野沢温泉村の観光スポットTOP3紹介！おすすめグルメや体験も紹介！

日本で唯一、村の名前に「温泉」がついている野沢温泉村。冬の間は雪に覆われるこの地に湧き立つ温泉を発見したのは、聖武天皇(724から748年)の時代の僧・行基であるという説、また修行中の山伏が見つけたという説など諸説あります。

いずれにしても、いにしえの時代から温泉地として知られてきた野沢温泉。その湯は、村民の生活と深く関わりながら、地域の共有財産として大切に守られてきました。

長野県でも歴史の古い温泉地「野沢温泉村」。野沢温泉村はのんびりと過ごせる観光スポットが点在しており、日々の疲れを癒すことができます。

野沢温泉村の温泉街には、13もの外湯点在しています。江戸時代から湯仲間という制度によって守られてきた外湯は、村の人たちの共有財産。どれも天然温泉100%かけ流しです。

野沢温泉にある30余りの源泉の1つで、100度近い熱湯をこんこんと湧出している大釜・丸釜・ゆで釜・竹のし釜・下釜の大きな湯だまりです。

その中でも「麻釜」は野沢温泉の台所とも称されます。それは日常から地元の人々がここで山菜や野菜などをゆでたり、定期的に交代で掃除や管理を行っています。

野沢温泉村には全国的にも有名なスキー場があります。日本最大級のビッグエリア、最長滑走距離は10,000ｍにもなり、36のコースとスノーパークを有しています。スキー初心者から上級者まで楽しむことができます。

自然豊かな野沢温泉村には、美味しいグルメや特産品が充実しています。観光客にはお土産品として人気が高く、野沢温泉村の四季の味わいを楽しめます。

長野県の郷土食として定番中の定番といえば「野沢菜漬け」。その野沢菜の発祥は、野沢温泉村だったことをご存知でしょうか。それは、江戸時代中期の宝暦年間(1751から1763)まで遡ります。健命寺の住職が京都から持ち帰った蕪の種から始まりました。

野沢温泉村の温泉街には、いくつかの場所でお客様が温泉たまごを体験できる場所があります。野沢温泉村の温泉で作られる温泉卵は香りが高く、とても美味しいと地元の方からも人気です。

温泉地のお土産の定番と言えば「温泉まんじゅう」です。野沢温泉街には温泉まんじゅうの販売店が点在し、 温泉街を歩くと店先の蒸し器から上がる蒸気と甘い香りに誘われます。

歴史のある野沢温泉村では、さまざまな体験施設が点在しています。子供からお年寄りまで参加することができ、野沢温泉村の文化を体験することができます。

野沢温泉村の名所・旧跡を中心に、全部で27の集印所があり、集印をしながらその歴史的背景を知ることができます。10個以上の集印をすると、野沢温泉オリジナルの記念品岡本太郎「湯タオル」がもらえるのでぜひ挑戦してみてください。

野沢温泉村でおすすめなのが「 つる細工体験」。野沢温泉に古くから受け継がれている伝統工芸「つる細工」を体験することができます。2時間ほどで花かごを編むことが可能です。この体験では籐のツルを使用します。

野沢温泉村で採れる本場の野沢菜を収穫し、時漬け(醤油漬け)造りを体験できます。この体験では、収穫した野沢菜を持ち帰るだけでなく、発祥地ならではの歴史・エピソードを聞くことができるのも楽しさのひとつです。

「太陽の塔」で知られる世界的な芸術家「岡本太郎」氏は、野沢温泉村と深い関係のある人物です。野沢温泉村にはその歴史や芸術作品を見ることができ、現在でも多くのファンが足を運んでいます。

世界的に有名な岡本太郎氏は野沢温泉村とゆかりが深く、初の名誉村民でもあります。野沢温泉村役場前の「野沢の乙女」像のほか、おぼろ月夜の館斑山文庫にある「湯」、「遊」、「火祭り」の書など、村内では複数の岡本太郎の芸術作品と出会うことができます。

長野県ののどかな自然に囲まれ、温泉や芸術作品と出会える村「野沢温泉村」。野沢温泉村は1年中楽しい時間を過ごせる観光スポットが数多く点在しており、全国から観光客が訪れています。

野沢温泉村は身も心も癒してくれる空間が広がっており、のんびりと過ごせます。ぜひ、長野県へ観光の際は「野沢温泉村」へ足を運んでみてください。