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『真鍋島』は岡山で話題の猫島!アクセスや食事など観光ポイントまとめ!

『真鍋島』は岡山で話題の猫島!アクセスや食事など観光ポイントまとめ!
投稿日: 2018年6月27日最終更新日: 2020年10月8日

岡山県「真鍋島」は、猫が多いと話題の観光地です。「真鍋島」は笠岡港や多度津港からフェリーでアクセスすることができます。映画「獄門島」や「瀬戸内少年野球団」に使われたロケ地や「真鍋島」の歴史を知る観光スポット、食事処、おすすめの宿などをご紹介します。

岡山にある真鍋島は猫が多くて有名な島見出し

Photo by Kentaro Ohno

岡山県笠岡市にある真鍋島は笠岡諸島にある島です。島民の数よりも野良猫の数の方が多いと評判の猫島でもあります。真鍋島は猫以外にも、映画に使われたロケ地や新鮮な魚を使った料理が楽しめる民宿や食堂があります。真鍋島へのアクセスや観光スポット、宿、お食事処をご紹介します。

岡山県真鍋島へのアクセス見出し

Photo by sendaiblog

岡山県にある真鍋島へは、JR山陽本線笠岡駅から徒歩15分のところにある笠岡港から高速フェリーで45分でアクセスできます。普通フェリーでのアクセスは60分かかります。または、香川県から多度津港も同様に高速フェリーや普通フェリーを利用してアクセスできます。笠岡諸島の中でも奥の方に真鍋島があります。

Photo by 雨天情歌

船を運行している会社は三洋汽船株式会社です。笠岡港から真鍋島まで普通フェリーを利用してアクセスしたときの料金は1020円です。途中、神島、高島、白石島、北木島にとまって真鍋島に到着します。真鍋島の船乗り場はおもむきのある小さな港です。高速フェリーを利用してアクセスした場合は、料金は1760円になります。

Photo by Kentaro Ohno

笠岡港から真鍋島へアクセスするフェリーは1日に8便。真鍋島から笠岡港へアクセスするフェリーは1日3便。時間をしっかり確認して乗りおくれないようにする必要があります。別ルートで、多度津港から真鍋島へアクセスする必要がありますが、1日1便のみで土曜日のみの運行になります。帰りの真鍋島から多度津港へのアクセスも1日1便土曜日のみです。

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岡山県真鍋島おすすめの観光は猫探し見出し

Photo by kagawa_ymg

岡山県真鍋島は、人口280人の小さな島です。しかし、猫がそれ以上の300匹以上住んでいます。元々真鍋島は漁業が中心の島で、魚を釣りに来る人が多い観光地でした。しかし、近年は猫を目当てに真鍋島に来る人も多くなり岡山県の有名な猫島と呼ばれるようになりました。真鍋島の猫の餌やりには特にルールはありません。

Photo by kouyuzu

岡山県真鍋島が猫島として人気なのは猫を探し求めなくても猫に会えることです。フェリーを降りた瞬間に猫が数匹港でお出迎えしてくれるということも多々あります。時期であれば、ふらっと歩いているだけで子猫に会えることもあります。島民の方と猫の仲良いのも人気の秘密です。

Photo by naitwo2

真鍋島は映画のロケ地になっておりロケ地周りが一つの観光です。しかし、それ以外に大きな観光スポットはありません。のんびりとした漁村を散策しながら、猫を探すというのが真鍋島のおすすめの楽しみ方です。食事処や宿はあるので、のんびり旅行なら困ることはありません。ただ、アクティブに真鍋島で遊ぼうとするのはおすすめできません。

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岡山県真鍋島のおすすめ観光ロケ地1映画「獄門島」見出し

岡山県真鍋島をロケ地にした映画がいくつかあります。その一つが映画「獄門島」です。1977年の映画で、横溝正史の長編推理小説の映画化です。金田一耕助シリーズの中の3作目。この時の金田一耕助役は、俳優石坂浩二です。監督は、市川崑です。「獄門島」そのもののモデルは真鍋島ではなく六島であるといわれています。

Photo by vaboo.com

金田一耕助が「獄門島」へ向かう途中で描かれている箇所に真鍋島やほかの笠岡諸島が使われています。実際に「獄門島」の詳細は真鍋島やほかの島のイメージを取り混ぜて作られています。作者横溝正史が戦争中に疎開していた時、真鍋島に赴任経験のある加藤 一と出会い風習などを伝えていました。

Photo by ucb

船から真鍋島を見ると港沿いの家々の並びが映画「獄門島」の撮影当時とそっくり同じです。真鍋島は、実際には映画のような恐ろしい雰囲気はなく、猫が多い大変穏やかな島です。映画「獄門島」当時のまま残っている家屋は少ないですが、共同井戸や天神社鳥居は今も残っています。

岡山県真鍋島のおすすめ観光ロケ地2映画「瀬戸内少年野球団」見出し

岡山県真鍋島は1984年に公開された映画「瀬戸内少年野球団」のロケ地になりました。「瀬戸内少年野球団」は、作家阿久悠の作品です。終戦後の淡路島を舞台に野球を通じた先生と子供たちの絆が描かれています。映画としては女優夏目雅子の遺作として知られています。また、俳優渡辺謙のデビュー作でもあります。

「瀬戸内少年野球団」の舞台は淡路島ですが、映画化された時には真鍋島の真鍋中学校で撮影が行われました。真鍋島中学校は昔ながらの木造校舎です。真鍋島中学校は現在も使用されていて、先生に声をかければ校舎の中も見学することができます。授業なども実際に行われていますので静かに見学することになります。

真鍋中学校は先生がいる平日なら校舎内を見学できますが、土日や夏休みは校舎内に入ることができません。運動場から木造校舎を撮影することなどは休みの日でも行うことができます。校舎以外にも別棟があって特別教室として使われています。映画「瀬戸内少年野球団」に使用された真鍋中学校は、真鍋島で一番おすすめの観光スポットです。

真鍋島の観光スポット八幡神社のお祭り「走り神輿」見出し

ゴールデンウィークに真鍋島を訪れるならおすすめなのが走り神輿です。走り神輿とは、真鍋島の八幡神社のお祭りに出るお神輿のことです。3体あるお神輿がすごいスピードで真鍋島を走り抜けます。8人の担ぎ手と1人の警備員が付きます。以前は旧暦の8月15日に行われていました。

八幡神社のお祭りは3日間にかけて行われます。最初の日は、宵宮祭りで神輿を清めます。翌日は、魔よけの棒術、ヤッコ獅子、蝶獅子が奉納された後、神輿は大漁旗がたくさん掲げられた船に乗せられます。船を降りてからが走り神輿です。お旅所まで神輿が走りこみます。最終日に、八幡神社へ神輿が帰ります。

魔よけの棒術、ヤッコ獅子、蝶獅子の奉納は真鍋島の子供たちも参加する行事です。太鼓と踊りも合わせて奉納されます。走り神輿を担ぐのは、元気な若者たち。祭り当日は、真鍋町の家並みに大漁旗が飾られて、華やかになります。走り神輿は300年以上も続く伝統ある行事です。

真鍋島から瀬戸内海を眺める「真鍋島ふれあいパーク」見出し

真鍋島ふれあいパークは、真鍋島でいつでも花が見られるようにと整備された公園です。真鍋島ふれあいパークは、本浦地区の高台にあります。見晴らしのいい丘の上から瀬戸内海を見渡せるおすすめスポットにもなっています。ツツジや寒菊、マーガレット、キンセンカなどが植えられています。

真鍋島ふれあいパークには、花だけでなく運動広場が作らています。子供が楽しめるフィールドアスレチックが設置されています。フィールドアスレチックは、全部で6基あります。真鍋島ふれあいパークは、真鍋島港フェリー乗り場から歩いて10分の場所です。天神鼻展望台からは、瀬戸内海の島々を見ることができます。

真鍋港からは、緩やかな坂道を登っていきます。途中には、天神さまの御社と呼ばれている神社があります。さらに坂道を登て行くと真鍋島ふれあいパークにつきます。真鍋島ふれあいパークの花の広場はこじんまりとしていますが、展望台からの眺めはおすすめできる絶景です。

真鍋港近くの観光スポット「真鍋邸とホルトノキ」見出し

真鍋島港フェリー乗り場から徒歩2分の場所に真鍋邸があります。平安時代からの真鍋島の有力者である真鍋家の邸宅です。建物は国の登録文化財に登録されています。真鍋邸は、明治初期に建てられた木造家屋で、書院造りのお屋敷です。軒先にあるホルトノキも岡山県内では珍しい木です。平賀源内が苗木を持ち込んだという説があります。

真鍋邸のホルトノキは、樹齢250年。ホルトとはポルトガルのこと。ホルトノキは果実がオリーブに似ていることから間違えられたのではないかと言われています。真鍋邸は、外側からのみ見ることができます。建物の中は公開されていません。真鍋という言葉は、真南辺の島、つまり備中国小田郡の南端の島という意味から字を当てて作られたといわれています。

ホルトノキが真鍋邸の庭にあるのは、平賀源内が苗木を讃岐国高松藩主に渡し、それが高松藩から丸亀藩、讃岐地方の庄屋にわたって、真鍋邸にやってきたという説もあります。しかし、それ以外にもともと真鍋邸に生えていたという説もあり定かではありません。はっきりとはしませんが、珍しい木であることに変わりありません。

真鍋島の歴史ある観光スポット「圓福寺」見出し

真鍋島の圓福寺は、795年に弘法大師が開いた真言宗のお寺です。真鍋島の圓福寺は何度も修復や再建が行われながらも守り続けられてきたお寺です。真鍋島港フェリー乗り場から徒歩5分の場所にあります。石の長い階段を上ると真鍋島の圓福寺があります。真鍋島の有力者である真鍋家の名前も圓福寺には多数残っています。

真鍋島観光スポット歴史を学ぶ「真鍋島ふるさと村資料館」見出し

真鍋港フェリー乗り場の待合室2階が真鍋島ふるさと村資料館です。真鍋島に昔から伝わる農業や漁業に使用した道具、生活用品、鎧などが展示されています。真鍋島の歴史を知るのに大切な資料となる太政官の高札等も展示されています。入場料は無料、休館日は月曜日と年末年始です。

真鍋島ふるさと村資料館の開館時間は9時から16時30分までです。電話番号は三洋汽船切符売り場と同じです。真鍋島ふるさと村資料館は、真鍋島に残る歴史的な価値のある貴重な品々を集めて展示しています。真鍋島ふるさと村資料館に集められているのは、歴史・考古学・民俗学などの観点からも価値のある品々です。

岡山県真鍋島のおすすめ民宿とお食事処「漁火」見出し

決して多いとは言えませんが、真鍋島にもお食事処があります。真鍋島港から船を降りるとすぐに見えてくるのが「漁火」です。1日1組の限定貸切をの宿にもなっています。地下水をくみ上げた外風呂もあり、塩分が3%から5%含まれているので肌にもいいとのこと。こじんまりとしたヒノキ風呂が落ち着きます。

和室、大型冷蔵庫、電子レンジにトースター、ポットも用意されています。一般的な家庭に泊まりに来たように宿泊することができます。最大で10名泊まれる広さです。お食事処の「漁火」では、いけすがあり新鮮な魚が泳いでいます。「漁火」の名物料理といえば、エビの踊り食いです。

「漁火」ではエビだけでなく、タコも踊り食いすることができます。そのほかに、エビの天ぷらや塩焼き、ワタリガニ、タイ、さわら、アイナメ、フグ、貝など海の幸を盛りだくさんいただくことができます。海の幸のフルコースのような食事内容でお値段は1人5000円です。完全予約制ですので、必ず予約してから来店することをおすすめします。

岡山県真鍋島の海鮮料理がおすすめのお食事処「船出」見出し

岡山県真鍋島で海鮮料理を堪能できるもう一軒のお食事処が「船出」です。「船出」は「漁火」と違い予約は必要ありません。しかし、混みあうこともあるので、確実に席を確保したいなら予約することをおすすめします。混雑時には料理の提供まで時間がかかることもあります。「船出」は民宿は営んでいません。

開店時間は11時からですが、準備ができていないこともあり12時ごろから来店するのがおすすめです。食事の内容はその日にとれた魚によって異なります。煮魚定食が1500円、刺身定食が1500円から3000円ぐらいです。食事のボリュームはかなりあり、お値段以上におなか一杯になります。

ゲストハウス「INN THE CAMP」と食事処「モトエカフェ」見出し

真鍋島にあるゲストハウス「INN THE CAMP」の一階にあるのが「モトエカフェ」です。「INN THE CAMP」は、民宿などと違いドミトリー形式の宿を提供しています。布団もベッドや敷布団ではなくシュラフ、つまり寝袋で提供されています。一つの部屋をタープで仕切って使用します。

シュラフの下にはマットレスが置かれるので、床にじかに寝るわけではありません。食事は共有スペースでとります。お風呂はシャワールームを共有で使い、24時間使用できます。「モトエカフェ」のおすすめは自家焙煎のコーヒーです。コーヒーは1杯400円、2杯目からは200円になります。

食事はケーキセットのホットが600円、アイスが650円。モトエカレーとコーヒーのセットがホット1100円、アイスが1150円です。一番贅沢なお食事、モトエカレーとケーキセットは、ホットが1300円、アイスが1350円です。営業時間は11時から17時までですが、変更になったり休業になることもあります。

旧真鍋小学校に宿泊する宿と食事処「島宿三虎」見出し

旧真鍋小学校の建物を使用した宿とお食事処が「島宿三虎」です。食事棟とログハウスが別に建てられています。宿泊する部屋以外に談話室があり、セルフサービスで飲み物を楽しむことができます。洗濯機や乾燥機もありますので、旅行中の洗濯に使用することができます。お風呂は露天風呂と展望風呂があります。

「島宿三虎」には天体観測所が作られています。シュミットカセグレン式望遠鏡が設置されています。レンズは口径28cm、半球ドームは直径3.3mです。天体観測所の建物は初代の店主の手作りです。合宿などで利用できますが、いつも中を見ることができるわけではありません。場所は、真鍋島本浦港から徒歩10から15分です。

「島宿三虎」は、宿泊しない場合でも食事を楽しむことができます。朝食は朝8時から、夕食は18時30分から21時までです。魚料理が中心です。その日にとれた魚が使用されるので、どの魚が使われるかは当日までわかりません。宿泊は基本2名からです。1名の場合は時期により使用できません。

瀬戸内海の自然と歴史と猫を楽しむなら岡山県「真鍋島」へ見出し

Photo by hisashi_0822

岡山県真鍋島は島民より猫が多いことが有名な島です。フェリーを降りるとすぐにたくさんの猫たちに会うことができます。真鍋島は、映画のロケに使われているのためロケ地めぐりの観光ができます。数は多くないですが、海鮮料理を堪能できる食事処や宿もあります。猫と瀬戸内海の自然や歴史を楽しみたいなら「真鍋島」がおすすめです。

投稿日: 2018年6月27日最終更新日: 2020年10月8日

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