宜蘭の秘境特集！人気定番スポットからおすすめの穴場もご紹介！

台湾北部の宜蘭県の秘境のおすすめを選んでお送りします。台湾では人気になっている定番からあまり人が頻繁に来ないような穴場スポットまで山から海に保養地のような場所まで幅広く選んでみました。では宜蘭のおすすめの秘境をご紹介します。

宜蘭は山に囲まれており海岸沿いまで山が迫っています。また先住民のクヴァラン族などの開発への抵抗運動が根強くありました。さらに中華民国による開発が長らく遅れてしまったことにより、結果的に豊かな自然を維持することにつながり、秘境になっています。

日本統治時代に農業の発展はあったものの、反国民党の感情が強く、台湾語が根強く使われている地域であることなど開発が進みにくい要素が多いのも秘境と言われる豊かな自然を維持するのに一役買っているようです。そのため雨が多いことも手伝い林業が発展したのも自然の保護に寄与しているようです。

2006年に北宜高速道路の雪山トンネルの完成により、台北とのアクセスが飛躍的に向上したことにより豊かな自然を資源にリゾートや観光が盛んになりました。台北から車で1時間、電車でも最寄りの宜蘭駅まで80分以下と非常にアクセス良好です。日帰りのツアーもあり、おすすめの秘境になっています。

太平山は標高1950mの山で、雲海に立つ姿が幻想的で美しいものになっており、雲海をみる絶景スポットもあります。リゾート地として人気で温泉や原始林にハイキングなどが楽しめるスポットが多くあります。太平山は台湾三大林場と言われる場所で、ヒノキや杉に楠などを中心に林業が営まれています。

観光の定番で人気で、太平山営林場の運材鉄道だったものを使ったトロッコ列車の太平山蹦蹦車があり、沿線のきれいな山々の景色が楽しめるようになっています。最後の茂興駅の先には森林歩道である茂興懐古遊歩道が広がっています。列車は走行時の音からボンボン汽車というニックネームがつけられました。

トロッコ列車の終点から三疊瀑布歩道を通って行けます。滝は三層で、一層目は豪快なもので悪魔の滝という異名を持っています。二層目は落差25mで滝つぼが深くなっており、三層目は2本に分かれて空中に飛び出しています。往復約3時間かかるためかあまり人がいるようではないので穴場的スポットです。

太平山と大元山の間にある台湾最大の高山湖で、定番の人気絶景スポットです。標高は1900mにも達し、保護措置が取られている場所にあるため非常に透明度が高いもので非常にきれいです。特に朝日が登る風景は非常に美しくおすすめで人気があります。

太平洋にある島で見た目が亀(ウミガメ)に似ていることからこの名がつきました。面積は約2.8平方kmしかありませんが、清代から景勝地として有名です。とくに朝は絶景で4月から9月の5から6時に頭城海水浴場からの景色は絶景でおすすめです。またホエールウォッチングも人気です。

台北と太平山との中間にある大同郷土村にある温泉です。炭酸カルシウム泉で、美肌効果があると言われています。非常に山奥深い場所にあり、自然が豊富なため付近の散歩道は森林浴やバードウォッチングができるスポットになっており、おすすめです。

大同郷土村にある場所で、棲蘭林道を入った所にあります。非常に少なくなってしまった紅檜のある檜の原生林です。神木園には樹齢1000年超のものがあり、孔子や曹操に鄭氏台湾で有名な鄭成功などの名前が付けられたものがあります。1･2時間のツアーもあり、おすすめです。

以上、宜蘭のおすすめ秘境スポットを定番や人気から穴場まで交えてご紹介しました。どうでしょうか。あなたの行きたくなった秘境はあったでしょうか。この記事が観光地選びに役立てれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。