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佐渡島のフェリーとは
佐渡島は、新潟県西部に位置する島です。多くの人が暮らし、また観光地としても有名です。そんな佐渡島ですが、主な交通手段はフェリーです。新潟本土側に3つ、佐渡島側に3つターミナルがあります。この佐渡島のフェリーについて、料金や予約方法、時間、そしておすすめの佐渡島の情報を交えてわかりやすくお届けします。
佐渡島はどこにあるの?
佐渡島は、新潟県西部にある島です。島全域が佐渡市です。島の周囲は262.7kmです。島の形はカタカナの「エ」のような形をしています。島の面積は、香川県の面積の約45%ほどの大きさがあります。海上にありますので、佐渡島へ行くにはフェリーを利用します。佐渡島には空港がありますが、飛行機の定期便は現在はありませんので、島への渡り方は海路のみになります。
9月20日:smile:
— ジョウケン (@beefkosogod) October 1, 2017
佐渡最終日
朝に佐渡空港へ行きつつトキの森公園へ向かって歩きます
佐渡空港って今やってんのかな… pic.twitter.com/AMGeeyxaBE
新潟の佐渡島へのアクセス手段は海路、すなわちフェリーのみとなっています。そのフェリーを運行しているのは「佐渡汽船」です。全部で3航路の佐渡へのフェリーのルートを持っています。新潟と韓国の間に位置する佐渡島ですが、韓国側からの海路はありませんので、佐渡島へ渡りたい場合は、新潟側からフェリーに乗るようにしましょう。
新潟県の佐渡島は全域が佐渡市となっています。香川県の面積の45%に当たる広さで、とても大きな市であると言えるでしょう。この島は大きく分けると3つのエリアに分けることができます。北側の大佐渡山地、中間部の国仲平野、南側の小佐渡山地です。フェリーのターミナルは主に中間部の国仲平野、南側の小佐渡山地に作られています。
佐渡島フェリーは予約がおすすめ
佐渡島のフェリーは「佐渡汽船」という会社が運行しています。フェリーを予約するには、この佐渡汽船で予約することになります。フェリーには大型の「カーフェリー」とそれよりも小さい「ジェットフォイル」がありますが、特にジェットフォイルは定員が少ないため、予約してから乗船しましょう。年末年始やお盆期間はカーフェリの場合も予約することをおすすめします。
何気に生まれて初めて行く佐渡島:exclamation:️ とりあえず行きの高速フェリーは一等席(最上階・最前列・指定席)を取って、優雅に行こか:exclamation:️ ※チケット売り場の人が「この席かなり揺れますけど大丈夫ですか?」だって……船好きのオレ様になんて事聞くんじゃい:bangbang:️(O_O) けどちょっと心配…… pic.twitter.com/HK7OmDIKRp
— 夏樹 (@kawasakigpz9001) November 7, 2017
佐渡島へ行くフェリーに乗る際には予約をおすすめしますが、その予約には電話予約とインターネットによる予約の2通りがあります。インターネットの予約は、佐渡汽船のホームページで初回は会員登録をする必要があります。電話予約の際は、佐渡汽船の各営業所まで電話をかけて、予約をする必要があります。乗船する港によってどこで電話予約をするのかが決まっています。
佐渡島フェリーのインターネット予約について
佐渡島のフェリーを乗船する際には予約がおすすめです。インターネット予約の場合は、佐渡汽船のホームページで会員登録を済ませましょう。予約が可能な期間は、乗船する日の3ヶ月前の同日から乗船する前日の19時までです。料金の支払い方法は予約サイト上でのクレジットカードと、当日窓口での現金及びクレジットカード払いを選択することが可能です。
直江津港の佐渡汽船フェリーターミナルに着きました!
— 小俣 緑 -- (@komamido) August 16, 2017
事前にネット予約を済ませておくと乗船手続きも簡単。
乗船までターミナル内を散策。
だんだんと人が増えてきました。
間も無く乗船します。#新潟 #直江津 #佐渡汽船 #佐渡島 #佐渡 pic.twitter.com/AXpcQTwCD6
佐渡島のフェリーのインターネット予約では、予約が完了した際、佐渡汽船側から「回答書」という予約番号が書かれたメールが来ます。乗船当日はそのメールをプリントアウトしたものを忘れずに持って行きましょう。乗船する港の窓口でその回答書を見せることで乗船手続きができます。自動券売機での乗船が可能と書かれた回答書の場合は、窓口以外に自動券売機が利用できます。
実は佐渡島のフェリーではインターネット予約をおすすめします。なぜならば、佐渡島内での観光で使うことができる指定施設や店舗での割引券などがついた「佐渡観光施設割引証」を貰うことができるからです。また、フェリーの指定席の座席指定をすることができます。乗用車・ワゴン車・二輪車・バス(大型バスを除く)・旅客の予約申し込みができます。
佐渡島フェリーの電話予約について
新潟の佐渡島のフェリー佐渡汽船では、インターネットの予約の他に電話予約をすることができます。予約が可能な期間は、乗船する日の3ヶ月前の同日から乗船する前日までです。受付時間については、受付箇所によって異なりますので佐渡汽船のホームページで確認をしましょう。予約が完了すると受付番号が交付されます。当日窓口で受付番号を伝えましょう。
佐渡汽船のジェットフォイル搭乗券。
— 秋葉まどか (@AkibaMadoka) August 6, 2017
直前だった割には行きも帰りも事前予約で最前取れた。
行きと帰りで値段違うんだね…。 pic.twitter.com/hEba48vARz
サイドカー付バイク・貨物車・トラック・大型バス・スイートルームについてはインターネットでは予約ができません。電話予約をおすすめします。電話予約での料金の支払いは、当日乗船窓口にて、クレジットカードでの料金支払、または現金による料金の支払いを選択することができます。
電話予約の受付は、本土側は新潟総合案内所・直江津総合案内所・寺泊総合案内所です。佐渡側は両津総合案内所・小木総合案内所・赤泊総合案内所です。直江津・名古屋・大阪・新潟の営業所と、予約センターでは佐渡側と新潟の本土側のどちらの受付も行っています。受付時間は総合案内所・営業所によってそれぞれ異なります。
佐渡島フェリーのターミナル1「新潟港ターミナル」
佐渡島のフェリーのターミナルで、新潟本土側で一番大きなターミナルは「新潟港ターミナル」です。まずはアクセスについて。JR新潟駅から新潟港ターミナルまで、バスで所要時間15分料金は210円です。タクシーを利用した場合は所要時間は約10分・料金は1000円ほどです。新潟空港からのアクセスの場合、小型タクシーで所要時間40分ほどで料金は3000円位です。直通バスはありません。
さらば、本州。車でフェリーへ (@ 佐渡汽船 新潟港ターミナル in 新潟市, 新潟県 w/ @rearcar_naki506) https://t.co/Leomay9Va5 pic.twitter.com/XYBFDqWrW6
— 地上げヤクザ@シベリア鉄道乗りたい (@tam_kud) October 7, 2017
車でのアクセスもできます。ターミナル敷地内に駐車場も完備されています。また、カーフェリーを利用する場合には、出航時刻の1時間前までに「カーフェリー航送待機所」へ向かいましょう。年末年始やお盆などの長期休暇中は道も込みますので、早めに行動することをおすすめします。新潟港ターミナルは売店や食堂も完備しています。
新潟港ターミナルからは、フェリーはカーフェリーとジェットフォイルが運行しています。カーフェリーは自動車も積むことができるフェリーです。ジェットフォイルは特に定員が少ないですので予約をしておくことをおすすめします。豆知識ですが、実はこのジェットフォイル、新潟港直江津港間の定期航路で日本で初めて投入されました。
佐渡島フェリーのターミナル2「直江津港ターミナル」
直江津港ターミナルは、新潟県上越市にあります。直江津駅からのアクセスは、路線バスで所要時間10分から20分で料金は180円、タクシーの場合は中型のもので1000円くらいです。上越妙高駅から直江津港ターミナルへは、路線バスの場合、所要時間20分から30分料金は650円、タクシーの場合は中型タクシーで4700円くらいです。
佐渡汽船のりばー @ 佐渡汽船直江津港ターミナルに写真つきタッチ! http://t.co/Pwf6qWd3AU pic.twitter.com/Zkri4DYRz0
— はるにゃん★@サブ垢 (@azunyan257) April 28, 2013
直江津港ターミナルからは、高速カーフェリーが運行しています。車を高速カーフェリーに乗せる場合には、「高速カーフェリー航送待機所」に車を持っていきましょう。車をフェリーに載せない場合には、待機所の向かい側にある駐車場に停めましょう。駐車場の料金は小型車は1時間50円です。直江津港には売店とそばコーナーが設置されています。
佐渡島フェリーのターミナル3「寺泊港ターミナル」
佐渡島へ向かうフェリーが出ている佐渡汽船の寺泊港は、新潟県長岡市寺泊にあります。寺泊港には売店や食堂の設置はありません。アクセスについてです。電車の場合、最寄り駅は寺泊駅です。寺泊駅から寺泊港へのアクセスは、路線バスの場合所要時間15分から20分、料金は250円です。タクシーの場合も所要時間は15分から20分、料金は中型車で2100円位となっています。
I'm at 佐渡汽船 寺泊港ターミナル in 長岡市, 新潟県 https://t.co/GxJ2jWDNli pic.twitter.com/fFllQ9QKD4
— ari (@arinco1681) September 1, 2017
車でのアクセスについてです。車での場合は、北陸自動車道中之島見附インターチェンジから30分ほどでフェリー港へ着くことができます。寺泊港からは高速船のみの運行となり、車は乗せることができませんので注意してください。車はターミナル敷地内の駐車場に停めることができます。料金は1日あたり500円、日がまたがる場合は更に500円ごと追加となります。
佐渡島フェリーのターミナル4「両津港ターミナル」
佐渡島フェリーの佐渡島側の中心地がこの両津港ターミナルになります。両津港は、新潟県佐渡市両津湊にあります。両津港へは車でのアクセスのみとなります。相川からは所要時間60分、佐和田からは35分、真野からも35分です。両津港の駐車場は、小型車の場合、最初の30分が無料、30分を超えて60分までが50円、以後1時間毎に50円かかります。
*佐渡・金島記*ジェットフォイルの中から佐渡が見えてくると、ほどなくして佐渡の両津港ターミナルに到着! 乗船時はくもり空でしたが、佐渡が近づくにつれて雲が切れ、港の辺りは陽の光を受けた海がキラキラと輝いて。両津港ターミナルを出ると、佐渡おけさを踊る男女の像がお出迎え。 pic.twitter.com/98BXMlu9Ir
— 旅とくらし文化研究所 (@tabi_kurashi) August 6, 2017
両津港ターミナルからは、カーフェリーとジェットフォイルの定期便があります。車をフェリーに載せたい場合にはカーフェリーを利用しましょう。カーフェリー航送待機所に出向の1時間前までに車を持っていきましょう。両津港ターミナルはシータウン佐渡というお土産と食事ができる施設とつながっています。
佐渡島フェリーのターミナル5「小木港ターミナル」
佐渡島フェリーの佐渡島側のターミナルのひとつ「小木港ターミナル」は、新潟県佐渡市小木町にあります。鉄道などがないため、港へは車でのアクセスのみとなっています。小木港ターミナルまで、真野からは所要時間40分、佐和田からは50分、相川からは75分、両津港からは70分となっています。
小木港ターミナルであかねを見送る。
— みやさん (@miya_1102) June 23, 2017
小学生?がいっぱい手を振ってくれた( ´ ▽ ` )ノ pic.twitter.com/CxIwhrEwpQ
小木港ターミナルからは、高速カーフェリーが運行しています。車を高速カーフェリーに乗せたい場合には、高速カーフェリー航送待機所まで車を持っていきましょう。出向時間の1時間前まで、なるべく時間に余裕を持っていきましょう。小木港ターミナル内には、食堂や売店などはありませんので、必要な場合には予め準備しておきましょう。
佐渡島フェリーのターミナル6「赤泊港ターミナル」
佐渡島フェリーの佐渡島側のターミナルのひとつ「赤泊港」は、新潟県佐渡市赤泊にあります。こちらからはカーフェリーも高速カーフェリーも出向していません。人のみが移動することができる形となっているので注意しましょう。車を載せたい場合には両津港などへ行くようにしてください。
赤泊港ターミナル、こじんまりとしていながらもいい雰囲気ですね(船が出ているとは言ってない) pic.twitter.com/efXTlHdHR8
— 名誉会長 (@773B_JL408) October 8, 2017
赤泊港ターミナルのアクセスは、車でのみとなっています。車でのアクセスの所要時間についてです。小木港からは20分、両津港からは75分、真野からは40分、佐和田からは50分です。駐車場が港の敷地内に用意されています。食堂や売店はターミナル内にはなく、待合所のみ設置されています。
佐渡島のフェリー航路1「新潟・両津航路」
「新潟・両津航路」は、佐渡島のフェリーの航路の中でも最も人や物の行き来のある、活発な航路です。佐渡島フェリーの主翼を担っています。この航路ではカーフェリーとジェットフォイルが運行されています。運行時間はカーフェリーは2時間30分、ジェットフォイルでは1時間5分とされています。人のみの移動の場合はジェットフォイルを利用するといいでしょう。
船に乗る準備完了、あと2時間暇 (@ 佐渡汽船 両津港ターミナル in 佐渡市, 新潟県) https://t.co/LjXS0MpjjQ pic.twitter.com/6QUaZs4ShA
— 微多肉(KSRPer) (@slightly_fat) May 22, 2017
料金についてです。ジェットフォイルは大人の場合片道6260円、往復で11300円です。小児料金(小学生)は片道3140円、往復5670円です。カーフェリーの場、片道料金大人はスイート15550円、特等6510円、1等3310円、2等2250円です。片道料金子供は、ツイート7780円、特等3260円、1等1660円、2等1130円とされています。往復運賃は5日以内の帰り便を指定した場合の料金です。
カーフェリーの料金については、車のサイズによって細かく規定が分かれていますので、佐渡汽船のサイトで確認をしましょう。一例として3メートル未満のバス・トラック・バイクの場合、片道11040円、往復で19170円とされています。インターネット予約決済をするとジェットホイルの割引があります。また、島民向けの特別の割引もあります
佐渡島のフェリー航路2「直江津・小木航路」
「直江津・小木航路」では、高速カーフェリーが運行されています。運行時間は1時間40分とされています。運行の便数は「新潟・両津航路」と比べるとずっと少ないです。1日につき1往復のみという場合もありますので、時刻表は事前に確認しておくことをおすすめ致します。
21日から直江津~小木航路で就航する高速カーフェリーあかね
— キュアときわ(かれん) (@dclkcf) April 19, 2015
の一般見学会に行きました:bangbang:︎ pic.twitter.com/2r1fxgR627
料金についてです。大人は1等片道4830円・往復8730円、2等片道3650円・往復6610円です。小学生の小児料金は1等片道2430円・往復4390円、2等片道1840円・往復3330円です。少し高いように感じられますが、高速カーフェリー運賃には急行料金も含まれています。この他、島民向けの特別割引などもあります。
佐渡島のフェリー航路3「寺泊・赤泊航路」
佐渡島のフェリー「寺泊・赤泊航路」は、寺泊港と赤泊港を結ぶ航路です。運行時間は1時間5分とされています。現在4月下旬~10月上旬のみ運行されています。運行されている期間も、1日に1往復から2往復ほどと本数は多くないです。ですので、利用する場合には時刻表を確認しましょう。
赤泊港に到着しました。
— あざれあ (@snf_fazalea) September 2, 2017
初めての佐渡島〜 pic.twitter.com/gXwC7n6uU4
佐渡島のフェリー「寺泊・赤泊航路」の料金についてです。「寺泊・赤泊航路」では高速船が導入されています。大人は片道2700円・往復4890円です。子供料金は片道1360円・往復2470円です。往復の運賃は、5日以内の帰りの便を指定した場合に適用されます。島民の場合は、島民割引などもあります。
さあ、フェリーに乗って佐渡島へ行こう
いかがでしたでしょうか。新潟県西部に位置する佐渡島へのフェリーを使ってのアクセスについてお届けいたしました。フェリーでは人間だけではなく、車も乗せて移動することができました。また、電話やインターネットでの予約方法や料金などのおすすめの情報もお届けいたしました。是非、佐渡島への観光へお役立てください。
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TravelNote編集部