スリランカの治安！旅行で注意することは？楽しく観光をする為の心得！

インド洋に浮かぶ小さな島国「スリランカ」は20年以上続いた内戦を乗り越えて、治安も良好で旅行先としても今なお発展し続けています。そんなスリランカを安全に旅行するためにはどんなことに注意すればいいか、今回はその心得をお教えいたします！

スリランカの首都コロンボの治安は比較的安全で、交通状況も問題ないと言えます。しかし、交通マナーが悪いので道路を横断する時には注意が必要です。ほとんどの現地の人は信号が赤でも横断してしまうので、それにつられて渡らないように注意した方がいいですね。また青信号の時間が短いので、すぐに渡らないとあっという間に赤になってしまうことも…

スリーウィーラー(トゥクトゥクとも呼ばれる)はこちらではタクシーと呼ばれ、流しで走っていることが多くスリランカ旅行では必須になってくる乗り物です。一方で小回りが効くため、割込みや追越しなどをする危険なドライバーもいるので交通面での治安が心配されます。スリーウィーラーに乗る時は、メーター付きを見つけ「安全運転で」とお願いした方が無難です。メーターのない場合は、事前に値段交渉をした方がよりスムーズです。

スリランカでは寺院は神聖な祈りの場です。旅行客が多く訪れる有名な寺院でも現地のスリランカ人にとっては日常のお祈りの場であることを忘れてはいけません。お寺に入る際にNGな服装は決まっていて、肩がむき出しになる服装・ホットパンツなど膝上の服装などがあります。シースルーなど透ける素材でも肌が直接見えなければ大丈夫です。

寺院は土足厳禁なので靴は入口で脱ぎます。肌の露出の多い観光客には大きめのショールを貸し出している寺院もあります。ガイド案内の声をかけられたら金額交渉は先に済ませて置きましょう。後からにすると値段を上げられたりと厄介なことになる可能性がありますのでご注意を…

スリランカは、総人口の7割を占めるシンハラ人と、2割を占めるタミル人、スリランカ・ムーア人等が住む多民族国家です。現在の治安は良好になってますが、1983年から始まったこの内戦は2009年にシンハラ人率いるスリランカ政府軍がタミル人率いるタミル・イーラム解放のトラの拠点を制圧したことによって26年越しに終結しました。

4度の停戦と戦争を繰り返したスリランカ内戦は、2009年にスリランカ政府軍がタミル・イーラム解放のトラの拠点を激しい攻撃の末制圧したことにより終結しました。この内戦によって、およそ7万人ものスリランカ人が命を落としたと言われています。とはいえ現在治安はよくなる方向に進んでいるのできちんと注意すれば楽しく旅行できる国です。

スリランカに来たらぜひ、スリランカが生んだ世界的な建築家のジェフリー・バワが設計したホテルに泊まってみてください！彼の作る建築物はアジアのようで西洋のようで…なんとも不思議な気持ちにさせてくれるホテルが数多くあります。彼の名声と実力は、世界的に有名なアマンリゾートの設計にも大きな影響を与えたほどなんです！

彼が手掛ける建築物の特徴は、木や岩などもともとそこにある自然を壊さずにデザインのひとつとして取り入れる斬新な手法・柱の規則性や光と影まで計算しつくした設計・建物の内と外の仕切りを取り去り、中から外へと自然に続いていく開放的な空間演出といった独自のデザインです。そういったものが評価され世界各国から多くの注目を集めていました。

長い間の内戦を乗り越えて、現在治安が良好になりつつあるスリランカは旅行先にかなりオススメです！美しいリゾートホテルはもちろん、カレーも美味しくて日本人の口に合うと評判ですよ！治安の面も含めて日本とは違うところがたくさんあるので、ちゃんと気を付ければ間違いなく最高なスリランカ旅になることでしょう！