地域

地域から探す

  • 日本
  • 北米
  • 中南米
  • アフリカ
  • 中東
  • アジア
  • ヨーロッパ
  • オセアニア
キーワード

キーワードから探す

鶴の舞橋は青森の絶景木造橋!アクセスやライトアップ&周辺情報まとめ!

鶴の舞橋は青森の絶景木造橋!アクセスやライトアップ&周辺情報まとめ!
投稿日: 2018年7月16日最終更新日: 2020年10月8日

鶴の舞橋は青森県鶴田町の津軽富士見湖に架かる全長300メートルの長さを誇る木造の橋です。鶴の舞橋は、岩木山を背景にした舞橋の姿が空を舞う鶴の姿に似ていることから名付けられました。この橋を渡ると鶴のように長生きができるとも言われる縁起の良い橋でもあります。

青森・鶴の舞橋へ行こう見出し

Photo by Japanexperterna.se

青森県鶴田町にある鶴の舞橋は、平成6年7月、津軽富士見湖に日本一長い三連太鼓橋として架けられた木造橋です。この全長300メートルのアーチ型の木造橋は、青森ヒバを随所に使った温もりのある優雅な木の橋です。ここではそんな鶴の舞橋について、アクセスやライトアップ、ランチ情報、周辺の観光スポットなどの情報を取り入れながら紹介します。

青森・鶴の舞橋へのアクセス見出し

Photo by Kentaro Ohno

鶴の舞橋へ電車でアクセスする方法は、東京駅から新青森駅まで東北新幹線はやぶさで約3時間乗車後、新青森駅から奥羽本線特急で川部駅まで乗車し、JR五能線に乗り換えて陸奥鶴田駅まで約1時間強の工程となります。陸奥鶴田駅からはタクシーやバスに10分程乗車後、廻堰(まわりぜき)十文字バス停で下車し、土手沿いの道を20分ほど歩けば鶴の舞橋にアクセスできます。

JR陸奥鶴田駅からバスでアクセスする場合は、弘南バス、五所川原・鶴田線に10分ほど乗車し、廻堰十文字BSで下車後、20分ほど散策を楽しみながら歩けば鶴の舞橋のある津軽富士見湖に到着します。JR陸奥鶴田駅からタクシーまたはマイカーを使えば10分ほどでこの木造橋に到着します。タクシー代は約2000円ほどかかり、マイカーは富士見湖パーク駐車場に無料で駐車できます。

Photo by Kossy@FINEDAYS

鶴の舞橋に高速バスでアクセスする場合は、東京駅前から深夜便で青森駅前まで津軽号またはラ・フォーレ号で約9時間半でアクセスできます。盛岡駅西口から青森駅前までは、あすなろ号で約2時間45分、仙台駅から青森駅前までは、ブルーシティー号で約4時間でアクセス可能です。また飛行機を使えば、羽田から青森空港まで約1時間15分でアクセスできます。

青森県のつがる市観光でおすすめは?お土産やグルメなどまとめて紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
青森県のつがる市観光でおすすめは?お土産やグルメなどまとめて紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
青森県つがる市に観光はいかがでしょうか?つがる市は知る人ぞ知る独特の魅力と文化にあふれたところです。美味しいものを食べ、美しいものを見て癒される、そんな極上体験が出来るつがる市の観光おすすめやグルメ、お土産もまとめてご紹介します。

青森・鶴の舞橋の見どころ見出し

三連の木造橋・鶴の舞橋は、日本を代表する女優・吉永小百合さんが出演しているJR東日本の「大人の休日倶楽部」のCMで一躍有名になった青森の新しい観光スポットです。岩木山を背景にした舞橋の姿形が空を優雅に舞う鶴の姿をイメージして造られたことから、鶴の舞橋と名付けられました。

三連の木造橋・鶴の舞橋は総青森ヒバ造りで造られており、建設に際しては山口県の錦帯橋のアーチなどが参考にされ、長さ100メートルの3つのアーチと、その間に2つの高床式の休憩所が設けられており、アーチの高さは8メートルにも及びます。この絶景を鑑賞したりカメラに収めるため、全国から観光客や写真愛好家たちが数多く集まってきます。

朝日の昇る頃に湖面に浮かび上がる橋の姿や、夕日の沈む頃の郷愁を誘う湖と舞橋の姿は、日中と一味も二味も違う美しさに変わります。また、遠くには八甲田の山並を見晴るかすことができます。この三連の木造橋・舞橋を渡ると鶴のように長生きができると言われる縁起の良い橋でもあります。

青森・鶴の舞橋のライトアップ見出し

鶴の舞橋では、2017年11月より、2つの休憩施設、大ステージのライトアップがスタートしました。それまでは、橋の欄干のみのライトアップでしたが、大ステージのライトアップにより、更に迫力のあるファンタジックな橋の姿を楽しめるようになりました。ライトアップが開始されるや、湖面に映るライトがその美しさを何倍にも増幅し、より一層華やかな世界を演出します。

木造橋・鶴の舞橋には、暗くなると自動点灯する仕組みが設定されており、春や夏は18時から19時頃、10月から冬にかけては17時前後からライトアップが始まります。ライトアップされたソフトな曲線を描く木造橋が夕やみに浮かび上がる姿と、遠くに聳え立つ岩木山の黒いシルエットが私たちを幻想的な世界に連れていってくれます。

青森・鶴の舞橋の四季見出し

この鶴の舞橋と津軽富士見湖周辺では、季節に応じて様々な美しい景色が見られます。春には湖面に映える岩木山と鶴の舞橋、そして満開の桜という絶妙なコントラストを見ることができます。夏には湖面を渡る心地良い風を肌に感じつつ、ランチなどを楽しみながら涼むことができます。また、夕日が沈む頃には橋の欄干がライトアップされロマンチックな情景が浮かび上がります。

秋には赤く色づく紅葉の中に架かる鶴の舞橋を見ることができます。日没時にはライトアップされるとともに橋が美しいシルエットを描き、どこかノスタルジックな雰囲気を醸し出します。そして冬になると、見渡す限り真っ白な雪の中に幻想的に浮かびあがる、鶴の舞橋が鑑賞できます。この時期には多くの渡り鳥が越冬します。

青森・鶴の舞橋の青森ヒバ見出し

鶴の舞橋に使われている青森ヒバは、成長するまでに通常100年以上かかります。そして直径30センチにまで成長するには150年もの長い年月の間、青森の極寒の寒さに耐えなければなりません。ヒバにはそれだけの強い力が宿っています。ヒバは、木から発する香がリラクゼーション効果を持ち、白アリやダニ、ゴキブリを寄せ付けません。

ヒバはまた、消臭、脱臭効果を持つパワー溢れる神聖な木でもあります。強い空気清浄効果を持つため、中尊寺金色堂はじめ、日本各地の神社や文化材にもヒバの木が広く使用されています。鶴の舞橋の周辺は、長生きの鶴、強力なパワーを宿すヒバ、そして、開運や心身浄化のご利益が多い神聖な山として知られる岩木山など、パワースポットに溢れています。

岩木山登山のおすすめ時期は?初心者も安全なルートや服装も紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
岩木山登山のおすすめ時期は?初心者も安全なルートや服装も紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
東北三山の一つである岩木山は青森県に位置します。パワースポットと言われている岩木山神社には、毎年訪れる観光客で賑わいます。岩木山に登山するのは初めてと言う人達に安全なルート及び安全な服装の準備など、又、岩木山登山へのおすすめ時期をご紹介させていただきます。

青森・鶴の舞橋の3という数字見出し

この木造橋・鶴の舞橋には故意か偶然か、3という数字がたくさん織り込まれています。舞橋の全長が300メートル、幅3メートルの三連の橋、橋脚の直径が30センチ、丸太使用数が3000本、板材3000枚、そして津軽富士見湖の完成年度が万治3年3月となっています。3という数字は魂、精神、肉体の3つの要素が合体した三位一体を現わしていると言われています。

青森・鶴の舞橋のある津軽富士見湖見出し

津軽富士見湖は廻堰大溜池(まわりぜきおおためいけ)と呼ばれる青森県最大の人造湖で、1660年に、弘前藩主、津軽信政により西津軽の新田開墾の灌漑用水源として造られた溜池です。その堤長は4.2キロあり、日本でも最大の長さを誇ります。この津軽富士見湖は、2010年には農林水産省のため池百選に選定されている美しい湖です。

この溜池からの津軽富士と呼ばれる岩木山の眺めが素晴らしいため、古くから津軽富士見湖と呼ばれ、現地の人々から親しまれてきました。また、津軽富士見湖に架かる木造橋・鶴の舞橋は、湖畔にある丹頂鶴公園と富士見パークを結んでいます。この湖には鶴田町を治めた城主と町娘にまつわる悲しい伝説があります。

青森・鶴の舞橋のある津軽富士見湖の伝説見出し

津軽富士見湖には、悲しい伝説が言い伝えられています。その昔、津軽鶴田町を統治していた清水城の城主、間山之守忠勝は、隠里の太右衛門の娘、白上姫と出会い恋に落ちました。しかし、その後忠勝は他の女性と結婚したため、白上姫は悲しみのあまり湖に身を投げ、その恨みは白龍となって忠勝を苦しめ続けたということです。

青森・鶴の舞橋のある津軽富士見湖のマザーツリー見出し

富士見湖の水底から1本の見事な木が生えています。富士見湖パーク整備上、周囲の木が伐採されましたが、地域の子供たちの要望により、1本だけ切られずに残されたのがこの鶴田のマザーツリーと呼ばれる雄大な木です。この木は富士見湖の新しいシンボルの一つとして今後脚光を浴びるに違いありません。

青森・鶴の舞橋周辺の富士見湖パーク見出し

鶴の舞橋周辺にある富士見湖パークは鶴の舞橋を渡った西側にある公園で、JR陸奥鶴田駅から車で約15分ほどでアクセスできます。利用料金は無料で、駐車場も無料です。この公園は、12ヘクタールを超える広い敷地を持ち、園内には日本初の360度ループすべり台やわんぱく広場、バーベキューのできるピクニック広場などがあり、戸和田神社や白衣観音堂なども併設されています。

おまつり広場には二羽の鶴が天を仰いでいる時計台のモニュメントがあり、台座には世界地図と各国の国旗が描かれています。また、近くにはベゴニアの花壇が設けられています。おまつり広場では、春には桜祭りやカラオケ大会、夏には富士見湖花火大会などのイベントやお祭りが行われます。

園内のおまつり広場には野外ステージや遊具があります。巨大な複合遊具施設・鶴の砦では、大小様々なすべり台が組み合わされています。中でもフリーフォールすべり台は、直角に近い角度で滑り下りる迫力満点の滑り台です。他にも、チューブスライダーと言って管の中を急降下するすべり台やウエーブするすべり台など、たくさんのすべり台があります。

おまつり広場にはランチが楽しめるバーベキュー施設もあります。この施設を利用するには、事前に空き状況を企画観光課に確認を入れ、利用申込書に書き入れる必要があります。バーベキュー施設では、6台の屋根付き施設を含む8台のバーベキュー施設があり、コンロが借りられる他、かまど付きのテーブルとイスが備わっています。炭や網などは各自で持参する必要があります。

富士見湖パークの北側には駐車場があり、管理棟があります。また、駐車場近くには売店があり、ランチなどを食べる休憩所やトイレも備わっています。そして、そこからアジサイの小径を通り、白衣観音堂を抜けてわんぱく広場に進みます。わんぱく広場には360度ループしているローラーすべり台があります。また、人気の龍神船もこの広場の中にあります。

青森・鶴の舞橋周辺の丹頂鶴自然公園見出し

鶴の舞橋周辺の丹頂鶴自然公園は鶴の舞橋を渡った東側にある公園で、1年を通して丹頂鶴の美しい姿を見ることができます。当初は中国やロシアから送られた丹頂鶴のみでしたが、2012年1月に、この地で出生した鶴や多摩動物園から借り受けした鶴が飼育され、ヒナが誕生するなど、現在では9羽の丹頂鶴がいます。

丹頂鶴自然公園はJR陸奥鶴田駅から車で約15分のところにあります。9時から16時まで営業しており、見学は無料でできます。この公園では、雄雌、つがいの丹頂鶴が飼育されており、恋愛、縁結びのパワースポットとしても知られています。タイミングが良ければ求愛のポーズを見ることができるかも知れません。

青森・鶴の舞橋周辺の道の駅つるた・鶴の里あるじゃ見出し

鶴の舞橋周辺の道の駅つるた・鶴の里あるじゃは、339号線沿いにある道の駅で、五能線鶴田駅のそばにあります。陸奥鶴田駅から車で10分、鶴の舞橋からも15分ほどでアクセスできます。あるじゃの駐車場には大型車10台、身障者用7台を含む普通車84台が無料で駐車できます。営業時間は9時から18時ですが、ランチを楽しめるレストランは10時30分から18時までです。

あるじゃはスペイン語の鶴と羽を合わせた造語で、将来の繁栄を祈願する言葉だそうです。この道の駅には、農産物販売室や売店、ランチのおいしいレストランなどがあります。農産物は、生産量日本一のスチューベンというぶどうはじめ、鶴田産米・鶴の輝きや、青森りんごなどの他、農家でとれたばかりの新鮮な野菜などが直送されます。

売店では1600種類ものお土産があり、青森りんごをモチーフにしたグッズなどが並んでいます。また、鶴田町の特産スチューベンソフトクリームにはどんぶりに入っているものなどがあり、どんぶりごと持ち帰ることもできます。モチモチドーナツや白いたい焼きなどもランチ替わりに楽しめる人気商品です。

レストラン幡龍あるじゃ店では、鶴田産大豆(おおすず)の豆乳を使った豆乳担担麺や、スチューベンを練りこんだ生地を使ったスチューベンきょうざなど、鶴田町産の食材を活用した、ランチ向きのオリジナル商品がたくさんあります。その他にもランチに最適な種々の麺類が揃っており、本格的な中華ランチが心行くまで楽しめます。

青森・鶴の舞橋周辺の津軽富士見荘見出し

鶴の舞橋周辺の津軽富士見荘は、JR五能線鶴田駅から車で10分ほどでアクセスできる福祉健康保養センターで、厳選かけ流しの温泉があります。駐車場には車が60台ほど無料で駐車できます。この施設は、周囲を岩城山や津軽富士見湖に囲まれた、恵まれた環境の中にある保養センターで、100パーセント源泉かけ流しの温泉が備わっています。
 

展望大浴場からは、周辺の鶴の舞橋や岩木山が一望でき、公共大浴場には、宿泊者以外の日帰り客も入浴できます。多目的ホールでは、バドミントンやバレーボール、卓球などができ、ダンスホールとしても活用できるスペースがあります。レストランでは、地元の食材をふんだんに使った料理が用意され、夕食や朝食の他、ランチを楽しむこともできます。

日帰りの場合の入浴料金は、中学生以上の大人が350円、小学生が170円、幼児が無料となっており、7時30分から21時まで利用できます。宿泊の場合は、国民年金被保険者及び年金受給者が1泊2食付きで9000円、一般の宿泊客の場合は、1泊2食付きで9900円となっています。

青森・鶴の舞橋を観光しよう見出し

Photo by M.Murakami

青森県鶴田町にある鶴の舞橋は津軽富士見湖に架かる三連のアーチ型木造橋です。その橋の姿が鶴が空を舞うように美しいという評判を呼び、最近とみに写真愛好家や観光客の間で脚光を浴びつつある観光スポットです。ここではそんな鶴の舞橋について、アクセスやライトアップ、周辺の観光スポットやランチ情報などを交えて説明してみました。

投稿日: 2018年7月16日最終更新日: 2020年10月8日

アイコン

RELATED

関連記事

アイコン

人気記事ランキング

アイコン

公式アカウントをフォローして最新の旅行情報をチェックしよう!


  • instagram
  • line

公式アカウントをフォローして
最新の旅行情報をチェックしよう!

旅行や観光スポット・グルメ・おでかけに関する情報発信メディア

©TravelNote