アイスランドはどこでも英語が通じる！その理由や旅行中使えると嬉しい単語も紹介

海外旅行に行くのなら、アイスランドがおすすめです。海外には様々な国がありますが、アイスランドは比較的英語が通じるエリアが多いのが特徴として挙げられます。

アイスランドの母国語はアイスランド語で、実は世界各国で使われている言語のなかでも発音などが複雑なことから難易度が高い言語として有名です。

そんなアイスランド語ですが、そのルーツは英語と通じることもあって、現地の人はどちらの言語も流ちょうに話せる人が多くいます。

母国語ではないけれど英語が通じる国の多くは、田舎などローカルなエリアになればなるほど通じないケースがあります。しかしアイスランドでは、田舎でも英語が通じるケースが多く見受けられます。

理由としては海外の旅行客に触れる機会が多いだけでなく、ルーツが同じと言うこともあって触れる機会が多いのです。そのため、アイスランドの田舎では高齢者であっても流ちょうな英語を使う人が多くいるのです。

英語が通じるアイスランドですが、現地に住んでいる人全てが英語話者と言うわけではありません。あくまで英語に触れる機会は多いものの、母国語はアイスランド語になります。

そのため、人によってはカタコトの英語を使う場合もあるでしょう。スムーズにコミュニケーションをとりたいのであれば、簡単なアイスランド語を覚えておくのもおすすめです。

英語が通じるアイスランドですが、ネイティブではないこともあって、独特ななまりを使う場合があります。これは俗に北欧なまりと言われるもので、ネイティブとは少し発音などが異なります。

しかし基本的アイスランドではアメリカ英語が主流なので、なまりがあってもコミュニケーションの障害になることはないと言っていいでしょう。

アイスランドは海外のなかでも英語が通じる人が多い点が特徴として挙げられます。その理由は海外旅行客が多いだけではりません。

その他にも英語に触れる機会が多かったり、母国語であるアイスランド語とルーツが同じであるこおが理由として挙げられます。では、それぞれの理由について、より詳しく解説していきましょう。

日本よりも早く、アイスランドでは英語が必修科目として授業に組み込まれています。幼い頃から英語学習を受けているため、アイスランドでは英語が通じる人が多いと考えられます。

その影響で若者の多くは英語をメインに使っており、母国語であるアイスランド語を使わない人も増えてきていると言います。

アイスランド語は英語に比べると世界的に話せる人が決して多くありません。そのため、アイスランドでは英語が通じるからと言っていいことばかりではないようです。

アイスランドの母国語は、アイスランド語になります。使用人口は約30万人程度で、英語に比べると話せる人は決して多くありません。

そんなアイスランド語ですが、ルーツを辿ってみると英語と共通点があることがわかります。実は英語もアイスランド語も、言語としては「インド・ヨーロッパ語族」の「ゲルマン語」に分類されるのです。

互いに共通点が見受けられることから、アイスランド人にとって英語は習得しやすい言語のひとつとして挙げられます。

アイスランド語と英語のルーツが同じと言う点について、単語を比較するとわかりやすいでしょう。最も有名な単語として挙げておきたいのが、英語の「hello」です。

これは挨拶をする際に使われる定番のフレーズですが、アイスランド語のスペルは「Halló」になり、ほぼ綴りが一緒です。その他にも似ている単語が多くある点が特徴です。

ルーツが同じだけでなく、英語学習にも力を入れているアイスランド。しかしその他にも英語が通じる理由として、英語話者の観光客が多く訪れる点も挙げられます。

アイスランドは絶景スポットなどが有名で、国内においても観光事業に力を入れています。そのため、アメリカやイギリスなど英語をしゃべる人が多く訪れる国です。

また、アイスランドでは英語話者向けのツアーも組まれていることもあり、アイスランドにおいて英語はポピュラーになっていることがわかります。

アイスランド語または英語が通じるアイスランドに旅行に行くならば、やはり最低でも英語を習得しているのが理想です。しかし様々なサービスやツールを活用すれば、英語が苦手な人もアイスランドを満喫する方法があります。

具体的にどんな方法があるのか解説していきますので、アイスランド旅行の参考にしてみてください。

手軽な方法としてまず紹介したいのが、「ツアーに参加する」です。旅行会社では英語が話せない人でも利用しやすいツアーを取り扱っている場合があります。

また、旅行会社を経由する以外にも費用を安く抑えたいのであれば、アイスランドに在住している日本人に依頼して、旅行することも可能です。

不慣れな場所へ旅行に行った時に、やはりコミュニケーションをとれた方が問題が起きた時も安心です。そんな人のためにおすすめしたいのが、「英会話アプリ」を使用する方法です。

アイスランドはなまりはあるものの、基本的アメリカ英語であれば通じる人が多くいます。そのため、英会話アプリを介してコミュニケーションもとりやすいでしょう。

アイスランド人の英語は、ネイティブと違ってなまりがあるのが特徴です。そんな時に使いやすいおすすめのツールとして挙げておきたいのが、音声翻訳機です。

自分が話す言葉を翻訳してもらうだけでなく、なまりがあっても正確に訳してくれるので、英語に自信がない人にとっては頼りになるでしょう。

英会話アプリや音声翻訳機は基本的に専用機器が必要となるツールです。故障してしまった時などに備えて、英会話の本を用意しておくという方法も有効です。

書籍として持ち運ぶのが大変なのであれば、電子書籍として携帯しておくだけでも構いません。なにかわからない単語が出てきた時に、すぐに調べられるようにしておくことが大切です。

アイスランドでは基本的に英語が話せるのであれば、比較的旅行しやすい国です。しかしスムーズにコミュニケーションをとるのであれば、簡単なアイスランド語の単語を覚えておくのもいいでしょう。

それでは、旅行する時に使いやすい簡単なフレーズや単語などをピックアップして、詳しく解説していきます。

「はじめまして！」は、「Gaman að kynnast þér! 」になります。英語で言うところの「nice meet you」と同じニュアンスを持つフレーズになっており、初対面の相手に挨拶する時に使いやすいフレーズのひとつです。

「おはようございます」は「Góðan daginn」になります。発音をカタカナにすると「ゴーザン・ダイイン」です。アイスランドは挨拶のマナーにそこまで厳しい国ではありませんが、使い勝手がいい単語なので覚えておくといいでしょう。

「こんにちは」はアイスランド語で「Halló」または「Hæ」になります。単語を比較すると綴りは似ているものの、発音が少し異なります。アイスランド語の場合は、「ハロゥ」と伸ばすのではなく巻き舌のように発音するのがポイントです。

「こんばんは」をアイスランド語にすると「Gott kvöld」になります。発音は「ゴット・クヴォルト」です。「おやすみ」と挨拶するのであれば、「Góða nótt（ゴーザ・ノット）」が適切な単語になります。

「ありがとうございます」は、アイスランド語に訳すと「Takk」になります。発音は「タック」です。英語の「Thanks」と同じニュアンスになるので、表現としてはカジュアルです。より丁寧にするなら、「Þakka þér fyrir(ファッカフィェルフィーリル）」を使うといいでしょう。

アイスランドに旅行に行くなら、「はい」「いいえ」を意味する単語を覚えておくだけでも便利です。アイスランド語で「はい」「いいえ」は「Já(ヤゥ)」と「Nei(ネイ)」になります。アイスランド語のなかでも様々な場面で使いやすい単語です。

フレンドリーに接したいのであれば、「お元気ですか？」を意味する「Hvernig hefur þú það?」を覚えておきましょう。英語の「How are you?」と同じニュアンスを持つフレーズです。

アイスランド語で返事をするのであれば、「わたしは元気です。」を意味する「Fínt」などで返してあげるといいでしょう。

アイスランドは英語学習を行っているだけでなく、海外の観光客も多いので英語が通じるエリアが多いのが特徴です。なまりはあるものの、基本的に問題なくコミュニケーションがとれると考えていいでしょう。

また、英語に自信がない人もツールを活用すれば旅行しやすい国でもあります。自分のスタイルに合ったやり方で、アイルランドに足を運んでみてください。