プーケットの治安は大丈夫?
日本人にも人気のビーチリゾートであるプーケットですが、治安はどうなのか気になりませんか?何か危険な情報があれば、事前に知っておいた方が良いはずです。今回は、プーケットの気になる今現在の状況や観光の注意点をまとめました。美しいビーチリゾートでより一層楽しく過ごすため、事前に知識を持ってプーケットへ出かけましょう。
現在のプーケット治安情報
外務省の海外安全ホームページの情報によると、2017年9月27日現在、プーケットの治安は安定しています。しかしながら、首都バンコク、スリン県の一部おいて危険レベル1の警告、ソンクラー県とシーサケート県のプレアビヒア寺院周辺地域において危険レベル2の警告、そしてタイ南部では危険レベル3の警告が出ています。
タイのリゾート地「プーケット」の治安は? https://t.co/5m6wfNuPvI pic.twitter.com/C2vLRTF16t
— Guanxi Times~海外就職・転職 (@Guanxi_com) February 10, 2017
タイの中で最も注意していただきたい地域は、危険レベル3(渡航中止勧告)が出ているのは、タイ南部のヤラー県・ナラィワート県・ソンクラーの一部であるジャナ群・テーパー群・ビサバヨーイ群、そしてパッターニ県です。タイ南部では、イスラム系武装勢力が分離独立を主張し、爆弾事件や襲撃が多発しており、治安が不安定となっています。
その他バンコクや、上記でお伝えした中部リゾート地などにおいても、反政府活動やデモ集会、警官隊との衝突、爆弾事件、発砲事件などが発生しているため、十分注意が必要です。それ以外の都市に関しては、プーケットを含め特に政府からの危険情報は出ておりません。しかしタイ国内で危険な情報が出ているので、油断は出来ない状態です。
プーケット治安注意事項1:交通事故に注意!
プーケットを観光するにあたり、特に気をつけていただきたい事は「交通事故」です。プーケットには電車やバスなどの交通機関が少ないため、我々観光客は、レンタルバイクやレンタカーを利用することが多いです。プーケットでは車優先社会となっているので、日本よりも運転マナーが悪い人が多く、歩行者に対する配慮も薄いのが特徴です。
検問でノンカイ→プーケット行きバスの動きの怪しい乗客を調べたら、2人が1万錠以上のヤーバー、1人がクラトム25枚を所持。運転手を調べたら免許不所持で酔っぱらい運転だった https://t.co/J4kUALIu3y pic.twitter.com/JQJgAl9Gmn
— ザビエル古太郎 (@XavierKotaro) January 14, 2017
実際にプーケットでは、交通事故による外国人観光客の死亡事故が大変多く、毎日のようにニュースで報道されているそうです。また慣れない土地なので、スマートフォンを片手に道を調べながら運転する人も多いそうです。日本よりも運転が荒い人や飲酒運転も多いそうなので、十分気をつけて、集中して運転をするようにしてください。
プーケット治安注意事項2:ンタルジェットスキーを借りる時は要注意
プーケットの観光と言えば、ビーチです。若者を中心に、ジェットスキーをレンタルしてビーチで遊ぶ予定の方も多くいるかと思います。しかしその際には注意が必要です。外国人観光客を対象に、ジェットスキーを返却する時、ジェットスキーを破損させた・傷をつけたなどと文句を言われ、高額な修理費を請求される被害が多発しています。
プーケット旅行・・・美しい夕日が見られるスポットがある。ジェットスキーやパラセイリング、ウインドサーフィンなどのマリンスポーツも楽しむことが出来ますよ。|ワク特!旅インフォ|旅行・観光・ツアー・海外ツアーhttps://t.co/bsyw8nfr3N pic.twitter.com/nEsD7lwup0
— ドキドキMYライフ (@mailmaga777777) October 22, 2016
プーケットのビーチで頻繁に起きているレンタルジェットスキー詐欺の件を防ぐためには、ジェットスキーをレンタルする時、向こうのスタッフ立会いのもと、船体に傷が付いていないかきちんと確認をし、可能であればカメラで撮影しておくことをおすすめいたします。会社で損害保険に加入しておらず、高額な請求をされてしまうので要注意です!
プーケット治安注意事項3:女性は現地の男性に騙されないで!
女性の皆さんは、プーケットのビーチボーイに要注意です。タイ人は女性に優しいことで有名ですが、特にプーケットのビーチボーイは、女性の扱いが大変上手いです。また日本語も上手で、優しく女性をエスコートしてくれるため、日本人女性はメロメロになってしまうことが多いそう。しかしそんな簡単に信用してはいけません。
プーケット、パトンビーチのビーチボーイ。彼女が日本人だから、日本語ペラペラ。常夏のプーケットに住んでていいなって思ったけど、狭いプーケットで一生過ごすことを想像したら、
— halu@565☜♡☞ (@harlu565) September 27, 2016
東京に住んでるから、いいなって思うだけなんだよなって。 pic.twitter.com/DJmPDEXTXg
プーケットのビーチボーイは、女性に子供が出来てしまうと、9割は捨ててしまうそうです。また複数の女性から仕送りをしてもらっている人が多いので、親しくなって送金を依頼された場合には、はっきりと断りましょう。何人もの日本人がタイ人に泣かされているそうなので、簡単に信頼せず、ある程度の距離を取るようにしましょう。
プーケット治安注意事項4:暴動・爆弾事件について
2015年にプーケットの暴動・爆弾事件が起きたことがあり、プーケットへの旅行に不安視した人も多いのではないでしょうか。この事件の真相は、警察官が2人の若者を追跡中に誤って死亡させてしまったことに激怒したその仲間らが、警察への抗議を目的に警察署内の車13台に火をつけたそうです。
タイ・プーケット県で暴動、警察車両数十台焼く。カーチェイスの末、若者2人が死亡したことへの抗議 http://t.co/x1nUEvyubI pic.twitter.com/r4GVO3q4Ym
— あ (@gjmat1457) October 15, 2015
また2016年には、パトンビーチにて爆弾事件のテロがありました。プーケット以外の都市でも爆弾事件があり、死傷者も出て世界中にニュースが報道された大きな事件となりました。それ以降、プーケットにてそのような大きな事件は起きていませんが、タイへ渡航をする際は、万が一の事を考え海外旅行保険に加入しておきましょう。
プーケット治安注意事項5:テロの危険性について
プーケットでは過去にテロがありました。2015年10月、外務省の海外安全ホームページ上にISILがタイへ入国し、バンコクやパタヤ、そしてプーケットでテロを計画していることが掲載されました。タイでは警戒を強化したのですが、2016年8月に、プーケット及び他の都市を含めタイ国内で8件もの爆弾テロ事件が起きてしまいました。
日曜日のプーケット。ひと山越えたカロンビーチで検問が。手前の道端にバイクを停めて様子を撮影。タイ南部で二度目のテロ騒ぎの影響なのか上下線ともに全車一旦停止。免許の提示を求められるとやっかいなので、Uターンしてパトンに逆戻り。 pic.twitter.com/21zy6yZArw
— DeanHS投資先は誠実 (@DeanHideo) August 26, 2016
2016年8月以降、プーケットにてテロは起きていませんが、今後も油断は出来ません。プーケット及びタイ国内へ渡航をする場合には、事前に外務省の情報を確認していから出発する事をお伝えいたします。危険情報が出ている場合には、十分に気をつけるか、行き先を変えた方が賢明。テロの危険性がある場合には、出来るだけ渡航を控えましょう。
プーケット治安注意事項6:荷物の置き忘れには注意!
プーケットでは、置き引きや盗難などの軽犯罪が多いので、観光中も注意が必要です。荷物を置いて席を立ってしまったり、荷物から目を離している間に、荷物を盗まれてしまうことが頻繁にあります。万が一荷物を落としてしまった場合、日本とは異なりタイでは戻ってくることはほぼないでしょう。特に人混みには注意しましょう。
プーケットでは、観光客の多い場所など、人混みの中でスリや置き引きなどの被害にあう可能性が高いので、どんな所でも油断をしないように過ごすようにしてください。可能であれば、ウエストポーチにお財布やパスポートなどの貴重品を入れ、洋服の中にウエストポーチを入れておけば、外から見えることがないので安心です。
またビーチなどでも荷物から目を離している隙に取られてしまったという被害や、安心だと思っているホテルでさえも、部屋の鍵をかけ忘れて出かけてしまったら、貴重品を盗まれたという被害もあるので、常に日本ではない事を意識して、気を引き締めて過ごす事をおすすめいたします。
プーケットで安全に過ごすために
プーケットで安全に過ごすためには、どのような事を気をつけたら良いのでしょうか。プーケットでは、殺人などの凶悪な犯罪は少ないものの、スリやひったくり、置き引きに盗難などの軽犯罪が多発しています。他の海外でも同様のことが言えますが、自分の荷物から目を離さないことは勿論のこと、簡単に人を信用しないことも大切です。
プーケットでは、日本語が達者で親しげに話しかけてくる人がいます。中には本当の親切心や好奇心などで近寄ってくる人もいるかもしれませんが、詐欺を目的に近寄ってくる危険な人もいるので、見極めが重要です。親しくなって何処かへ誘われたり、うまい話には警戒をするようにしましょう。偽ガイドも多いので注意が必要です。
安心安全にプーケットで過ごそう!
いかがでしたか?今回は、プーケットの治安について、テロの情報なども含めてご紹介いたしました。プーケットは、凶悪犯罪は少ないものの、日本と比べて軽犯罪が多いので、十分注意が必要です。しかし油断をせずに最低限の事に気をつけて入れば、ビーチリゾートを楽しむことが出来るはずなので、今回の記事を参考にしていただければと思います。
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