常総の観光おすすめスポットガイド！歴史ある神社や城めぐりを楽しもう！

常総市は茨城県の南西に位置します。茨城県と聞いて何を思い浮かべるでしょうか？多くの人が、思い浮かべることが少ないかもしれません…。都道府県の魅力度ランキングのワーストの常連になっている茨城ですが、そんな茨城にも素敵で歴史のある場所がたくさんあるんです。

今回は、鬼怒川が通る街「常総市」のおすすめ観光スポットをご紹介いたします。都内からも高速で1時間半ほどで行ける場所なので日帰り旅行にもぴったりです。都心の忙しい生活に疲れている時は、近いけれど都心とは全く違った雰囲気の常総市に足を運んでみてください。

たった一言の願い事も疎かにせず、良いことも良くないこと（心配事や病気など）も聞き分けて叶えてくれると言われているのが「一言主神社」です。常総市に来た時は一言主神社であなたも何か一言お願い事をしてみてください。

特におすすめなのは、春の一言主神社です。桜の咲く時期になると一言神社では綺麗な桜を楽しむことができます。都心のお花見スポットはどこも人がたくさんですが、ここならゆっくりと桜を楽しむことができます。

◆一言主神社 常総市大塚戸町875 0297-27-0659

通称「あわしま様」と地元民に呼ばれ、今でも信仰されているのが「淡嶋神社」です。粟嶋神社は医薬の親神様、延命長寿、子孫繁栄の神様の神社なので、元気な子どもを授かりたい人にもおすすめです。願成就の御礼に奉納された巨大な2つの木製の物は何をイメージして作られた物なのか、実際に粟嶋神社に訪れてご自身の目で確かめてみてください。その迫力にびっくりする事間違いなしです。

◆粟嶋神社 常総市沖新田町434　松岳寺内 TEL:0297-23-0370

徳川家ファンにおすすめの観光スポットは正式名所は「弘経寺」です。正式名称「寿亀山天樹院弘経寺（じゅきざんてんじゅいんぐぎょうじ）」、通称「弘経寺（ぐぎょうじ）」と呼ばれるこの寺は、徳川家ゆかりの歴史ある寺院で知られています。広い敷地で、普段は人が少なく静かです。ゆっくりと見て回ることができます。

徳川家康の孫娘である千姫のお墓（天樹院殿御廟）や遺品、ゆかりの品々が今も置かれています。「千姫まつり」が毎年4月に行われるのも常総市ならではのイベントです。徳川家ファン、歴史ファンであれば一度は訪れてみてください。

◆寿亀山天樹院弘経寺 茨城県常総市豊岡町甲1番地 TEL:0297-24-0895

歌舞伎で有名な「色彩間苅豆(いろもようちょっとかりまめ)」や、落語家である三遊亭円朝によって創作された落語「眞景累ヶ淵(しんけいかさねがふち)」の歴史ある怪談話で知られる「累の墓」があるのがこの「法蔵寺」です。

法蔵寺には、祐天上人が当時使ったとされる霊解脱の数珠などが今でも保存されています。御堂の中にある石仏もかなり不気味な雰囲気です。他のお寺とは少し違った雰囲気を味わう事ができるでしょう。

◆法蔵寺 常総市羽生町724 TEL:0297-24-2114

日本三大天神の一社である御廟天神として知られています。また、関東から東北の中で最古の天満宮とも言われています。茨城県指定有形文化財に指定されている物が多くあるのも特徴です。

◆大生郷天満宮 常総市大生郷町1234 TEL:0297-24-1739

歴史ある文化財が残っているのも常総ならではなんです。常総に足を運んだら、様々な文化材を訪れてみてください。常総市に来ればノスタルジックな気分になれること間違いなしです。

大正時代に建てられた「二水会館」は、レトロな雰囲気とモダンな雰囲気が混じった建物です。この独特な雰囲気から、テレビドラマのロケ地にも使われることがあるのは納得です。

◆二水会館 常総市水海道天満町1606

「水海道風土博物館坂野家住宅」は住宅と名前についている通り、この地域の名主だった豪農のお屋敷です。国の重要文化財に指定されており、映画やドラマのロケ地としてよく使われています。

ひな祭りの時期には、ひな人形を展示を行っています。歴史ある場所にあるひな人形は趣があります。また、屋敷を取り囲む竹林や梅林、雑木林は現代とは思えない独特の雰囲気があり、訪れる価値ありのスポットです。

◆水海道風土博物館坂野家住宅 常総市大生郷町2037 0297-24-2131

常総市に流れる鬼怒川沿いの人々の暮らしを描いた小説「土」の作者である長塚節の生家は常総市にあります。この「土」は夏目漱石が絶賛したとされています。その生家は今も当時の雰囲気のまま残されています。事前に「土」を読んでから訪れることをおすすめします。

◆長塚節の生家 常総市国生1303 0297-42-5797

レンガはおしゃれな写真が取れる定番スポットですよね。おしゃれな写真を取りながら、文化財に触れることができるのが登録有形文化財にも登録されている「五木宗レンガ蔵」です。「五木宗レンガ蔵」は3階建の煉瓦造蔵です。焼過煉瓦を使用した丁寧な造りで、今見ても豪華な造りです。現在は内部を補習し、資料館やギャラリーとして活用されています。

◆五木宗レンガ蔵 常総市水海道元町3421-1

現在は地域交流センターとして使われている「豊田城」は常総市に訪れた際は見ておくべきスポットと言えます。平安時代末期から戦国時代までこの地域を支配した桓武平氏一族の豊田氏が、東部に流れる小貝川べりに城を築いたものが豊田城と呼ばれていました。平成4年からは地域センターとして使われています。1100人収容できるホール、図書館、この地域の歴史の展示室があります。

◆豊田城(地域交流センター) 常総市新石下2010 0297-42-0169

「菅生沼」は首都圏では珍しく白鳥を自然観察できるスポットの一つです。毎年10月下旬から3月中旬にかけて白鳥を見ることができます。自然を楽しむことができるのも、都心から少し離れている茨城ならではです。

次のお休みの彼女とのデート何をしよう…次のお休みの家族サービス何をしよう…と考えている人におすすめしたいのが、常総市でできる体験型の観光です。体験型の観光であれば、通常の観光のように有名な場所を見るだけではなく、自分で何かをすることができるので、楽しい体験になります。

「あすなろの里」は豊かな自然の中で様々な体験をすることができます。サツマイモ掘りやジャガイモ掘りがあったり、そば打ち体験ができたり、ピザの釜もあるのでピザパーティーができたり、できることがたくさんあります。

キャンプ場もあるので、家族や友達とのキャンプを自然の中ですることができます。桜が見られる時期になると、お花見をしながらキャンプも楽しむことができます。

◆あすなろの里 常総市大塚戸町310 0297-27-3481

茨城の茨城県郷土工芸品を見ることができる「水海道染色村きぬの染」も体験型の観光におすすめです。事前に連絡すれば伝統時な染色体験をすることができる場所です。普段は触れることのない染色に触れることで、日本の歴史を感じることができます。

◆水海道染色村きぬの染 常総市坂手町5538-30 TEL:0297-27-3025

歴史ある神社や城を見て、たくさん歩くと疲れますよね。1日の疲れを癒すことができるのは温泉ではないでしょうか？常総市には、観光スポットも癒しのスポットもあります。そんな癒しのスポットでおすすめなのが「天然温泉きぬの湯」です。

常総市で有名な天然温泉きぬの湯は、地元民も通う源泉掛け流し天然温泉です。きぬの湯には数個の貸切風呂や家族風呂があるので、カップルや家族連れでも十分楽しむことができます。

天然温泉きぬの湯は温泉で有名なのはもちろんの事、食材の味を生かした料理を食べることができることでも有名です。旅の疲れを温泉と美味しいごはんで癒していってはいかがでしょうか。また、隣接している物産館では、その日に獲れた新鮮な野菜やご当地の品々を購入することができます。お土産を買うにも最適です。

◆天然温泉きぬの里 茨城県常総市内守谷町きぬの里1丁目5-6 TEL:0297-20-3751 営業時間10:00～24:00（受付23:00まで）

都道府県魅力度ランキングワーストの茨城にある常総市ですが、意外と私たちの知っていることにゆかりのある観光スポットだったり、癒しの場所があったりと、魅力がある場所が意外と多いんです。常総市のことを知っていた人も知らなかった人も、これを機に次の休みに常総市を訪れて見てはいかがでしょうか？