インディアナポリスの観光スポット！人気＆おすすめを全てご紹介！

インディ500が開催されることで有名なモータースピードウェイがあるインディアナポリス。インディアナポリスはアメリカのインディアナ州の州都です。アメリカの中西部に位置していて、人口820445人（2010年国勢調査）これは中西部ではシカゴの次に多く、全米でも12位につける大きな都市となっています。そんなインディアナポリスについてご紹介します。

945.6K㎡の雄大な市域を有しているので、インディアナ州全体では大自然もあり、のんびりと過ごすことも可能です。ちなみにインディアナ州はこんな形をしています。インディアナポリスが州都なので文化や観光、交通などの中心的な機能はすべてインディアナポリスにそろっています。

インディアナポリスは別名「アメリカの十字路」と呼ばれているからです。19世紀ごろに複数の鉄道が開通し、さらには4本の州間高速道路が走っています。こうした交通の利便性もインディアナポリスの観光の強みだといえます。

中西部に位置しているので日本から行くならシカゴ経由で行くのがおすすめです。成田から約12時間半で到着します。（成田→約11時間半→シカゴ）（シカゴ→約１時間→インディアナポリス）もちろんシカゴから鉄道の旅を楽しむこともご一興。ちなみにサンフランシスコ経由（乗継）の便もありますが、こちらは15時間近いフライトになるのであまりおすすめできません。

こちらは「インディアナポリス・ユニオン」駅です。煉瓦造りのレトロな外観がお出迎えしてくれます。鉄道交通の要所としてアメリカをささえた「インディアナポリス・ユニオン駅」は観光スポットとしてもおすすめします。

さてインディアナポリスですが、実はアメリカの発展と深い関係がある街なのです。インディアナポリスがあるインディアナ州はは五大湖に接しており、ミシガン州やオハイオ州、ケンタッキー州などと隣接しています。ミシガン州…五大湖…デトロイトと思われた方、その通りです。インディアナポリスはデトロイトと同じように自動車産業でアメリカの発展を支えた街だったのです。

ちなみにトランプ大統領が就任してから、日本企業のトヨタがインディアナ工場で400人の雇用を発表しています。いやはやさすが世界のトヨタ。アメリカ経済も支えているのですね。インディアナポリスでは古き良きアメリカの匂いを何気ない道沿いから感じることができます。カッコいい車ですね。お土産に1台…とはいきませんね。

予備知識はこれくらいにして、インディアナポリスといったらやっぱりこれ、「インディアナポリス・モータースピードウェイ」で開催されているインディ500をたっぷりとご紹介します。まずはこちらの写真から…インディ500の聖地「インディアナポリス・モータースピードウェイ」です。

汗とオイルにまみれた男たちの荒々しい雰囲気…かと思いきや、「インディアナポリス・モータースピードウェイ」のゲートパークはとても綺麗。観光客の姿も目立ちますが、地元の家族連れのお客さんもたくさんいます。風にそよぐチェッカーフラッグは男たちの熱い戦いを見守り続けています。

インディ500といえばなんといっても最近では佐藤琢磨選手が日本人として初めて優勝したことで話題になりましたね。インディ500はその名の通り500マイル（805㎞）を駆け抜ける世界最速のレースです。インディ500はインディアナポリス・モータースピードウェイで毎年５月の最終月曜日の前日の日曜日（少しややこしいですが）に開催されます。

モータースピードウェイのトラック1周が2.5マイルなのでなんと500マイルを走ると200週になります。極限の状態の中、スピードとドライビングテクニックとスタミナとチームワーク勝敗のカギを握るモータースポーツなのです。

優勝者はシャンパン…ではなくなんと牛乳。佐藤琢磨選手もグビグビいってます。（牛乳嫌いはどうするのでしょうか。）これは1933年に優勝したルイス・メイヤー選手が優勝した際にミルクを頼んだのがきっかけだと言われています。

お土産の定番にはレプリカキャップや…なんと優勝時にチャンピオンが飲むミルクボトルのレプリカまでお土産として買うことができます。「WinningDriver」の名前が印字されたミルクボトルでお風呂上りに牛乳を一気飲みしてはいかがでしょう。

インディ500のシーズンを外れていても大丈夫。モータースピードウェイの近くにある観光スポット「インディアナポリス・モータースピードウェイ殿堂博物館」があなたを待っています。

「インディアナポリス・モータースピードウェイ殿堂博物館」では各年代の優勝車が保管されています。インディ500ファンの観光客がたくさん訪れています。館内にはお土産グッズも販売しており、お買い物も楽しめます。

ここはスポーツ観戦観光なら外せない、「ルーカス・オイル・スタジアム」あのアメフトのNFL（ナショナルフットボールリーグ）の名門インディアナポリス・コルツの本拠地なのです。

あの超有名QBペイトン・マニング選手が在籍していたので日本でもかなりメジャーなチームですよね。（ちなみにマニング選手はデンバー・ブロンコス移籍後2015年に引退しました。）いまだにマニング選手の18番が付いたレプリカユニフォームはお土産で人気があります。

NFLのシーズン開幕は9月から始まって2月のスーパーボウル（今年度チャンピオンを決める試合）まで全米で激しい戦いが繰り広げられます。大迫力のＮＦＬを楽しみに興奮のルーカス・オイル・スタジアムに遊びにいきませんか？

お次のおすすめ観光スポットは誰もが知っているアメリカの４大スポーツ（MLB.NFL.NBA.NHL）のひとつNBA（ナショナルバスケットボールアソシエーション）から。インディアナ・ペイサーズを紹介します。

ここはインディアナ・ペイサーズの本拠地「バンカーズ・ライフ・フィールドハウス」。10月に開幕を迎えるNBAはファイナルまでいれると終了するのはなんと次の年の6月。アメリカは夏は野球（MLB）秋～冬はアメフト（NFL）秋～初夏までバスケ（NBA）と1年中スポーツを楽しめます。ここ「バンカーズ・ライフ・フィールドハウス」でも毎年熱い戦いが繰り広げられています。

お買い物ならやっぱりこれ。レプリカユニフォームです。他にもスポーツタオルやキャップ、ボビングヘッドなどもおすすめです。レプリカユニフォームを着てNBA観戦なんて観光で来たなら1度は経験したいですね。

もちろんインディアナポリスはスポーツ観戦だけではありません。サークルモニュメントを中心とした町並みには王道のおすすめ観光スポットがたくさんあります。ここではその一部ご紹介します。

冒頭の写真で紹介したこちらの建物はインディアナポリスの象徴的建造物は「インディアナ兵士水兵記念塔」です。アメリカ南北戦争（AmericanCivilWar）で犠牲になった兵士の慰霊のために建造されました。高さ87メートルの塔の頂上には展望台がありインディアナポリスを見下ろすことができます。このモニュメントサークルを中心にインディアナポリスのダウンタウンが広がっています。

せっかく「インディアナ兵士水兵記念塔」に立ち寄ったならこちらもおすすめです。近くにあるこの厳格な建物は「インディアナ戦争記念館」。インディアナポリスそしてアメリカの戦争の歴史がわかる軍事博物館です。日本とも深い歴史を持つアメリカ。戦争について別の視点で考えられるきっかけになると思います。

観光いいけどお買い物を楽しみたい。そんな方にはここをおすすめ、「サークル・センター・モール」です。2Ｆ3Ｆ部にたくさんの店舗が入っていてお土産を買うのも便利。もちろんフードコートも完備しています。

街の中心部にあって観光から買い物、そしてホテルへ…移動のストレスがほぼないのがインディアナポリスの特徴です。なんだってこの街で楽しめちゃいます。他にもお買い物を楽しみ方はこちらをどうぞ。

こちらは「ハイアットリージェンシーインディアナポリス」。主要なホテルは街の中心部にあり、長期滞在の観光でも拠点として利用しやすいです。「サークルセンターモール」と繋がっている「オムニセヴェリンホテル」では買い物をしてそのままチェックインできます。他にも「ウェスティン」や「シェラトン」など世界に名だたるホテルがずらり揃っています。それらのホテルが2万円前後で利用できるのも嬉しいですね。

インディアナポリスの最大の魅力は街の利便性です。モニュメントサークルから広がる街並みは観光・買い物・宿泊どれを楽しむのも便利の一言。アメフト観戦を楽しんで博物館に行ってからお買い物…なんて欲張りなプランもインディアナポリスなら計画可能。「インディアナポリスミュージアム」や「ホワイトリバーステートパーク」など他にも観光スポットがたくさんあります。興奮と感動の街があなたをお待ちしています。