橋本食堂は千葉一美味しいうなぎ店！おすすめメニューや値段もご紹介！

千葉県の九十九里ビーチラインを走っていると一見何の変哲もないお店に行列が出来ているのが見えます。それが絶品うなぎ料理や川魚料理がコスパよく食べられるとして多くの食通がおすすめする橋本食堂です。もともとは養鰻業を営んでいたというオーナーの目利きで提供されるうなぎや川魚料理のメニューや値段などについてご紹介します。

千葉県内で新鮮なうなぎや川魚料理が庶民的な値段で食べられるとして人気の橋本食堂。外見は昔ながらのお店といった感じで特に特徴はありませんが、休みの日ともなると外に行列が出来ていることも珍しくはないほどのお店で、駐車場には県外ナンバーの車も目立ちます。そんな橋本食堂はいつ開業したのでしょうか。

橋本食堂のオーナーは実は以前は養鰻業を営んでいました。そして、昭和42年にうなぎなどのメニューを提供する食堂としてオープンさせたのが橋本食堂です。

養鰻業の経験を活かし、絶品のうなぎ料理を提供するお店をとして人気を高めていましたが、3月11日の東日本大震災によって店舗が全壊してしまいます。目の前の木戸川を遡ってきた津波による被害です。

しかし、なんと東日本大震災から2か月後には32席の仮店舗で営業を再開、11月には更に畳のスペースに32席を増やしていくという驚異的なペースでの復活を遂げたのです。

東日本大震災で全壊という不幸に見舞われながらも、奇跡的なスピードで再建を果たし、現在は再び行列のできる人気店として千葉県内だけでなく県外からも多くのお客さんが連日詰めかけている橋本食堂。メニューのご紹介に入る前に、ここからは橋本食堂の特徴をご紹介しましょう。

橋本食堂の特徴をご紹介する時にその立地に触れないわけにはいきません。千葉県の九十九里平野の海岸線沿いに気持ちよく伸びるのが九十九里ビーチライン。その九十九里ビーチライン沿いに橋本食堂の店舗があります。お店からは波の音が聞こえるほど自然豊かな環境でうなぎなどの人気メニューを食べることができます。

そして橋本食堂で提供しているのは、うなぎなどの川魚料理など。どれも新鮮でおいしいだけでなく、コスパのよさも注目されており、ちょっと足を延ばしてでも食べに行きたいメニューが揃っていると人気です。

また、自宅で楽しんだりお土産としてプレゼントするのにぴったりの「うなぎみそ」や「うなぎの骨せんべい」、「うなぎの佃煮風」、「うなぎの南蛮漬け」なども店内で販売されています。

千葉県内の九十九里ビーチライン沿いというドライブがてら訪れるのにぴったりのところにある橋本食堂。ここからは、そんな橋本食堂の人気メニューと値段をご紹介していきましょう。まずご紹介するのは、橋本食堂の代名詞と言われるほどの人気メニューである「うな重特上」です。

橋本食堂を訪れる方のほとんどが注文すると言っても過言ではないほどの人気メニューが「うな重特上」です。特徴的なのが、千葉県や関東ではなかなか見られない関西風に腹開きになったうなぎです。そして蒸さないで焼いてあるのでうなぎの旨味のつまった脂をしっかりと味わうことができます。

ふっくらと丁寧に焼き上げられたうなぎに合わせられているタレは、やや甘みが抑えられているので食べ進んでもくどくならずに最後まで美味しく食べられると評判です。

そして橋本食堂の「うな重特上」の一番のウリは、うなぎが2段になっている点です。上からうなぎ、ご飯、うなぎ、ご飯と言うように贅沢にもうなぎの層が2段になっているので、たっぷりとうなぎを味わうことができます。また、ご飯は地元でとれる千葉県産こしひかりが使用されています。

「うな重特上」には、そんなうなぎたっぷりの重に加えて、うなぎの肝吸い、お漬物、冷ややっこまでついているので、しっかりとお腹を空かせてから来店するのがおすすめです。

そして気になるのが橋本食堂の「うな重特上」のお値段です。いくらコスパがよくうなぎが食べられるとは言っても、うなぎが2段になっているうな重ですから東京などで食べるとかなりのお値段がしそうですが、橋本食堂ではなんと3200円で楽しむことができます。

橋本食堂でうな重を食べたいけれど、うなぎ2段も食べきれないという方には、うなぎが1段の「うな重上」が2400円、「うな重並」が2000円であります。

橋本食堂の不動の一番人気メニューはボリュームたっぷりでコスパも抜群の「うな重特上」でしたが、橋本食堂には「うな重特上」以外にも多くの人気メニューがあります。ここからはそんな人気メニューについてご紹介していきましょう。どれも鮮度抜群なだけでなく、コスパもいいメニューばかりです。

まず最初にご紹介する橋本食堂の人気メニューは「鯉のあらい」です。鮮度が命の鯉なので、少しでも古くなると独特のにおいがしますが、橋本食堂のはこりこりとした食感が楽しめる鮮度抜群の仕上がりです。

味は非常にあっさりとしているので、うなぎ料理を食べる前に味わうのがおすすめ。値段は600円です。

また、「鯉のあらい」はお酒との相性もいいので、お店にある焼酎と一緒に注文し、うなぎ料理ができるまでつまみながら待っているのもおすすめです。ちなみに橋本食堂には、焼酎の他にはビール、日本酒、酎ハイ、レモンハイ、ウーロンハイなどのお酒が揃っています。

続いてご紹介する橋本食堂の人気メニューは「鰻の肝焼き」です。名前の通り、うなぎの内臓を焼いたもので見た目は甘そうですが、ほろ苦さがやや強い仕上がりです。うなぎ一匹からわずかしか取れない内臓部分ですから値段が高そうですが、橋本食堂ではなんと700円で楽しむことができます。ぜひお酒と一緒にどうぞ。

続いてご紹介する橋本食堂の人気メニューは「鰻白焼き」です。うなぎにタレなどを一切付けずに焼いてあるので、うなぎの味の違いがはっきり出ると言われている一品。これがメニューにあるということは、橋本食堂のうなぎは自信をもって「鰻白焼き」で提供できるという自信の表れでもあります。

香ばしく焼いてあるので外側はパリパリとした仕上がりに、そして中はふっくりとジューシーに保たれており、うなぎの味をしっかりと味わうことができると評判です。一緒についてくるわさびでどうぞ。値段は上が2200円、並が1800円となっています。

最後にご紹介する橋本食堂のおすすめメニューは「鰻蒲焼」で、橋本食堂の超人気メニューである「うな重」のうなぎ部分です。かば焼きをつまみにお酒を飲みたい時などにぴったりです。

また、「うな重」を注文するとご飯にタレが付いてしまうのが嫌な方は、うなぎのかば焼きとご飯の単品を別々に注文するという方法もあります。値段は上が2200円、並が1800円となっています。

橋本食堂の歴史や人気のおすすめメニューなどについてご紹介してきましたが、最後に実際にお店に行く前にぜひチェックしておきたい基本情報をご紹介しましょう。超が付くほどの人気店ですので、週末や祝日に橋本食堂に行く際には行列が出来てることが多いです。時間には余裕を持って出かけるのがおすすめです。

橋本食堂があるのは九十九里ビーチラインで、九十九里ビーチラインと木戸川が交差する場所にあります。お店の近くには、南浜海水浴場や蓮沼海浜公園もあり夏には特ににぎわうエリアです。アクセスは基本的には車がおすすめですが、ちばフラワーバスでのアクセスも可能で最寄のバス停は「小松バス停」です。

橋本食堂の営業時間はランチタイムが午前11時から午後3時までで、ラストオーダーは午後3時までとなっています。ディナーの営業時間は午後4時から午後8時まで。ラストオーダーも午後8時です。定休日は水曜日と第3木曜日。電話番号は0475-84-0051です。予約は受け付けていません。

橋本食堂は、九十九里ビーチライン沿いにあることもあり、ドライブがてら車で訪れる方も多い人気店です。そうなると気になるのは駐車場情報。橋本食堂には駐車場があるのでしょうか、そして駐車場には何台ぐらい停めることができるのでしょうか。

嬉しいことに、橋本食堂には駐車場が2か所あります。橋本食堂の店舗のすぐ裏にあるのが「第一駐車場」で、道路を挟んで反対側の少し入ったところにあるのが「第二駐車場」です。どちらの駐車場ももちろん無料で利用することができます。

駐車場には合計30分の駐車スペースがありますが、超が付くほどの人気店ゆえに駐車場が満車になってしまうこともあります。特に週末や祝日などにお出かけの際には確実に駐車場に停められるように少し早い目の来店がおすすめです。

千葉県の観光地と言えば九十九里を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。美しい海岸線が見どころで、橋本食堂もある九十九里ビーチラインはドライブするのにぴったりの場所です。そして実は海ばかりではなく冬でも楽しめる観光スポットやグルメスポットも豊富なエリアでもあります。

施設に入った瞬間からハーブの香りに包まれるのが「九十九里ハーブガーデン」です。屋根が付いているので雨が降っている日でも問題なく楽しめるのがポイント。ハーブの種類は季節に応じて150から200種類もあります。中には体験工房もあって、ハンドクリームを手作りしてみることもできます。

そして、大きな敷地の「九十九里ハーブガーデン」にはなんとキャンプ場やレストラン、ドッグランなども併設されています。特にレストランではハーブをたっぷり使用したメニューが大人気です。

千葉の九十九里にはおすすめの道の駅も多数あります。まずは銚子の方言で「私の家」という意味を持つのが道の駅「オライはすぬま」です。そしてこの「オライはすぬま」を訪れる方のほとんどが食べるといっても過言ではないのが「いわし丼」。巨大なイワシの天ぷらが2枚ものせられた大迫力の丼です。

そして、道の駅「九十九里」も見逃せません。公式サイトを訪れると「九十九里の魅力発信基地」という文字が目に飛び込んでくるとおり、ここへ行けば九十九里のことはなんでも分かるようになっています。

道の駅には「いわし資料館」と九十九里の特産品の直売コーナー、そして郷土料理が食べられるフードコートなどが入っています。

九十九里は実は温泉がたくさんある場所でもあります。ホテルから九十九里に沈む夕陽を眺めることができたり、日帰りでも温泉を楽しめたりとバラエティー豊かに揃います。

「スパ&リゾート九十九里太陽の里」は、温泉に加えてプールや岩盤浴などがあります。特にプールは施設の屋上にある展望プールで、九十九里を眺めながら泳ぐことができます。そして子供さんでも楽しめるようなショーがあったり、ちょっとレトロなゲームコーナーがあったりと、一日ではすべて見て周れないほどの総合エンターテイメント型の温泉です。

九十九里の絶景を全身で感じたいという方におすすめなのが「ぎょうけい館」です。こちらの宿では温泉が少しだけ太平洋に向かってせり出すようにデザインされているので、まさに海と一体化しているような温泉を楽しむことができます。日帰りでの利用も可能です。

最後にご紹介するのはやはり九十九里と言えばの海水浴場です。東金九十九里有料道路の不動堂インターに近くアクセスがいいことで人気の「不動堂海水浴場」にはグルメスポットも近くに多くあります。

ちょうど九十九里の真ん中ほどにあるのが「片貝海水浴場」です。温水シャワーなどの設備も充実しているので小さい子供さん連れに特に大人気です。そしてインスタ映え抜群なのが「本須賀海水浴場」。ヤシの木が植えられている砂浜はなんと500メートルもあり、見渡す限り美しい光景が広がります。

車でのアクセスがメインとなり、決して便利な立地とは言えない橋本食堂。それなのに週末や祝日を中心に行列が出来るのも珍しくないというのは、うなぎ料理がいかに美味しいかの証明でもあります。近くに観光地も多いので、ドライブがてらぜひ橋本食堂で美味しい川魚料理を楽しんでみてください。