白河市のおすすめ観光スポット特集！人気グルメや温泉もあわせて紹介！

白河市は福島県の中通りにあり、静かな落ち着いた場所です。普段の喧騒から離れ、自然を感じながらゆったりとした時間を過ごすことができます。歴史を感じられるスポットも多く、さまざまなことを学ぶこともできる場所です。白河市を観光するときに訪れることをおすすめする観光スポット、子供にも人気のグルメや温泉などの情報を紹介します。

「白河城小峰城」は興国元年・暦応3年(1340年)に結城親朝が小峰ヶ岡に築城したのが始まりとされています。東北地方では珍しく総石垣づくりの城であり、日本の100名城の一つにも数えられています。盛岡城、若松城と共に「東北三名城」とも呼ばれています。戊辰戦争の白河口の戦いで落城し、平成3年(1991年)に江戸時代の絵図を基に復元されました。白河の観光のおすすめスポットとして有名な場所です。

「白河小峰城」へアクセスするにはJR東北本線の「白河駅」で降りて徒歩で約5分でアクセスできます。 車では東北自動車道の「白河IC」で降りて約20分で行くことができます。駅のすぐそばに駐車場があります。見学時間は4月から10月までが10時から17時まで、11月から3月までが10時から16時までとなっています。入場料は無料です。城の周辺は公園となっているので、子供も自由に伸び伸びと遊ぶことができます。

「白河だるま」は白河小峰城主であった松平定信が城下の繁栄を願い、幸運をもたらす縁起の良いだるまとして誕生した歴史のあるだるまです。だるまの顔は、眉毛が鶴、ひげが亀、耳髭は松と梅など縁起の良い図柄を用いて描かれていて、全体的に福々しい感じがしてお土産としても大変おすすめです。「白河だるま」は祈願をするためのだるまとしても知られていて、願い事をしながら片目に目を書き入れて成就を願います。

「渡辺だるま店」では、「白河だるま」の工場見学や絵付け体験をすることができます。世界に一つだけの自分だけの「白河だるま」を作り出すことができます。子供でも分かりやすく説明してくれるので、誰もが挑戦しやすい体験です。事前に予約をしておくことをおすすめします。体験は9時から19時までで、料金は600円です。JR「白河駅」南東の大通り沿いの分かりやすい場所にあります。

白河市にある「滝川渓谷」は東北最南端の秘境とも呼ばれている素晴らしい景色を見ることができる観光スポットです。全長約3キロメートル、高低差は約300メートルある散策路の中に四八の美しい滝が連続してあり、大きな木が生い茂り、見事な景観を作っています。「福島の遊歩道50選」にも選ばれていて、マイナスイオンをしっかり浴びることができ、森林浴やハイキングにもぴったりなおすすめの場所です。

「滝川渓谷」に電車で行くにはJRの「東館駅」で降りてタクシーで約15分でアクセスできます。車では常磐自動車道の「那珂IC」で降りると約60分で行くことができます。駐車場は約50台分あり、無料で利用することができます。料金は、環境整備料として、4月1日から11月30日までは大人200円、中学生以下の子供が100円となっています。

白河市の「南湖公園」は白河藩主であった松平定信が作った庭園の要素を取り入れた日本最古の公園と言われています。国の史跡・名勝に指定されていて、池の周りには遊歩道があり、桜や松の木、多くの種類の花々を見ることができる大変風情のある公園です。四季折々の景色を眺めることができ、季節の移ろいを感じることができる場所として大変おすすめの観光スポットです。

「南湖公園」へ電車でアクセスするにはJR東北新幹線の「新白河駅」で降りてバスに乗り換え、約10分の「南湖公園バス停」で降りるとアクセスすることができます。車では東北自動車道の「白河IC」で降りて約15分、ETCがある場合は「白河中央スマートIC」で降りると約15分で行くことができます。駐車場は約250台分あり、無料で利用することができます。入場無料で、自由に散策することができます。

「白河関跡」は奈良時代から平安時代に実際に使われていた都から陸奥国に通じる東山道にあった大変歴史のある関所です。山形県の鼠ヶ関(ねずがせき)・勿来関(なこそのせき)と共に奥州三関の一つとして良く知られています。1960年代に行われた発掘調査によって土塁や空堀などが見つかり、国の史跡として指定されました。多くの文学人が歌などにした場所であり、歴史を感じられるおすすめスポットの一つです。

「白河関跡」へ電車でアクセスするにはJRの「白河駅」で降り、福島交通バスの白河の関行きに乗り換えて約30分の「白河の関バス停」で降りて徒歩すぐです。車では東北自動車道の「白河IC」で降りて約30分でアクセスすることができます。自然に溢れる場所であり、樹齢800年ほどの杉の木があり、大変神秘的な雰囲気の場所です。

「白河フラワーワールド」は、南湖のすぐ隣にある色とりどりの花を楽しむことができる場所です。チューリップ、アネモネ、ポピーなど時期によってさまざまな花を楽しむことができる花の楽園です。きれいな花が咲き誇る様子は子供にも大変人気でおすすめの観光スポットの一つです。

「白河フラワーワールド」に電車でアクセスする場合はJRの「新白河駅」で降り、JRバス棚倉行きに乗り換えて約10分の「団地前バス停」で降りると徒歩すぐです。車の場合は東北自動車道の「白河IC」で降りると約15分で行くことができます。開園期間は4月中旬ころから6月中旬ころまでとなっていて、開園時間は8時30分から17時30分までです。入園料は大人500円、中・高校生300円、小学生200円です。

白河市を流れる久慈川にかかる橋の一つが「あゆの吊り橋」です。全長約62メートル、幅約1､5メートルの赤い橋であり、大変人気の観光スポットとなっています。周りの山々は春には桜、秋には紅葉などが大変美しいと評判があり、四季折々の景色を楽しむことができる場所です。川沿いには川のグルメの一つである「あゆの塩焼き」を楽しめるところもあり、子供にも人気のスポットです。

「あゆの吊り橋」へ電車でアクセスするにはJR水郡線の「矢祭山駅」で降りて徒歩約3分でアクセスすることができます。車の場合は常磐自動車道の「那珂IC」で降りると約60分で行くことができます。矢祭山公園の駐車場約40台分を無料で利用することができます。橋から見ることができる絶景の素晴らしさと吊り橋のスリルが満点のおすすめスポットです。

「有賀醸造」は江戸時代から続く大変歴史のある酒の蔵元の一つです。ここでは試飲や製造工程の見学の他にも酒造り体験をすることができます。体験コースは「本格」「短期」「1日」から選択することができます。どのコースでもオリジナルラベルを作ることができ、世界で一つだけのお酒にすることができます。酒造り体験は子供もできるようになっているので、ファミリーで日本酒の文化や歴史を学ぶのにぴったりです。

「有賀醸造」へ電車でアクセスする場合はJR東北本線の「白河駅」で降りて福島交通バスに乗り換え、白河・塙線の「釜の子本町バス停」で降るとアクセスすることができます。車では東北自動車道の「白河IC」で降りて車で約30分で行くことができます。古くから続く酒を白河グルメの一つとして味わってみるのもおすすめです。

「ますつり公園」は、国内最大級の養魚場である「林養魚場」にあります。公園内にある釣り堀ではます釣りを楽しむことができますし、釣ったますを「にじます亭」ですぐに調理して食べることができます。「ますつり公園」のますは白河グルメとしても評判があり、ます釣りは子供連れのファミリーやカップルなども楽しむことができる場所です。

「ますつり公園」に電車でアクセスする場合は東北新幹線の「新白河駅」で降りてタクシーで約5分でアクセスすることができます。車の場合は東北自動車道の「白河IC」で降りて約2分で行くことができます。料金は釣り竿代が1本100円、魚代がにじます100グラム150円となっています。釣った魚の加工代は塩焼きが1人前100円です。誰もが楽しめる場所であり、美味しいグルメと共に思い出づくりにぴったりなところです。

白河で人気の温泉スポットに「甲子温泉 旅館大黒屋」があります。福島県の秘湯の一つであり、阿武隈川のすぐそばにあり、川の水の音と風の音、緑あふれる自然で心が癒される温泉です。白河藩主であった松平定信が愛した温泉とも言われていて、大変歴史があります。大岩風呂が有名で、柔らかく肌触りの良い水質であり、大変リラックスできる温泉として人気があります。

「甲子温泉 旅館大黒屋」で電車でアクセスする場合はJR東北新幹線・JR東北本線の「新白河駅」で降りてバスまたはタクシーで約40分でアクセスできます。宿泊の場合は無料送迎バスがあります。車の場合は東北自動車道の「白河IC」で降りて約40分で行くことができます。ここでは東北ならではの旬の素材を使ったグルメも楽しむことができ、ゆっくりと旅の疲れを癒すことができる場所として人気があります。　

白河市は東北の玄関口に位置する場所として良く知られていて、歴史と自然が豊富なところです。見どころもたくさんあり、四季折々の景色を楽しむことができます。福島県へ観光に訪れるときには白河市へも立ち寄ってみることをおすすめします。