青森県の観光ならここ！絶対はずさないエリア・イベントを徹底解説！

世界自然遺産「白神山地」(西目屋村)

青森県は弘前公園の桜、奥入瀬渓流の新緑、十和田湖の紅葉、八甲田の樹氷や世界自然遺産「白神山地」など四季折々の美しい光景が楽しめる自然豊かなエリアです。

自然の他にも深浦町の「黄金崎不老ふ死温泉」をはじめとする多彩な泉質を誇る温泉や世界文化遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つである「三内丸山遺跡」といった歴史遺産など観光客に人気のスポットがたくさんあります。

紅葉の十和田湖(十和田市)

青森県は夏でも冷涼な気候で肥沃な土壌にも恵まれているので、りんごや長いも、ごぼうなど農産物も豊富です。さらに三方を海に囲まれており、大間マグロやホタテなど海産物も有名です。

全国的にも有名な「青森ねぶた祭」をはじめ、遠方からも多くの人が訪れるイベントも充実しています。ここでは青森県の見どころを厳選してご紹介していくので、旅行計画の参考にしてください。

紅葉の薬研渓流(むつ市)

青森県には、歴史や文化を学べる施設や遺跡、美しい自然に癒される景勝地、青森県ならではの体験ができる施設など魅力的な観光スポットが豊富にあります。事前に行きたいスポットをチェックして計画を立て、効率よく観光が楽しめるよう準備しておきましょう。

三内丸山遺跡(青森市)

「三内丸山遺跡（青森市）」は、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つとして世界文化遺産登録を目指す縄文時代の遺跡です。遺跡内では竪穴住居や大型掘立柱建物などが見学でき、縄文土器のかけらを散りばめた「縄文ビッグウォール」など見どころ満載です。

同じく世界文化遺産登録を目指す「是川縄文館（八戸市）」もあわせて見ておきたいスポットです。「是川遺跡」や「風張１遺跡」などの出土品を多数展示しており、なかには完全な形で出土した貴重な国宝合掌土偶もあります。

弘前れんが倉庫美術館(弘前市)
©︎Atelier Tsuyoshi Tane Architects

2020年4月11日にオープン予定の「弘前れんが倉庫美術館（弘前市）」は青森県の新名所として注目のスポットです。

日本で初めて大々的にシードル生産をした「吉野町煉瓦倉庫」を改修して活用した建物で、館内では国内外で活躍する現代アーティストたちの独創的な作品が展示されています。

新緑の奥入瀬渓流(十和田市)

豊かな自然に恵まれた青森県には景勝地も多く、自然を身近に感じながら散策したり、のんびり景色を眺めたりするのも楽しみの一つです。数多くある景勝地のなかでもおすすめなのが「奥入瀬渓流（十和田市）」。新緑や紅葉の名所として知られ、冬にはライトアップされた氷瀑や氷柱を見学するバスツアーも開催されます。

「薬研渓流（むつ市大畑地区）」も、手つかずの自然に囲まれた美しい渓流や樹齢約800年の栗の巨木など見どころ満載です。薬研渓流は遊歩道が整備されているので、気候が良いときには約1時間の散策を楽しむのもおすすめです。

絶景の種差海岸(八戸市)

2013年5月に「三陸復興国立公園」に指定された「種差海岸（八戸市）」も自然の美しい絶景が見られる人気スポットです。蕪島から久慈までの自然歩道「みちのく潮風トレイル」では海風を感じながら散歩を楽しむことができます。

天然の芝生が波打ち際まで敷き詰められた「種差海岸天然芝生地」では、芝の緑と海や空の青のコントラストが非常に美しく、訪れる人々を魅了します。5月下旬頃から9月頃までは海の音を聴きながら行う朝ヨガも開催されているので運動好きの方は是非参加してみてください！

水陸両用バス(西目屋村)

青森県では旅行の思い出作りにぴったりの体験ができるスポットも充実しています。世界自然遺産「白神山地」がある西目屋村ではビーチにしめやの「水陸両用バス」が子供から大人まで世代を問わず人気を得ています。

湖に入水する瞬間には水しぶきもかかり、アトラクションのような楽しさもあります。津軽白神湖の湖面を爽快に走るバスに乗車しながら雄大なダム湖の景観をじっくりご堪能ください。

津軽伝承工芸館・津軽こけし館(黒石市)

青森県ならではの文化体験施設も必見です。「ねぶたの家 ワ・ラッセ（青森市）」では、実際にねぶた祭りに出陣したねぶたを間近で見ることができ、お囃子や跳人（ハネト）体験を楽しむこともできます。

「津軽伝承工芸館・津軽こけし館（黒石市）」は、青森県の伝統工芸である津軽塗やこけしについて知ることができる施設です。津軽塗のキーホルダー作りやこけしの絵付け体験などもできるので、旅の記念にするのもおすすめです◎

大間のマグロの「三色マグロ丼」(大間町)

青森県のグルメで外せないのが海産物です。大間町の名物である「大間のマグロ」は、黒いダイヤとも呼ばれるクロマグロで高級ブランドになっています。大トロ・中トロ・赤身を一度に楽しめる「三色マグロ丼」が大人気です。

中泊町で楽しめる「中泊メバル膳」は、高級魚である津軽海峡メバルを1尾使用した新ご当地グルメ。刺身と煮付けをメインに中泊産(小泊産)のイカの刺身丼までついてきます。2019年11月には中泊メバルちゃんこ鍋（冬季限定）も登場しているのでそちらも要チェックです！

十和田町市民のソウルフード「十和田バラ焼き」(十和田市)

十和田市民に愛されるソウルフード「十和田バラ焼き」も青森県の必食グルメの一つです。甘辛い特製ダレに漬け込んだ牛バラ肉と玉ねぎを鉄板で焼いたもので、濃いめの味付けでご飯が進みます。

十和田市内だけでこのバラ焼きを提供するお店が約80軒あるので、食べ比べも楽しめます！

酸々湯温泉(青森市)

青森県にお越しの際は多彩な泉質を誇る温泉で日頃の疲れを癒していくのもおすすめです。「酸ヶ湯温泉旅館（青森市）」は国内で初めて国民保養温泉地に指定された、八甲田の中で最も古い温泉で、「ヒバ千人風呂」と呼ばれる160畳の大浴場が有名です。

「青荷温泉（黒石市）」は電気もなく、携帯の電波も届かない「ランプの宿」とも呼ばれており、自然の音を聴きながら非日常体験を味わうことができます。日頃の忙しい日々を忘れて秘湯でほっと一息ついてはいかがでしょうか。

黄金崎不老ふ死温泉(深浦市)

日本海を目の前にした波打ち際の露天風呂で知られるのが「黄金崎不老ふ死温泉（深浦町）」。入浴しながら見られる絶景はもちろん、「傷によく効く、保温・保湿効果が高い、湯冷めをしにくい」など効能がたくさんあるのもこの温泉が人気の理由です。

「下風呂温泉郷（風間浦村）」は室町時代から長く湯治場として親しまれてきた温泉郷です。近い場所に湧口が2箇所あること、海辺から湧いてくる源泉「浜湯」と合わせて温泉郷内に源泉が3箇所あることなど全国的にも珍しい特徴があります。夜にはイカ釣り漁船の漁火がつくり出す幻想的な景色も満喫することができます。

弘前城と桜と岩木山(弘前市)

青森県には遠方からも多くの人が訪れる有名なイベントもたくさんあります。4月下旬から5月上旬（2020年は4月23日～5月6日）に開催される「弘前さくらまつり」では弘前公園内に約2,600本、52種の桜が咲き誇り、満開時の「桜のトンネル」や桜が散った後の「花筏」など見どころ満載です！

青空に映える黄色の菜の花畑(横浜町)

2020年5月16日・17日に予定されている「菜の花フェスティバルinよこはま」では、本州一の面積を誇る菜の花畑で、大迷路やスタンプラリーなどのイベントが行われ、多くの人で賑わいます。横浜町の特産品である「御なたね油」はお土産におすすめです。

青森ねぶた祭(青森市)

青森県の夏といえば8月2日〜7日に開催される「青森ねぶた祭」です。毎年約280万人もの観客が訪れる日本を代表する火祭りのひとつで、大型ねぶた約20台が乱舞する跳人（ハネト）とともに青森市内を練り歩きます。ねぶた祭りの前（2020年7月26日予定）と最終日に打ち上げられる花火も見どころです。

冬には十和田湖を舞台にした「十和田湖冬物語」で花火やイルミネーションなどを楽しめます。2020年は1月24日〜2月24日で開催中なので是非期間中に出かけて、人気の「かまくらBAR」などに立ち寄ってみてください。

高山稲荷神社(つがる市)

いかがでしたでしょうか？青森県では歴史や文化に触れたり、自然や温泉に癒されたり、絶品グルメを堪能したりと様々な楽しみ方ができます。

ここでご紹介した以外にも、冬季限定で運行される「ストーブ列車(五所川原市)」や千本鳥居が並ぶ圧巻の光景を見られる「高山稲荷神社(つがる市)」、約300もの店が並ぶ全国最大規模の朝市「館鼻岸壁朝市（八戸市）」など青森県の魅力はまだまだたくさん。

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