklin Hotel at Independence Park-a Marriott Hotel」は、快適で落ち着いたこのエリアにふさわしいホテルです。周りにはお土産店も多く、またオシャレなカフェやレストランも充実しております。
フィラデルフィア観光のおすすめ(独立記念館)
1776年7月4日にアメリカ独立宣言が署名されたアメリカ独立の象徴となる建物で、1979年にはユネスコの世界遺産にも登録されました。現在、独立記念館周辺は独立記念館国立歴史公園として整備されており、フィラデルフィアが1790年から1800年まで首都であった当時に使われていた国会議事堂などの歴史的建造物や記念物があります。
アメリカ建国の地、フィラデルフィア。世界遺産「独立国立歴史公園」には、「独立記念館」や「自由の鐘」など。映画にも多く使われている。アメリカの歴史を学べる場所です。 pic.twitter.com/az3y6KDAit
— 神月 (@sgouchan) September 6, 2016
記念館前の銅像は初代大統領だったジョージ・ワシントンです。独立宣言採択の際に鳴らされた「自由の鐘」は、独立記念館の通りを挟んだ目の前にあるリバティーベルセンターにあります。独立記念館内部の見学ツアーは入場料無料ですが、大人気のためHPにて事前予約をして行かれることをおすすめします。国立歴史公園をくまなく見学するには半日程度必要です!
フィラデルフィア観光のおすすめ(フィラデルフィア市庁舎)
フィラデルフィアの街の中心街にあり、ランドマーク的な存在である市庁舎は、全米で最も高いルネッサンス風の石造建築物です。中央の時計塔は高さ167mあり、頂上にはフィラデルフィアの創設者ウィリアム・ペンの銅像があります。建築の美しさと豪華な佇まいに、うっとり見入ってしまいそうです。
フィラデルフィア観光のおすすめ(フィラデルフィア美術館)
フィラデルフィア美術館はその所蔵品の質、量ともにアメリカでも有数の規模をもつ美術館です。1876年、アメリカ建国百周年の際、建設されたメモリアルホールがその起源となります。所蔵コレクションは、古代から現代アートまであらゆる時代の地域、分野に広範囲に渡っています。フィラデルフィアの中心からは少し離れた丘の上にあり、中心部からはバスのご利用がおすすめです。
フィラデルフィア美術館の前。でも実はロッキーを見たことがないんだ… pic.twitter.com/pFJreanDRq
— Maiko (@maistar23) May 25, 2017
フィラデルフィア美術館前の正面階段は、映画「ロッキー」のロケ地として知られています。トレーニング中のロッキーがこの階段を駆け上がったわけです。地元ではこの階段を「ロッキーステップ」と呼んでいるそうで、階段下には「ロッキーの像」もあります。美術館を訪れたら、記念に階段を駆け上がってみては如何ですか?
フィラデルフィア観光のおすすめ(バーンズコレクション)
日本でも大人気の印象派、ポスト印象派のコレクションを誇るのが「バーンズコレクション」です。個人コレクターであり、美術研究者であったアルバート・C・バーンズが収集したフランス近代絵画2500点以上を擁するコレクションで、展示の仕方は全て、バーンズ氏によって決められています。
久し振りに #バーンズコレクション のツアーで #フィラデルフィア に来ています。ここには日本語のオーディオツアー (アイポッド) があるので絵画の理解が深まりますし、何よりも往復6時間の運転に専念できるので嬉しい限りです。 pic.twitter.com/L6I65Un2ae
— ワシントンDC観光 (@sumatraveldc) July 29, 2015
1階、2階のギャラリーにはルノアール、セザンヌ、マティスといった印象派の作品がぎっしりと展示されています。完全予約制ですので、混雑することはなく、じっくりと堪能できるのが嬉しいです。地下にはセンスのいいギフトショップもありますので、贈り物に使える素敵なお土産探しにも良さそうですね!
フィラデルフィア観光のおすすめ(ワン・リバティ展望台)
2015年11月にオープンした新観光スポットと言えばフィラデルフィアの景色を360度楽しめる「ワン・リバティ展望台」です。フィラデルフィアで2番目に高いビルであるワン・リバティ・プレイスの57階、高さ約269mに位置します。この展望台からはあの荘厳な市庁舎タワーも真下に見下ろすことができるのですよ!
こちらにあるギフトショップも充実しています。フィラデルフィアらしいお土産をお探しの方、こちらなら可愛いお土産がみつかること間違いないでしょう。夕暮れ時に入場すると、ライトアップの美しい街並みに移り変わっていく様子が見られ、ロマンチックでおすすめです。
フィラデルフィア観光のおすすめ(ロダン美術館)
フランスのパリ以外では最大規模というロダンコレクションを誇るのがフィラデルフアの「ロダン美術館」です。美術館は小さくこじんまりとしており、緑豊かな庭園には有名な「カレーの市民」などが飾られ、市民の憩いの場となっています。こちらの庭は無料で入れますので、時間のない方はこちらだけ見学されてもいいかもしれません。
ロダン美術館 フィラデルフィア 世界有数のロダンコレクションを誇るミュージアム https://t.co/IDx4nGPT3G #フィラデルフィア #mikissh #PetiteNewYork pic.twitter.com/5wuk5spckX
— mikissh (@mikissh3) June 15, 2017
ロダン美術館の入り口では「考える人」が来訪者を迎えてくれます。入場料は寄付制をとっており、フィラデルフィア美術館を訪れた方はその入場券を提示すれば入ることができます。館内は天窓から光の入るメインホールといくつかの部屋に大小様々な作品が飾られています。こじんまりとしているので、1点1点じっくりと鑑賞してロダンの世界にひたるのもいいですね。
フィラデルフィアのおすすめお土産:チョコレート
お土産の定番といえばチョコレート! こちら「Lore's Chocolates」は、フィラデルフィアで50年も続く老舗のチョコレート店です。昔ながらの街並みが残る落ち着いたオールドシティエリアにあります。チョコレートは最高級の材料を使い、昔ながらの方法で今なお作り続けられています。パッケージの素敵な様々なチョコレートが豊富にありますので、お土産に送るときっと喜ばれますよ!
フィラデルフィアのおすすめお土産:大学グッズ
フィラデルフィアは学術都市でもあり、ペンシルバニア大学などの名門大学がいくつかあります。全米で最も多く学生がいる都市だとか。ペンシルバニア大学のロゴが入ったグッズをお土産に如何ですか?Tシャツや文房具類、マグカップなどを観光の記念にご自分へ買って帰るというのも実用的でまたいいですね!
歴史と緑の古き良きフィリィー観光を楽しもう!
フイラデルフィアは地元民からはフィリーと呼ばれる歴史ある落ち着いた美しい街です。観光する場所が充実し、レストランの街としても知られていて世界各国の料理も楽しめます。街はそれほど大きくないので、頑張れば徒歩でも周れないことはないという大きさが魅力でもあります。ご紹介しました治安、ホテル、観光、お土産情報が参考になりますと幸いです。
もっとアメリカの情報を知りたいアナタへ!
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