チロルチョコアウトレットとは
福岡から車で約1時間の決して集客がいいとはいい難い郊外にあるチロルチョコ唯一のアウトレット。チロルチョコといえば、色とりどりの包装と豊富な種類でお馴染みの全国的有名な定番チョコですが、そのアウトレットがチロルファンの聖地として、今大評判の人気ぶりです。今回は、その人気ぶりを徹底的に紹介していきましょう。
チロルチョコアウトレットへのアクセス
福岡からは車での移動が便利でおすすめ
福岡方面から田川方面へは、車移動が便利でおすすめです。車で福岡都市高速へ入り、福岡インター方面へ向かいます。福岡インター手前の粕屋出口を下り、国道201号線八木山バイパスへ入り、八木山バイパス終点の飯塚まで進みます。飯塚を通り過ぎ、そのまま田川方面へ向かうと201号線沿い左手に、チロルチョコの大きな看板が見えます。
福岡からJRとタクシーを使って移動
福岡市のJR博多駅から篠栗線黒崎行きに乗り新飯塚駅まで行き、後藤寺線に乗り換え田川後藤寺駅まで乗り換え含めて所要時間1時間6分です。田川後藤寺駅からチロルチョコアウトレットまではタクシーを利用して2.5km、約7分で到着です。福岡市のJR博多駅から田川後藤寺駅までの運行本数はそれほど多くないので事前に調べて行きましょう。
チロルチョコアウトレットの気になる中味は
B級品が売られているその訳は
このチロルチョコアウトレットの裏側に、実はチロルチョコの本社工場があります。1903年の創業以来、ずっとこの地元で作り続けています。代表者の弁によると、工場で作られたが流通されなかったB級品をそのまま捨てるのはもったいないとの理由で始めたのがきっかけだそう。そのため店舗を広げる予定はなく、宣伝も一切されてません。
もともとチロルチョコは、松尾製菓株式会社という福岡県田川市にある会社ですが、販売と企画部門をチロルチョコ株式会社として東京へ移し別会社にしました。ですが作り続けているのは地元である田川市にある本社工場です。流通出来ない不良品でも買いたい人がいるのではないかという「もったいない精神」が、その秘密だったのです。
気になる営業時間は
気になる営業時間は、年中無休で朝9時から夕方の5時半。その日工場から出されるB級品のため、どれくらいの品数が出るかは日によってまちまちです。そのため週末になると開店前から大勢の行列ができ、オープンから1時間で売り切れ、営業時間は午前中で終了ということもしばしば。営業時間内ギリではなく、早めの来店がおすすめです。
その後あまりの人気ぶりに時間変更
その後、あまりの来店客の多さに、土日祝日と年末年始、お盆は休みに変更となってます。また営業時間も、日によって夕方4時まで、あるいは夕方5時まで、と変更。逆に12月のシーズンには、夜8時まで営業時間拡大というように、その後、休日と時間の変更をしています。でも値段はそのまま中味を1.5倍に増量というサービスぶりです。
ワンコインで買える激安の値段
今日はロケハンは断念して豪雨の中チロルチョコアウトレットに行ってきたよ:two_hearts:これ一袋500円なんだよ!
— ねく*マーリンチャレンジ失敗 (@neku_ronomicon) July 7, 2017
あー、いつも買いすぎる。ま、半分はお母様に取られたけどね(^p^)
今日は本当に楽しかった♪月ちゃんありがとう:pray: pic.twitter.com/gdcxObTkZ1
気になる値段はというと、一袋に約100個入って、何とワンコイン500円。通常の販売価格と比較すると約半額の値段です。もちろんB級品だから、表面がはげている、形が欠けている、包装に不良がある、などのいわゆる工場で失敗した不良品ですが、味に変わりはありません。お土産やプレゼントに最適と大量買いする人で品薄状態なのです。
気になる店内は
念願のチロルチョコアウトレットに来ました!
— きょん (@kyonxxx777) November 28, 2016
店長さんとお姉さん、撮影させてくれてありがとう(°▽°) pic.twitter.com/IFPkhBsAdp
店内は、余計な飾り付けや売らんかな的内装は一切してない、というよりも店内狭しとチロルチョコのB級品が商品カゴに無造作に並べられいます。いたってシンプルな店内で、店長さんと店員さんも工場の制服そのまま。福岡からツアーで訪れる観光客も多いですが、残念ながら営業時間内まで商品が残っていることはほとんどないそうです。
この手のアウトレットを今後展開していくのか、というと、それはないとのこと。理由は、他の小売店や販売店に迷惑をかけるから、ということと、売られている商品がB級品のため工場のすぐそばに、ということだそうです。それ故に、さらに人気に拍車がかかり、チロルチョコマニアにとっては、何としてでも訪れたい聖地になってます。
チロルチョコアウトレット人気商品1:きなこもち
今年もきなこもちの季節がやってきました〜!!*\(^o^)/*
— チロルチョコ株式会社 (@TIROL_jp) September 22, 2017
2003年発売以降、人気の高い「きなこもち」が絶賛発売中ですよ♪
姉妹品の「抹茶もち」もお忘れなく〜〜!(*^^*) pic.twitter.com/xw7J2osTio
2003年の発売以来、5ヶ月で1700万個を売り上げる大ヒット商品になり、絶大な人気を誇るチロルの看板商品になってます。その美味しさは、外側がきなこチョコで、中にもちが入っており、きなこの味は濃厚で風味豊か、中のもちに辿りついた時の感動が人気の秘密です。秋冬の限定商品として毎年店頭に並ぶ定番商品となっています。
チロルチョコアウトレット人気商品2:ミルクヌガー
学生の方は夏休み真っ只中ですね!(*^▽^*) 宿題は早めに片付けちゃいましょう(・ω・*)☆ パリッと冷やしたミルクヌガーを勉強のお供にどうぞ♪ pic.twitter.com/j9aj2rbhr2
— チロルチョコ株式会社 (@TIROL_jp) July 25, 2014
発売から50年以上も経つチロルチョコですが、チロルチョコの代名詞といえば、中に入ったヌガー。これぞ元祖チロルチョコです。三山になったチロルチョコを兄弟三人で分けて食べるという時代がありました。時代の流れとともに値段も上がりましたが、再び復刻版として登場し、変わらぬ味に大人も子供も人気のおすすめ商品です。
チロルチョコアウトレット人気商品3:コーヒーヌガー
ゴールデンウイークも終わりましたね>< 休み明けでなかなか気分が乗らないかも!?そんな時はチロルで気分転換☆ほろにがのコーヒーヌガーを食べて頑張りましょう(*^▽^*)♪ pic.twitter.com/uITxBiDHla
— チロルチョコ株式会社 (@TIROL_jp) May 8, 2014
チロルチョコの看板ロゴにもなっているコーヒーヌガー。こちらもミルクヌガーと双璧をなす元祖チロルチョコです。変わらぬ美味しさ、変わらぬデザインに、安心と懐かしさ、ついでにほろ苦い思い出まで運んできてくれるような、そんないつまでも変わらない定番の美味しさが、変わらぬ人気を保っているおすすめの商品です。
チロルチョコアウトレット人気商品4:プレミアム生チョコ
もともとが安いチロルチョコなのに、プレミアムとはこれいかに?それでも1個が45円の値段です。包装からして金色に輝いて高級感が漂います。気になる中味はというと、エクアドル産のカカオ豆を71%使用、濃厚な香りがします。さらに0.6%のブランデーが入っており、口の中で生チョコがとろっととろける豊潤な味わいでおすすめの逸品。
チロルチョコアウトレット人気商品5:ミルクチョコ
パッケージが牛をイメージした白黒デザインのミルコチョコも、チロルチョコではお馴染みの定番商品。チョコと混じりあうミルクの味は、子供から大人まで人気の優しい味です。実はこれ、ミルクヌガーが10円から30円へと値上げになり、10円商品を復活させようとして出来たもの。ですからパッケージが違えど、ヌガーを分割したものです。
チロルチョコアウトレットでレアもの
大人の5円
「大人の5円チョコ」として発売された商品です。5円というのは、値段が5円ではなく形が5円の形をしているということです。アルコールが1.8%含まれるほのかなブランデー味のチロルチョコです。車を運転して来た方は飲酒運転にならないよう気をつけましょう。アルコール1.8%でも何個か食べるとブランデーですから結構酔ってしまいます。
モーツァルトチロル
今月の新商品は私のイチオシです!!!オーストリアの伝統菓子モーツァルトクーゲルを再現した、『モーツァルトチロル』!これは是非、食べ比べて欲しい一品です!(*° ▽° *)
— チロルチョコ株式会社 (@TIROL_jp) February 8, 2017
出来上がったモーツァルトチロルを食べた時、再現度が高くて驚きました…
インパクトのあるパッケージが目印です♪ pic.twitter.com/Hc3gOp82WI
チロルチョコの名前の由来は、先代がチロル地方を旅した時に、その素晴らしさに感動しつけたもの。その由緒あるチロルゆかりのモーツァルトをパッケージにしたおすすめの逸品。オーストリアの伝統菓子「モーツァルトクーゲル」を再現したもので、ドイツ直輸入のベース原料にアーモンドプードルにピスタチオを加えた気品溢れる味です。
ごま団子
「ごま団子」は、ごまの香ばしさ、中の小豆ペーストともちグミの絶妙なバランスが美味しいチロルチョコです。黒ごまと白ごま、でなぜかパンダの顔が作られています。こういった遊びごころがあるのもチロルチョコの特徴のひとつ。パッケージで楽しい、開いて楽しい、食べて楽しい、とどこまでも楽しさを追求するのは、チロルならでは。
ウルトラレモン
パッケージを見ているだけで唾液が出てきそうなウルトラレモン。愛知県一宮にあるアメハマ製菓のヒット商品「超爽快ウルトラレモン」とのコラボ商品です。気になる中味はというと、とにかく酸っぱいの一言。口の中でジュワっと酸っぱさが広がります。中にマシュマロが入っていてふわふわ食感が絶妙の味。冷やして食べるとおいしいです。
MidnightCity
最後にレア物の極みです。この人だれ?とお思いでしょうが、実はこの人、松尾製菓の二代目前社長で現代表取締役会長の松尾俊彦氏。「チロルチョコはロックだ!」が幻冬舎から出版されたばかりで、動画「Midnight city」を引っ提げてアラカンロッカーデビューを果たしました。先代からの遊び心の精神をしっかりと引き継ぐ姿は素敵です。
チロルチョコアウトレットへ!
全国でも唯一ここだけのチロルチョコアウトレットの紹介はいかがでしたでしょうか?10円あったらチロルチョコ、というキャッチフレーズで子供から大人まで絶大な人気を誇るチロルチョコ、その人気の秘密には、何と言っても「遊びごころ」がある、ということ。見てても楽しい、食べても楽しい、そんなチロルチョコを一口どうでしょう。
RELATED
関連記事
RELATED
- 直方のランチおすすめ店13選!和食が美味しい・居心地抜群のおしゃれなお店も
直方は、福岡・筑豊地区でも有数のランチ激戦区といわれています。今回はそんな直方にあるランチのおすすめ店をたっぷりとご紹介い...
MT企画
- 英彦山の登山ルートをチェック!初心者におすすめのコースもご紹介!
福岡県と大分県をまたぐように走っている英彦山は複数の登山ルートを持つことから登山者に非常に高い人気を誇っています。福岡の英...
おもち
- 飯塚観光協会お墨付き!飯塚市のおすすめ観光スポットや人気体験をご紹介!
福岡県の飯塚市は明治以降から炭鉱で栄えた商業都市です。当時の様子がわかる観光名所の他、自然を満喫できるスポットも充実してお...
TravelNote編集部
- 飯塚の居酒屋おすすめ7選!個室有・飲み放題が人気のお店もご紹介!
「飯塚」は、福岡県内でも人気の居酒屋がたくさん集まる街です。個室有りのおしゃれなお店や飲み放題が充実したお店など、魅力的な...
MT企画
- ヒシミツは元醤油蔵のおすすめイタリアン!ランチのピザ食べ放題が人気!
ヒシミツというお店をご存知でしょうか。実は、もともとは醤油蔵だったのですが、今では大人気のイタリアンのお店へと変わっていま...
ちーみん
- 【直方】子連れでも安心の美味しいランチを楽しめるお店6選!
直方には子連れでも行きやすいランチ店などがたくさん有ます。その中でも今回は人気の6店鋪を紹介して行きます!おしゃれな店内で...
かのは
- 【福岡】旧仲哀トンネルで起こった事故とは?心霊スポットの噂も徹底調査!
福岡県の旧仲哀トンネルは、過去に事件や事故が数多く起こっていて、福岡の最強心霊スポットと呼ばれています。現在は中に入れませ...
Momoko