枕崎の観光スポットを総ざらい！定番から穴場まで一挙に紹介！

薩摩半島最南端の枕崎には素晴らしい観光スポットがたくさんあって、多くの観光客に人気があります。名物のかつお料理をはじめとして、海の素敵な景色が眺められるところもあります。枕崎のおすすめ観光スポットについて紹介していきますので、枕崎の魅力について知って下さい。

枕崎お魚センターは2階建てになっており、1階は新鮮な魚を扱う直売所や極上のかつお節、地元枕崎の名産品を販売しているお店が並んでいます。2階は大きな円筒形のアクアリウムがあります。吹き抜けをうまく利用しており、どこからでも見やすいようになっています。その他展望レストランがあります。

展望レストランということで、海をしっかりと見渡すことができるロケーションが人気です。新鮮な海の幸をふんだんに使ったメニューが揃っており、多くの地元客や観光客が訪れます。枕崎鰹トロ丼は2014年鹿児島Show-1グランプリで優勝しました。まさに枕崎でしか食べることができないグルメということができるでしょう。

JR枕崎駅は指宿枕崎線の終着駅であり、JRの日本最南端の駅としても知られています。駅には本土最南端の始発・終着駅の碑が建てられており、本当に最南端の駅に来たと実感してもらうことができるでしょう。駅前には観光案内所があるので、枕崎駅を拠点としてどこを観光したら良いのかを尋ねてみましょう。

JR枕崎駅は無事に存続できるかどうかが問題になっています。2015年の1日平均乗車人員は25人という、とても厳しい状態になっています。枕崎駅をなくすということは、枕崎の観光名所が1つなくなるというだけでなく、多くの鉄道ファンをがっかりさせるということにもなります。指宿枕崎線に多くの人が乗りに行ってもらいたいです。

枕崎なぎさ温泉は露天風呂から立神岩と東シナ海の景色を一望できる素晴らしい温泉です。源泉そのままの褐色の湯は肌にとても優しく、地下1400メートルから湧き出ており、温泉から上がったら入る前との違いがよくわかるでしょう。大人（中学生以上）330円、小学生130円、小学生未満70円で入れるので、とてもお得です。

枕崎なぎさ温泉の最大の人気は露天風呂から見られる景色です。特に夕日が沈む時の景色は、幻想的でいつまでも見ていたいと思ってしまうでしょう。夜は市街地の夜景や漁火の光景を見ることができます。素敵な景色を見ながら、体に良いお湯に浸かって、枕崎に来て本当に良かったと思って下さい。意外と穴場の温泉と言えるかもしれません。

立神岩は火之神公園の沖300メートルにある高さ42メートルの奇岩です。遠くから見ても非常に目立つので、どの岩かすぐにわかるでしょう。圧倒的な光景に自然の造形美を見ることができます。枕崎のシンボルと言っても良い存在で、枕崎に来たら必ず立神岩の景色は見ておいた方が良いです。

立神岩の周辺にはいくつも展望台があり、いろんな角度で立神岩を見ることができます。角度によって景色が異なり、いろんな見え方が楽しめます。天気が良い日には開聞岳が見られるので、薩摩半島を代表する景色のコラボレーションを楽しめるかもしれません。海から空に向かって突き出ている光景を楽しんで下さい。

火之神公園は立神岩と開聞岳の景観を見ることができることで人気です。ここは古事記に登場する「海幸彦と山幸彦」にゆかりのあることでも知られています。夏は隣接する火之神公園プールがオープンし、地元客を中心に人気があります。釣りが好きな人にとっては磯釣りの穴場としても知られており、釣り人の姿も見られます。

夏にはキャンプも楽しめます。海のさわやかな風を感じながらキャンプをするのもまた楽しいでしょう。あと忘れていけないのは戦艦大和の慰霊碑があるということです。火之神公園のはるか先の岬のどこかに戦艦大和が眠っています。戦争について考えさせられる場所でもあります。素敵な景色を眺めながら、永遠の平和を願いたいです。

南薩地域地場産業振興センターは枕崎で採れるかつおをはじめとする海産物や水産加工品、鹿児島名物の黒豚、焼酎、さつまあげ、南薩摩の名産品を販売しています。お得なギフトセットがあり、通信販売でも購入することができます。お土産品が充実しており、枕崎でお土産を買うならば、南薩地域地場産業振興センターがおすすめです。

2階は産業資料展示コーナーがあり、南薩摩の特産品や地場産品生産製造機器、パネル、模造品など約600点を展示しており、南薩摩の地場産業について知ることができます。お土産が買えて、南薩摩の地場産業について知ることができるので、社会見学にもおすすめです。南薩摩のことを知ることができる穴場スポットと言えるでしょう。

だいとくは枕崎の新しい名物料理である、かつおラーメンや各種かつお料理などを楽しむことができます。枕崎船人めしスペシャルは、2010年から鹿児島県で開催されているShow-1グルメグランプリで2連覇しています。かつお船の船乗りが船上で食べていたという料理を現代風にし、かつおとかつお節をたっぷりとまぶしたメニューです。

かつおラーメンは枕崎でしか食べることができないと言っても良いでしょう。ラーメンとかつおのトッピングは意外と合うとたくさんの人気の声があります。どのメニューもボリューム満点で食べたら大満足するでしょう。枕崎港からすぐのところにあるので、材料の新鮮さは間違いなしです。

明治蔵は明治時代から薩摩焼酎を作り続けている酒蔵です。当時の蔵と当時の技をずっと変わらずに伝え続けています。ここでは杜氏をはじめとする職人軍団がやっている作業風景を見学することができます。焼酎が好きな人には是非見てもらいたいところで、焼酎1つを作り上げるためにはどれだけの過程が必要かがわかります。

明治蔵ではここでしか買うことができない焼酎を買うことができます。まさに焼酎を買う穴場と言うことができます。もちろん試飲をすることができるので、気に入ったら是非購入して下さい。いろんな焼酎を試飲できるので、焼酎が好きな人にはたまらないでしょう。明治時代から続く技術をじっくりと見学して下さい。

徳光神社はさつまいも発祥の地として知られています。さつまいも発祥の地という碑が立っています。1705年前田利右衛門が琉球からさつまいもの苗を持ち帰って、周辺の村に広めました。災害に強いさつまいもは、どんどん広がって行き、多くの人を救ったと言われています。今では鹿児島県ではさつまいもは欠かせないものになりました。

徳光神社は枕崎でも穴場観光スポットということができます。昭和63年に当時日本テレビアナウンサーだった徳光和夫さんが、同じ苗字ということから、徳光神社のご分霊を日本テレビの屋上に祀り、東京の徳光神社としたというエピソードがあります。このエピソードを知って、徳光神社を参拝すると楽しいかもしれません。

枕崎市かつお公社は、かつおに徹底的にこだわりを持っており、いろんなかつお商品を作っています。かつお見学工場はかつおのタタキ、フィレーなどの製造過程を見学することができます。普段見ることができないかつお製品の製造過程を見られるのは、とても貴重なことで多くの人に人気があります。

売店ではこの会社で作られたかつお製品や南薩摩の特産品を販売しています。ここでしか買うことができない製品もあるのがうれしいところです。かつおのことならば、枕崎市かつお公社というくらいの会社なので、購入する方も信頼して購入できます。枕崎に来たら、是非かつお製品の製造過程を見学し、かつお製品を買って下さい。

枕崎には人気の観光スポットや穴場の観光スポットいろいろあります。大事なことはまず枕崎に足を運んでもらうことです。足を運んでもらい、枕崎の良さを知って下さい。良さを知ってもらい、他の人に良さが伝わっていき、さらに多くの人が訪れるようになるでしょう。人気、穴場関係なくいろんな観光スポットに行ってもらいたいです。