ポルトガルは英語が通じる!発音の仕方を覚えて留学・観光に役立てよう!

2019年5月14日 (2019年9月1日最終更新)

ポルトガルはイベリア半島西部に位置する国で、スペインと国境を接しています。ポルトガルには歴史的な建造物が多く、ポルトガル市街や観光地では英語が通じますが、少し田舎に入ると英語が通じなくなります。そんな時、片言でもポルトガル語を知っておくと便利です。

目次

  1. ポルトガルで英語を試してみよう!
  2. ポルトガルの基本情報
  3. ポルトガルの公用語はポルトガル語
  4. ポルトガルは英語が通じる?
  5. ポルトガルで英語が通じるスポット
  6. ポルトガル語の特徴を知ろう!
  7. ポルトガル語の発音をマスターしよう!
  8. 英語が通じるポルトガルは観光や留学におすすめ!

ポルトガルで英語を試してみよう!


ヨーロッパ最西端に位置するポルトガルは、15世紀後半から17世紀半ばにかけての大航海時代にはスペインと並び一世を風靡しました。ポルトガルには長い歴史を物語る遺産が現在でも多数残っており、観光スポットに溢れています。ここではそんなポルトガルについて、観光や留学、英語が通じるかどうか、発音の仕方などの情報を交えて紹介します。

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ポルトガルの基本情報

ヨーロッパの最西端に位置するポルトガルはヨーロッパ諸国の中では比較的地味な国で、お隣のスペインに比べ、日本から観光や留学で訪れた経験のある人は少ないようです。

ただ、大航海時代には世界の国々を巡り、ブラジルやアフリカ諸国を植民地化したり、江戸期には鎖国のさなか、スペインとともに例外的に日本との交易が認められたため、ポルトガルは日本人にも馴染みの深いおすすめの観光国となっています。

ポルトガルの地理

                                                                                                  ポルトガルはユーラシア大陸最西端の国で、南ヨーロッパのイベリア半島に位置し、北と東に1200キロ以上にも及ぶスペインとの国境があり、西と南は大西洋に面しています。またヨーロッパ大陸以外にも、大西洋上にアソーレス諸島とマデイラ諸島を領有している共和制国家です。

ポルトガルの人口

ポルトガルの面積は、総計9万2212キロ平米、人口は約1060万人で、人口密度は1キロ平米当たり約114人となっています。通貨は1999年以前はエスクードが使われていましたが、現在ではヨーロッパ諸国共通のユーロが使用されています。宗教はカトリックで公用語はポルトガル語です。

ポルトガルの歴史

ポルトガルには紀元前からシリア系のフェニキア人が定住し、後、この国はローマ帝国の属国となりました。6世紀には西ゴート王国に併合され、8世紀以降はイスラム教徒に支配されています。そして12世紀には、コインブラを首都にポルトガル王国が独立し、イスラム教徒との間で国土回復の戦争が続きました。

15世紀末には、バスコ・ダ・ガマによるインド航路発見などの大航海時代が到来し、ポルトガルの絶頂期を迎えました。16世紀半ばから17世紀半ばにはスペインによって支配され、19世紀始めに植民地だったブラジルが独立した後、ポルトガルは衰退し、1910年の革命により共和制国家となりました。

1932年から1974年までは軍部の支持を受けたサラザール政権、後継のカエタノ政権が続きましたが、クーデターにより左翼的軍事政権が樹立し、1976年には社会党のソアレス政権が誕生しましたが、1982年の憲法改正により社会主義色は薄められました。

その後、財政危機を伴う紆余曲折があり、現在は中道右派の社会民主党と中道左派の社会党との間で政権が拮抗しています。

ポルトガルの治安

ポルトガルは、ヨーロッパの中では治安が良くて安全な国と言われています。ただ、どの国でもそうですが、危険な事件は起こり得ます。

今や貧乏な国の仲間入りをしているポルトガルだけに、スリや置き引きなどに狙われることがありますので、人通りの多い道ではバッグを必ず体の前に持つなどの注意が必要です。また、ホテルや空港などで荷物を床に置いた時に置き引きに狙われやすいため、荷物から目を離さないように注意する必要があります。

とは言え、全体的に見れば、ポルトガル人は情が厚い上に日本人に対して友好的なため、比較的安全度が高いおすすめの観光国と言えます。また、観光客が集まる場所には警察官が常駐しているため、安心して観光や留学ができます。

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ポルトガルの公用語はポルトガル語

ポルトガルの公用語はポルトガル語で、ほとんどすべての住人がポルトガル語を話します。ポルトガル語は俗ラテン語から発展したロマンス語の1つで、スペイン語と類似点が多く、2言語同士で語り合えばある程度お互いに意志の疎通ができます。

また、ポルトガル語は日本に最初に伝わったヨーロッパの言語でもあり、日本には、「かぼちゃ」や「ボタン」、「シャボン」など、ポルトガル語由来の言葉が多数存在しています。

世界のポルトガル語を話す国々

ポルトガル語は、15世紀から17世紀半ばまでの大航海時代と呼ばれるポルトガル全盛期の時代に、アフリカやアジア、南米にも普及しており、ブラジル始め、アフリカ中部のアンゴラやカーボベルデ、ギニアビサウ、サントメ・プリンシペ、モザンビーク、赤道ギニアなどでも公用語として使われています。

ポルトガルのもう一つの公用語はミランダ語

ポルトガルにおけるもう1つの公用語がミランダ語です。この言語はポルトガル北東部の1部の地域で使用されており、元々イベリア半島の北部で使われていたイベロ・ロマンス語の1つ・アストゥリアス・レオン語を礎に、ポルトガル語やスペイン語の影響を受けつつ進化発展した言語です。ミランダ語は1999年から公用語として認可されています。

ポルトガルは英語が通じる?

ポルトガルはヨーロッパの国々の中にあっては、あまり英語が通じない国として知られています。ただし、日本人を含む海外からの旅行客が訪れるような市街地やおすすめの観光スポット、レストラン、ホテル、ショップなどでは、まず英語で話しの通じるケースがほとんどと思って間違いないでしょう。

都市部では英語が通じることが多い

ポルトガルは、欧州の国の中では英語があまり通じない国の代表格に挙げられています。首都のリスボン市街の観光スポットやおすすめのホテルなどではまず間違いなく英語の通じることがほとんどですが、少し田舎に入ったり、留学先の場所によっては英語が通じないことも多く、苦戦を強いられます。

また、スペイン語はポルトガル語に似ている言語ですが、あまり使うことをおすすめしません。というのは、ポルトガル人は自国語に誇りを持っており、スペイン語で話されることに抵抗を持つ人が多いからです。

ポルトガル人が英語を話せる理由

ポルトガルの都市部では、ほとんどの人が英語を話せます。これはホテルやおすすめのレストランは勿論のこと、種々のショップに観光客や留学生たちが入店した際に英語で対応できないと商売ができないためです。ただし、ポルトガル人にとって英語は外国語となるため、日本人が話す英語と同レベル程度の人が多いので、安心して語りかけることができます。

ポルトガルで英語が通じるスポット

ポルトガルで英語の通じるスポットは、空港、市街地、観光スポットなど、外国人観光客や留学生が出かけたり滞在する場所です。ポルトガル人にとっても英語は母国語ではないため、おすすめのホテルやレストラン、ショップ、交通機関など様々な場所で、こちらから質問すれば、分かり易い英語で、時には片言で答えてくれます。

ホテル

ポルトガルの首都リスボン始め観光地のホテルでは、英語の通じないところは無いと言っていいでしょう。外国人観光客や留学生が宿泊するホテルの従業員は、採用の際に英語ができることが必須条件となります。ポルトガルに限らずどの国でも、英語の最も通じやすい場所はホテルと言っても言い過ぎではありません。

レストラン

ポルトガルの観光名所にあるレストランも、まずほとんど英語が通じます。地元の人々中心のレストランでは英語が通じない場所もあるでしょうが、ガイドブックに載っているような、観光客や留学生が入りやすいおすすめのレストランなどでは、まず英語が通じなくて困るようなことはありません。

都市部のレストランは英語のメニューもある

ポルトガルの首都リスボンなどの都市部のレストランには、外国人観光客や留学生などに配慮したメニューやリストがあり、ポルトガル語の下に、英語や時には日本語で書かれたメニューもあります。時にはポルトガル語のみで書かれたメニューのレストランもありますが、勇気を出して、店員さんに英語で内容を聞いてみれば親切に教えてくれます。

公共交通機関やタクシー

電車やタクシーに乗車する場合も、空港や市街地の場合にはほとんど英語が通じます。タクシーなどで、万一英語が通じなくても、駅名を言えばその場所まで運んでくれますし、ジェスチャーを交えて説明すれば、大抵何とかなります。大切なのは、物おじしないで話しかけてみることです。

観光客向けのショップ

観光客向けのおすすめショップでは、まずほとんど英語が通じます。何故ならお店側は少しでも売上を伸ばすためには英語を話せるようにしなければならないからです。ポルトガル人の話す英語はイギリス人やアメリカ人の母国語とは違い外国語となるため、発音もはっきりしており、日本人には聞き取りやすい言葉となります。

観光施設

ポルトガルの観光地と言えば、「七つの丘の街」と呼ばれる坂道の多いリスボン市街の散策や、ヨーロッパの最西端にあるロカ岬、世界遺産のジェロニモス修道院、世界で最も美しい駅と言われるサン・ベント駅、ポートワインの産地・ドウロ渓谷など、様々なおすすめできる観光スポットがあります。これらの観光スポットは英語が通じる場所ばかりです。

ポルトガル語の特徴を知ろう!

ポルトガルでは英語の通じる場所が意外に多いことがわかりましたが、たどたどしい話し方でもポルトガル語の単語を少し学んで話してみると、フレンドリーなポルトガル人は好感を持って接してくれるます。現地では挨拶程度でもポルトガル語で話してみることをおすすめします。

ポルトガル語の簡単な挨拶ぐらいは覚えておくと良いでしょう。「ボンディーア」は直訳すると「いい日だね」という意味で、「おはよう」または「こんにちは」という意味で使われます。また、「こんにちは」で一般的に使われる言葉は「ボアタールデ」です。そして、「こんばんは」は「ボアノイト」と言います。

ポルトガル語の「ありがとう」は男性なら「オブリガード」、女性なら「オブリガーダ」と言います。また、「どなたか日本語を話せますが?」というのは、「アルグン・ファーラ・ジャポネーズ?」と言います。現地の人に簡単な言葉を話しかけるだけで好意を抱いてもらえます。
 

スペイン語と類似点が多い

ポルトガル語はロマンス語の1つで、スペイン語と同じ語派に属しているため、お互いに似ている言葉が多いようです。また、どちらも隣国に住むラテン系民族同士ということもあって、交流の過程で言葉が似かよってきたことも影響しているようです。

日本語のテンプラの語源は、ポルトガル語の「tempero」から来たという説とスペイン語の「temporas」から来たという説がありますが、どちらにの言葉も良く似ています。ちなみにスペイン語はブラジルを除く中南米のほとんどの国で使われていいます。

ポルトガル語が語源の日本語の言葉がある!

ポルトガル語が語源となった日本語がたくさんあります。例えば、カッパは「capa」から、カステラは「castella」から来ていますし、その外にもカルタは「cartas」から、キャラメルは「caramelo」から、コロッケは「croquete」から、金平糖は「confeito」から、タバコは「tabaco」から来ています。

日本語にない発音がいくつもある

ポルトガル語は日本語のローマ字読みに似ているため、日本人には取りつきやすい言語と言えますが、中には日本語の発音に無いものもあります。例えば、上の歯を下唇につけて発音する「fa」や、グァと発音する「gw」、巻き舌の「r」、上の歯を下唇に近づけて息を出しながらヴァと発音する「va」などです。

ポルトガル語の発音をマスターしよう!

ポルトガル語の発音は日本人にとっては比較的やさしいと言われています。その理由としてはローマ字読みに似ていることが挙げられます。例えば、「vaca」は「ヴァカ」と読みます。ほとんどの単語は「gato」のように、子音と母音の組み合わせで1つの音を作っており日本人が発音しやすい音となっています。

アクセント記号の種類

日本語ではイントネーションが重視されますが、ポルトガル語ではアクセントの位置が重視されます。違う文字でも同じ発音をする場合があり、逆に1つの文字でも複数の発音をする文字があります。

ポルトガル語では5種類のアクセント記号が使われます。1つ目の`(à)はアセント・グラーヴィと言い、前置詞のaと定冠詞のaが結合した形ですが音の特徴には変化がありません。2つ目の’(á)はアセント・アグードと言い、その母音にアクセントがあることを表しており、音は開口音となります。

3つ目の^(â)はアセント・スィルクンフレックソと言い、その母音にアクセントのあることを表しますが音は閉口音となります。4つ目の(ã)はチウと言い、その母音にアクセントのあることを表しますが音は鼻母音となります。5つ目のçはセディーリャと言い、カ行ではなくサ行の音に変化することを表し、音はcではなくsの音になります。

開口音は口を大きく開いて発音し、閉口音は口をあまり開かないで発音する方法です。また、鼻母音は鼻にかけて発音する音のことを言います。

発音記号の読み方

ポルトガル語の発音記号は単語をどのように発音するかを示すもので、最初は辞書でいちいち調べるのが大変ですが、慣れてくれば傾向が掴めてきます。

ポルトガル語の母音は、あ・え・い・お・うの順番となり、アクセント記号の無いa、e、oは単語によって開口音が閉口音に変わります。また、jの発音はiつまり「い」の発音と同じということも覚えておく必要があります。

音を鼻にかけて発音する鼻母音にもアン、エン、イン、オン、ウンの5種類があります。子音は母音と組み合わせて使う場合がほとんどですが、大部分は日本語に近い発音です。

アクセントの位置と音節の区切り方

音節は母音を中心にした音のかたまりの単位で、一息で発音します。例えばmeninaという単語には母音と子音が3つずつあるので3音節となります。音節のルールは基本的には子音と母音をペアにして母音の後ろで区切るのが1音節となります。

ただ、音節の中でもcha-veのように子音2文字がペアとなって成り立つ二重音字や、au-laのように母音が連続する二重母音や二重鼻母音もあり、このような場合も一息で読みます。母音が連続する場合、後の母音はpai、meuのように「い」か「う」のどちらかとなります。

sa-ú-deのように母音が連続する場合、uの上に「'」のようなアクセント記号がついていれば、母音を区切って読みますが、アクセント記号がない単語は基本的には一息で読みます。

英語が通じるポルトガルは観光や留学におすすめ!

ヨーロッパ最西端の国ポルトガルは英語が通じにくい国と言われていますが、観光地や市街地では問題なく英語が通じることを実感できます。また、挨拶程度でもポルトガル語を覚えておけば、地元の人々とうまく接することができます。

大航海時代には世界を舞台に幅広い活躍をしたポルトガルには歴史的な遺産や観光スポット数多くあり、一度は訪れてみたい国です。ここではそんな魅力あふれるおすすめのポルトガルについて、英語の通じる場所や、観光、留学で役立つポルトガル語の発音などの情報も含め説明してみました。

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この記事のライター
南真州
長野県出身の南真州と申します。仕事の関係で国内、海外の販売や商品企画の業務に携わってきました。その間、大阪、福岡、ドバイ、香港等への転勤を含め、種々の地域や国を廻ってきました。読者の皆さんには、今までの経験を生かしつつ、各地の新鮮な情報をお届けしたいと思います。

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