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面河渓は仁淀ブルーのルーツの名所!アクセスや周辺人気スポットまとめ!

面河渓は仁淀ブルーのルーツの名所!アクセスや周辺人気スポットまとめ!
投稿日: 2018年7月13日最終更新日: 2020年10月8日

愛媛県にある面河渓は、仁淀ブルーで知られる仁淀川の上流にあたる面河川の流れが美しい自然豊かな景勝地です。夏はその清涼さを求めて、秋は紅葉狩りに出かける人も多い面河渓へのアクセスや周辺情報、おすすめの食事どころなどをご紹介します。

仁淀ブルーの原点!愛媛の面河渓で癒されよう見出し

Photo by cotaro70s

面河渓は愛媛県上浮穴郡久万高原町の石鎚国定公園内にある景勝地です。渓谷を流れる面河川は、その美しさから仁淀ブルーの名で知られる仁淀川の上流の1つに当たる川となっています。面河渓は仁淀川に勝るとも劣らない、美しい仁淀ブルーの水を湛えた流れや滝などの見どころをご紹介いたします。

面河渓を流れる面河川でも仁淀ブルーが楽しめる見出し

その美しさから仁淀ブルーと名付けられた仁淀川は、愛媛県内を流れる面河川と久万川が合流して高知県内を流れている河川です。つまり面河渓を流れる面河川は、仁淀ブルーの原点ともいうべき川。石鎚山のふもとの渓谷を流れるその美しさに魅了されて、面河渓を訪れる観光客が多いのも納得です。

また面河渓はその仁淀ブルーの川の美しさだけではなく、周辺の奇岩や滝の景観、遊歩道を取り巻くような森の美しさでも知られる国指定の名勝地です。特に秋の紅葉の見事さで知られ、周辺の石鎚山スカイラインからの秋の眺望とあわせて、愛媛県内でも指折りの紅葉狩り人気スポットとなっています。

Photo by けんたま/KENTAMA

住所:愛媛県上浮穴郡久万高原町若山 石鎚国定公園内
電話番号:0892-21-1192

面河渓の見どころ1:五色河原見出し

面河渓にアクセスして最初に目にする絶景スポットが五色河原です。五色河原という地名は五色河原の中心である五色橋近くを流れる面河川が、紅葉の赤色や川底の藻の緑色、花崗岩の白色、水の青、苔の黒色といった五色に彩られることから付けられた地名です。五色河原の名の通り、周辺を取り巻く自然の色の豊かさが印象的なスポットです。

五色河原へは面河渓への入り口となる面河バス停から、歩いて30分ほど。五色河原への遊歩道の途中には、面河山岳博物館や通天橋、想思渓などの見どころも多くあっという間に五色河原へと到着します。この五色河原から散策ルートは面河川をさらに奥へと進むコースと、五色河原から鉄砲石川沿いに進むコースに分かれます。

面河渓の見どころ2:亀腹見出し

五色河原から面河川沿いに進んですぐのところに見えるのが断崖絶壁の亀腹です。高さは約100メートル、幅は約200メートルという巨大な花崗岩の壁で、まるで亀の腹の部分のように見えるということから亀腹と名付けられたといういわれがあります。春には一帯にアケボノツツジが鮮やかな花色を見せてくれる絶景ポイントです。

また面河川沿いのルートの途中にある面河第一キャンプ場の脇にある登り口から、坂を上った先からは亀腹岩山頂にある亀腹展望台へと出ることができます。展望台からは石鎚山の山頂など五色河原周辺の眺望を楽しむことができますが、途中の坂は大変急な坂となっているため、靴や歩きやすい服装などの装備が安全のために必要です。

面河渓の見どころ3:櫃の底見出し

五色河原から鉄砲石川沿いのルートを進むとすぐに現れるのが櫃の底と呼ばれる小さな滝つぼです。透明度の高い水のおかげで滝つぼの底まで見通せる美しさです。秋の紅葉のシーズンには花崗岩の白色や美しい水の色に赤いモミジやシラキのオレンジ色などが映えて、また格別の絶景が楽しめます。

面河川の水は仁淀ブルーに勝るとも劣らない透明度のある美しい水です。櫃の底の滝つぼも底が日差しに照らされてはっきりと見え、一見浅いようにも感じられますが、滝つぼは滝つぼ。軽装で川に入ると、思いがけない水の冷たさや流れの速さ、深さに足をとられて大変危険です。絶対に軽い気持ちで川に入らないようにして下さい。

面河渓の見どころ5:空船橋見出し

面河バス停から五色河原への遊歩道の途中、関門と呼ばれる猿飛佐助伝説の場所近くにかかる橋が空船橋です。木造に擬して作られた橋は、周囲の森の雰囲気にぴったりとマッチしており、秋の紅葉の時を始め一年を通じて絶好の写真撮影スポットとなっています。

この空船橋のある関門は面河川で最も幅の狭い峡谷となっているため、比較的川に水量のない時にもダイナミックな水の流れを見ることが出来るポイントです。この空船橋から五色河原までの間の道は坂が比較的急で、歩行者だけの遊歩道部分と車道部分の離合箇所があるため、写真撮影の時などには足元や周囲に十分気をつけて下さい。

面河渓へのアクセス方法は見出し

周囲の渓谷の森と面河川の水の美しさで人気の面河渓。愛媛県の県庁所在地の松山市からは、国道を使って車で約1時間半でアクセスできます。松山から公共交通機関でのアクセスとなるとバス便を利用するアクセス方法しかありません。松山市駅から面河渓までバス利用だと乗り換えも必要となるため、乗車時間だけでも約2時間必要になります。

愛媛県外から面河渓へアクセスする場合の最短ルートは、松山自動車道の川内ICから国道11号と494号線を経由しての約1時間半となりますが、途中の国道494号線はいわゆる山道でセンターラインのない部分が大半をしめています。さらにつづら折のカーブが断続的に続くルートとなるため、運転に自信がない人や天候が悪化した場合にはアクセスルートとしてはおすすめできません。

面河渓に出かける際の注意点は見出し

Photo by Mr Moss

面河渓に行楽に出かける場合には注意点がいくつかあります。まず第一に注意しておきたいのが面河渓の遊歩道部分は携帯電話の通話エリア外ということです。グループで面河渓を訪れた際などは、何時にどこで集合するかをあらかじめ決めておかないと、携帯で連絡することができない場合などに困ることになります。

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

また美しい面河渓の写真や紅葉の写真を撮ることに夢中になってしまって、うっかりスマホを水の中に落としてしまったりしないように、防水性の高い専用ケースの使用をおすすめします。ストラップなどで落下予防をしておくことも、遊歩道などでの紛失防止に役立ちます。

Photo by yto

面河渓は野山ですので、当然ブユや蚊などがいます。特にブユは蚊と違い、刺されてすぐにかゆみなどの症状が出ることはありませんが、5~6時間以上経過するうちに刺された場所が赤く腫れ上がり、激しいかゆみが襲ってきます。かゆみに耐え切れずかきむしることで、ますます悪化します。予防には長袖長ズボンを着用し、極力素肌の露出は避ける必要があります。

Photo by masuidrive76

それでも顔や首筋、足元や手などはどうしても刺されてしまうこともあるので、露出しやすい部分には、きちんと虫除けスプレーなどで虫刺され予防をしておきましょう。かゆみ止めの薬もあるとかきむしり防止に役立ちます。またマダニの危険性なども考えて、足元は長めのソックスなどで用心をして下さい。おかしいと思ったら早めの病院での受診も大切です。

面河渓に出かける際の持ち物は見出し

Photo by cod_gabriel

面河渓内の散策を五色河原周辺だけにとどめておいたり、土地をよく知っている人とのグループ行動をとるというのなら別ですが、面河川、鉄砲石川それぞれの散策ルートを見物するというのであれば、面河渓の地図は必ず用意して下さい。ルートは整備はされていますが、通行止め箇所もあり、うっかり迷い込んでは危険です。

Photo by yukop

渓谷内の木々のざわめきや鳥のさえずりに夢中になって、足元への注意がおろそかになると苔むした石や岩での転倒の危険性が高まります。自然の景勝地ですので落石がないとも限りません。足元は歩きやすいように、滑り止めのついた靴か専用のトレッキングシューズの着用がおすすめです。

Photo by jetalone

秋や春に限らず、夏でも面河渓は天然のクーラーのように気温が低くひんやりとしています。急な雨で体をぬらしてしまうと体温が奪われてしまい、体調を崩すこともあります。雨具かトレッキング用のゴアテックス素材のパーカーなどの用意があると安心です。帽子や食べ物や飲み物、トレッキングポールなどもぜひ用意しましょう。

面河渓周辺のグルメスポット1:面河茶屋見出し

五色河原近くにある食事どころ、面河茶屋。眼前の亀腹岩と周囲の渓谷美を眺めながら定食や麺類、カレーなどの軽い食事が楽しめるお店です。面河渓内には面河茶屋しか食事どころはありません。営業は4月始めごろから11月末までで、毎週木曜とそれ以外に不定期の休みがあります。冬と早春の時期はお休みとなりますのでご注意下さい。

住所:愛媛県上浮穴郡久万高原町若山21−1521
電話番号:0892-58-2511

面河渓周辺のグルメスポット2:天空の郷さんさん見出し

面河渓のある久万高原町内にある道の駅天空の郷さんさんにある農家レストランの天空の郷レストランさんさんは、地元でとれた野菜を中心にしたヘルシーな食事が楽しめるお店です。ランチタイムはバイキングスタイル、それ以外は軽い食事やコーヒーなどが味わえます。施設内の物産館で地元グルメを購入するのもおすすめです。

住所:愛媛県上浮穴郡久万高原町入野1855-6
電話番号:0892-21-3403

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愛媛の道の駅おすすめランキング!小松オアシスや温泉もあり! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
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面河渓周辺のグルメスポット3:kuma cafe見出し

ニュータウン久万高原内にあるカフェ、kuma cafe。地元産のその日の朝に収穫した新鮮な野菜を中心にしたおいしい食事が楽しめるお店です。人気のお昼の食事メニューは彩りも豊かな前菜の盛り合わせと自家製フォカッチャ、さらに好きなパスタとドリンクを選べるランチスタイル。

さらにkuma cafeで食事と並んで見逃せないのがおいしいスイーツメニュー。特にフルーツをたっぷり使ったおいしい自家製シロップが惜しげなく使われたかき氷は、1度食べたら忘れられないおいしさ。面河渓の行楽の際にはぜひ足を伸ばしたい食事とスイーツが楽しめるお店です。

住所:愛媛県上浮穴郡久万高原町菅生2-1880-26
電話番号:0892-27-4147

面河渓周辺のグルメスポット4:カフェレストランこもれび見出し

店名通りの森の中でこもれびをあびているように建つカフェレストランこもれび。人気の食事メニューは平日のみのワンプレートランチと、こもれびランチ、要予約の季節のぜいたくランチから選べます。森の中のレストランながら魚は地元愛媛の海の幸が使われており、野菜も地産地消の新鮮なものばかり。

食事メニュー以外のデザートも丁寧な仕事ぶりがわかるおいしいものぞろいで、その日のケーキの中から2種類の盛り合わせか、ぜいたくに全種類の盛り合わせかが選べます。どのケーキもおいしそうで目移りしてしまうこと必至です。お土産用には焼き菓子の詰め合わせも人気です。

住所:愛媛県上浮穴郡久万高原町父野川318-3
電話番号:0892-21-2990

面河渓周辺のおすすめ立ち寄りスポット1:八釜の甌穴群見出し

面河渓と並ぶ自然の造形美が楽しめる八釜の甌穴群。柳谷渓谷を流れる川が岸をえぐってできた釜の底のような穴がいくつもあり、その中でも特に大きな穴に獅子釜、メガネ釜、トンネル釜などの名称が付けられています。周辺には遊歩道が整備されておりアクセスしやすいのですが、滑りやすいため、靴などの装備には気をつけて下さい。

住所:愛媛県上浮穴郡久万高原町柳井川
 

面河渓周辺のおすすめ立ち寄りスポット2:石鎚山見出し

Photo by mathias-erhart

面河渓への入り口となる関門から、土小屋までの人気のドライブルートである石鎚山スカイライン。途中にある展望台からは雄大な絶景が楽しめます。特に秋の紅葉シーズンには色鮮やかに染まった石鎚山周辺の絶景を楽しむことができます。季節によって通行可能な時間帯が変更されるので、アクセスする前にはチェックが必要です。

住所:愛媛県上浮穴郡久万高原町

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石鎚山への登山は人気!ロープウェイもあり4つのルートで土小屋へ | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
愛媛県の石鎚山は、毎年多くの登山客が訪れる人気の山です。登山口へは、ロープウェイや石鎚スカイラインを利用すると初心者でも登山しやすくなります。ここでは、石鎚山で人気のある4つの登山ルートと、土小屋地区をご紹介したいと思います。

面河渓周辺のおすすめ立ち寄りスポット3:御三戸嶽見出し

久万川と面河川の合流点にある奇岩絶壁の絶景スポットである、御三戸嶽。まさに仁淀ブルーのスタート地点と呼ぶべき場所で、川の水の美しさはまさに息をのむほどです。国道から岸辺まで簡単に近づけますが、2つの川の合流地点であるため、流れは急で複雑です。軽い気持ちで川に近付きすぎないように注意して下さい。

住所:愛媛県上浮穴郡久万高原町仕出
 

面河渓周辺のおすすめ立ち寄りスポット4:遅越の滝見出し

その源流を皿ヶ嶺山系にもつ遅越の滝は、久万高原町内にある滝の中でも最も車でのアクセスが容易な場所にある滝です。面河渓などのように仁淀ブルーではないものの、水量豊かな遅越の滝は、新緑や紅葉に映える絶景が楽しめる場所。滝のヒーリング効果を全身で感じられるおすすめスポットです。

住所:愛媛県久万高原町上畑野川遅越

面河渓周辺のおすすめ立ち寄りスポット5:四国カルスト見出し

Photo by cotaro70s

高知県と愛媛県にまたがって広がる四国カルストは、山口県の秋吉台や福岡県の平尾台と並んで日本三大カルストと呼ばれる名勝地です。広大な高原には牛が放牧されており、日本のスイスという別名も納得できます。絶景が楽しめる四国カルストですが、周辺はガソリンスタンドがあまりありません。出かける前にはガソリン残量のチェックを忘れないようにして下さい。

Photo by nimame

住所:愛媛県上浮穴郡久万高原町西谷一帯

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四国カルスト観光スポット!アクセスは?宿泊・所要時間・食事・ランチ情報 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
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面河渓の自然の中でリラックスした休日を過ごそう見出し

Photo by bluXgraphics(motorcycle design Japan)=Midorikawa

愛媛県が誇る名勝地である面河渓では仁淀ブルーの原点ともいうべき美しい川と、周囲の森林や奇岩の絶景が楽しめます。更に周辺にも見どころやおいしい食事どころなど、足を伸ばしたくなる観光スポットも点在。ぜひ秋の紅葉シーズンや春夏の新緑のシーズンには、面河渓へ出かけてみて下さい。

投稿日: 2018年7月13日最終更新日: 2020年10月8日

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