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クロアチアは英語が通じる国?観光に役立つ公用語もちょっとだけ覚えておこう!

クロアチアは英語が通じる国?観光に役立つ公用語もちょっとだけ覚えておこう!
投稿日: 2019年5月8日最終更新日: 2020年10月8日

アドリア海に面したクロアチアは、美しい街並みのドブロブニクや首都ザグレブなど魅力的な観光スポットが集まっています。そんなクロアチアで英語は通じるのでしょうか。この記事ではクロアチアの英語事情も含め、観光に行く前に知っておきたい情報をお伝えします。

観光前に知りたいクロアチアの言語事情見出し

Photo by sergei.gussev

アドリア海に面したクロアチアは、その街並みや自然景観が美しい国です。ヨーロッパの国々の中でも日本人観光客に人気のエリアです。

また、クロアチアは比較的英語が通じる国と言われています。この記事では、クロアチアの英語を含む言語事情や観光旅行中に使ってみたい公用語の挨拶などをご紹介します。

クロアチアってどんな国?見出し

Photo by hrvoje_photography

クロアチアの英語事情や挨拶フレーズを学ぶ前に、クロアチアについて地理や歴史など基本的な情報を知っておきましょう。

それぞれの観光スポットを単に見て終わりというのは非常にもったいない過ごし方です。旅行で訪れる国について事前に知っておくと、その背景となる歴史も含めて違った視点から見ることができます。

クロアチアの地理

Photo by archer10 (Dennis) 208M Views

クロアチアは、イタリアとアドリア海を挟んで隣に位置している国です。国境を接する国はイタリア以外にも、スロヴェニア・ハンガリー・セルビア・ボスニア=ヘルツェゴビナ・モンテネグロがあります。

美しいアドリア海に面した沿岸部のドブロブニクなどの街は、その街並みの美しさで有名です。内陸部はザグレブなどの都市や、自然あふれる観光スポットなどが広がっています。

クロアチアの歴史

Photo by Eric Fischer

1992年に旧ユーゴスラヴィアから独立を果たしたクロアチアの歴史は非常に複雑です。過去には国の一部もしくは全部が多くの帝国や王国等に何度も支配された歴史があります。

複雑な歴史が絡んでいることから、複数の民族・宗教も入り混じっており、クロアチアの社会や文化に大きな影響を与えています。

クロアチアの人種構成

Photo by akk_rus

現在、人口約430万人程度のクロアチアにおいては、クロアチア人が8割から9割を占めています。その他は、セルビア人や少数民族が暮らしています。

他国による支配や紛争など複雑な歴史を経ながらも、近隣諸国との関係は安定し、ヨーロッパ諸国の中では特に治安が良い国でもあります。

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クロアチアの公用語は?見出し

Photo by lucijan

クロアチアの公用語は、クロアチア語です。ヨーロッパには複数の公用語を持つ国がありますが、クロアチアではクロアチア語のみが公用語として認められています。

なお、公用語ではありませんが、第二言語としてドイツ語・イタリア語・フランス語もよく使われています。また、英語が通じる国としても知られています。

クロアチアの言語教育事情

Photo by igorrodrigues

クロアチアでは言語教育の環境として理想的な状況にあります。学校では早い段階から英語を授業で学びはじめ、実践的な内容で言語を習得していきます。

また、テレビでは毎日のように英語圏の映画や番組が放送されています。それらすべては字幕のみで、吹き替えのものはありません。このように普段の生活から言語に親しむ環境が揃っているのです。

小学生の頃から第一外国語で英語を学んでいる

Photo by flpschi

クロアチアでは小学生の頃から第一外国語で英語を学ぶ環境が整えられています。英語の授業では、英語で話す時間もしっかりと設けられ、書く・聴くといった受け身の授業だけでなく話すことにも重点が置かれています。

また、言語教育の環境としては、第二外国語にイタリア語やフランス語などを選択することができるので、公用語のクロアチア語以外に周辺諸国の言語も理解する人が多いのもクロアチアの特徴です。

クロアチアは英語が通じる?見出し

Photo by priscilladupreez

言語教育の環境からも分かるように、クロアチアは英語が通じる国です。特に若い世代を中心に、問題なく話せるレベルの人が多くいます。

また、英語の発音においては訛りがあまりなく、クロアチア人はわかりやすくてきれいな発音を話すことでも知られています。

観光地では英語が問題なく通じる

Photo by dbiljak

クロアチア観光の途中でもし道に迷ったとしても、近くにいる若い世代の人などに英語で話しかければ大抵の場合は問題なく通じるので安心です。

また、現地の標識や看板は基本的にクロアチア語で表記されていますが、アルファベット読みのため日本人でも読みやすいのが嬉しいポイントです。

年配の方は英語が話せない場合が多い

Photo by shanerounce

多くの場所で英語が通じるクロアチアですが、必ずしも皆が英語を話せるわけではないというのは覚えておきましょう。

若い世代や観光の中心地では英語が通じることがほとんどですが、特に年配の人などは英語を理解しない場合があります。

クロアチアで英語が通じるスポット見出し

Photo by Sobrecroacia.com

クロアチア観光ではドブロブニクやザグレブといった街ナカの観光スポットから地方の観光スポットまで様々な場所を訪れ、ホテルやレストランといったスポットも利用します。

クロアチア語が分からなくても、それぞれの場所で英語でコミュニケーションを取ったり、英語表記の箇所があればそれだけで安心感が違います。ここでは、クロアチアで比較的英語が通じやすい場所を見ていきます。

公共交通機関やタクシー

Photo by Schnitzel_bank

クロアチア旅行中に利用するバスやタクシーといった交通機関は、観光地であればほとんどの場合英語が通じます。

タクシーは行き先を告げたり、コミュニケーションをとるのに英語が必要となるので、英語を話すドライバーが多くいます。

ホテルやショップ

Photo by munkacsitomi

ホテルは世界中から観光客が宿泊しに来る場所なので、英語は共通語としてほとんどのホテルで通用します。もし英語が話せないスタッフがいても、他に英語が話せるスタッフがいるか聞いてみましょう。

お土産屋さんなどの観光地にあるお店の多くも、英語は問題なく通じることがほとんどなので安心です。

カフェやレストラン

Photo by avirichards

観光地にあるカフェやレストランでは、英語のメニューも用意してあるほど、言語対応がしっかりとなされています。

英語はもちろんのこと、英語以外の言語を話すスタッフもいるので、周辺国から訪れた観光客との会話もスムーズです。

美術館や博物館

Photo by mparzuchowski

クロアチアでは美術館や博物館の数が多く、どれも人気観光スポットとなっています。基本的には英語をはじめ、複数の言語で案内表示されているので、安心して鑑賞できます。

また、英語で解説を聞けるオーディオガイドも用意されているので、オーディオガイドを借りて鑑賞をより一層楽しむのも良いでしょう。

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旅行で使えるクロアチア語の挨拶を覚えよう!見出し

Photo by Ktoine

多くの場所で英語が通じるクロアチアですが、この機会に公用語であるクロアチア語を少し学んでみることをおすすめします。簡単にでも現地の人達と挨拶を交わすことができれば、より思い出深い旅になることでしょう。

ここからは、旅行中の様々なシチュエーションで使える便利な挨拶フレーズをご紹介します。クロアチア語は基本的にアルファベット読みで発音しやすいので、カタカナ表記を読みながら練習してみましょう。

おはよう/こんにちは/こんばんは

Photo by huyphan2602

まず、クロアチア語の基本の挨拶を覚えましょう。「おはよう」は「Dobro jutro」と言います。発音はドブロ ユートロです。「J」はジュと濁らず「ユ」の発音になるので注意しましょう。

続いて「こんにちは」は「Dobar dan」と言います。発音はドーバル ダンです。お店などで店員に挨拶されたら、同じように挨拶してみましょう。

そして「こんばんは」は「Dobra večer」と言います。発音はドブラ ヴェーチェルです。英語とは全く異なるフレーズですが、基本はアルファベット読みなので比較的発音はしやすいのがクロアチア語の特徴です。

はじめまして

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旅行先ではじめて誰かに会う時に使える挨拶フレーズは「Drago mi je!」です。発音はドラゴ ミ イェで、最後の「je」がジェではなく、イェになることに注意しましょう。

「お会いできて嬉しいです」といった意味も込められているので、満面の笑みでこのフレーズを伝えると相手にもその喜びがしっかりと伝わります。

ありがとう

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現地の人との会話の中で最もよく使う挨拶フレーズの「ありがとう」は「Hvala」と言います。発音はフヴァラです。挨拶フレーズの中でも、一言で言える簡単な言葉のひとつです。

買い物で会計を済ませた時、クロアチア人に何かを教えてもらった時などに「Hvala」とお礼を伝えましょう。また、「Hvala vam」(フヴァラ ヴァム)という、より丁寧な言い方もあります。

はい/いいえ

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「はい」と「いいえ」も観光旅行中に何度も使うことになるフレーズです。とても短いので、これだけでも覚えておくといろいろな場面で役に立ちます。

「はい」は「Da」と言い、発音はダです。「いいえ」は「Ne」と言い、発音はネです。ちなみに「結構です」というのは「Ne hvala」(ネ フラヴァ)と言い、「Ne」を使った表現のひとつです。

ごめんなさい

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「ごめんなさい」は「Oprositite」と言います。発音はオプロスティテです。深い謝罪の意味も込められていますが、軽い「すみません」の意味も同時に兼ね備えています。

店員さんや道行く人に「すみません」と呼び掛けたい時にも使えます。誰かに声をかけたい時や、店員さんに注文を頼みたい時などに「Oprostite」と声をかけると良いでしょう。

すみません

Photo by henriquefelix

「すみません」は「Molim」と言います。発音はモーリムです。主に呼びかける時に使用するので、お店の店員さんを呼ぶ時などで使ってみましょう。

なお、混雑している場所やスーパーなどで道をあけてもらう時によく使う「ちょっとすみません」というフレーズは、「Samo malo」と言います。発音はサモ マーロです。英語の「Excuse me」と近い意味合いです。

やあ!/またね!

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出会った時の挨拶、別れ際の挨拶として使われるの「やあ! / またね!」は「Bok! / Doviđenja」です。発音はボク、ドヴィヂェーニャです。

「Bok!」は、比較的親しい間柄でカジュアルに使う砕けた挨拶表現です。観光旅行の際には「Doviđenja」を使う方が良いでしょう。

旅行で使える便利なクロアチア語のフレーズをチェックしよう!見出し

Photo by glenncarstenspeters

公用語のクロアチア語で簡単な挨拶を学んだら、次はもう一歩踏み込んだ表現も使ってみましょう。ここでは、レストラン・ホテル・観光スポットなどでも使える便利なフレーズをピックアップしました。

一文が少し長くなるので、フレーズを声に出して繰り返して練習し、徐々に慣れるようにすると良いでしょう。

私の名前は~です

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初めて会った人に名前を聞かれた時、ホテルのフロントで自分の名前を相手に伝える時などに「私の名前は~です」とスムーズに言えるようにしましょう。

「Moje ime je 〜」(モィェ イメ イェ 〜)と言い、最後に自分の名前を付け加えます。また「Zovem se 〜」(ゾヴェム セ 〜)という表現もあり、こちらの方がカジュアルに使える言い回しです。

これは何ですか?

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スーパーマーケットやお土産屋などで買い物をしている時に、クロアチア語表記で中身が何か分からないということがしばしばあります。そんな時は「これは何ですか?」と定員さんに聞いてみましょう。

「Što je ovo?」(シュト イェ オヴォ?)と言います。もしそのあとの返事がクロアチア語で理解できなければ、英語に切り替えるようにすると良いでしょう。

これはいくらですか?

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お土産屋などのお店でよく使うフレーズは「これはいくらですか?」という質問文です。値段が見えにくい時、そもそも値段表記がない時などに使うと良いでしょう。

「Koliko ovo košta?」(コリコ オヴォ コシュタ?)と言います。もしくは、短く「Koliko Košta?」(コリコ コシュタ?)という言い方でも問題ありません。

お会計をしてください

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レストランなどで食事をしたあとに、店員さんに「会計をお願いします」とクロアチア語で伝えてみましょう。

「Mogu li dobiti račun?」(モグ リ ドビティ ラチュン)と言います。少し長い一文で、発音も難しいので何度も練習をしてスムーズに言えるようにしておきましょう。

大丈夫です

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「大丈夫です」というフレーズも様々なシチュエーションで使える便利な言葉です。クロアチア語では「Ja sam u redu」(ヤ サム ウ レドゥ)と言います。

ちなみに後半の「u redu」というフレーズは、単体で使うと「わかりました / OK」という意味になります。

結構です

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「いいえ」の項目でも少し触れましたが、「Ne」を使った表現の一つとして「結構です」というフレーズがあります。

「Ne hvala」(ネ フラヴァ)と言い、何かを断る際に使います。「Ne」だけだとキツく聞こえてしまうので、「Hvala」を付け加えることで失礼のないスマートな伝え方になります。

写真を撮ってもいいですか?

Photo by chrislawton

美術館や博物館など観光スポットによって撮影禁止のところもあるので、よく分からない時は「写真を撮ってもいいですか?」というフレーズを使って確認してみてください。

クロアチア語では「Smijem li slikati?」(スミイェム リ スリカティ?)と言います。もちろん観光スポットだけでなく、人物や商品などの写真を撮りたい場合も相手にこのフレーズで確認するようにしましょう。

おいしいです!

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カフェやレストランなどでの食事中にぜひ使いたいのが「とてもおいしいです!」という表現です。店員さんやお店のオーナーに伝えるチャンスがあれば伝えてみましょう。

「Dobro!」(ドブロ!)と言い、簡単なフレーズになっています。英語が通じる場所であっても、現地の言葉で伝えることで相手にも好印象を持ってもらえます。

英語は話せますか?

Photo by capturethemoment

クロアチア語が公用語ですが、多くの場所で英語が通じる国でもあります。もし何か質問したり話しかけたい時に相手が英語か話せるか分からない時には「英語は話せますか?」と聞いてみましょう。

「Govorite li engleski?」(ゴヴォリテ リ エングレスキ)と言い、Englishに当たる部分が「engleski」です。

英語が通じるクロアチアは観光旅行におすすめ!見出し

Photo by hrvoje_photography

クロアチアは基本的に英語が通じる国であり、特に観光スポットでは英語でコミュニケーションをとれるので、安心して観光を楽しむことができます。

ちょっとした簡単な挨拶や会話をする機会があれば、今回紹介した公用語であるクロアチア語のフレーズを参考に、ぜひ現地のクロアチア人と言葉を交わしてみてください。

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投稿日: 2019年5月8日最終更新日: 2020年10月8日

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