備前観光協会お墨付き！備前市の絶対楽しめるスポットをエリア別にご紹介！

備前市は岡山県南東部に位置し、備前市の市章マークにも使用されている【赤】炎の町「備前」、【青】海とともに生きる町「日生」、【緑】日本の原風景の残る町「吉永」の3つエリアから構成されています。

日本伝統工芸　備前焼、現存する世界最古 庶民のために開かれた旧閑谷学校など、備前は岡山県を代表する観光スポットとしても知られていますが、1年を通して瀬戸内の新鮮な魚や牡蠣（冬）が水揚げされることから、美味しいものが食べられる「備」食の町としても人気！

新たな風と、受け継いできた伝統、新旧が融合する「備前市」をご紹介致します。

備前エリアには、備前焼にまつわる観光スポットが沢山あります。窯元やギャラリーはもちろん、焼き物の里である備前の景色を一望できる展望台や、耐火煉瓦製造の町としての一面を感じられるスポットもご紹介します。さらに、温暖な気候に恵まれる備前の地では米栽培も盛んに行われており、美味しいお米の味が堪能できるお食事処も必見です。

備前焼を知りたいなら、まずこちらを訪れてみるのをお勧めします。

ミュージアム1階では備前焼の歴史を学べるエリアや季節ごとの企画展、新進気鋭の若手作家作品の展示が行われていますので、より身近に備前焼の魅力を感じていただけるスポットとして幅広い世代の方に楽しんでいただける場所になっており、3階には備前焼人間国宝作家の貴重な作品なども展示されています。

千年続く備前焼、長い歴史の一端を感じてみてはいかがでしょうか。営業時間は9時から17時。休館日は月曜日（祝日の場合はその翌日）、年末年始となっております。

丁寧に育てた自社栽培のお米を使用し、毎日手結びされるおにぎりが人気のお店。お米だけでなく使用する食材すべてにおいて、安心安全な食を届けたいという信念とこだわりを持ち、1つ1つ握られたおにぎりはどれも絶品です！

昔、お母さんが握ってくれたような、優しい味のするおにぎりをお客様に…。備前に来たら、ぜひご賞味あれ。

営業時間は9時から17時（第3日曜日のみ9時から15時）。
定休日は日曜日と月曜日です。

備前焼の里「伊部（いんべ）」を一望できる展望台は、隠れた穴場観光スポットです。伊部に建ち並ぶ窯元から空高く伸びる赤い煙突は、備前市の産業でもある「耐火煉瓦」。窯焚きの時期には赤い煙突から白い煙が立ち昇ります。

備前焼の里「伊部」の町に花を添える赤い煙突の景色を独り占めにしてみては。

こちらは数多くの作家作品が展示販売される人気のギャラリー。敷地内には数千本の桜や梅が植えられており、春の開花時期にはお客様の目を楽しませてくれるほか、太鼓の演奏イベントやお茶席などが用意され、多くのお客様で賑わいます。

事前に予約をすれば土ひねり体験や、備前焼の器で食べるご当地グルメ　備前カレーなどのお食事もできるので、ぜひご家族連れ、グループで楽しんでみてはいかがでしょうか。

古くより耐火煉瓦の原料である「ろう石」がとれる町、耐火煉瓦製造の町として栄えた町　三石（みついし）に残る赤レンガ積みのアーチ橋。山陽本線の開通に伴い明治24年に完成したもので現在も橋の上をJR山陽本線が走っています。

備前焼が大きくクローズアップされがちな備前ですが、耐火煉瓦製造は現在も市の基幹産業であり、煉瓦と共に栄えてきた備前の一面を伺い知れるスポットとして一度訪れてみるのも面白いのではないでしょうか。

日生エリアには魚市場や備前(ハート)日生大橋といった観光客に人気のスポットが点在しています。備前に訪れた際には是非訪れていただきたいスポットを厳選して紹介します。

日生町漁協直営の活気に満ち溢れた魚市場。

水揚げされてきたばかりの新鮮な魚介類を女将さんたちとの軽快トークを楽しみながら購入することができます。魚の美味しい調理方法や地元ならではの穴場スポットなどコアな情報も、ここでゲットできるかもしれません。

新鮮な魚を使用した総菜なども安価で販売されています。

こちらの橋は、島民の長年の夢であった日生諸島と日生本土を結ぶために平成27年に完成したもので、橋の正式名称の中に「♡」マークが使用されるのは全国初！

全長765mある橋の中腹からは、穏やかな瀬戸内海に広がる牡蠣棚や夕日で色づく海などの美しい景色を観ることができます。

絶好のロケーションでドライブやサイクリングを楽しめるほか、夏には海水浴、秋にはみかん狩りなども楽しめるため、今では人気観光スポットの一つになっています。

岡山県下最大の島「瀬戸内海国立公園　鹿久居島（かくいじま）」国有林内にある古代体験施設。敷地の中には竪穴式住居や高床式住居などがあり、予約をすれば誰でも宿泊が可能。

同じく予約をすれば、施設内で火起こし体験やカナディアンカヌー体験、竹竿釣り、勾玉作り体験や手作りピザ体験なども楽しめます。自然が多く残る場所ということもあり、運がよければ野生の鹿や野鳥達に出会えるかも。

こちらの美術館は、館長収集の土器や土偶、織物、石堀など古代アメリカの貴重な遺産が2000点以上展示されている日本でも珍しい施設です。

教科書の中の存在だったマヤ文明や中央アンデス文明など、歴史息づく遺産たちを目の当たりにすることができるだけでなく、1万6000枚もの備前焼の陶板で覆われている外観も一見の価値あり。

日本の古き良き風情を残す吉永は、四季を通しての美しい風景や、珍しい神社、家族で楽しめる公園など観光にもおすすめのエリアです。外国の観光客からも注目を浴びているという八塔寺ふるさと村は必見！吉永エリアでおすすめの観光スポットを4つご紹介します。

ふるさと村には懐かしい茅葺き民家が建ち並び、春には無数の桜が、夏には蛍が飛びかい、秋には黄金に輝く稲穂が、冬には漆黒の夜空に満天の星空が現れるなど、四季折々の美しい風景を楽しんでいただける場所として日本のみならず、海外のお客様からも注目を浴びています。

また、様々な映画やドラマのロケ地としても使用されている茅葺き屋根の山荘には宿泊することも可能。

御本尊が石でできた牛の像という全国的にもめずらしい神社。

その参拝方法も少し変わっており、備前焼でできた仔牛の像を1体買い求め、本尊のそばに願いを込めてお供えし、お供えされた仔牛像の中から1体借りて持ち帰り、大切に保管します。

大願成就した暁には翌年、もう1体仔牛像を買い求め、借りた仔牛像と買った仔牛像を御礼にお供えします。毎年1月の大祭時には参道を埋め尽くすほどの参拝者で賑わいます。

田倉牛神社のお膝元にあり、お供えする備前焼の仔牛像の製作や販売を行っています。

仔牛像の他にも備前焼の販売やお土産品の販売なども行っているので、田倉牛神社に参拝する際にはぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

営業時間は10時から16時（8月は5日と土日のみの営業）。
定休日は水曜日と木曜日、12月24日～31日。

備前市の吉永エリアにある八塔寺ダム公園は、自然調節方式を採用した多目的ダム。

ダムの周辺にはサイクリングロードや石彫刻広場、芝生広場、カフェなどが整備されており、水と緑の両方を楽しむことができる公園として、ご家族連れにも人気のある観光おすすめスポットです。

備前市にはまだまだご紹介しきれなかったおすすめのスポットが沢山あります。日本遺産第1号にも認定され、2020年に創学350年を迎える旧閑谷学校はぜひ巡っていただきたいお勧めスポットです。

日生エリアには、備前（ハート）日生大橋の見渡せるカフェや海辺におしゃれなカフェが沢山あり、旅の途中でゆったりと美しい景色を眺めることができます。時間があれば船に乗って日生諸島巡りなども楽しんでみては。

さらに、吉永エリアには、レンガ造りの建物で本格イタリアンが楽しめる人気のイタリアンレストラン 「レマーニ」もあり、こちらもぜひ立ち寄っていただきたいお店の一つとなっています。

いかがでしたでしょうか。備前市は観光名所やグルメが充実しています。豊かな自然もあり、食や文化、絶景など色々な角度から観光を楽しむことができます。備前焼だけでなく、色々な顔を持つ備前市にぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょう。郷愁を感じる備前の魅力に心奪われることことは間違いありません。