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ガムラスタンのおすすめ観光スポット!レストランやお土産を買えるショップも

ガムラスタンのおすすめ観光スポット!レストランやお土産を買えるショップも
投稿日: 2018年10月20日最終更新日: 2020年10月8日

スウェーデンの首都ストックホルムに浮かぶ小島にある旧市街地、ガムラスタンは、13世紀の中世ヨーロッパの聖堂や教会、王宮が建ち並ぶ美しい街並みです。歩いて1時間ほどで見て回れるガムラスタンには伝統あるレストランやカフェなどもあり、多くの観光客で賑わっています。

13世紀の街並みが残る旧市街地ガムラスタン見出し

Gamla stan
Photo by roger4336

スウェーデンの首都ストックホルムに浮かぶ小島にあるガムラスタンは、近代的建物とは異なる13世紀ヨーロッパの街並みがそのままに残り、歴史を感じる落ち着きのある旧市街地です。ここでは、そのガムラスタンの観光スポット、ランチが楽しめるレストランやカフェ、お土産が買える場所など、分かりやすい観光情報をお届けします。

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旧市街地ガムラスタンの魅力とは見出し

Gamla stan
Photo by jdlasica

スウェーデンの首都ストックホルムが歴史上に登場するのは、13世紀半ばのことで、自然発生的な都市ではなくて1250年代に建設された計画都市です。都市の始まりとして築かれたガムラスタンは、歩いて1時間ほどで動ける広さで、中世の小路、玉石敷きの通り、3階から4階建の薄箱型の中層アパート、などが保存されています。

広場を中心にできた都市機能

Gamla stan
Photo by roger4336

ガムラスタンの北側の海岸通りには、宮殿をはじめ、大聖堂や教会などが建ち、中心部のノーベル博物館があるストルートルゲット広場には、古い商館に入ったレストランやカフェが広場を取り囲んでいます。ガムラスタンは、1980年代以降、中世の街並みや後世の付け足しが魅力となり、多くの観光客が訪れる人気の観光スポットになっています。

歴史と伝統を感じさせる小路

Gamla stan
Photo by Miguel Virkkunen Carvalho

ガムラスタンの中を通る特徴的な小路は、ぼんやりとした中世都市の閃光の中、切妻屋根の建物と張り出し窓が通りに面し、長い冬の夜には、街は街路灯を除いて闇の世界に包まれます。昼間でも狭い通りに入ると太陽の日差しが届かず、300年以上もの歴史と伝統の重厚さを肌で感じることができます。

統一感のある中層アパート街

Gamla stan
Photo by Dougtone

ガムラスタンのストルートルゲット広場に建つ中層アパートは、ひとつひとつがそれぞれ異なった形状の屋根をしていて、それでいて全体でひとつのデザイン統一を図っています。また建物の色彩もそれぞれが微妙な違いをしていながら、暖色系の低彩度色を基調とし、外観とともに圧迫感を感じさせない変化のある調和した街並みを完成しています。

ゴシック建築の代表的造りヴォールト

Gamla stan
Photo by Dougtone

12世紀中頃からの中世ヨーロッパを代表するゴシック建築の特徴のひとつ、アーチ状の美しい形をしたヴォールトは、ここガムラスタンでも随所に見ることができます。ヴォールトのある風景は、古いヨーロッパ映画のシーンでも多々見られるお馴染みの造りで、その場にじっと佇むと古典名画のワンシーンを彷彿とさせてくれます。

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ガムラスタンの観光1:ストックホルム宮殿見出し

Kungliga slottet
Photo by Allie_Caulfield

ガムラスタンのあるスターズホルメン島北東部に位置するストックホルム宮殿は、スウェーデン君主の公邸で、他の国王一家の個人事務所やスウェーデン王室の執務事務所などが入っています。内部には、609室もの部屋があり、東西南北の4つの棟から構成される世界最大の宮殿です。東西115m、南北120mあり、4つの棟で中庭を取り囲んでいます。

Kungliga slottet
Photo by L. Richard Martin, Jr.

見学できるのは、2階と3階の一部の部屋のみとなっていて、豪華絢爛な天井壁画やシャンデリア、家具や調度品、絵画や彫刻などのインテリア、コレクションの数々を1時間ちょっとで見て周れます。また内部には、宝物殿、礼拝堂、博物館などがあり、こちらも見学可能です。入場料は大人1名150SEK、日本円にして約1880円となっています。

近衛兵交替式の華やかなパレード

Kungliga Slottet
Photo by vauvau

6月から8月のスウェーデンの観光シーズンになると、ここストックホルム宮殿の大きな時計台のある大聖堂の裏側にある広場では、毎日正午頃に制服姿に身を包んだ近衛兵の式典が行われています。軍楽隊を伴ってストックホルムの街を行進してくる近衛兵が、王宮に着くとたっぷり30分はかけて交代する様子を間近で見ることができます。

ガムラスタンの観光2:ストックホルム大聖堂見出し

storkyrkan
Photo by Carles Tomás Martí

13世紀半ば、ガムラスタンの誕生と同時にゴシック様式で建てられ、その後イタリアバロック様式によって改築と増築を行い、1480年代に現在の姿になっています。長い間、国王、女王の戴冠式、結婚式が行われ、近年では、1976年に現国王のカール16世グスタフ王とシルビア王妃の結婚式、2010年にはヴィクトリア王女の結婚式が行われています。

Gamla stan
Photo by justin

内部に入ると、正面には、黒檀と銀で出来た祭壇とバロック様式の王座、説教台、上部には円形のステンドグラス、手前に木製の座席などの様子が見えます。王座は、王族が公式の教会儀式に出席される時のみ使用され、教会内にあるその後に造られた壁面などの装飾品の数々は、この王座に調和するよう造られています。

storkyrkan
Photo by ayampolsky

祭壇手前の左手には、聖ゲオルギウスとドラゴンの彫刻があります。これは、15世紀に活躍した北部ドイツリューベックの彫刻家バーントノトケの作品で、樫と大角鹿の角で作られ1489年に除幕されています。リューベックの聖カタリーナ教会には、この彫刻の精巧な複製が置かれています。大聖堂の入場料は、大人1名60SEK、日本円で約750円です。

ガムラスタンの観光3:フィンランド教会見出し

Finska kyrkan
Photo by Carles Tomás Martí

ストックホルム大聖堂の東側にフィンランド教会という教会があります。こじんまりとした教会で、薄いオレンジ色のとても可愛らしい建物です。ここが有名なのは、実はここの中ではなくて、教会裏庭にあります。ガイドブックにも載ってないこともあるちょっと変わったものがそこにはあります。

高さ14cmの小さな彫像アイアンボーイ

Finska kyrkan
Photo by Ulrich Latzenhofer

フィンランド教会の裏庭にある鉄像、その名はアイアンボーイと言います。高さ14cmでストックホルム最小の像です。この頭を撫でると幸せになれるといわれ、みんなが頭を撫でるため、頭だけつるっつるに光っています。別名は月を見上げる少年といって、夜訪れるとまさに幻想的な雰囲気を出してくれます。

ガムラスタンの観光4:ストルートルゲット広場見出し

Stortorget
Photo by guillenperez

ガムラスタンの中心部のノーベル博物館前にあるストルートルゲット広場には、色とりどりの4階から5階建ての中層の建物が広場をぐるりと取り囲み、ランチに最適なカフェやレストラン、お土産物屋などが並んでいます。ここを起点にガムラスタンのそれぞれ入りくねった通りと繋がっていて多くの観光客で常に賑わっています。

大広場に面した人気のカフェコッペン

Stortorget
Photo by Carles Tomás Martí

ノーベル博物館を出て右手真ん中の赤いアドベ色をした建物にある人気のカフェコッペンは、大広場に面した一番目立つ場所にあり、ランチなどを楽しむ多くの観光客で常に賑わっています。お店の前には、オープン席が設けられ、陽の光を浴びながら、淹れ立てのコーヒーと軽食のサンドイッチのランチを楽しむ観光客の姿が目に付きます。

kaffekoppen
Photo by wuestenigel

カフェコッペンの入口ファサードは、ガムラスタンの街景観に沿ったゴシック様式の石柱とヴォールトで造られており、重厚な歴史的伝統を感じさせます。店内では、ランチに最適なスモークサーモン入りサンドイッチなどのカフェメニューのほか、レストラン対応もできる伝統的な北欧料理のランチメニューやディナー、デザートなどが楽しめます。

住所 Stortorget20、111、29Stockholm
電話番号 46-820-3170

ガムラスタンの観光5:ノーベル博物館見出し

Gamla stan
Photo by lyng883

ストールトルゲット広場に面して建つノーベル博物館は、ノーベル賞の歴史や歴代の受賞者、創設者アルフレッドノーベルに関する資料展示を見ることができます。ノーベル賞100周年を記念して2001年春に開館しました。スウェーデンアカデミーが入居している旧証券取引所の一部が、ノーベル博物館となっています。

お土産として人気のメダルチョコ

館内のお土産ショップでしか売っていない、ノーベル賞で授与されるメダルと同サイズのメダルチョコは、本物のメダルとそっくりで、お土産として大人気です。歴代の日本人受賞者もお土産に、と大量買いしたことで知られています。10枚入りが130SEK、日本円で約1630円、バラ売りもあり1枚15SEK、日本円で約190円です。

ガムラスタンの観光6:ヴェステルロングガータン通り見出し

Gamla stan
Photo by LordFerguson

ガムラスタンの真ん中を南北に走るヴェステルロングガータン通りには、ランチが楽しめるレストランやカフェ、お土産物店などのお店が道の両側に続き、ひっきりなしに多くの観光客が行き交います。歩行者天国になっていて、道幅は約3mほどのほどよい広さを保っていてるので、通りの両サイドを眺めながらゆったりとお土産物探しに最適です。

Västerlånggatan
Photo by AndersLindman

目に付くのは、お土産に最適な小物雑貨のお店の多さです。それぞれに特徴があり、品揃えはどこも個性的です。思わず部屋に飾っておきたいと思う物や、お土産に買って帰ったら喜ばれそうな物など、どれもオリジナリティ溢れる商品ばかりで迷ってしまいます。またギャラリーのお店もあるのでお土産物探しの方にはおすすめです。

ガムラスタンの観光7:道幅92cmの路地見出し

Mårten Trotzigs Gränd
Photo by greger.ravik

モーテントローツィググレン通りは、36段ある石畳の急な階段が続いており、人がすれ違うことができないほどの狭さが人気の観光スポットです。その狭さは一番狭い箇所で92cmになっています。島の北西部から北東部に走るVasterlangatan通りからPrastgatan通りへ抜ける箇所にあり、Vasterlangatan81にある木造のゲートが入り口です。

DenGyldenFredenは北欧最古のレストラン見出し

スウェーデンアカデミーが所有するレストラン、デンギュルデネフレーデンは、1722年に開業した北欧最古のレストランです。ミシュランのビブクルマンマークを取得しているにもかかわらず、リーズナブルでクオリティの高いランチやディナーを食べられるレストランです。平日は、日替わりランチを提供していて気軽に利用できます。

外観と内装ともに豪華絢爛さはないものの、室内の内装や調度品は開業当初のままで、気品と歴史を感じさせる作りが、落ち着きとレストランとしての質の高さを伺わせます。ニシンやスモークなどを使った伝統的な北欧料理を中心に、ランチメニューとディナーを楽しむことができます。月曜から金曜が11時半から22時、土曜13時から、日曜休みです。

住所 Österlanggatan51、111、31Stockholm
電話番号 46-824-9760

CAFFELLINIは本格的エスプレッソのお店見出し

ヴェステルロングガーテン通りの中ほどよりやや南側、モーテントローツィググレン通りから約100mほど戻った所に、カウンターだけの立ち飲みエスプレッソカフェ、カフェリーニがあります。こじんまりとしたお店ですが、本格的なエスプレッソコーヒーとカプチーノ、そしてランチ替わりのクロワッサンやケーキが格別のおいしさです。

カウンターバーだけのお店なので、5名ほど入れば一杯になります。カフェリーニでは、ランチ替わりにクロワッサンを頬張り、苦味の効いた芳ばしいエスプレッソコーヒーをごくりと飲んで、仲間とちょっとだけ談笑したらすぐに立ち去る。そんな気軽に立ち寄りができて、ちょっとだけ小腹を満たしてくれる、実に粋な雰囲気のおすすめカフェです。

住所 Västerlånggatan60、111、29Stockholm
電話番号 46-820-9846

ガムラスタン観光に最適のグランドホテル見出し

Gamla stan hotel
Photo by Jorge Lascar

グランドホテルは、ガムラスタンとリラ湖を挟んで向かいに建つ5つ星ホテルです。隣にはスウェーデン国立美術館、部屋からは国会議事堂とオペラハウスが一望でき、周辺のショッピングにも便利な至近距離にあります。359の客室と40のスイートルーム、35の宴会場と会議場、2つのレストラン、バー、スポーツクラブなどを備えています。

住所 SodraBlasteholmshamnen8、103、27Stockholm
電話番号 46-8679-3500

日本からスウェーデンへのアクセス見出し

Scandinavian Airlines
Photo by Transport Pixels

日本からスウェーデンへの直行便はないので、ヨーロッパの各都市を経由して行くことになります。飛行時間は航空会社と乗り継ぎ時間によって異なりますが、大凡約12時間半から15時間ぐらいです。スカンジナビア航空であればコペンハーゲン経由で、フィンランド航空であればヘルシンキ経由で、スウェーデンのストックホルムまで約1時間半です。

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空港からガムラスタンのある市内へアクセス見出し

Arlanda Express
Photo by sbamueller

ストックホルムのアーランダ空港からガムラスタンのある市内までは、シャトルトレインのアーランダエクスプレスを利用して最短の20分で移動することができます。早朝5時から深夜時まで、約10分から30分間隔で運行されています。日本の新幹線料金よりもちょっと高めの料金で、大人片道280SEK、日本円にして約3500円ぐらいです。

300年前の中世北欧の街ガムラスタン見出し

Gamla stan
Photo by Ruths138

ガムラスタンには、中世ヨーロッパの建築物が数多く残り、すでに300年以上も昔から人々の暮らしに安らぎと憩いを与える空間を作り出していたヨーロッパ先人の優れたセンスに感銘さえ覚えます。常に満足度の高い国に挙げられるスウェーデンを象徴する街、ガムラスタンは、その歴史と伝統を今にしっかりと伝えています。

投稿日: 2018年10月20日最終更新日: 2020年10月8日

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