中国内でも名所!『喬家大院』
国内での旅行もいいですが、たまには海外旅行してみたいですよね!そこで国外での観光スポットに焦点を当ててご紹介していきますよ!アジアでも歴史的建造物が多数存在するのが中国です!映画で観るようなイメージと違い上の画像のようにまるで先進国の雰囲気が漂っていますね。ですが、今からご紹介するのは歴史的建造物『喬家大院』についてお話します!
歴史感じる『喬家大院』
さて、こちらは反対に古風な雰囲気が漂っている場所となっています。私としてはザ・中国のイメージ通りの印象です。映画の影響でしょうかね。こちらが多くの外国人が訪れる中でも、中国人も多くこの場所に集まる程の観光名所『喬家大院』となります。今回はこちらを楽しめる情報をピックアップしていきます!
そもそも『喬家大院』とは?
『喬家大院』は、簡単に説明すると歴史的建造物の一つですね!わかりやすくイメージをつけると万里の長城などの有名建築物です。『喬家大院』の面積は、約8724平方メートル!といっても、イメージがつきにくいですね。東京ドーム約6分の1の大きさほどです。中国の建築物にしては小規模なのでは?と思うでしょうが、これが邸宅と考えればいかがでしょうか?
『喬家大院』商人一族のは邸宅だった!?
これとか分かりやすくて好き~!喬家大院?の図解 pic.twitter.com/BIleE2sUuf
— 夜菅 (@4sgsusk) June 11, 2016
これが邸宅とは中国はやはり恐るべしといったところです。邸宅内は19の院落と300というすごい数の部屋がありますよ!金融資本家であった喬一族の大邸宅で、現在は民俗博物館として公開されています。邸宅は典型的な中国北方の造りらしいのですが、私にはイメージがつかないですね。邸宅の構造は非常に美しいものとなっていますが、いくら一族の邸宅とはいえこれは広すぎる!
『喬家大院』の背景!
喬一族の邸宅として紹介した『喬家大院』!ここで少し、時代的背景を述べていきましょう。中国の歴史は大変面白味がありますからね!これを知ったうえで訪れるのと知らないで訪れるのとでは楽しみ方が違ってきますよ!かなり見聞が広がること間違いなしです!ただ名所として観光するにはもったいないですからね!
豪商の邸宅『喬家大院』!
平遥からバスを乗り継ぎ2時間くらいで王家大院につく。
— 星々の悲しみ(※夜行性) (@torukorira1) July 16, 2015
悩んだが行って良かった。喬家大院に行くなら王家大院をお勧めします。
平遥BTから介休BTに行き、介休BTの道路挟んで向かい側の市バス乗り場へ。そこから王家大院行のバスが出てる。 pic.twitter.com/IGy8jKQTy7
先に軽くお話しさせていただいたように喬一族の大邸宅です!喬の家の大邸宅なので中国語で『喬家大院』と呼ばれています。山西省の豪商・喬致庸の邸宅ということですが、喬家大院以外に王家大院や渠家大院や常家大院などの大院が平遥古城から64Km以内に点在していました。この辺りは富豪一族が多かったという話です。
豪商が栄えた山西省
例にももれず、喬家大院が舞台の映画で行ってみたくなり、10年ほど前に買っていた週間雑誌で平遥を詳しく知った。この雑誌には平遥をピックアップしてさらっと紹介されてる。また同本には漢詩を紹介するコーナーもあり、杜牧の『清明』がまた良い。 pic.twitter.com/sSTn3OPis8
— 星々の悲しみ(※夜行性) (@torukorira1) December 19, 2014
山西省といえば中国で最も豪商が栄えた場所として知られています。中国経済の中心といえば山西省というほど有名だったようです。豪商達はアヘンや長城建設資材調達で富を独占し、19世紀には銀行業で全国の為替業務までをも占有したという話です。日本でいうところの天下の台所みたいなものですかね!
四合院とは?
中国の住宅は私たちがよく映画で観るような形となっています。昔をイメージしたセット上での造りと思っていましたが、中庭を中心に四方向に家を建てるのが伝統的な様式となっているようです。これを四合院といって、『喬家大院』は6つの大四合院と20の四合院の組みあわせているため立派な邸宅となっています。
『喬家大院』を楽しむ観光客
すごく楽しそうに観光しているようですね!こういうのを見ると海外旅行も悪くないなと思ってしまいます。歴史的建造物も日本には数多く存在しますが、ここまで間近にかつ迫力ある文化財を見て回れるのはとても貴重な経験になると思いますね!そもそも土地も広大なので建造物で言えば日本よりも迫力満点だと思います。
『喬家大院』が有名になったきっかけは?
ドラマ版『喬家大院』が土豆に有った\^o^/
— 忍豚 (@ninton) May 14, 2017
主役は『宮廷の諍い女』雍正帝の陳建斌さん♪https://t.co/ygEOIp61ad
原作は岡崎由美先生の翻訳で面白かったから、いずれ視たいな(⌒▽⌒) pic.twitter.com/V78O6l8bZw
実は『喬家大院』はドラマがきっかけとなって有名になったといえます。上の画像がそうですね。清末の実在の豪商・喬致庸の生涯を描いたドラマとなっているそうです。このドラマは中国で2006年頃に放送され、結構ヒットしているようですよ!メディアによる影響は日本人だけにはとどまらないということでしょうね!
映画のロケ地としても有名!
“女性の運命を翻弄する真っ赤な提灯 中国映画『紅夢』をご紹介 - オニテンの読書会” https://t.co/DyZl2GtCGL #あとで読む
— スパイクロッド (@spikerod1978) June 5, 2017
さらに「紅夢」という映画のロケ地となって一躍有名になった『喬家大院』!現地の人にとっては「紅夢」の全ての場面がここで撮られたとしてロケ地に訪れる観光客が絶えないそうです。歴史的建造物かつロケ地となった影響は大きいようですが、ロケ地巡りをするのは万国共通ですね!聖地巡礼ってやつですかね!
【中国シネマ部/紅夢】1991年製作、チャン・イーモウ監督作品。時は1920年代、富豪に嫁入りした女性たちの生活を描いた作品。ロケ地は、山西省祁県にある喬家大院。富豪の嫁…いつの時代も、どこの国でも寵愛争い!女の戦い!は怖いです(深澤)
— ユーラシア旅行社 中国シルクロード情報局 (@eurasia_china) January 13, 2011
上のTwitterは映画「紅夢」に関しての簡単な内容のようですね。中国では有名な監督チャン・イー・モウと女優コン・リーが出演したものとなっているようですが、上のレビューを見る限りどうも女の戦いを描いた作品みたいです。日本でも女の戦いはドロドロとして恐ろしい内容が多いですね。そういう内容が意外と引き込まれたりしますが!
『喬家大院』周辺のアクセスは?
ロケ地としても観光名所となっている『喬家大院』ですが、中国は歴史を感じさせる文化財が数多く存在します。『喬家大院』だけではもったいないのでここからアクセスできる観光スポットとともに、他にも見どころがたくさんある周辺のアクセスポイントをご紹介します!
山西省内のアクセス
軽くご説明すると、中国の都市は23の省に分類されています!四川省などよく耳にすると思います。ここで全部の省は説明しませんが、省内でさらに地域が分かれています。今までお話させて頂いた豪商が栄えたとされる山西省内では太原、大同、五台山、陽泉、長治、金城、臨汾、運城、平遥、永済、晋中に大別されています。
『喬家大院』は太源からのアクセス
今まで紹介してきた『喬家大院』は太源市に位置付けられています。『喬家大院』は映画のロケ地として注目されましたが、同じく『平遥』も古代都市、古城として有名になっているので『喬家大院』を訪れた後に『平遥』へ訪れる観光客も多いようです!歴史的建造物をおさえるのであれば、立ち寄るのもいいでしょう!
ちょっとおまけ!『平遥』
平遥古城,中国是美好的 pic.twitter.com/rmIcLbee87
— 李洪武 (@nuNMax2Ax158EOV) June 24, 2017
ここでちょっとおまけ『平遥』の紹介です!さっき少しお話したように『喬家大院』を訪れた後に『平遥』へ訪れる観光客も少なくないのでブレイクがてらのお話です。同じ山西省に位置する『平遥』は古城として有名です!すごく美しいので是非立ち寄ってください!
観光を満喫した後はグルメ!
『喬家大院』を巡った後は、やっぱりグルメですね!当時の喬家一族の歴史を学んだ後にはすっかりお腹も空いている頃でしょう。中国に来て食事を楽しまないのはもったいない!!観光以外も楽しみたい!ということで『喬家大院』周辺のレストランのアクセス情報を紹介します。
削麺が味わえるレストラン『喬家』
まさかレストランの名前にまで『喬家』となっているとは思いませんでしたね!喬家一族と何かゆかりがあるのでしょうかね。ここでは削麺が味わえるようです。その他にも『喬家大院』周辺には2件のレストランがあります。『黎明小吃坊』と『涮百味火锅店(南屯村)』という店ですが、なんて読むのか難しいです。
グルメは『喬家大院』より『平遥』が豊富!
『喬家大院』の周辺には2件のレストランがありますが、所在地としては『平遥』となりいずれも15㎞圏内の範囲です。アクセスするには微妙な距離です。なので『喬家大院』を訪れた後に『平遥』を観光してから食事に行くのがいいでしょう。『平遥』周辺には17件程レストランがあるのでアクセスするにはちょうどいいですよ!
『喬家大院』と同じく楽しめる『平遥』とは?
今回は映画のロケ地ともなった『喬家大院』を紹介しましたが、中国にはまだまだ多くの観光スポットがあるのでその他の名所も巡ることをオススメします!上の画像はしばしばご紹介した『平遥』のものとなっています。同じ山西省なのでアクセスするにはちょうどいいですよ!近いからいいという意味もありますが、古城として有名なので載せてみました!
ツアーとしても人気!
もしも、いきなり中国への旅行に抵抗を感じている方がいらしたらツアーも企画されているのでそちらに参加されるといいですね!計画的に回れて効率がいいと思います。迷うのも旅行の醍醐味という方は、もちろん個人や友人と行くのもありです!『喬家大院』はもちろん、その他の名所ツアーも企画されているので1度は目を通して是非足を運んでみてくださいね!
中国の『喬家大院』の歴史を是非感じてください!
いかがでしょうか!中国の中でも『喬家大院』について取り上げさせて頂きました。中国に関してはいろいろと偏見をお持ちの方もいらっしゃるので、観光などは敬遠しがちになるとは思いますが、貴重な歴史的価値のある文化財が多くあることで有名なのが少しでも理解して頂けると幸いです!