矢谷渓谷はキャンプもできるおすすめスポット
熊本県にある矢谷渓谷は、夏は新緑が美しく清流で涼しさを感じられる場所で、夏休みや土日は家族連れやグループで賑わいます。川遊び、バーベキュー、滝滑り、トレッキングなど様々な楽しみ方で遊べるスポットです。渓谷沿いには設備の整ったキャンプ場があり、気軽にアウトドアを楽しめます。矢谷渓谷一帯に広がっている雑木林は、秋は紅葉が美しく、四季を通して季節感を楽しめます。
矢谷渓谷の夏は涼しさが魅力!
矢谷渓谷の魅力の一つは、なんといっても夏の涼しさです。滝、清流が涼しげな音を立てて流れ、水は夏でも冷たくて、川遊びや釣りなどで賑わいます。雑木林に囲まれて日陰になっている部分も多く避暑地として人気のあるスポットです。さらに、水を使った遊びが豊富でプール、ウォータースライダー、魚釣りなど子供も大人も楽しめる遊びが充実しています。
矢谷渓谷では、自然の作った天然のプール、ウォータースライダー(滝滑り)で川遊びが楽しめますが人工的に作られたプールも4箇所あります。浅めのプールが3箇所と、飛び込みができる深いプールが1箇所あり、それらがウォータースライダーでつながっていて子供たちに人気です。小さい子たちがパパやママと遊べるように場所も確保されています。
矢谷渓谷の秋は紅葉が綺麗!
矢谷渓谷というと夏休みにキャンプでというイメージが強いですが、秋も違った楽しみ方ができます。秋は紅葉が真っ盛りになり渓谷を彩るのです。夏には青々とした新緑を楽しませてくれた雑木林の木々が、秋になり赤や黄色に色づきます。ここの紅葉がとてもきれいで、紅葉狩りをしに矢谷渓谷を訪れる人たちもいるのです。夏のころのキャンプ場の賑わいはありませんが、静けさと川の音と紅葉というまた違った趣があります。
渓谷に行くまでの道のりも紅葉が綺麗です。渓谷に行く手前の、棚田に見られる彼岸花も見事できれいなことで有名なので途中の道のりも秋の景色を楽しんでください。渓流の流れが赤や黄色に色づいた紅葉を静かに滑らせていて、落ち葉を踏む音と、川のせせらぎの音という夏とは違った風情が楽しめる秋の矢谷渓谷も魅力的です。
矢谷渓谷キャンプ場の特徴
矢谷渓谷キャンプ場は、テントスペースは固定テントサイトとフリーテントサイトが用意されています。固定テントサイトがとても良かったと評判です。5~6人用のテントと、ウッドデッキの上に食事に使うテーブルが固定されています。しっかりしたつくりで、急な雨などでも大丈夫です。のんびり読書をしたり、お昼寝したりというのにもいいですね。テント同士の間隔もゆったり空いていてお隣りへの気遣いもいりません。
矢谷渓谷キャンプ場では、ローラースライダーやパターゴルフなどの施設もあり、ローラースライダーはウォータースライダーをまたいで上にあります。全長は90メートルにもなり子どもだけでなく大人も楽しめます。敷物も用意されているので、ズボンのお尻が擦れる心配もありません。パターゴルフは山の斜面を登っていくようにコースが作られています。ごつごつした道で苔も生えていたりするコースです。
矢谷渓谷キャンプ場で川遊び
夏でも冷たい水が流れる矢谷渓谷での川遊びは、子供たちだけでなく大人たちにも大人気です。渓谷の水流が岩を削り取ってできた天然の滑り台ウォータースライダーや、フィッシングスペースなどもあり様々な遊び方で川遊びが楽しめます。また、後にご紹介しますが人工的に作られたプールやウォータースライダーも充実していて、子供も大人も飽きずに遊ぶことができます。
川遊びでは大人も子供も楽しめますし、人だけではなく犬も涼しそうに泳いでいますね。矢谷渓谷は夏でも本当に涼しくて、肌寒くなってしまったという感想を寄せる人もいるくらいで避暑地としてとてもおすすめです。あまりに涼しくて、肌寒くなり温泉に入りたくなる人もいます。温泉は矢谷渓谷キャンプ場にはないので近くの温泉に行くという人が多いです。
矢谷渓谷キャンプ場でのバーベキュー
キャンプの醍醐味の一つは何といってもみんなで食べるバーベキューですよね。矢谷渓谷の川辺で行うバーベキューは、夏でも涼みながら快適にできることで人気があります。夏でも流れる川の水は冷たくて、涼しさが渓流から運ばれてきます。休日にはたくさんの親子連れやグループがバーベキューをしに矢谷渓谷へ訪れます。
矢谷渓谷キャンプ場では、食材の販売は行っていません。なのですべて食材は自前で用意して持ち込みになります。しかし、この後ご紹介するヤマメ釣りで釣った魚もそのままバーベキューで焼いて食べることができますよ。
矢谷渓谷キャンプ場でのヤマメ釣り
矢谷渓谷キャンプ場では、春から夏、秋にかけて川魚のヤマメ釣りをする人も多いです。川遊びや釣り自体の楽しさだけではなく、釣りでゲットしたヤマメはそのまま川辺のバーベキューなどで焼いて食べることができます。釣りたては何といってもおいしいですよね。ヤマメ釣りできる決まった場所や釣り竿の貸し出しなどは行っていないので、釣り竿は持参したり、近くの釣り堀センターに行くという人もいるようです。
ヤマメとはどんな魚なのか調べてみると、サケ目サケ科ですが海に下らずに一生を川で暮らす魚のようです。味は、川魚特有の臭みが少し感じられます。ヤマメは美しい流線形の姿から「渓流の女王」という呼び名でも呼ばれていて実は高級魚としても有名な魚です。甘みがあり歯ごたえがいい魚です。
矢谷渓谷キャンプ場で豪快に滝滑り!
矢谷渓谷は、天然のウォータースライダー、滝滑りが楽しめる場所としても人気があります。曲がりくねった岩肌を豪快に滑り落ちるのはとっても楽しそう!スピードが結構出るので迫力満点です!この滝による自然のウォータースライダーは木陰にあるので夏の暑い日差しは遮られて、とても涼しくて快適に遊ぶのにぴったりの場所です。
ただ、滝滑りではハプニングも起こりやすいようで、岩でこすれるからか子どもの水着のお尻のところが破れてしまったというエピソードも聞きます。また、下に人や子供たちがいる場合は避けようとして壁に激突してしまうということも起こったようなので、キャンプ場には監督者がいないだけに親が注意してみていてあげたり、各自で気を付けながら川遊びをしましょう。
矢谷渓谷キャンプ場でトレッキング
矢谷渓谷は、トレッキングを楽しむ人々も訪れます。矢谷渓谷の南側にある八方ヶ岳に登りながら、涼しげな渓流のせせらぎを聞きリフレッシュすることができます。時には清流の浅瀬を渡ることもあり、岩を登ることもありの道のりですが、自然を生かしつつも安全に登山できるように注意が払われているのが感じられます。
山頂からは、雲仙、阿蘇、九重連山も見ることができます。その素晴らしい眺望を目指して、トレッキングをお楽しみください。自然の作ったアスレチックのようで、楽しみながら登れるコース!と人気があります。帰りには少し寄り道してかつて大和朝廷が築いたという鞠智城の城跡にも立ち寄ってみませんか?およそ1300年も前の山城に古墳時代の息吹を感じてみるのもいいのではないでしょうか。
矢谷渓谷キャンプ場のバンガロー・ロッジ
矢谷渓谷キャンプ場には、バンガローが1全部で22棟、ロッジが全部で14棟設置されています。バンガローは5人用5,000円~40人用15,000円まであります。ロッジは、7~8人用9,000円と50人用30,000円です。これらはちょっとした別荘のようにも見えるおしゃれな作りです。かなり大人数入る規模の施設もあり、子どもたちの団体さんなどによく利用されているようです。
バンガローとロッジのほかに、タープテントも一張1,000円で借りられます。バンガローで一泊、テントで一泊という風にキャンプを楽しむ人もいますよ。
矢谷渓谷キャンプ場は魅力がたくさん
いかがでしたか。矢谷渓谷は夏でも涼しく、すがすがしい新緑ときれいな空気の中で水遊びが存分に楽しめる人気スポットです。バーベキューやトレッキング、ヤマメ釣りやプール、ウォータースライダーなどいろいろな遊び方ができて飽きませんね。秋もまた違った風情を感じられる魅力的な場所です。休日にはぜひ矢谷渓谷の豊かな自然の中で羽を伸ばしに行ってはいかがでしょうか?
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