津山市観光協会お墨付き！おすすめ観光スポットやご当地グルメもご紹介！

岡山県の北部・津山盆地とその周辺地域から成り立つ「津山市」。江戸時代には津山城の築城とともに城下町が発展し、現在もその遺構や町並みが残っています。

津山市の名前の由来は、津山藩初代藩主の森忠政が鶴山（現在の鶴山公園）に城を築き、それを津山と改めたのが始まりとされているそうです。

歴史を感じられる観光スポット巡りや美味しいグルメの食べ歩きなどを楽しみ、津山市の魅力を大満喫しましょう！

まずは津山市のおすすめ観光スポットをご紹介します。津山市では、歴史と文化を感じながらのんびりと城下町の散策をするのが定番。天気の良い日にはレンタサイクルで観光スポット巡りをするのもおすすめです。

津山市の定番観光スポット「津山城（鶴山公園）」は、「さくら名所100選」にも選定されている桜の名所でもあります。

津山城は本能寺の変で討死した森蘭丸の弟森忠政が1616年に築いたお城で、建造物は取り壊されてしまいましたが、現在も残る立派な石垣は圧巻です。

2005年には築城400年の記念事業で備中櫓（びっちゅうやぐら）が復元されました。さくらまつりの期間には津山市各所で様々なイベントが開催され、津山城ではライトアップされた夜桜も楽しめます。

城下町津山の東側に位置し、旧出雲街道に面している「城東町並み保存地区」。かつて茶屋、豆腐屋、塩屋などの商人や大工、左官などの職人の家が並んでいた通りで、現在も近世以降の伝統建造物が残っています。

国の「重要伝統的建造物群保存地区」にも選定されているこの地区は、特に若い女性観光客に人気です。昔にタイムスリップした気分で散策をお楽しみください。

「津山まなびの鉄道館」は子ども連れの方に人気の観光スポットです。国内に現存する扇形機関車庫の中で2番目の規模を誇る機関車庫があり、世界に1台しかない「DE501」も保管してあります。

収蔵車両以外にも様々な展示があり、鉄道の成り立ちや社会とともに発展してきたあゆみ、仕組みの変遷などについても紹介。鉄道が好きな方はもちろん、そうでない方も楽しめます。

津山市の城西地区では、津山藩初代藩主・森忠政をはじめとする森家一門が祀られている本源寺や、大正時代に賑わった商家の町並みを楽しむことができます。

大正ロマン漂う西洋風の建築物も残っており、東側とはまた違った魅力があるので、時間に余裕があればどちらも観光しておきたいところです。

津山市での観光の際は美味しいグルメも外せません。津山市には全国的にも有名なご当地グルメや近年知名度が上がってきた郷土料理など絶品グルメが目白押しです。

津山地域は古くから牛馬の流通拠点であり、肉食が禁止されていた時代にも「養生食い」が行われていたと言われています。牛肉との縁が深い地域であり、牛肉を使った郷土料理が多いのが特徴です。

「津山ホルモンうどん」は言わずと知れた、津山市の人気ご当地グルメ。ホルモンの濃厚なエキスがうどんによく絡み、魚介出汁のうどんとは全く違った味わいを楽しめます。

ホルモンはビタミンやミネラルなどの栄養がとても豊富なのも嬉しいポイント。観光で疲れたら、美味しいホルモンうどんを食べてエネルギーチャージしましょう。

津山市周辺では古くから伝わる製法で「干し肉」を作っています。牛肉ブロックを数日間干して旨味を凝縮させたもので、ビーフジャーキーのような固さはありません。

津山市内のスーパーや精肉店で購入できるので、自宅でスライスしてフライパンで軽く炒めてご堪能ください。食卓にもう一品ほしいときやお酒のつまみにぴったりです。

「そずり鍋」はマグロの中落のように骨から削ぎ落とした牛肉を野菜やキノコなどと一緒に煮込んだ、津山市の郷土料理です。

醤油ベースの出汁に肉の旨味がたっぷりと溶け出しており、深い味わいに。後口はさっぱりとしていて、ヘルシーなので女性にも人気です。

「煮こごり」は、牛のスジ肉・アキレス・テールなどをとろ火で煮込み、スープ状になったものを冷やして固まらせた津山市民のソウルフードです。

TV番組「秘密のケンミンSHOW」で県民熱愛グルメとして紹介されたこともあります。ひんやりとした舌触りやぷるぷるの食感をお楽しみください。

津山市では観光客に人気のイベントもたくさんあるので、旅行の予定が決まったら何かイベントがないかチェックしてみてください。ここではおすすめのイベントを4つご紹介します。

イベントの開催期間や時間などの最新情報は、この記事の最後にある「津山市観光協会の公式ページ」で確認しましょう。

津山市の春の風物詩である「津山さくらまつり」は地元民も観光客も一緒になって楽しめる人気イベントです。

期間中には津山城をはじめ、市内各所でお笑いライブや太鼓演奏、足湯体験など様々な催しが行われます。天守閣から見下ろす桜の雲海は絶景なのでお見逃しなく！

＜津山さくらまつり＞
開催期間：2020年3月28日（土）〜4月12日（日）
津山城開園時間：7:30～22:00（裏門21:00）

「津山納涼ごんごまつりIN吉井川」は、毎年夏に開催されているお祭りで多くの人で賑わいます。ごんご=河童に扮した姿で練り歩く「ごんご踊り大会」は観光客にも大人気です。

お祭りのフィナーレを飾る花火は打ち上げ数約5,000発で、県下最大級の規模を誇ります。露店も出るのでお祭りグルメもお楽しみください。

津山市で毎年10月に行われる「津山まつり」は400年の伝統を誇る、大隅神社・徳守神社・髙野神社の三社の秋祭りの総称です。

東西それぞれの町内から神輿や獅子、だんじりが練り歩く様子は圧巻。なかでも"日本三大神輿"の一つと言われる徳守神社の大神輿は見応えがあります。

お祭りに日程が合わない場合は、観光の際に「津山城下町歴史館」に立ち寄って展示されているだんじりを見学するのもおすすめです。

人気観光スポットの津山城は桜の名所として有名ですが、秋には美しい紅葉で訪れる人々を魅了します。

津山城の紅葉が見頃を迎える頃に開催される「津山城もみじまつり」では、お茶とお華のコラボ「大茶華会」をはじめとしたイベントや津山市のご当地グルメなどを楽しめます。

いかがでしたでしょうか？津山市には城下町の風情あふれる町並みやお城など、魅力的な観光スポットがたくさんあります。年間を通して楽しいイベントも充実しています。

観光の合間には絶品ご当地グルメも堪能し、津山市の魅力を大満喫してきてください。津山市のより詳しい観光・イベント情報は以下のボタンからチェックできます。