大分県の国東エリアの観光でおすすめは？温泉やグルメも併せて紹介！

国東(くにさき)エリアは九州の大分県北東部に位置する国東半島を指します。海が美しく、風光明媚な風景の観光スポットを楽しむことができます。そして歴史的建造物から温泉、そして子供も一緒にたのしむことができるスポットまで充実しています。素敵なランチやホテルもあります。今回はそのおすすめの観光スポットをご紹介します。

国東半島は、早くから仏教がもたらされ、独特の発展を遂げました。神仏習合に近いです。他の地域では中々見ることができない建造物などが今なお見たり感じたりすることができます。熊野磨崖仏もその文化の1つです。国の重要文化財及び史跡に指定されています。今では国東屈指の観光エリアとなっています。

向かって左には「不動明王像」の半身像が掘られています。高さは8メートルもあり、迫力満点です。また、反対側には「伝・大日如来像」です。正式には現代ではどのような像なのかは性格には判明していないのですが、髪型が如来像に近いということで如来像として登録されているということです。

熊野磨崖仏へと続く道もまた味わい深いです。石積みの階段になっていて、足元は少し安定感はないかもしれないですが、ひとつひとつ上り詰めていくのも観光客に喜ばれています。杖のレンタルもありますので、足元に自信のない人は杖を借りてから昇ることをおすすめします。

国見ふるさと展示館は、明治時代初期に作られた庄屋の屋敷を保存し、利用した観光スポットです。このあたりの独特の文化である六郷満山の仏教文化と、キリスト教の影響を受けたこの街の歴史を展示してあります。宗教的な歩みの展示の他、農業や漁業に関する展示もあり、人々がどのような暮らしを送ってきたのかがよくわかります。

そのように人々の生活や宗教文化などの展示をしている「国見ふるさと展示館」ですが、現在では別の使われ方もしています。それはアートギャラリーです。様々なアートの展示会が行われていますよ。また、美しい庭園もこちらの魅力のひとつです。美しい景色に多くの観光客が癒やされています。

こちらは別棟の「城山亭」がお目当てで来る人も多いとか。お土産ものや海産物、農産物を購入することができます。また、レストランもとても美味しいということで大人気です。ワンコインランチや、タコ飯、このあたりの名物である赤米だいふくや城山まんじゅうをいただくことができますよ。

琉球畳のルーツでもある七島藺。今、根絶の危機にあるそうです。そこから盛り返そうと「くにさき七島藺」とブランド化し、様々な取り組みを行っています。七島藺は通常の畳表として使われるい草と比べるととても強く、武道場の畳表として使われることが多かったです。

今では畳表にとどまらず、アクセサリーや雑貨として形を変えつつ、時代の変化によってまた広めようとする動きがあります。いい匂いがしますし、丈夫ということですから、身につけていても壊れにくく、また匂いで癒やされることでしょうね。小さな椅子の座面に使われることもあります。

「道の駅くにみ」は、国東半島の先端部にあり、姫島や天気が良い日には山口県や四国を見渡すことができる風光明媚で観光にぴったりな道の駅です。国東半島の先端部ということは、もちろん海の幸がおすすめ。絶景を楽しみつつ、美味しいランチやグルメをいただくことができるのですよ。

そんな「道の駅くにみ」のランチで一番おすすめしたいのが「タコ飯膳」です。こちらの道の駅で一番人気のランチです。この辺りはタコが採れることでとても有名です。美味しくて柔らかいタコを炊き込んだご飯は、とてもタコの味が染み込んでいて、味わい深くなっています。

「道の駅くにみ」でもう一つおすすめしたいランチは車海老料理。国東半島沖合の姫島は車海老の養殖が盛んなのですが、その車海老を贅沢に使った御膳をいただくことができるのですよ。目にも鮮やかな車海老の天ぷら。頭からがぶりと頂いちゃいましょう。贅沢なランチですよね。

国東半島は良い漁場とされていますから、天然のお魚をとるのにもいいですし、こうやって養殖をするのにも向いているのですね。その御蔭で美味しい海の幸を頂けるのですから万々歳です。道の駅だけではなくて、街のお店も車海老グルメを扱うお店が多くありますよ。

みなさんは「くにさきの銀たち」をご存知ですか?この辺りは特に型の良い太刀魚が採れることで有名です。その太刀魚をブランド化して「くにさきの銀たち」という風に呼んでいます。その銀太刀魚、どのようなグルメに変身してくれるのでしょうか。地元以外では食べられない珍しい食べ方がありますよ。

一般的に居酒屋さんなどでは太刀魚グルメは塩焼きやバター焼きとして出てくるのが一般的ではないでしょうか。国東エリアでは、実はお刺身としていただくことをできるのですよ。太刀魚の場合は特に採れたての新鮮なものしかお刺身に向いていないそうです。その他にも、蒲焼きにしたり唐揚げにしたりしていただくことができますよ。

そんな「くにさき銀たち」を気軽に食べることができるのが「銀たちの郷」です。大分県漁協直営のこのお店は、くにさき銀たちを安く美味しく様々な調理方法で食べることができるのです。大分空港から車で10分ほどの場所にありますので、まず大分についたらここで腹ごしらえ…というのもいいかもしれないですね。

大分県は日本一の「温泉県」として有名です。そんな温泉県にある国東半島ももちろんいい温泉がありますよ。そのうちのひとつが「国見温泉あかねの郷」です。六郷満山の景色を眺めながら入る露天風呂は身も心も癒やしてくれます。日帰り温泉として利用できますが、ホテルもあるので宿泊も可能です。

「国見温泉あかねの郷」の営業時間は、日帰り温泉の場合11時から21時まで。入湯料は日帰り温泉利用の場合、大人400円子供200円ととてもリーズナブルです。営業時間がとても長いですので一日の最後にゆっくりと疲れを癒やす為に入ることもできるのがとてもいいですね。

住所:国東市国見町赤根2064-3 電話番号:0978-82-1571

無味無臭の硫黄泉であり、古くから湯治場として愛されてきた温泉「湯の里渓泉」。ホテルの中の温泉ではありますが、立ち寄り湯として利用することも可能です。露天風呂の他にジェットバスなどもあり、様々な温泉の楽しみ方をすることができるのもこちらの特長ですよ。

住所:国東市国見町赤根180 電話番号:0978-82-1300

ホテルベイグランド国東は、大分空港から車で約10分の場所にあります。お食事がとても美味しいホテルです。季節ごとにその時時のお野菜や海の幸などを使ったお料理が目にも楽しく、もちろん美味しくとても評判です。お部屋のタイプも様々ですので、ファミリーから恋人同士、はたまた団体旅行にも対応しています。

ホテルベイグランド国東の一番のおすすめポイントは「海の見える展望大浴場」です。温泉に浸かりながら眺める海は格別です。朝は、朝日が昇るのを見ながらゆったりとお湯に浸かることもできるそう。朝からなんだかとっても贅沢な気分になることができますね。ちょっぴり早起きして朝日を見る為に温泉に入るのもいいかもしれません。

住所:大分県国東市小原4005 電話番号:0978-72-4111

いかがでしたでしょうか。国東エリアにはおすすめできる観光スポットやランチ、ホテル、温泉がたくさんあります。この記事が皆さんの国東半島観光のお役に少しでも立つことができれば幸いです。さあ、たくさんのワクワクを探しに国東半島にレッツゴー!!