日本一の砂丘「猿ヶ森砂丘」を徹底リサーチ!
日最大の砂丘といえば多くの人が鳥取砂丘と答えるでしょう。しかし、実は日本最大の面積を誇る砂丘は鳥取砂丘ではなく、青森にある「猿ヶ森砂丘」です。知名度の低い猿ヶ森砂丘ですが、その理由とは?
実は魅力たっぷりの猿ヶ森砂丘について詳しくご紹介します。砂丘と砂漠の違いや猿ヶ森砂丘の基本情報、見どころや観光方法などたっぷりご紹介です。
そもそも砂丘とは?
そもそも「砂丘」とはどういったものなのでしょう。砂漠と砂丘の違いはどんなところにあるのでしょうか。
砂丘の定義は「風によって運ばれた砂が堆積してできた丘状の地形」です。砂が十分にあり、風が強く、乾燥しているところにできやすく、日本では鳥取県にある鳥取砂丘が最も有名ですが、鳥取砂丘以外にも北海道から鹿児島まで多くの砂丘が存在しています。
一方砂漠は、年間降雨量250mm以下、降雨量よりも蒸発量の方が多い地域に存在しています。砂漠を構成しているのは岩石や砂礫で、広大な荒れ地が広がる不毛地帯です。日本には砂漠は存在しません。
極端に降雨量の少ない砂漠は、表面だけでなく中まで乾燥していますが、砂丘の場合は表面の砂が乾いていても中は湿っています。
猿ヶ森砂丘の基本情報
鳥取砂丘以外にも日本全国に沢山存在している砂丘ですが、今回ご紹介するのは、実は、日本最大の広さを誇る猿ヶ森砂丘です。初耳という人も多いだろう猿ヶ森砂丘についての基本情報を詳しくご紹介しましょう。
名前の読み方と由来
猿ヶ森砂丘の読み方は「さるがもりさきゅう」です。「さるがもり」の名前はアイヌ語の「サル・カ・モライ」が由来とされていて、「湿地の上流にある流れの遅い川」を意味しています。
猿ヶ森砂丘内には大小20前後の砂丘湖が散在し、砂丘の背後には湿った平地も存在しています。「さるがもり」の名前は、そんな砂丘の特徴からついたと考えられています。
青森県下北半島にある国内最大の砂丘
猿ヶ森砂丘は青森県の下北半島、下北郡東通村の尻労から小田野沢までの太平洋沿岸に広がっている国内最大の砂丘です。日本最大の砂丘は鳥取砂丘と思っている人も多いですが、実は日最大の広さを誇るのは青森県の猿ヶ森砂丘、別名下北砂丘です。
面積
猿ヶ森砂丘は幅が東西に約2km、長さが南北に約17kmで、面積は約3,000ヘクタールと考えられていますが、実際のところ実は正確な計測は行われていません。
というのも、砂丘の定義は「風によって運ばれた砂が堆積してできた丘状の地形」。これは、決して一般的な砂丘のイメージである広大に広がる砂地だけを指すわけではありません。
実際、猿ヶ森砂丘には植生に覆われている場所や農地、市街地として活用されている場所があります。防衛庁管轄の場所もあるため自由に土地を計測できるわけではなく、正確な数値は明らになっていないというのが実情です。
猿ヶ森砂丘が広く見積もって約3,000ヘクタールの面積があるとすれば、鳥取砂丘が東西に約15km、南北に約1.5~2.0km、面積約1,800ヘクタールなので、猿ヶ森砂丘は鳥取砂丘と比べ細長く、1.7倍の面積があることになります。
鳥取砂丘とは違い観光できる場所が限られている
猿ヶ森砂丘は、鳥取砂丘のように広大な砂地をラクダと共に自由に観光できるわけではありません。それは猿ヶ森砂丘の一部が立ち入り禁止エリアになっているからです。面積自体は確かに鳥取砂丘よりも大きいですが、自由な観光という面では制限されています。
猿ヶ森砂丘が立ち入り禁止の理由とは?
鳥取砂丘よりも広大な面積を誇る猿ヶ森砂丘ですが、どこでも自由に観光できるわけではなく、立ち入り禁止になっているエリアが存在するのは何故なのでしょう。その理由について詳しく説明していきます。
防衛装備庁が所持しているため
先にも少し触れましたが、猿ヶ森砂丘の一部は防衛装備庁が所持するエリアになっています。防衛装備庁は、防衛相の外局で、一般人が許可なく気軽に入れる場所ではありません。立ち入り禁止エリアが存在する点は観光スポットの鳥取砂丘とは大きな違いです。
武器のテストなどを行っており危険
立ち入り禁止になっている防衛装備庁管轄のエリアでは、自衛隊が使用する武器や兵器のテストが行われています。新しい武器の試し打ち訓練などがおこなわれているため、エリア内に入ったり不用意に近づくのはとても危険です。
猿ヶ森砂丘を観光する方法はある?
日本最大の砂丘、猿ヶ森砂丘は立ち入り禁止エリアのある砂丘です。そんな猿ヶ森砂丘を観光する方法はあるのでしょうか。猿ヶ森砂丘の観光の有無や一望できるおすすめのスポットをご紹介しましょう。
自衛隊の敷地以外は観光可能
猿ヶ森砂丘は、防衛装備庁の所有している立ち入り禁止のエリアを除いては、観光が可能です。防衛庁管轄外のエリアとは、細長い猿ヶ森砂丘の北部にある尻労と南側の小田野沢の2か所で、猿ヶ森砂丘の丁度両端にあたります。
桑畑山からも一望できる
立ち入り禁止エリアのある猿ヶ森砂丘ですが、砂丘を一望できるスポットがあります。それが砂丘の北東にある尻屋崎に面してそびえる桑畑山です。桑畑山は、標高400mの鉱山で、通行証があれば山頂付近まで車で行くことも可能です。
また、桑畑山ほどの高さはありませんが、猿ヶ丘砂丘の北側にあたる東通村・尻労地区の高台からも砂丘全体を見渡すことができます。
猿ヶ森砂丘の見どころ6選
立ち入り禁止エリアもありますが、観光も可能な日本最大の猿ヶ森砂丘。その見どころはどこにあるのでしょうか。猿ヶ森砂丘の見どころを6つご紹介しましょう。知られざる猿ヶ森砂丘の見どころ6選です。
圧倒的な広さそのもの
青森にある猿ヶ森砂丘の見どころは、日本最大の圧倒的な広さそのものです。鳥取砂丘よりも広大なエリアに広がる猿ヶ森砂丘は、立ち入り禁止エリアになっている自衛隊の敷地以外でも十分にその広さを体感することができます。
目の前にどこまでも果てしなく広がる砂の丘は、ぜひ実際に足を踏み入れてみてください。本州最北端の海風を肌で感じながら踏みしめる日本最大の砂丘。ぜひおすすめです。
猿ヶ森砂丘ならではの生き物や植物
本州最北端の青森県下北半島にある猿ヶ森砂丘は、環境省の指定する重要な湿地のひとつです。貴重な植物や生物が生息しているエリアになっていて、タイミングが合えば猿ヶ森砂丘ならではの植物や昆虫を観察することができるかもしれません。
環境省によって重要されているのは、植物ではハマニンニクやコウボウムギ群落、ケカモノハシ群落などです。
また、昆虫ではエゾゲンゴロウモドキやエゾコガムシ、コウベツブゲンゴロウ、オオヒメゲンゴロウなどの水生甲虫類の生息地にもなっていて、砂丘上にはオオマキバサシガメ、ニッポンハナダカバチなども生息しています。
砂丘湖
青森の猿ヶ森砂丘には、大小20個の砂丘湖があります。砂丘の中にぽつぽつと散在している水たまりのようなスポットが砂丘湖です。
砂丘湖は砂が堤防となって、海の水が湖のように溜まった場所のことで、猿ヶ森砂丘の砂丘湖ではウナギの養殖を行っている場所もあります。また、ヒメマリなど希少な生物が生息しているのも見どころのひとつになっています。
おすすめは左京沼
猿ヶ森砂丘の砂丘湖の大沼と左京沼には絶滅危惧種にも指定されている希少な生物のヒメマリモが生息しています。ヒメマリモは清冷な湖沼に生息しているとされる生物で、直径は1~3cmほどしかありません。猿ヶ森砂丘の砂丘湖を見るなら左京沼がおすすめです。
鳴き砂
青森の猿ヶ森砂丘では鳴き砂と言われる希少な音を聞くことができます。鳴き砂とは、砂の上を歩いた際にする音のことで、猿ヶ森の砂は踏みしめるたびに「キュッキュッ」という音が鳴ります。
立ち入り禁止エリア以外の猿ヶ森砂丘の砂浜は歩くこともできるので、音を鳴らしながら歩いてみるのはいかがでしょう。
鳴き砂とは
鳴き砂は石英と言われる硬い粒子を多く含んだ砂浜で起こる現象と言われています。表面の汚れていない綺麗な石英に外部から力が加わることによって、砂粒の層が振動して鳴ると考えられています。
日本には30か所ほどある鳴き砂スポットの中でも最大の距離を誇るのが、宮城県亘理町にあるわたり吉田浜海岸の、北部河口側の鳥の海と太平洋をつなぐ水路から南に約3.5kmの海岸です。
ヒバの埋没林
猿ヶ森砂丘の見どころの6つめは、ヒバの埋没林です。青森の日本最大と言われる猿ヶ森砂丘は、約2,500年前はヒバが一面に生い茂る森林地帯でした。
その後複数回にわたり起こったと考えられる自然現象や砂鉄採集や森林伐採などの人為的要因によってヒバは枯れ、森林地帯は砂に埋もれていきました。
立ち枯れの状態で埋没したヒバは現在でも朽ち果てることはなく直立しています。今見られるのは1,000年ほど前の立ち枯れヒバと想定され、新しく生えてきた木々の中に点在しています。
かつて海岸が見事なヒバ林だった頃の名残がヒバの埋没林に見てとれます。ヒバの埋没林は国道338号線沿いから見ることができ、ドライブしながら埋没林の風景を楽しむことができます。
また、県道沿いには駐車場があるので、車を停めて埋没林に入って見学することも可能です。時代の移り変わりと猿ヶ森砂丘の歴史を感じることが出きる、見どころのひとつです。
猿ヶ森砂丘付近の観光スポット4選
猿ヶ森砂丘付近には、観光スポットもいくつかあります。砂丘だけでなく、一緒に楽しめる猿ヶ森砂丘付近の観光スポットをご紹介しましょう。猿ヶ森砂丘を眺められるポイントもあるのでぜひチェックです。
桑畑山
猿ヶ森砂丘付近の観光スポット、桑畑山は猿ヶ丘砂丘の展望台でもある山です。往復2時間ほどで登れる山で、標高は400mほどです。
山頂までの途中は崩れやすいトラバースなどもあるので初心者は注意が必要です。尾根に登り切ったところで展望が広がりますが、その先は山頂まで樹林帯をすすみます。山頂からは風車が設置されているのが見え、猿ヶ森砂丘も一望できます。
途中可愛い花々や植物を観察しながら歩けるのも楽しみのひとつです。通行証があれば、車で山頂付近まで行くこともできます。
住所 | 青森県下北郡東通村 |
電話番号 | - |
尻屋埼灯台
猿ヶ森砂丘付近の観光スポット、尻屋埼灯台はレンガ造りの灯台で最も高さのある灯台です。日本の灯台50選にも選出されている真っ白な灯台で、レンガの美しさが際立っています。高さは32.9m、灯りの高さは45.7mあります。
1876年に10月に初めて店灯された120年の歴史ある尻屋埼灯台は、工事期間3年4か月を費やして建設されました。日本最初の音波標識となる霧鐘が取り付けられたり、近距離を照らすことができる日本唯一のレンズを使用したり、日本で初めて電気を使用する灯台でもありました。
その他、日本唯一の隕石落下記録や怪火の記録、更に日本一渡り鳥が飛来した観測記録など、他の灯台にはない記録を多数持っている貴重な灯台です。
全国に16スポットしかない「のぼれる灯台」でもある尻屋埼灯台は、128段の階段を上ると津軽海峡と太平洋が一望でき、タイミングが合えば津軽海峡に沈む夕日や海面に映える灯台も見ることができます。
参観時間は4月下旬から4月30日が8時から15時45分、5月1日から11月上旬が7時から16時45分で、参観寄付金は中学生以上300円です。
アクセスは、JR大湊線下北駅で下車し、下北駅からむつバスターミナル(下北交通バス尻屋崎線)に乗車し尻屋崎口停留所から徒歩約30分です。八戸自動車道八戸ICからは車で約2時間半です。
住所 | 青森県下北郡東通村大字尻屋字尻屋崎1-1 |
電話番号 | 0175-27-2111 |
尻屋崎
青森の猿ヶ森砂丘付近の観光スポット、尻屋崎は下北半島の北東端にあります。岬の北は津軽海峡、東は太平洋で潮の変わり目でもあります。岬の先端には尻屋埼灯台があり、あたり一帯に天然記念物の寒立馬が放牧されています。
寒立馬は寒気と粗食に耐えて育った持久力に優れた農用馬です。4~6月が出産シーズンなので、タイミングが合えば生まれたばかりの仔馬を見ることができます。冬期間の1~3月は尻屋崎周辺が閉鎖されます。
住所 | 青森県下北郡東通村尻屋 |
電話番号 | 0175-27-2111 |
野牛川レストハウス
青森の猿ヶ森砂丘付近の観光スポット、野牛川レストハウスでは東通牛のブルーベリーのソフトクリームや十割そばの乾麺などお土産やソフトクリームの販売を行っています。
毎月9のつく日には東通村のブランド牛である貴重な黒毛和牛の東通牛の特売も行われ、8月中旬にはバーベキュー祭りも開催されます。良質な脂と綺麗に入ったサシが絶品で、甘みとうまみが口の中にあふれ出し、とろけるような柔らかさでぜひおすすめです。
展示室ではメガロドンの化石や石灰岩、チャートなどの情報も常時展示してあり、普通車30台、大型車3台分の駐車場、トイレも常設されているのでドライブの休憩スポットとしてぜひおすすめです。営業時間は9時から16時半で、定休日は火曜日です。
住所 | 青森県下北郡東通村大字野牛字野牛川29-3 |
電話番号 | 0175-28-5203 |
猿ヶ森砂丘へ行った人の声
立ち入り禁止エリアもある猿ヶ森砂丘ですが、その魅力は実際に訪れた人の口コミからも良く分かります。青森の日本最大の砂丘、猿ヶ森砂丘の魅力を実際に訪れた人の口コミを参考にご紹介しましょう。
猿ヶ森砂丘の口コミ①
あまり知られていない青森の猿ヶ森砂丘は人一人いない独り占めの景色が堪能できます。天気の良い日は白砂と青空、白波の海など果てなく広がる静かな絶景をいつまでも眺めていることができるでしょう。
男性
猿ヶ森砂丘の口コミ②
海岸沿いに永遠と続く猿ヶ森砂丘。太平洋側なので天気の良い日も多く、海と砂丘ビーチを同時に楽しむことができます。太陽の位置と共に変わる砂丘の様々な表情をじっくり楽しむのもおすすめです。
女性
静かで綺麗です。とても美しい景色を楽しめます。波の音しか聞こえず静かなのも印象的です。夕日が沈む時間帯の猿ヶ丘砂丘はとても綺麗でぜひおすすめです。
猿ヶ森砂丘の口コミ③
尻労地区の高台からは針葉樹などの植物と共に猿ヶ森砂丘を楽しむことができます。鳥取砂丘にはない楽しみ方で、自然な砂丘の姿そのままを楽しめるのが魅力です。希少な植物や生き物に出会えることもあります。
男性
鳥取砂丘とは違った景色が見られるので気に入っています。アクセスするまでは大変ですが、砂丘の新たな魅力を発見できる場所と確信しています。青森観光のついでにぜひ足をのばしてみてほしいスポットです。
猿ヶ森砂丘の口コミ④
猿ヶ丘砂丘は尻労地区にある桑畑山から一望することができます。猿ヶ丘砂丘の広がる下北の景色全体を眺めることができる貴重なスポットです。車で登ることもできるのでドライブがてら出かけるのも良いでしょう。
女性
晴れた日に登山で桑畑山の山頂まで行ってみました。360℃絶景が広がり、誰もいない景色を独占できます。贅沢な時間を満喫できるのでぜひおすすめです。
猿ヶ森砂丘の口コミ⑤
5月はつつじの花と一緒に猿ヶ森砂丘を楽しむことができます。片崎山からは猿ヶ森砂丘に散在している小さな湖も見られます。鳥取砂丘にはない景色を存分に堪能できるポイントでぜひおすすめです。
女性
つつじと砂丘と海が美しい。ちょっとした登山で見られる景色にしてはとても贅沢です。つつじの赤色と砂丘の白がどこか神秘的です。
猿ヶ森砂丘を観光するときの注意点
猿ヶ森砂丘の観光にはいくつかの注意点があります。立ち入り禁止エリアもあり、決して簡単にアクセスできる場所ではない猿ヶ森砂丘。観光に出かける時に注意しておきたいポイントを2つご紹介します。
道のりが整備されていないところも
猿ヶ森砂丘は観光地として開発されているスポットではありません。そのため、観光客用に道路が特別整備されているといったこともなく、場所によって整備されていないところもあります。慣れない道を車で走る場合は、十分注意する必要があります。
また、当然ですが、冬期は雪に埋もれているため砂丘は見られませんし、道路も閉鎖されることがあります。
立ち入り禁止エリアには近づかないようにしよう
猿ヶ森砂丘の中心部は防衛装備庁の所有する自衛隊の敷地になっているため、立ち入り禁止です。武器使用の訓練などを行っていることもあるため、立ち入り禁止エリアには近づかないようにするのが無難です。
猿ヶ森砂丘へのアクセス方法
見どころもたくさん、付近にはいくつかの観光スポットもある日本最大の猿ヶ森砂丘へのアクセス方法をご紹介します。南北に細長く広がる猿ヶ森砂丘の北側のスポットと南側のスポットの2つのスポットへのアクセス方法をご紹介です。
猿ヶ森砂丘の北側(尻労)へのアクセス方法
猿ヶ森砂丘の北側のスポット尻労には砂丘が見渡せる高台があります。尻労高台へのアクセスは車が便利で、青森からは約2時間半です。電車を利用する場合は、JR大湊線の近川駅が最寄りになります。近川駅からは車で約36分です。
猿ヶ森砂丘の南側(小田野沢)へのアクセス方法
猿ヶ森砂丘観光におすすめなのが、南側のスポット小野田沢です。猿ヶ森砂丘の小田野沢へのアクセス方法として、第二みちのく有料道路の下田百石ICから一般道で約80kmの小田野沢漁港を目指します。小田野沢漁港の駐車場に車を駐車し、そこから猿ヶ丘砂丘を目指します。
鉄道を利用した場合、最寄りの駅はJR大湊線の近川駅になりますが、駅からは12km以上あるので、車でのアクセスがおすすめです。
アクセスしやすいのは南側
猿ヶ森砂丘へのアクセスは北側よりも南側の小田野沢が便利です。自家用車やレンタカーなどを利用してアクセスするのがおすすめです。観光地ではないため、駐車場に車を停車する場合は、地元の人への挨拶も忘れないようにしましょう。
住所 | 青森県下北郡東通村 |
電話番号 | - |
隠れた超巨大砂丘・猿ヶ森砂丘に行ってみよう!
いかがでしたでしょうか。立ち入り禁止エリアもある青森の猿ヶ森砂丘は、隠れた超巨大砂丘です。見どころもたくさんあり、周辺には観光スポットもあります。ぜひ日本最大の砂丘、猿ヶ森砂丘に出かけてみてはいかがでしょう。
とにかくただただ静かな絶景を楽しめます。鳥取砂丘と違い観光地化されていないのがかえって良いと感じます。自然の美しさをそのまま堪能できるのが最大の魅力です。