ヨーテボリ観光ガイド！スウェーデン第2の都市への行き方は？雑貨が人気！

ヨーテボリはスウェーデン語でGöteborg、英語でGothenburgと表記します。ヨーテボリの通貨はスウェーデンクローネ(SEK)、1SEKは約13円です。日本での知名度はあまり高くはないですが、近年北欧の旅行先として人気の上昇しているヨーテボリ。そんな港町らしさを感じる観光スポットや、旅行客に人気の雑貨屋やカフェなどヨーテボリの魅力を紹介します。

日本からヨーテボリへの直行便は出ていないので、旅行の際は他の地域を経由して行くことになります。いくつかルートはありますが、飛行機でヘルシンキ経由が乗り継ぎ時間も短く日本からの旅行客に人気です。ヨーテボリのランドヴェッテル空港から観光に便利な市街地まではバスで所要時間約30分、運行間隔は約15分おきです。他の北欧も旅行する場合にはコペンハーゲンやオスロ、ストックホルムからバスや電車で行くことも可能です。

ヨーテボリ旅行にお得で便利なヨーテボリシティカードが販売されています。カードの提示でヨーテボリのバスやトラムが乗り放題になり、多くの人気の観光スポットの入場料やボートツアーの観光料が無料になります。有効時間で種類が分かれていて、24時間395SEK、48時間458SEK、72時間695SEKです。限られた旅行時間で、たくさんの観光スポットを回りたい人におすすめです。

グスタフアドルフ広場は中央駅から近く、観光の目印になる広場です。広場の銅像はヨーテボリ創設者として知られるグスタフ2世アドルフ王です。近くには1643年に建てられ、現在は伝統的な手芸品を扱う工房の集まるクローンヒューセットや、1750年に建設された東インド会社の建物をそのまま利用している市立博物館があります。歴史を感じる建物と運河と美しい景色を楽しめる場所です。

ヨーテボリ中央駅隣のショッピングモール。雑貨屋、洋服店、スーパーマーケット、カフェ、レストランと様々なお店が入っています。日本でも人気のmarimekkoやiittalaの北欧雑貨、スウェーデン王室御用達のRÖRSTRANDの食器も売っています。観光の途中でお買い物に疲れたらヨーテボリで人気のカフェCONDECOやLePainFrancaisがおすすめです。

LillaBommenはヨーテボリ中央駅北側、ヨータ川沿いにある港です。リップスティックと呼ばれる赤と白の建物が目を引きます。リップスティックの上は展望台になっていて、観光用にエレベーターで昇る事ができます。展望台では360度ヨーテボリの街並みや運河が見渡せる、素晴らしい景色を漫喫できます。近くには本物の船を見学できる海洋センターやオペラハウスもある観光スポットです。

ヨーテボリの川では様々な種類の観光用ボートツアーが出ています。要塞のある島へ向かうツアーや、食事も楽しめるクルージング、橋の下をくぐり抜けながら名所を巡るボートが観光客に人気です。主にスウェーデン語と英語でのガイドがあります。船から見るヨーテボリの美しい街並みは、港町らしさを感じられ魅力的です。

haga地区は昔ながらのヨーロッパを感じさせる石畳や噴水の広場のある街並みで、様々なお店が立ち並んでいます。メインストリートにはカフェやレストランがあり、雑貨屋やオーガニック専門店も人気。休日は大勢の観光客で賑わいます。hagaの名物は顔よりも大きいシナモンロール!Husarenというカフェで食べられます。

hagaのメインストリートを少し南に行くと小高い丘があり、一番上にはスカンセンクローナルという1600年代に要塞として建設された建物があります。要塞として攻撃を受けることのないまま、その後は刑務所や博物館として使用され、現在も当初の状態で残されています。丘の上からはヨーテボリの街を一望することが出来、スウェーデンらしさを感じられる観光スポットです。

スウェーデン語でFeskekörka。haga地区と対面の川沿いにある観光名所です。その外観から魚教会とも呼ばれる魚市場ですが、宗教的な要素はありません。様々な魚介類が新鮮なうちに並べられ、現地の人だけでなく旅行客にも大人気。夏にはスウェーデン名物ザリガニの販売も。建物内には新鮮な魚を使った料理が食べられるレストランもあります。

観光で大人気、街のシンボルのポセイドン噴水の広場があります。夜はきれいにライトアップされ、幻想的な雰囲気。ポセイドン像の後ろにある美術館ではピカソやゴッホの絵画が鑑賞できます。広場の前に続く大通りAVENYNはテラス席のある多くのレストランやカフェが並んでいます。イベント時には大勢の人が集まる場所です。

ヨーテボリ中央駅とメインストリートAVENYNの間にある公園。日本語ではヨーテボリ園芸協会と呼ばれます。園内の広場には噴水があり、初夏には鴨の親子の散歩も見られ市民や観光客の憩いの場になっています。春から夏には薔薇やチューリップの色とりどりの花が鑑賞できますが、温室もあるのでいつ観光に来ても1年中植物を楽しむことができます。

TrädgårdsföreningenとAVENYNを挟んだ場所にある市場。たくさんの種類の大きなかたまりのチーズやお肉が並びます。ヨーテボリの老舗パン屋やチョコレートショップもあり、人々が買い物を楽しんでいます。時間帯によっては試食も出ているので、観光記念に色々な味を試してみてください。

Lisebergは北欧最大の遊園地。ヨーテボリの街並みが見渡せる観覧車や、何種類もある絶叫マシーンが子供だけでなく大人にも大人気。園内各所にあるルーレットの数字を当てられると、スウェーデンで人気の特大サイズのお菓子がもらえます。ハロウィンやクリスマスの季節のイベントもあり。冬は観光シーズンでなく休園日が多いので、ご注意ください。

熱帯植物園と水族館と科学センターが一緒になった施設です。熱帯雨林エリアは大きな木の小屋やつり橋もあり、本物のジャングルさながらの体験。水族館にはトンネルや壁一面の水槽で大きな魚やサメが優雅に泳ぐのを鑑賞できます。楽しみながら宇宙や人間の体について学ぶコーナーもあります。館内にはカフェレストランがあるので、1日過ごせる場所です。

クリスマスの4週間前には、ヨーテボリの街はイルミネーションで彩られます。この時期のヨーテボリは、午後4時には暗くなってしまうので、ゆっくりとライトアップされた街を楽しめます。中でも遊園地Lisebergでは、ヨーテボリ最大のクリスマスマーケットが開催され、冬の観光客で賑わいます。マーケットにはクリスマス雑貨やお菓子を販売するお店が並びます。

アルフォンスカルチャーハウスはスウェーデンの子供たちに大人気のキャラクター、アルフォンスをテーマとした室内遊び場です。2階建てのハウスは屋内アスレチック、ブロック、おままごとセットなど子供が夢中で遊べる設備がいっぱい!アルフォンスの日本語版絵本もあります。ハウスにはカフェもあるので、おやつやランチも楽しめます。

夏の期間にヨーテボリ市内を走る、子供が大好きな機関車タイプの乗り物です。グスタフアドルフ広場を起点として、オペラハウスや魚教会のヨーテボリの観光スポットを巡回します。ゆっくりと北欧らしさを感じられるルートを巡るので、大人も一緒に素敵な時間を過ごせます。

スウェーデンにはFIKA(フィーカ)という、友人や家族、同僚とコーヒーブレイクをする習慣があります。カフェのテラス席で濃いめのコーヒーとシナモンロールを楽しむのがスウェーデン流。ヨーテボリにもスターバックスやエスプレッソハウスといったチェーン店から小さなカフェまでたくさんのお店があります。ヨーテボリ観光の際には、是非FIKAを体験してみてください。

北欧の人気都市、ヨーテボリの魅力を紹介しました。夏は夜まで明るく開放的な気分に、冬は落ち着いたクリスマスの雰囲気を満喫する事ができます。ヨーテボリには歴史ある建物や自然を感じられる場所、紹介しきれなかった魅力がまだまだたくさんあります。北欧を観光する際には、是非ヨーテボリを訪れてみてください。