三朝温泉周辺の観光おすすめスポットをご紹介！周辺グルメも楽しめます！

鳥取県東伯郡三朝町にある三朝温泉は、1163年に発見されたと言う伝説の残る歴史的な温泉街です。本格的な温泉治療で訪れる長期滞在者が多く、伝統と情緒の残る温泉街を形成しています。一方、歴史が長い事から魅力的な観光スポットやグルメも多くあり、近年観光地としても人気を集めています。今回はそんな三朝温泉のおすすめスポットからグルメを一気にまとめました！

三朝温泉は鳥取県のほぼ中央部に位置しています。車でアクセスする場合は中国自動車道「院庄IC」もしくは米子自動車道「湯原IC」で降ります。電車でアクセスする場合はJR倉吉駅まで行き、そこから路線バスに乗り換えます。また、長距離バスが大阪・神戸・岡山から出ています。

三徳山三佛寺(みとくさんさんぶつじ)は標高約900mの三徳山にある天台宗の寺院で、三朝温泉で最も人気のある観光スポットです。一番おすすめの見どころ、奥の院「投入堂(なげいれどう)」は、なんと垂直の崖の窪みに建てられているんです！登山道が険しいので、動きやすい服装と靴で参拝して下さいね。苦労して登ったらきっとご利益も達成感も大きいはず！冬期は閉山されてしまいますので注意して下さい。

三朝神社の特徴は、大きなケヤキの木に囲まれた静かな神社です。人気の秘密はなんと言っても「お清めの水が温泉」である事！温泉街らしい神社ですね。手水舎は「神の湯」と呼ばれ、飲むことが可能です。「神の湯」は健康を祈って飲むと効果が増すそうですよ。ぜひ試してみて下さいね。

温泉街を流れる三朝川にかかる恋谷橋。人気の秘密はこの橋にある「かじか蛙」の像。このかじか蛙は縁結びの神様として親しまれており、なでる事でご縁を授かる事ができると言われています。恋谷橋は夜にはライトアップされてロマンチック度アップ！デートスポットにぴったりですね。

三徳山の3つのお寺のうちの一つで、一番ふもとにあるお寺です。お寺の入口にある「百八煩悩転生大念珠」という大きな数珠を引いて回す事で、厄除け開運の効果があるそうです。また、ここの宿坊では精進料理を頂く事ができます(要予約)。工夫を凝らした素晴らしい精進料理が食べられるとして、グルメの面でも人気のスポットとなっています。宿坊では宿泊する事も出来ますよ。

三朝温泉では、毎年5月4日に行われる伝統的な祭り「花湯まつり」のメインイベントとして、綱引きが行われます。この綱引きの事を「陣所」と呼び、陣所には藤かずらで編んだ綱を使用します。ここ陣所の館では、実際にまつりで使われる綱が展示されている他、陣所の様子をビデオで見る事ができます。大迫力の綱と陣所をぜひ見に行きましょう。

ここ、三朝バイオリン美術館では弦楽器の製作に使われる道具や木材が展示されている他、その制作過程を学ぶ事ができます。2階では時期によってイベントが開催され、弦楽器の展示やコンサートが行われる事も。バイオリンの製作体験もできるそうですよ。合掌造りをイメージした建物も必見です。

梶川理髪館は、理容に関するレトロな道具やグッズを所狭しと展示していますが、なんと現役の床屋さん。外観もオシャレな感じの床屋さんなので、知らないと通り過ぎてしまうかもしれません。知る人ぞ知るスポットとして人気を集めています。展示を見るだけもOKですが、もし良ければレトロな雰囲気の中髪を切ってもらうのも良いですね。

このお店のおすすめグルメは山菜とお豆腐！山菜定食は十種類近くもの山菜を食べれるとってもお値打ちな定食です。少し変わっているのが名物の栃餅を使った天ぷら。大人気の栃餅天ぷらは、各種定食やおそば・うどんと一緒にどうぞ。

地元鳥取でとれた新鮮な食材を使った和創作料理屋です。新鮮なお魚を使った海鮮丼が人気です。少し変わった人気メニューは「三朝ら～どん麺」！他にもオムライスやうどんカルボナーラなど多彩なグルメが用意されており、幅広い年齢層に親しまれているお店です。

体験工房や物産館と併設された喫茶店は朝8:30から営業しており、三朝温泉街で朝食を食べられる貴重な飲食店です。納豆かけご飯食べ放題もやっているそうですよ！納豆好きの方はぜひどうぞ。

昔懐かしい雰囲気を漂わせる、温泉街の中の駄菓子屋さんです。店内にはレトロなお菓子やおもちゃがたくさん並んでいて、お子様はもちろん大人の方が楽しんでしまうかも？ぜひ立ち寄ってみて下さいね。

三朝温泉には地酒が豊富です。ここ藤井酒造では三朝の地酒を各種取り揃えており試飲する事もできます。お酒好きな方はぜひ立ち寄ってみて下さい。自分用はもちろん、「三朝正宗」や「三徳桜」など地名や名所の名を冠したお酒は、お土産に持って帰っても喜ばれる事間違いなしですね。

三朝のお土産屋さんのひとつで、鳥取県内のお土産も置いてあります。「たまわりの湯」に併設された小さくてアットホームなお店です。温泉を使った三朝ジェルや入浴剤は女性を中心に大人気なんだとか。自分使いにもお土産にもぴったりです。

温泉本通りを中心に、旅館やお店が通りに面したショーウィンドウに個性豊かな品々を飾っており「湯のまちギャラリー」と呼ばれています。中に入れる展示スペースもありますよ。約18ヶ所にあるギャラリーは全て歩いて回れる範囲にあるので、温泉巡りの合間にのんびり散策するのにぴったりですね。

温泉街中心部からかじか橋を渡った先にある、静かな広場です。広場はフランスをイメージして作られており、敷地内にはキュリー夫人の像が飾られています。三朝温泉の主成分であるラジウム繋がりで、その発見者であるキュリー夫人の像が飾られているそうです。普段は静かですが、広場にはステージもあり毎年夏にはキュリー祭りが開かれて多くの人で賑わいます。

三朝温泉街を流れる三朝川にかかる橋で、ここから上流側を見渡すと川沿いに並ぶホテルや温泉街が一望できる事から人気の散策スポットになっています。近くの河原には公衆露天風呂があり、温泉につかった後はのんびり景色を楽しむと言うのも風情があって良いですね。昭和4年製作の映画「三朝小唄」のブロンズ像が建っているのが目印です。

地元の山に自生する栃の実を、もち米と一緒に蒸してついた物が「とちもち」で、三朝温泉の名物になっています。中には餡が入っていて、上品な甘さが人気の秘密！三朝には「松之屋」と「吐月堂」という2軒の和菓子屋さんがとちもちを販売しています。両方買って食べ比べしてみたいですね。観光客も地元の人もファンが多く、午前中で売り切れてしまう事もあるので、お買い求めはお早めにどうぞ。

三朝温泉には定番のとちもちの他、栃の実を使ったお菓子が数多くあります。その中でもちょっと変わっているのがこちらの「栃の実コーヒー」。三朝川沿いに建つ「お食事カフェ橙」では栃の実コーヒーや、各種栃の実スイーツを楽しむ事ができます。お土産用のパッケージ商品も用意されていますので、カフェで頂いて気に入ったら、お土産にお持ち帰りする事ができますよ。

倉吉市と隣り合う三朝温泉から車で20分程走れば、白壁土蔵群・赤瓦が並ぶ倉吉市の重要伝統的建造物群保存地区に行く事ができます。昔ながらの土蔵は一部が改修され、ショップや体験工房になっています。三朝の温泉街を堪能したら、温泉街の雰囲気とは少し違った白壁土蔵群・赤瓦の街並みを楽しみに行くのも良いですね。

更に違った雰囲気を楽しみたい時は、湯梨浜町にある中国庭園「燕趙園」はいかがでしょう？こちらも、三朝温泉からは車で20分程で行く事ができます。橋は本場中国で作られていたり、スタッフも中国の方が多かったりと本格的に中国の雰囲気を楽しむ事ができます。時間帯によって開催される雑技団のショーがおすすめです。セグウェイの試乗体験もやっており、お子様から大人まで楽しむ事ができますよ。

以上、三朝温泉のおすすめ観光地や人気スポット、周辺の観光地までを一気にまとめてみました。こんなに魅力いっぱいの三朝温泉、ぜひ長期滞在したいですね。温泉に観光グルメに、楽しさがぎゅっと詰まった三朝温泉を思う存分堪能して下さいね。