満奇洞は幻想的で美しい鍾乳洞！岡山の人気観光スポットをご紹介！

岡山県新見市には映画八墓村の舞台にもなった満奇洞があります。何億年もの年月をかけてできた洞窟の鍾乳洞と地底湖の織り成す景色は圧巻の一言。

石灰岩と水の力だけで作り上げられた洞窟内の鍾乳洞はきれいなLEDライトで様々に演出され見ごたえ十分です。

岡山県新見市にある満奇洞は2014年に県の天然記念物に指定されている美しい鍾乳洞です。洞窟内には願いが叶う泉や恋人たちの空間など見どころもいっぱいで、つらら石、カーテン、洞窟サンゴなどあらゆる種類の鍾乳洞が一堂に会する鍾乳洞博物館としても楽しめます。

岡山の人気の観光スポットである歴史ある満奇洞についてもう少し詳しくご紹介していきましょう。

満奇洞の歴史や名前の由来など気になる情報もご紹介。神秘的な雰囲気で、一年を通して変わらない姿を見せてくれる満奇洞は岡山観光では外せないスポットです。

岡山の満奇洞の発見は江戸時代末期まで遡ると言われています。猟師がタヌキを追っていて偶然発見したのが始まりだったのだとか。

岡山には他にも有名な井倉洞などを含め沢山の鍾乳洞がありますが、その中でも満奇洞は発見の古い歴史ある洞窟となっています。

満奇洞の名前は有名な歌人である与謝野晶子夫婦によって付けられたと言われています。1929年にこの地を訪れた夫婦が「奇に満ちた洞窟」と言い、満奇洞と呼ばれるようになったのだとか。ぞくっとするような神秘的な美しさを感じるというのは、まさに「奇」そのものです。

岡山にある満奇洞は映画八つ墓村のロケ地として全国的に有名で、映画の中では千枚田と言われる幾重にも皿状の鍾乳洞の層が折り重なっているスポットが死体が浮かんでいるシーンで使われています。

2014年に鍾乳洞内の照明をLEDに変え、八つ墓村のロケ地として不気味なスポットであるというイメージから幻想的な美しい鍾乳洞としてアピールするようになりました。

LEDライトを多様に使いこなした満奇洞のライトアップはとても見ごたえがあり、洞窟内には見どころがいっぱいです。

岡山観光でぜひ立ち寄りたいおすすめの満奇洞の見どころスポットを詳しくご紹介していきましょう。

満奇洞の千枚田は映画のロケ地にも使用された有名なスポットです。畦石と言われる石灰分を溶かし込んだ地下水が床面を流れる時に棚田状に石灰華が沈着したもので囲まれています。日本屈指の畦石は見ごたえ十分。落ち着いた緑を使ったライトアップが行われていて、その美しさはいつまでも見ていられます。

コインを投げると願いが叶うと言われる泉水はカラフルなライトアップが印象的なスポットです。願いごとを思い浮かべで左肩越しにコインを泉に投げ入れるとその願いが叶うと言われていて、地底湖の深く静かな水の中へコインが沈んでいく様子を眺めることができます。

地底湖のかかる竜宮橋は朱色が目立つ人気の撮影スポットになっています。竜宮城をイメージして名付けられた橋は鍾乳管やつらら石、流れ石、石筍、石柱などが良く見られます。

橋の左右に広がる地底湖はとても神秘的で、橋の左右に広がる鍾乳洞の水に映る青や赤の光も見どころです。

満奇洞の最奥はロマンティックな空間です。夢の宮殿と言われるスポットではカラフルな光にほのかに照らされた夢のような光景が広がっています。

断層があり、ツルツルとした鏡肌やゴツゴツの断層角礫など岩肌の面白い表情を楽しむことができます。

夢の宮殿の下には恋人たちの泉があります。デートではハイライトのスポットともなる恋人の泉では、湖面に映る青がとても美しく、思わず見とれているところで突然ライトが消えるという仕掛けもあります。鍾乳洞の暗闇にすっぽりと包まれる体験はいつ消えるかわからないドキドキ感で心拍数も上がります。

満奇洞の洞窟内はオールシーズン常に15度前後の気温です。外気を完全に遮断しているかのような特別な空間はその事実だけでも神秘的です。

観光で中を歩く時には気温に注意しながら服装を選びましょう。千枚田の八つ墓村スポットでは気温以上の寒さを感じるかもしれません。

岡山の人気観光スポット、見どころいっぱいの満奇洞の基本情報をご紹介します。所在地や営業時間、料金などぜひチェックしておきましょう。

足元は歩きやすい靴が鉄則。洞窟内は常に15度前後なので、夏場は半そででは少々寒く感じることもあるかもしれません。長袖を常備して行くのがおすすめです。

岡山のおすすめ観光スポット、満奇洞は岡山県の北西部、岡山県新見市豊永赤馬2276-2にあります。

岡山県の人気の観光スポットである倉敷からは北に約70kmほどの場所で、車では約1時間ほどで行くことができます。

岡山のおすすめ観光スポット、満奇洞の問い合わせ先は満奇洞管理事務所で、電話番号は0867-74-3100で、ファックス番号はありません。

新見市のサイトには満奇洞の公式HPがリンクされていますが、満奇洞専用の問い合わせフォームなどはないので、問い合わせは電話がおすすめです。

岡山のおすすめ観光スポットの営業時間は8時半から17時まで、入洞は16時半までです。朝は比較的早い時間から営業しているので早起きして出かけるのもおすすめです。

夕方は時期によってはあたりがうっすらと暗くなることもあり、満奇洞を出た後も神秘的な余韻が残る独特な観光を楽しむことができます。

鍾乳洞博物館としても楽しめる岡山のおすすめ観光スポットの定休日はなく年中無休で営業しています。年末年始やお盆期間中なども特に定休日の記載がありませんが、定休日などは変更されている場合もあるので、出かける前には一度問い合わせ番号に問い合わせるのがおすすめです。

岡山のおすすめ観光スポット、満奇洞は高校生以上の料金が1000円、中学生以上の料金が800円、小学生以上の料金が500円、小学生未満は無料となっています。

満奇洞の洞窟内の全長は450m、約30分の観光ですが、インスタ映えする写真をたくさん撮りたい人はゆっくりまわるのもおすすめです。

岡山のおすすめ観光スポット、満奇洞へのアクセスは車もしくは公共交通機関を使います。それぞれの詳しいアクセス方法をご紹介しましょう。

岡山の人気の観光スポット、倉敷からは車で約1時間で、公共交通機関を使うと2～3時間ほどかかります。

岡山のおすすめ観光sポット、満奇洞へ公共交通機関を利用してアクセスする場合、JR井倉駅から満奇洞行きのバスで約40分、終点の停留所で下車します。

岡山の人気の観光スポット倉敷からはJR伯備線とバスを利用して約3時間ほどで、料金は3700円ほどです。

車で満奇洞にアクセスする場合は中国自動車道北房ICから約20分、同じく中国自動車道の新見ICから車で30分です。

満奇洞には駐車場も完備されているので車でのアクセスも便利で、ドライブを楽しみがてらぜひおすすめです。

満奇洞には駐車場が完備されていて、普通車は150台、バスは10台駐車が可能です。料金は無料で駐車場から満奇洞の入り口までは車両侵入禁止の舗装道路の坂道を約200mほど上がることになります。

鍾乳洞の中に入ってからももちろんですが、やはり靴は歩きやすいものをチョイスするのがおすすめです。

満奇洞のある岡山県新見市では満奇洞の他にも井倉洞という有名な洞窟をはじめ大小200もの鍾乳洞が点在しています。4～5時間かけてゆっくりと鍾乳洞巡りをするのもおすすめです。

また、美術館や江戸時代に造られた街並みの雰囲気を残した御徒町など文化や歴史に触れる観光や桃やリンゴ狩り、蕎麦など岡山のグルメを堪能するのもおすすめです。

いかがでしたでしょうか。岡山の満奇洞はデートスポットとしても最適な幻想的な風景が広がるおすすめの鍾乳洞です。

映画好きはもちろん、そうでない方も十分に楽しめる岡山の観光スポットにぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。