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フエ観光は王宮から!ベトナムの世界遺産・古都の見どころまとめ!

ベトナム中部に位置するフエはベトナム最後の王朝の首都でした。市内に点在する歴史的建造物群が世界遺産に指定されており、その落ち着いた町並みは「ベトナムの京都」とも称されています。フエの世界遺産と市内外の見どころについてまとめてみました。

古都フエはベトナムの京都見出し

南北に長いベトナムの中部に位置するフエは、ベトナム最後の王朝、阮(グエン)朝の首都が置かれていた都市です。市内に点在する王宮、帝陵など14の建築物群が1993年、ベトナム初の世界遺産に登録されました。古都の風格と落ち着いた佇まいを残すフエの世界遺産のいくつかと、フエからアクセスできる郊外の見どころをご紹介します。

フエの世界遺産を回るには 見出し

便利でお得な観光チケット

世界遺産に登録されたフエの建造物は14ありますが、観光で回る主要スポットは王宮をはじめ4から5か所です。王宮と他の主だったスポットの入場をセットにしたチケットを購入しておくと、お金のみならず時間の節約にもなり大変便利です。3か所用と4か所用の2種類がありますので、予定に合わせて購入しましょう。

フエの世界遺産巡りは現地ツアーが便利

王宮だけは旧市街地にあり、観光客が宿泊するホテルの大半がある新市街からも徒歩でのアクセスが可能ですが、その他の世界遺産は郊外に散在しており、自転車か車がないとアクセスが容易ではありません。現地ツアーに参加するのが手軽でリーズナブルです。半日、1日と時間の選択が可能で、効率よく見どころを回れます。

フエの観光スポット1:フエの象徴・阮朝王宮見出し

威風堂々たる王宮門(午門)

王宮門(午門)は、王宮内に入る時に通る門で、石造りの門の上に木造の建物が乗っている堂々たるものです。高さは約17m、屋根の黄色い瓦と、凝った装飾がとてもベトナム的です。皇帝が使用した入口には鳳凰が描かれています。観光客が入る入口は、かつて文官や武官が使用していた門です。午門の「午」は「南」を意味し、この門も王宮の南に位置しています。

王の玉座がある太和殿

太和殿は王宮門を入った正面にある建物です。皇帝が謁見する場所であり、即位式などの重要な儀式が行われた場所でもあります。中央には皇帝が座った玉座があり、周りの柱や天井、梁などは全て皇位を表す赤と金で覆われています。規模は小さいながら、中国の紫禁城を真似て造られたそうです。

赤が印象的な回廊

回廊は、王宮の中庭の周りにめぐらされています。ベトナム戦争で破壊されてしまいましたが再建、公開されています。柱だけでなく天井や梁までも赤色に染められ、その鮮やかながらも落ち着いた色が王宮の印象を気品あるものにしています。ところどころに写真などの資料が掲げられており、昔の様子を学びながら見学することができます。

装飾が華麗な顕仁門

顕仁門は王宮見学を終えて出てくるときに使用する門で、王宮門の東に位置しています。規模は王宮門に及びませんが、顕仁門はその華麗で細密な装飾が特徴です。色とりどりの陶器の破片で描き出された龍や花鳥は中国の影響を受けながらもベトナム的です。上部にはワインボトルの装飾もあり、西洋の影響もうかがえます。時代を経た色合いが郷愁を誘います。

宮廷の日常を見られるフエ骨董博物館

王宮で使われていた文物や他国からの貢物などは、王宮の外にある「フエ骨董博物館」に展示されています。華麗な装飾が施された玉座をはじめ、刺繍があでやかな衣装、凝った細工の日用品など、芸術品のような品々はとても見応えがあります。さほど広い施設でないので鑑賞も疲れません。施設の庭もとてもきれいです。

国旗がたなびくフラッグタワー

フラッグタワーは王宮門の向かいにあります。ポールの先端までは30m近い高さがあり、国の威信を表す大きな旗がたなびいています。旗は川を挟んだ新市街からも見えるといいます。3層になっている台座は、「人」「地」「天」を意味し、荀子の三才思想に基づいているそうです。

フエの観光スポット2:荘厳華麗なミンマン帝陵見出し

ミンマン帝陵は1843年に阮朝2代皇帝ミンマンのために建立された陵墓です。中国式に造られている陵は他の帝陵と比べてもひときわ荘厳です。中庭には象や馬、役人の石像が並んでいますが、これは死者の霊を守るためのものです。役人像には文官と武官の2種類があり、服装や持ち物など、両者を比較するのも興味深いことです。

威厳あふれる建築物はもとより、石畳の中庭、三日月形の池、盆栽や植栽など、ミンマン帝陵の総合的な美しさを堪能してください。実は、この帝陵にミンマン帝の亡骸は葬られていません。他のほとんどの皇帝と同じく、埋葬場所がどこか分からないというのも日本との大きな違いです。

フエの観光スポット3:絵画的に美しいトゥドゥック帝陵見出し

トゥドゥック帝は阮朝の第4代皇帝です。トゥドゥック帝陵は1964年から約3年間をかけて建造されました。大きな蓮池の岸に涼し気な木造の建物が建っている、別荘風の造りです。豊かな緑を有するこの場所は、陵墓というより公園のような趣をたたえており、皇帝も好んで滞在したそうです。

統治時代にフランスとの戦争に敗れたトゥドゥック帝は、この地で嘆き悲しみながら日を送ったと言われています。美しい帝陵は映画にも使われ、1992年の「インドシナ」では、カトリーヌ・ドヌーヴがこの池で撮影した場面が写っています。トゥドゥック帝陵では、皇帝の衣装を着て観光記念撮影をすることができます。

フエの観光スポット4:東洋と西洋が混在するカイディン帝陵見出し

カイディン帝陵は、他の陵墓と趣を異にしています。第12代皇帝だったカイディン帝は新しいもの好き、かつ派手好みだったので、彼の趣味を取り入れて1931年に完成したこの帝陵も、西洋と東洋の様々な建築様式を取り入れているのです。宗教的にも仏教、ヒンズー教、キリスト教のテイストが混在して特異な雰囲気を醸し出しています。

他の皇帝と違って、カイディン帝だけは帝陵に眠っています。等身大の皇帝像の下にはカイディン帝の遺体が安置されています。新しい時代の皇帝だけに、写真や遺品もきれいに残っており、皇帝の存在をリアルに感じることができます。カイディン帝陵は、数ある帝陵の中では市街から一番遠く、アクセスが不便な場所にあります。

フエの観光スポット5:八角塔が印象的なティエンム寺見出し

ティエンム寺は1601年創建の歴史ある寺院です。天女の予言で建てられた寺といわれ、「天女の寺」とも呼ばれています。フエのシンボルの一つである八角の塔は「幸福と天の恵み」を意味するトゥニャン塔という名前が付いています。すぐそばにフォーン川が流れており、川から見上げる塔の趣きは格別です。

フエの観光スポット6:市民の台所ドンバ市場見出し

フエには世界遺産以外にも見どころがあります。チュオンティエン橋のたもとのドンバ市場は活気ある市民の台所で、観光客にも人気のスポットです。2階建ての建物の中には雑貨やローカルフード、路上では生鮮食料品が売られています。日本とは基準の違う安全や衛生面がベトナムらしい、異国情緒満載のマーケットです。

フエの観光スポット7:ライトアップが美しいチュオンティエン橋見出し

チュオンティエン橋はフエの旧市街と新市街を結ぶ鉄製の橋です。アーチが連なる橋は歩いて渡ることもでき、上からフォーン川を行く舟などを眺めることができます。夜はライトアップされ、色が様々に変わります。橋の新市街側は公園になっており遊歩道もあるので、夜の散歩にはうってつけです。

フエ郊外の見どころ見出し

伝統工芸のノンラー村

ノンラー村はフエの郊外にある村なので、頑張ればサイクリングでもアクセスが可能です。この村は線香や円錐形のすげ笠の産地として有名です。ノンラーのすげ笠は品質が高いことで有名で、透かし模様や刺繍が入ったものもあります。また、カラフルな線香は実用品でありながらインテリアにもなりそうな可愛らしさです。

ベトナム戦争を知る非武装地帯(DMZ)

DMZは軍事活動ができない地域のことで、ベトナム戦争の期間中定められていました。この地域の周りにはベトナム戦争の激戦地が点在しており、それらを回る観光ツアーがフエから多く催行されています。地下基地や戦車、輸送機などの戦争遺産を見学し、平和について考えるのも意義ある時間になることでしょう。

鍾乳洞のあるフォンニャ・ケバン国立公園

フエからは距離がありアクセスが容易ではないですが世界遺産のフォンニャ・ケバン国立公園は見どころ満載です。ドンコイの町からのツアーが一般的ですが、フエからも早朝発になりますが、1日ツアーがあります。ツアーは雨量の関係で6月から8月の催行になっています。この国立公園は手つかずの原生林と、多くの鍾乳洞が特徴です。

フォンニャ・ケバン国立公園内には300ほどの鍾乳洞がありますが、観光客が容易にアクセスできるのは3つです。中でも「天国の洞窟」と言われているドン・ティエン・ドゥオンは「世界のどの洞窟よりも美しい」という石筍が圧巻です。フエからの距離はありますが、時間の許す方は是非この類まれな鍾乳洞を訪問してみてください。

古都フエは見どころがいっぱい見出し

いかがでしたか。日本からフエへのアクセスはハノイ、ホーチミン、ダナンいずれかを経由しないとなりませんが、古き良きベトナムが溢れる世界遺産の町は一見の価値があります。人々は穏やかで物価もまだ安いベトナムは、同じアジアだけあって親しみを感じる要素がいっぱいです。さあ、あなたもベトナムの京都、フエに行ってみませんか。

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投稿日: 2017年9月14日最終更新日: 2020年10月7日

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