インディアナ州のおすすめ観光地＆名所情報が満載！穴場もあり！

インディアナ州というと世界三大レースのひとつ「インディ500」が開催される都市インディアナポリスがある州として知られています。しかしモータースポーツ以外にも自然豊かで、芸術、歴史、文化を感じられるスポットがたくさんあります。今回はインディアナ州観光のおすすめスポットや名所を厳選してご紹介します。ぜひ次回の観光地選びのご参考になさって下さいね!

世界三大レースのひとつ「インディ500」が毎年5月に開催される「インディアナポリスモータースピードウエイ」は、州都インディアナポリス市郊外にあります。こちらのサーキットは1909年に開設、1975年に国家歴史登録財に登録され、1987年には国定歴史建造物に指定された世界で唯一の歴史ある国定文化財です。

インディ500ではサーキット内のオーバルトラック1周2.5マイル(約4023㎞)を200周、走行距離500マイル(約804.672km)を競います。優勝したドライバーは牛乳を飲むという慣習があるそうです。2017年に日本人ドライバーとして初めて佐藤琢磨が優勝したことはまだ記憶に新しいですね!

こちらではレースがない日でも楽しめるようにガイドツアーを開催しています。バスツアーに参加して実際のコースの走行を体験したり、表彰台やコントロールセンターの見学もできます。また併設のミュージアムにてモーターカーの展示見学、インディ500の歴史を学ぶこともできます。車好きの方には丸1日十分に満喫できるおすすめスポットですね!

ホワイトリバー州立公園内に位置する「インディアナ州立博物館」は、40万点を超える収蔵品を誇る博物館です。地下から3階まで4つのフロアで構成されています。館内ではマンモスや氷河があった有史以前のインディアナ州を再現した森の様子やマンモスの骨などが展示されていたり、1900年から1920年頃のインディアナポリス通りの復元を見ることができます。

インディアナ州の特産である石灰石を用いた建物横の外壁の裏には運河が流れ、夜にはライトアップされた水辺の風景が楽しめます。この博物館にはインディアナ州最大の映画館が併設されており、レストラン、ティールームなどもありますので、ちょっと休憩したいなと思った時にぜひご利用ください。

「ホワイトリバー州立公園」は、インディアナポリスのダウンタウンの中心に位置する約100ヘクタールの広々とした都市公園です。家族連れやカップルなど市民の憩いの場として、散歩やサイクリング、ピクニックを楽しむ姿を見かけます。公園では、1年を通して数多くのイベントが開催され、野外コンサートなど芝生に座りながらゆっくり楽しむことができます。

ホワイトリバー州立公園の広い敷地内にはインディアナ州立博物館、美術館、動物園、スポーツ競技場などあらゆるものが揃っています。2012年には、日本からアメリカに桜が寄贈された100周年を祝い、新たにインディアナポリスのこの州立公園にソメイヨシノの苗木が寄贈され、植樹されました。春には川沿いに美しい桜の遊歩道が楽しめそうです。

インディアナポリス市中心部にある「インディアナポリス動物園」はアクセスが良いので、お子様連れで旅行中の方にぴったりなスポットです。3000種類以上もの動物と身近に触れ合えるのが特徴です。イルカのショーをはじめ、イベントがたくさんあり、大人も子供も大興奮すること間違いありません。

建物の外側から2頭の恐竜が中を覗き込み、まるで攻撃してくるかのような巨大なオブジェが特徴の「インディアナポリス子供博物館」は、世界最大級の子供向け博物館です。5階建ての各フロアごとにテーマ別に展示がなされ、見るだけでなく参加しながら楽しく学べてしまうスポットです。見る場所がたくさんあり過ぎて、時間が足りないくらいです!

アメリカ屈指の日本美術のコレクションを誇る「インディアナポリス美術館」は全米でもかなり規模の大きな総合美術館です。所蔵品は54000点を超え、世界中からの絵画、彫刻、装飾美術、版画、デッサンなどを鑑賞することができます。また周囲にある庭園にも彫刻や美術作品などが自然と調和するかのように展示され、散歩をしながら楽しめます。

永遠のアイドル、ジェームズ・ディーン好きなら訪れてみたいのが彼の生まれ故郷インディアナ州フェアモントにある「ジェームズ・ディーン ギャラリー」。幼くして母を失った彼は、フェアマウントにある伯母夫婦のもとで育てられ、高校卒業まで9年間をこの家で過ごしました。中には彼の貴重なコレクション展示やお土産なども充実しています。

その美しさから利用せずとも一度は訪れてみたい穴場スポットが「インディアナポリス中央図書館」です。まるでクラシックホテルのような雰囲気でとっても素敵!実は2つの建物からできており、古い建物と近代的な新しい建物をつなぐ全面ガラス張りのアトリウムも陽が差し込みアーティスティックな空間です。新しい建物の方はオブジェのような椅子が配置されていたり、個室ブースがあったり、とってもモダンな図書館です。

インディアナポリス・コルツのホームスタジアムである「ルーカスオイルスタジアム」は2008年にオープン。収容人数は63000人。NFLの優勝決定戦を行うアメリカ最大のイベントであるスーパーボウルも開催されています。内部にはチームロゴやグッズを扱うストアがある他、レーシングカーが展示されていて、モータースポーツの街らしさをアピールしているところがおもしろいですね!

アメリカの19世紀前半の歴史を体験できるスポットが「コナー・プレーリー」です。1830年代の街並みや家、家具、生活、結婚式など当時の様子を見事に再現しています。当時の衣装を身に着けた役者さんによる結婚式の模様などを見学することができます。周囲は緑豊かな場所でゆったりと散策を楽しんだり、動物たちと触れ合ったり、インディアナポリスのダウンタウンから車で約30分というアクセスの良さも魅力です。

インディアナ州の州都であるインディアナポリスにある「インディアナ州会議事堂」。1888年に建てられ、内装はイタリア・ルネサンス様式を踏襲しました。1975年には国家歴史登録財に登録されています。議事堂の正面玄関前には南北戦争時にインディアナ州の州知事を務めていたオリバー・モートンの像が、まだ議事堂の敷地内にはジョージ・ワシントン、エイブラハム・リンカーンなどの像が立っています。

インディアナポリス中心部の歴史地区にある「インディアナ戦争記念館」。広さ9ヘクタールのインディアナ戦争記念広場はアメリカの退役軍人のために捧げられた広場で噴水や像、博物館、モニュメントなどがあり、その中でも中心的な存在となっているのがこの戦争記念館です。記念館の地下にある博物館ではアメリカが経験した戦争、特にインディアナ州に関係のある戦争に関する展示が見られます。

インディアナ州のシンボルとも言われるインディアナポリスのダウンタウン中心部に建つ「兵士と水兵の記念塔」。1902年に南北戦争の犠牲となったインディアナ州出身の兵士たちを弔う目的で建立されました。高さは87メートル。エレベーター又は331段の階段を昇って頂上にある展望台まで上がることができます。そこから見渡せるインディアナポリスの市街地を眺めてみたい方はぜひ!

ベンジャミン・ハリソンは第23代アメリカ合衆国の大統領です。ハリソンは21歳の時にインディアナ州インディアナポリスに移り住みました。この「ベンジャミン・ハリソンの家」は、彼がまだ弁護士として活躍していた頃に建てた家ですが、一般公開されています。ツアーガイドの説明を聞きながら、ほぼ19世紀後半当時のまま保存されている古き良きアメリカを感じてみませんか？

インディアナ州は緑が多く、また博物館、美術館、名所、旧跡そしてお子さんが楽しめるスポットが充実しています。街並みも広々、街を少し離れると州立公園などでピクニックやハイキングなども楽しむことができます。次回、アメリカ旅行に行かれる予定の方、インディアナ州も候補として考えてみては如何でしょうか?