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「ノルウェー」ってどんな国?
ノルウェーは、国の半分が北極圏にある北欧の国です。北極圏にありながらも、メキシコ暖流の恩恵で人が住めない程の寒さでは有りません。美しい街や自然公園などが数多く有り、人々は文化的な暮らしを送っています。そんなノルウェーには、多くの人気観光スポットが存在します。定番の観光地から穴場のスポットまで10か所ご紹介して行きたいと思います。
「ノルウェー観光」日本からのアクセス
日本からノルウェーへの行き方は飛行機になりますが、残念ながら日本からノルウェーへの直行便は飛んでいません。ヨーロッパの主要都市でのトランジットが必要になります。その中でフィンランドのヘルシンキ空港や、デンマークのコペンハーゲン空港で乗り継ぐのが時間も短縮出来てお勧めです。
「ノルウェー観光」おすすめスポット1:オスロ大聖堂
先ずは、オスロの鉄道「中央駅」から徒歩約10分の所にある、ノルウェー観光定番の「オスロ大聖堂」のご紹介です。「オスロ大聖堂」は、ノルウェーの国教とする「福音ルーテル派」の総本山となっています。辺りには雰囲気のいいレストランやカフェもありますので、見学が終わってから界隈でランチや夕食をとられるのもおすすめです。
「オスロ大聖堂」の大きな見どころは、6000本ものパイプを持つ巨大なパイプオルガンです。夏には演奏会等も定期的に行われているそうですので、その音色をじかに聴いてみたい方は是非情報をチェックされて行かれてみては如何でしょうか。きっと素晴しい音色が心に感動を与えてくれる事でしょう。「オセロ大聖堂」には見事なステンドグラスも有りますので、そちらもお見逃しなく。
「ノルウェー観光」おすすめスポット2:プレーケ・ストーレン
「プレーケストーレン」は、ノルウェー人気の定番観光スポットです。リーセ・フィヨルドの断崖絶壁の岩で、「演説台」とも呼ばれています。名前の由来は、崖の頂上の形が25メートル四方の正方形になっている事から高呼ばれています。水面からは垂直に計って600メートルにもなるそうです。そこからの眺めは絶景としか言い様がありません。
「プレーケストーレン」の端っこに立つと、大自然の中に居る自分の存在がいかにちっぽけか感じる事でしょう。それと同時に自分を取り巻いているすべての事が、あまりにも小さく思えて世界観が変わると言います。手付かずの壮大な自然から、エネルギーやパワーを一杯感じ取れる場所です。「プレーケストーレン」は、死ぬまでに行きたい観光名所の第一位に選ばれた事も有る人気スポットだそうです。
「ノルウェー観光」おすすめスポット3:フロイエン山
#ベルゲン の街の東側にある #フロイエン山 へはケーブルカーで上ることができ、山頂の展望台からは街並みや #フィヨルド が織りなす風景を存分に味わうことができます。 https://t.co/8EBpJZpHJL #空飛ぶ地球儀 pic.twitter.com/d9vu2CulJS
— 阪急交通社 (@hankyu_travel) September 29, 2016
「フロイエン山」山頂の展望台からの景色が、おすすめの絶景スポットになっています。山頂へはケーブルカーで行かれるのが良いと思います。営業時間は7時30分から23時で、土・日は朝8時からの営業となります。26度の傾斜面を約7分で山頂まで登ります。サマーシーズンには、ノルウェー民族音楽のライブコンサート等も開催されるそうです。冬季休業が有るのでチェックして下さいね。
「フロイエン山」山頂展望台からは、ベルゲンの美しい街並みを望む事が事が出来ます。ノルウェーの絶景フィヨルドも見る事が出来るので、是非ベルゲンへ行かれたら山頂展望台まで登ってみて下さいね。時間にゆとりのある方は、「フロイエン山」をハイキングされるのもおすすめです。マイナスイオンたっぷりの木立の中を歩いて、自然を身体中に一杯感じると気持ちいいですよ。
「ノルウェー観光」おすすめスポット4:ブリクスダール氷河
ノルウェーには氷河も残っていた。確か「ブリクスダール氷河」という氷河だったと思う。
— bg (@billgets) February 15, 2016
自然と、南側に偏在するささやかな都市以外は何もない国だった。それでも十分に豊かさが感じられる、そんな印象を持った。 pic.twitter.com/V99vuqAIeU
入り組んだ海岸線のフィヨルドは、ノルウェー観光で外せない観光スポットです。それと並んで氷河も併せて見て頂きたいと思う定番のおすすめスポットです。ヨーロッパで最大のヨステダール氷河から枝分かれした、「ブリクスダール氷河」は高さ1200メートルにも達する氷河です。歩いて氷河まで行くのが大変な場合は、氷河までの専用車「トロールカー」ガ有料で出して貰えます。
フィヨルドは昔氷河によって削り取られ、あの入り組んだ形状になっています。フィヨルドと共に氷河をご覧になってその壮大な自然の働きを感じて頂きたいと思います。「ブリクスダル氷河」の氷の厚さは、約400メートル、長さは100キロメートルにもなります。2500年以上も歴史のある氷河ですが、温暖化の影響で段々小規模になっている様です。地球環境についても少し考える機会になれば良いですね。
「ノルウェー観光」おすすめスポット5:トロムソでオーロラ
ノルウェーの北極圏にある町「トロムソ」は、オーロラが見れる町として人気のスポットです。オーロラは必ず見れる物では有りませんが、トライはして欲しいと思います。運よくオーロラが見れれば一生の宝物になります。その非日常的な光景に息を呑む事は間違いありません。もし、オーロラが見れなくても「トロムソ」の町は北のパリと呼ばれる位に観光するには十分魅力のある町なのです。
トロムソ・ダーレン教会
トロムスダーレン教会 冬場は16時-18時のみ入場可。装飾過多のゴシック教会とはまた違った趣。 pic.twitter.com/a7BALHof
— あゆみ (@nut_ella_banane) February 12, 2012
「トロムソ・ダーレン教会」は、北極教会と言う名でも親しまれています。新しい建築デザインでそれだけでも絵になる教会ですが、ステンドグラスが素晴らしいと評判の教会です。ヨーロッパの古い教会が持つ、独特の重厚感とは違って、内部は明るくとても近代的な雰囲気がします。ぜひ一度実際に見て頂きたい穴場スポットです。
「ノルウェー観光」おすすめスポット6:ヴィーゲラン公園
ヴィーゲラン公園はかなり面白い銅像の数々。…どーゆー意図でこーなったの?というポーズがちょいちょいあるんだよね。 pic.twitter.com/0c37E5QwNz
— johnny (@johnny167) June 19, 2016
彫刻家グスタヴ・ヴィーゲランの彫刻作品が所狭しと並ぶ、「ヴィーゲラン公園」をご紹介します。公園の中には、大小合わせて212点の作品が並んでいます。殆どが全裸の人で構成されています。人の数は全部で600体以上にもなるそうですから圧巻です。そして、何よりその表現の面白さが独特なのです。これらの彫刻のテーマは、「人生の諸相」と言う事です。
公園内にある彫刻で人気なのが、「おこりんぼう」と言う題名のこの銅像です。幼い子供がじだんだを踏んでおねだりしている様子でしょうね。ユニークな像からちょっと理解しがたい物まで、様々な彫刻像が一杯です。グスタヴ・ヴィーゲランが、これらの彫刻を作った意図を明かさない所が、又謎を呼んで面白いですね。
「ノルウェー観光」おすすめスポット7:ハンザ博物館
ベルゲンで一番古い木造建築の「ハンザ博物館」も、穴場の観光地として人気です。ハンザの商人達が、倉庫兼住居として使用していた建物です。内部には、当時の生活が伺える道具や物が展示されています。一体この北の果ての国の人々は、どの様な暮らしをしていたのでしょうか。遠い昔の異国の文化に触れる良い機会ですので、是非立ち寄ってみて下さいね。
ベルゲンは干鱈で栄えた町、館内にはその当時からの干鱈が展示されています。そして女中用の二段ベッドもそのまま残っていますが、カプセルホテルも驚く程狭い空間です。なんでも寒さが厳しく、身体を丸めて眠るから大丈夫だったらしいのです。それは言い訳の様な気もしますが、当時の女中さんの過酷な生活が垣間見れる様な気がします。
「ノルウェー観光」おすすめスポット8:ヴェガ群島(世界遺産)
【ヴェガオヤン-ヴェガ群島】 詳細はコチラをどうぞ→http://t.co/MXmBsAaCLK | #世界遺産 WorldHeritage00 pic.twitter.com/qEOPQCR8ND
— 世界遺産オンラインガイド (@WorldHeritage00) May 30, 2015
「ヴェガ群島」は、世界遺産にも登録されているとても景色の良いところです。今でも収入の三分の一は、ケワタガモの羽毛を採取する事に依って生計を立てています。厳しい気候風土のこの土地で、昔から自然と一体になって生活して来た人々の文化に触れてみては如何でしょうか。何か新しい発見があるかも知れません。
「ノルウェー観光」おすすめスポット9:ポーラー・パーク
世界の一番北の果て北極圏にある「ポーラーパーク」は、北極圏に住む動物達とふれ合える動物園です。トナカイを始めオオカミやオオヤマネコ、北極キツネ、ヒグマ等に会う事が出来ます。寒い国の動物達が寒い原産国でのびのびと暮らしている様子は、ホッとする様な安心感を覚えるのではないでしょうか。より自然な環境で暮らしている動物達を見る事が出来ます。
「ポーラーパーク」で一番の人気は、オオカミと触れ合う事が出来る事です。数人ずつスタッフから説明を受けた後、オオカミの檻の中へ入って行きます。オオカミと一緒にハウリング(遠吠え)体験も出来ます。ワイルドな体験だと思いませんか?ノルウェーの「ポーラーパーク」では、この様な体験が出来るので、是非足を運んでみて下さい。動物好きにはたまらない穴場スポットのご紹介でした。
「ノルウェー観光」おすすめスポット10:バイキング船博物館
バイキング船博物館なるものが pic.twitter.com/Ov7Upy0viS
— Sachiko (@lovelyday4ever) May 1, 2016
オスロ市内からバスで20分位の所に、「バイキング船博物館」があります。バスで行く方法以外に、船で行く方法も有り、オスロ市庁舎前広場から30分毎に出航しています。所要時間は約10分、船からのオスロ市街の眺めはとてもいいのでこちらもおすすめの穴場スポットです。
オスロ市内のバイキング船博物館にて。観光客には一日フリーなオスロパスがオススメです。 pic.twitter.com/AwJjLKpgYp
— Honami Mizusawa (@xxxhonamin) August 15, 2015
3隻のバイキング船が展示されている博物館です。1隻のバイキング船は保存状態がとても良く、フォルムも美しくとても見応えが有ります。1000年も昔に、この様な木製の船で航海していたのかと思うと驚きです。船と一緒にバイキング時代の生活道具も見れてとても興味深いと思います。展示の仕方も工夫されていて、上の方からバイキング船を見れる様になっています。
ノルウェー観光へ行こう
ノルウェーのおすすめ観光地を、定番から穴場のスポットまでご紹介して来ました。大自然が織りなす定番の絶景スポットから、オーロラを観測出来るスポットや、北極圏ならではの動物に会えるパークもありました。ノルウェー観光をされる折に少しでも参考にして頂けたら幸いです。安全で楽しいノルウェー観光を満喫して下さいね。
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