ポルトガルのポルトの観光おすすめまとめ！空港やレストラン・お土産も！

ポルトガル第2の都市であるポルトは、観光スポットが多い非常に見どころ満載の都市です。旧市街地がポルト歴史地区として世界遺産に登録されているので、多くの観光客が訪れています。そんな歴史あるポルトのおすすめレストランやホテル、お土産情報、空港に至るまで幅広くご紹介していきます。

ドンルイス1世橋は、世界遺産に登録されたポルト歴史地区に含まれる、道路と鉄道併用橋です。パリにあるエッフェル塔を設計したギュスターヴ・エッフェルの弟子であるテオフィロ・セイリグによって設計されました。ポルトの中心部とヴィラノヴァデガイア地区を結んでおり、ポルトの交通をつかさどっています。

高さ395メートルもの橋は、幅8メートルの2階建て構造になっており、上層は歩行者とメトロ用、下層は歩行者と自動車用の道路です。橋の上からはポルトの街並みが一望できるため、おすすめの観光スポットとなっています。ゆっくりと散歩しながら、世界遺産の街並みを堪能したいですね。

ポルト中心部を流れる川、ドウロ川の河畔は、観光にぴったりの散歩道です。ポルトならではの色鮮やかな街並みを見ながら、ゆっくりと景色を楽しむことができます。川沿いにはレストランやお土産店、ワイナリーが建ち並んでおり、見応え十分です。ポルトを観光するのに欠かせない場所ですね。

ドウロ川では、遊覧船に乗って川の上から観光を楽しむこともできます。ドンルイス1世橋を下から眺めたりもできるので、ぜひ船旅を楽しんでみてください。世界遺産ポルトの街並みが、違った角度から見られるのでおすすめです。川沿いのレストランでのんびりするのもいいですね!

ポルトを本拠地とするサッカーチーム、FCポルトのホームスタジアムです。FCポルトのエンブレムの上にドラゴンが描いてあることから、名付けられたスタジアムです。FCポルトは国内リーグ優勝はもちろん、UEFAチャンピオンズリーグの優勝経験もある、ヨーロッパでも指折りのトップチームで、絶大な人気を得ています。

FCポルトの試合がある日は、多くの観客で賑わいます。試合がない日には、スタジアム見学ツアーが開催されており、普段入ることができないスタジアムの裏側を見ることができるので、サッカー好きならずとも訪れてみたいですね。FCポルトグッズを扱うお土産店も充実しているので、活用してみてください。

FCポルトミュージアムでは、FCポルトの栄光の歴史を振り返ることができます。優勝時のトロフィーや、歴代選手、監督の銅像や写真、ユニフォームなどを見ることができるので、ワクワクしながら見学ができそうですね。スタジアムに併設されていますので、ぜひ立ち寄ってみてください。

FCポルトには現在、スペイン代表のGKカシージャスなど有名選手が多く所属しています。過去にはJリーグでも活躍したブラジル代表のフッキ、コロンビア代表のラダメル・ファルカオなど、数多くの代表クラスの選手が所属していたビッグクラブですので、ポルトを訪れる際はぜひFCポルトにも関心を寄せてみてください。

ポルトにある教会、クレリゴス教会の鐘塔がクレリゴスの塔と呼ばれています。教会、塔ともにイタリア人の建築家ニッコロ・ナッソーニによって建てられました。ポルトの象徴とも言える塔は、観光スポットとしても人気です。75.6メートルの高さからポルト市内を見渡すことができ、塔の頂上までは225段の階段で上ることもできます。

教会以上に目を引くクレリゴスの塔は、教会の後方に建っています。バロック様式の設計自体が、トスカーナ地方のカンパニエーレと呼ばれる鐘塔に触発されており、多大なる影響を受けて建てられた塔です。塔自体も素晴らしいですが、頂上からの景色も素晴らしいので、観光に訪れた際はぜひ上ってみてください。

火災で焼失したサンフランシスコ教会修道院の跡地に、19世紀に建てられたネオクラシック様式の建物です。以前は証券取引所として、現在はポルト商工会のオフィスとして使用されています。ポルトガル発の大規模鉄筋建造物として建設されたため、注目を集めました。

建物内は、アラブの間や法廷の間、黄金の間など様々な名前が付けられた部屋があります。見学ツアーに申し込めば見学することができるので、ぜひ参加してみてください。部屋のひとつ、紋章の間の壁画修復中に徳川家の紋である葵紋が発見され、日本でも話題となりました。1865年に開催されたポルト国際博覧会に参加した際の記念ではないかと考えられています。

ゴシック様式の教会で、世界遺産に登録されているポルト歴史地区のひとつです。1233年にポルトガルの王サンチョ2世によって建てられ、17世紀から18世紀にかけて改修工事が行われました。改修の際、礼拝堂内や柱、窓枠などが金箔を貼った木工細工で装飾され、現在に至っています。

祭壇の後方には、礼拝堂内で最も人気のあるキリストの家系図を表した、ジェッセの樹があります。金箔加工を施された細工で、ユダ王国12人の王とイエスの家系図を表現しています。木の一番上の聖ヨセフから、マリア、キリストへと続いていく家系図は見るものを圧倒することでしょう。

ポルトの玄関口である空港は、フランシスコ・サ・カルネイロ空港です。ポルト市街地から11キロメートルほどのアクセスのいい空港なので、観光にも便利ですね。元々はペドラス・ルブラス空港という名前でしたが、1990年にポルトガル首相であったポルト出身のフランシスコ・サ・カルネイロが航空機事故で亡くなったことから、名前が改名されました。

空港内は、カフェやレストラン、お土産店なども充実しています。空港内とは思えないほど店舗数も多く、ファーストフードから本格的なコース料理まで幅広く食べることができるのが特徴です。デューティーフリーも充実しているので、出発までの時間、買い物や食事を楽しんでのんびりとお過ごしください。

ポルトの中で1、2を争うほど人気のポルトガル料理レストランです。食事もさることながら、レストランスタッフのおもてなしに定評があります。店内はカジュアルな雰囲気ながら、本格的なポルトガル料理が食べられるレストランとして、人気が高いです。ポルト名物であるポートワインの種類も豊富なので、ワイン好きにはたまらないレストランです。

人気レストランのため、週末は予約で満席となることも多いです。インターネットで事前に予約ができるので、訪れる日が決まったら活用したほうがいいでしょう。美味しい食事とポートワイン、素晴らしいスタッフに囲まれて食事ができたら、大満足のディナーになること間違いなしです。

シャンデリアがきらめき、こだわりの内装が居心地のいいレストランです。店名である｢Paparico｣が意味するとおり、うまいものを飽食させる、客を甘やかすレストランで、おもてなしの精神が店内に行き届いています。美味しいポルトガル料理を食べるには、おすすめのレストランです。

器や食器にもこだわっており、料理の味だけでなく目でも楽しむことができるので、楽しいですね。バーカウンターもあるので、食事だけでなくお酒を飲みたいという方にもおすすめです。ポルト名産のポートワインだけでなく、様々な種類のお酒が揃っているので、食事の後はバーカウンターにも立ち寄りたいですね。

ポルトで最も人気があるといっても過言でないホテルが、Pestana Palacio do Freixoです。宮殿風のホテルで装飾や内装に非常にこだわりのあるホテルです。ロビーやレストランも豪華なので、観光から疲れて帰ってきても癒されること間違いなしです。1日ホテルでゆっくりした時間を過ごすのもいいですね。

ホテルから市内まで少し距離があるので、観光途中にいったんホテルに休憩に戻ったりするのは難しいかもしれません。ホテルから市内へはバスまたはタクシーでの移動となるので、市内でたっぷり観光をして、夕方以降ホテルでのんびりと食事を楽しむのがおすすめです。

ポルトガルのお土産として人気が高いのが、バルセロスの雄鶏をモチーフにしたお土産です。古くからポルトガルに伝わる幸運を運ぶ鶏として伝説に登場するため、ラッキーアイテムとなりました。幸福のシンボルとして非常に有名なので、お土産に買って帰ったら幸せが訪れそうですね。

ポルト港から出荷されるワインを、ポートワイン、またはポルトワインと呼びます。糖分の残る発酵途中にアルコール度数77度ものブランデーを加えて、発酵を止めるのが特徴です。これにより甘みとコクが生まれ、通常のワインよりアルコール度数が高いため、保存期間が長いのでお土産向きと言えるでしょう。

ポルトガル第2の都市ポルトは、世界遺産の街並みや美しい観光スポットが自慢の都市です。観光スポットをめぐり、レストランでポルトガル料理に舌鼓を打って、素敵なホテルでのんびりできたら、ポルトを満喫できたと言えるのではないでしょうか。見所の多い素晴らしい都市なので、ぜひ訪れてみてください。