地域

地域から探す

  • 日本
  • 北米
  • 中南米
  • アフリカ
  • 中東
  • アジア
  • ヨーロッパ
  • オセアニア
キーワード

キーワードから探す

世界の七不思議はミステリーだらけ!禁足地・オーパーツ・モアイ像など都市も紹介

世界の七不思議はミステリーだらけ!禁足地・オーパーツ・モアイ像など都市も紹介
投稿日: 2017年8月6日最終更新日: 2020年10月7日

世界の七不思議と言えば何が思い浮かぶでしょうか?時代が変わっても未知のものに対する私たちの好奇心は変わることはありません。そんなあなたの心をくすぐる、世界の七不思議を集めてみました。この世界に溢れる未解明の謎やミステリースポットを、どうぞご堪能ください。

人知を超えた現象や存在に興味はありますか?見出し

禁足地、オーパーツ、古代都市など、最先端の技術をもってしても世界中の天才をもってしてもそのすべてを解明できないミステリーは現代にもたくさん残っています。最先端の技術でも再現不可能な構造物や、文明に不釣り合いなテクノロジーを持った遺物などは一体どのようにして生み出されたのでしょうか。そんな世界の様々なミステリーを"世界の七不思議"としてを紹介し、その謎に迫ってみました。

世界の七不思議って何?見出し

世界七不思議の起源は古代ギリシャ・古代ローマ時代までさかのぼります。紀元前2世紀にフィロンという人が書いた"世界の七つの景観"に選ばれた地中海地方に存在していた七つの巨大建造物がはじまりだと言われています。本来、世界の七不思議というのはローマのコロッセウム、万里の長城、ストーンヘンジ、ピサの斜塔など建物のことを表していました。

日本に伝わった洋書"The Seven Wonders of the World"のWonder"を不思議と誤訳してしまい(本当の意味は景観)、それが日本のオカルトブームと結びつき、禁足地やオーパーツ、古代都市などを指す"世界の七不思議"として定着しました。現在では世界の自然七不思議や都市七不思議など、選出項目も多様になってきています。

世界の七不思議①天空都市【マチュピチュ】見出し

"空中都市マチュピチュ"は1911年にハイラム・ビンガムによって発見されました。標高2280メートルの山頂に造られています。山の斜面には段々畑が広がり、大広場を中心に市街地や宮殿跡も見つかっています。水を汲み上げるために使っていた道具の跡も残されているため、都市として機能していたことは間違いありません。

マチュピチュはスペイン人から迫害を受けたインカの人々が復讐の作戦を練るために作った秘密都市だったともいわれています。マチュピチュ遺跡内にはインカのシンボルでもあるコンドルの神殿があることから、マチュピチュが宗教儀礼的意味を持っていたのではないかと推測されています。

インカ帝国は1533年に滅亡してしまい、アンデス文明は文字を持っていませんでした。そのため、現在でもマチュピチュがなぜ作られたのか、あるいはどのようにして険しい山中に都市を築いたのかは依然として分かっていません。最も有名な世界の七不思議のひとつです。

マチュピチュ遺跡の観光アクセスを紹介!世界遺産の謎とは? | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
マチュピチュ遺跡の観光アクセスを紹介!世界遺産の謎とは? | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
南米ペルーで最も人気のある観光地「マチュピチュ遺跡」。15世紀のインカ帝国の遺跡の一つであり、世界遺産に登録されていることでも知られています。そんなマチュピチュ遺跡への観光アクセスやこの遺跡の持つ謎、見どころなど、気になる点を一挙ご紹介します。

世界の七不思議②上陸不可能な"有人島"【北センチネル島】見出し

"北センチネル島"はインド領アンダマン諸島にあります。島に住んでいる先住民は現代文明を有しておらず、外界との接触を拒み続けています。島のほとんどはジャングルで覆われているため、上空から島内の様子を知ることはできません。そのため、船があれば簡単にいける距離にあるにもかかわらず、北センチネル島の人々の言葉や生活様式はミステリーのままです。

2006年に二人のインド人がカニの密漁をしていました。二人が寝ている間にボートが流され北センチネル島に漂着しました。二人は矢で射られ殺されてしまい、インド政府がが遺体を回収しようとヘリコプターへ向かうと、北センチネル島の住民は矢でヘリコプターを攻撃してきました。結局遺体は遺体の回収されず、インド政府は北センチネル島への立ち入りを禁止し、現在では禁足地となっています。

世界の七不思議③絶海の孤島に鎮座する石像群【モアイ像】見出し

"モアイ像"はチリのイースター島にある人面を模した石造彫刻です。チリ本土まで3800キロメートル、最も近い有人島まで2000キロメートル。完全な絶海の孤島に建てられたモアイ像には謎が多く、最新の調査で"モアイ像は墓碑だった"という説が有力になっています。

モアイ像は非常に高度な技術を使って造られていて、正確な制作方法は未だに謎に包まれています。そのため、かつてイースター島にはかなり栄えた文明都市があったと言われています。しかし、なぜ見渡す限り水平線が広がる絶海の孤島に、突如としてそのような文明が現れたのでしょうか。

モアイ像の形状は独特で、イースター島以外では似たような形の石像はほとんど見つかっていないそうです。そしてイースター島が発見された時、島内のほとんどのモアイ像が倒されていたそうです。一体誰が何のためにそんなことをしたのでしょうか。謎は深まるばかりです。

宮崎のモアイ像はジンクスが!ここにある意味は?場所とアクセスを紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
宮崎のモアイ像はジンクスが!ここにある意味は?場所とアクセスを紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
イースター島のモアイ像は有名ですね。パワースポットの一つと言われているモアイ像、一度は訪れてみたいけど海外まで行くのは大変…という方も多いのではないでしょうか。実は、本家認定の復刻モアイ像が宮崎県にあるのです!今回は、宮崎のモアイ像についてご紹介していきます。

世界の七不思議④奇跡の階段【聖ヨゼフの階段】見出し

アメリカのニューメキシコ州にロレット教会という観光名所があります。観光の目玉は"聖ヨゼフの階段"という支柱の存在しない階段です。神父が完成した教会に階段を付け忘れて困っていたところ、どこからともなく現れた老人が造っていったらしいのですが、この階段の構造は現代の建築技術でも再現不可能と言われています。

造られたのは1873年ごろで、現れた老人は全て手作業でこれを作り上げたと伝えられています。ノコギリ、ハンマー、定規だけで造ったと言われ、その技術力の高さから、現在でも建築関係者が多く視察に訪れています。しかし、製作者の老人についてはミステリーとなっていて、名前はおろかどこから来たのかさえわかっていません。一体、老人はどこから来てどこへ行ってしまったのでしょうか。

世界の七不思議⑤禁断の森【八幡の藪知らず】見出し

千葉県市川市八幡には"八幡の藪知らず(やわたのやぶしらず)"はという古くからの禁足地が存在します。タタリの藪知らずとも呼ばれる八幡の藪知らずは、一度藪に入ったら二度と出てこられなくなるという"神隠し伝承"があります。これまでこの禁足地に足を踏み入れて無事だったのは水戸光圀公ただ一人で、敷地外に伸びた藪の竹を切ろうとしただけで大怪我を負ってしまったという話もあります。

この地が禁足地になったのは江戸時代からだと言われています。きっかけは水戸黄門こと水戸光圀公です。藪知らずの噂を聞いた光圀公は真実を確かめるべくみずから禁足地の藪知らずに足を踏み入れました。森のなかでたくさんの妖怪に出会った光圀公は命からがら藪知らずから抜け出し、その後"藪知らずには決して立ち入ってはならぬ"とお触れを出したらしいです。

世界の七不思議⑥最古にして最大の芸術【ナスカの地上絵】見出し

"ナスカの地上絵"が絵だということに気づいたのは1938年、ペルー人のアレッサンドロ・ロメロというパイロットでした。描かれた絵は動植物の絵が約70種類、幾何学模様が700以上と相当な数にのぼります。祭のときに道路として使っていたとされる説や、星座を表しているという説、宇宙人が描いたという説までありますが、どのようにして描かれたのかさえ、今のところはっきりしていません。

ナスカの地上絵は今からおよそ2000年前に描かれたことがわかっています。ただの地上に引かれた線である地上絵が数千年にわたって消えずに存在していたことになるのです。しかし、この絵を描いた当時の人々は上空からその絵を確認することができなかった事になります。それがナスカの地上絵が最大のオーパーツであり、歴史上の最大のミステリーのひとつであることの所以です。

ペルーの観光スポットを厳選紹介!おすすめの世界遺産・古代遺跡も! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
ペルーの観光スポットを厳選紹介!おすすめの世界遺産・古代遺跡も! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
南米ペルーには、日本では見られないペルーの歴史的な観光スポットや、数々の世界遺産に出会えるおすすめの観光スポットです。今回はそんなペルーで古代遺跡、世界遺産をはじめとした1度は訪れてほしいおすすめ観光スポットを紹介していきます。

世界の七不思議⑦解読不能なオーパーツ【ヴォイニッチ手稿】見出し

"ヴォイニッチ手稿"は1912年にイタリアのとある修道院で発見されたオーパーツです。発見された古書にはアルファベットに似ている奇妙な文字と、謎の植物や占星図のようなものが描かれていました。解読できない文字と存在するはずのない植物が描かれているヴォイニッチ手稿。錬金術や宗教関係の書物という説や、単なるデタラメという主張もありますが、真相はまだ解明されていない21世紀を代表するミステリーです。

ヴォイニッチ手稿は未確認植物、占星術、生物学、薬草の部の4つに分かれています。文章を構成している文字はヴォイニッチ文字と呼ばれており、最近の研究でヴォイニッチ文字には繰り返しや一部を変えただけの単語が多いなど、一定の規則があることがわかってきています。謎のオーパーツとされてきたヴォイニッチ手稿が解読される日は来るのでしょうか。

まだまだある!世界の七不思議見出し

ここまで世界の七不思議についてご紹介してきましたがいかがでしょうか。モアイ像、禁足地、オーパーツ、古代都市など、これだけ科学が進歩した今でも解明されない謎がたくさん残っているなんて驚いてしまいますよね。科学にはまだまだ進歩の余地があるのでしょうか。それとも、この世界には本当に人知の遠く及ばない存在があるのでしょうか。もしかしたら謎は謎のままそっとしておいたほうがいいのかもしれません。

投稿日: 2017年8月6日最終更新日: 2020年10月7日

アイコン

RELATED

関連記事


  • instagram
  • line

公式アカウントをフォローして
最新の旅行情報をチェックしよう!

旅行や観光スポット・グルメ・おでかけに関する情報発信メディア

©TravelNote