一言主神社（茨木）はどんなご利益がある？御朱印やお守りの種類もチェック！

茨城県･常総市に鎮座している｢一言主神社｣(ひとことぬしじんじゃ)では、一言だけの願い事を言っても、聞き逃すことなく、応えてくれる神様がいらっしゃるとのことです。授かることができるご利益も幅が広く、万能の神様と言われています。

縁結びや安産、学業成就や商売繁盛など、聞き入れて頂ける願い事は幅が広いにもかかわらず、よく叶うと評判です。そこで、一言主神社のご利益、御朱印やお守り、アクセスをご紹介します。毎月のイベントになっている骨董市も合わせてご紹介!

一言主神社は、平安時代･大同4年に創建された、歴史の長い神社です。一言主神社の総本社は、奈良県の御所市となっています。奈良県には葛城一言主神社が鎮座しています。葛城一言主神社から、この地に一言主大神をお迎えしました。

創建された土地には、光と共に雪の中からたけのこが生えたとのことです。三岐の竹と言われたことから、三竹山一言主神社と言われるようになりました。三岐の竹は、霊竹殿で大切に納められています。

一言主神社で参拝された方は、｢治りにくい病気からの回復｣や｢徴兵検査で不合格｣などの声が聞かれることとなりました。多くの方がこれまでに参拝し、願いを聞き入れて頂けたようです。そのため、一言主信仰が広まるのは時間がかからなかったと言われています。

｢人々の願いをおろそかにせずに、聞き入れてくれる神様がお祀りされている｣と、評判になっていきました。そのため、現在でも、県内外から足を運ぶ方が後を絶たない状況です。

一言主神社の御祭神は、一言主大神です。別名、事代主神(ことしろぬしのかみ)と言い、大国主命(おおくにぬしのみこと)の御子神です。

大国主命は、出雲大社にお祀りされている神様です。御子神である大国主命は、恵美須様(えびすさま)とも言われています。

事代主命は、国護りの神として知られていますが、一言主大神と事代主命が同一の神と言われています。古事記などに記述されているとの事です。

言行一致の神様と言われている、御祭神の一言主大神は、一言の願いもおろそかにしないで、願いを叶えてくれると言われています。人々の幸せを考えてくれる神様ですから、信仰されている方が多いのも頷けます。

一言主神社の御利益が幅広いと言われるのは、境内にお祀りされている摂社や末社があるためです。縁結びのご利益を授けて頂ける縁結社、大国主命がお祀りされている大黒社があります。

農作物の神･宇迦之御魂大神と経津主大神がお祀りされている、稲荷社･香取社もあります。他には、三峯神社を始め、13社がお祀りされています。

一言主神社は、幅広く、様々な願いを聞き入れてくれることもあり、ご利益も幅が広いと言うことです。境内に縁結び者があることから、縁結びのご利益があります。

子宝や安産のご利益も授かることができます。他には、学業成就や商売繁盛、交通安全など、授かることができるご利益は、いくつもあります。

授かることができるご利益は、金運アップや開運、交通安全や旅行安全などもあります。無病息災や病気平癒のご利益もあるので、病気と闘っている方にもご利益があるようです。

縁結びのご利益を授かりたい方は、神社裏手の御神木のお力を分けて頂くのも良いでしょう。摂社や末社が多くあることも、ご利益の幅が広いと言われる所以でしょう。

一言主神社は、一言の願いもおそろかにせず、聞き入れてくれる神社です。｢一言願わば、良きことにつけ、良からぬ事につけ、良く聞き分けて御利益を授けてくれる神｣と、言われているのです。
 

ここで言う、｢良からぬ事｣と言うのは、悪いことと言う意味合いではなく、心配事や病気、災難などの事を指します。心配事や戦っている病気などがあれば、快方に向かうと言うことでしょうか。

一言主神社の神様は、願いをひとつだけ聞き入れて頂けるとのことです。｢ここぞ!｣と言う、大切に温めている願いを聞いて頂くのが良いでしょう。

｢欲張らず、一生に一度の願いを｣言うことです。一願成就であれば、自然に真剣に参拝するでしょう。ただ、一言だけお願いすると、よく叶うという説もあります。いくつもある願い事からひとつに絞って、ひとことでお願いしてもいいのかもしれません。

一言主神社のご利益の幅が広いことから、お守りもいくつも種類があります。ご自分の授かりたいご利益があれば、お持ちになってはいかがでしょうか。

受験や資格試験などを控えている方には、合格守(500円)があります。就職活動をされている方へのお守りに、就職成就守(500円)はいかがでしょうか。勝負事を控えている方へのお守りには、勝守(500円)があります。

良縁を結びたい方に縁結びのお守りもご授与頂くことができます。｢良縁守り｣(500円)があります。縁を結んで頂けるお守りは他にもあり、丸っこいかわいらしいデザインの｢結守り｣(800円)と｢縁守り｣(800円)があります。
 

子宝に恵まれるようにと祈願されたお守りの｢子宝守り｣(500円)や、無事に赤ちゃんが生まれるようにと祈願されたお守りの｢安産守り｣(1000円)があります。

いくつもあるお守りには、かわいらしいデザインのお守りで、｢パワーブレスレット｣(1500円)があります。5種類ある中から、運気を上げたいとお思いのパワーストーンを選びましょう。

金運アップや商売繁盛などを願う時はタイガーアイを、仕事運を上げたい時はターコイズを、開運を願う時はオニキスはいかがでしょうか。恋愛運を上げたい時にはローズクオーツを、健康運を上げたい時や実力発揮を願う時は、カーネリアンがあります。

一言主神社では、健康のご利益を授かることができるので、心配している病気等があるのであれば、お願いを聞き入れてもらってはいかがでしょうか。

ご授与所には、割り符札(500円)があります。木の板のお守りで、板には自分の名前を書き入れます。｢福｣と書いてある方をご自分でお持ちになり、もう半分の｢災｣は神社に納めて、のちにお炊き上げしてくれます。災いを除けて福をもたらすお守りです。

割り符札を納めた方は、合わせて病気平癒と厄除けのお守りをご授与頂く方も多いです。病気平癒のお守りは、病気を患っている方が、早く回復するように祈りが込められたお守りです。初穂料は500円です。

ちなみに、厄除けのお守りは、厄年の方がお持ちになるお守りですが、平穏無事に過ごせるようにと祈りが込められています。厄除のお守りの初穂料は500円です。

寺社を参拝し、参拝した証としてご授与頂くのが御朱印です。一言主神社で御朱印をご授与頂けます。字体がとてもきれいで美しい御朱印だと、評判の良い御朱印です。真ん中が緑色のスタンプになっている夏越祭の限定御朱印もあります。

時には、書いて頂くまでに時間がかかることもあります。既に並んでいる時には、御朱印帳を預けてからゆっくり参拝されるのがおすすめです。書きあがると放送で教えてくれることもあります。

御朱印を書く神職の方がいらっしゃらない場合もあります。その時は、次回の参拝時に頂きましょう。願いを聞いて頂いた際のお礼参りの時に頂くのも良いでしょう。

御朱印を頂くことができるのはご授与所です。御朱印を頂ける時間は10時から16時までとなっておりますので、時間に余裕をお持ちになっておくと良いでしょう。御朱印の初穂料は300円です。お釣りが出ないように、予め用意しておくとスマートです。

一言主神神社の御朱印帳は数種類あります。かわいらしい和柄のデザインの御朱印帳です。一言主神社の御朱印帳はかわいいと人気があります。

こちらの御朱印帳の他にもブルーが基調になったものもあります。参拝の際に御朱印帳を忘れてしまっても、ご授与頂けるので安心です。御朱印帳の初穂料は1000円となっております。

一言主神社の御朱印帳の種類は、まだあるんです。オリジナル御朱印帳のデザインは、月夜、楓や桜がデザインされています。流線形がとても美しいです。初穂料は1200円となっています。

御朱印帳を入れるために、御朱印帳袋をご授与される方も多いです。西陣織の巾着で、菊がデザインされているものです。小物入れにされるかたもいらっしゃいます。御朱印帳袋の初穂料は1500円となっています。

神社には御神木と呼ばれる、樹齢が高くてパワーが強い樹があります。一言主神社にも、御神木があります。本殿の真裏にあり、本殿の正面から見えるほど高い樹です。

御神木の樹齢は分かりませんが、とても立派な大樹で、天に届くのではないかと思うほど、高くて美しい杉の樹なのです。

どっしりとした大樹の側にいるだけで、気持ちが落ち着くような感じがするのです。大樹の一部が朽ちているところもあるのですが、大きなエネルギーを感じることができるでしょう。

本殿の後ろは、御祭神に関係のある神様がお祀りされていると言われています。御神木が本殿の後ろにあるというのは、とても重要な意味を持っているのかもしれません。

本殿裏の杉の大樹もパワースポットと言えますが、一言主神社には、まだ御神木があります。それは、｢椥の木｣(なぎのき)です。椥の木は、良縁の木と言われ、恋愛成就のパワースポットと言われています。

良縁の御神木と言われている椥の木の側には、源頼朝を大切に思う、北条政子との恋の話が書かれている立札があります。お時間に余裕があるのでしたら、立札のお話を読んでみるのもいいでしょう。

椥の木の葉は、とても丈夫で切れにくいこともあり、古くから恋愛に関する縁起の良いアイテムだと言われています。葉脈が縦に入っているため、裂けにくいため、良縁が切れないとのことです。

ひとつ、注意をすることがあります。それは、椥の木から落ちた葉を持ち帰ると言うことなのです。そうすると、良い縁が結ばれるとのことです。椥の木から取って持ち帰ることをしないのが約束事です。椥の木は、縁結社にあります。

一言主神社の境内では、お水取りができます。御神水を持ち帰ることができるので、きれいな地下水をペットボトルなどに入れて、持ち帰る方が多くいらっしゃいます。

やわらかいお水なので、料理やコーヒーなどの飲料に使われる方が多いです。心配であれば、煮沸してから使うと良いでしょう。お水取りの初穂料はかかりませんのでご安心ください。

一言主神社では、とても珍しい｢お砂取り｣をすることができます。お水取りができる神社はいくつもあるのですが、お砂取りができる神社は、全国でも数が少ないです。砂を持ち帰る場合は、事前に袋を用意しましょう。

大塚戸にお祀りされている13社が合祀されている場所があるのですが、そこから奥に進んでいくと、石棺があります。さらに奥に進むと御神砂があり、お砂取りができます。土地の四方に撒いて、清めるために使われます。

美しい朱色の本殿は、市の指定文化財に指定されています。下総国守谷城主相馬弾正胤広候の寄進によって再建されたのが、1959年です。

他にも、大塚戸古墳から見つかった石棺や三岐の竹など、見ておきたい場所はいくつもあります。御神木も立派な大樹ですし、摂社や末社も参拝しておきたいところです。

季節ごとに行われる祭礼も、見逃せないところです。秋(9月)に行われる秋季大例祭でしょうか。境内はたくさんの出店で埋め尽くされて、普段静かな境内は、とてもにぎやかになります。

やはり、大祭である｢からくり綱火｣でしょうか。秋季大例祭とは別に奉納される、からくり人形と仕掛け花火が伝統芸能となっています。茨城県の無形民族文化財として、指定されているのです。当日は、見物に足を運ぶ方で大賑わいです。

一言主神社の境内では、骨董市が開かれます。骨董市は、毎月第3日曜日の開催されているイベントです。骨董市は、楽しみにされている方が多い、人気のあるイベントです。

骨董市が開催されている時間は、7時から16時くらいまでです。時間は状況により早く終了することがあります。骨董市に出店されている業者は多く、数十店もの業者が並びます。一言主神社の骨董市は、茨城県で最大級の骨董市となっています。

骨董市に出品されているものは、骨董品･陶磁器･古着･小民具など、様々なものが出品されています。探していたものや掘り出し物が、この骨董市で出てくる可能性もあります。

骨董市のお楽しみがあり、来場者に必ず何かが当たる抽選会が無料で開催されています。骨董市の抽選会は13時くらいまでとなっているようなので、時間にお気を付け下さい。

骨董市の中には、伝統工芸品の｢とんぼ玉｣が出品されていることもあります。とんぼ玉は、紐に通してキーホルダーやアクセサリーにして使ったり、かんざしの飾りに使ったりするそうです。

朝早くから出店しているので、どうしても探しているものがあれば、早い時間にお出かけになってはいかがでしょうか。探し物が無くても、出品されているものをあれこれ見ているだけでも楽しいイベントです。

一言主神社は、授けて頂けるご利益が幅広いこともあり、初詣時期にはたくさんの参拝者が足を運びます。約15万人ほどの人出があるとのことです。

一言の願いも聞き入れて頂けると言うこともあり、初詣に参拝したいという方が続出する神社なのです。特に三が日は、大変な混雑となり、参拝するまでには、かなりの時間を要することが予測されます。

三が日は、境内に露店も出店していることもあり、参拝者と露店が並ぶことで、混雑はさらに大変なものになるようです。参道が参拝者でいっぱいになって、身動きがとりにくくなることもあります。

参拝に足を運ぶ際は、大行列のために参拝するだけでも時間が必要になることと、大混雑の中に身を置くことを覚悟する心構えをお持ちになった方が良さそうです。落ち着いて参拝したい時は、少し時期をずらすことをおすすめします。

一言主神社の境内は自由に入ることができ、終日、開放しています。定休日もないので、毎日、開門しています。参拝時間は、8時から17時くらいまでです。

ご授与所の受付は、時間が決まっているので、御札やお守りのご授与の際は、お気をつけ下さい。時間は、8時30分から17時まで受け付けています。

1月1日は、0時から18時までとなっており、時間が長くなっています。1月2日と3日は、8時から17時までと時間に変動があります。

御祈祷も受け付けて頂け、毎日10時から16時までとなっています。御祈祷の開始時間は、毎時間ちょうどに始まります。受付は、開始時間の20分前です。一般の方の事前予約は必要ありません。ただし、初詣時期や七五三、大祭が行われている時は、時間が異なっています。

一言主神社へのアクセスです。茨城県の南西部に位置しており、関東平野のほぼ中央のあたりにあります。一言主神社の最寄り駅の水街道駅からは、少し距離があるので神社へのアクセスは車がおすすめです。

バスでのアクセスですが、現在、一言主神社に止まるバスは、路線廃止となっているため、バスでのアクセスは難しいです。高速バスもありますが本数がかなり少ないため、帰るのが難しくなる可能性があります。

車でのアクセスです。常盤自動車道を利用するとアクセスに便利です。常盤自動車道･谷和原ICで下車し、国道29号線へ出ます。その後、県道3号線へ出た後、菅生南交差点を右折し、県道58号線へ出ます。

県道58号線を直進したのち、大塚戸会館のあるT字路を左折、直進してすぐの交差点を右折すると、一言主神社へアクセスできます。周辺にはおもち茶屋などがあります。

関東鉄道常総線･水海道駅から一言主神社へのアクセスはタクシーとなります。タクシーを使ってのアクセスでは、移動時間は15分ほど、料金は3000円前後ですが、道路状況により変動します。

つくばエクスプレス･守谷駅からタクシーでアクセスする場合は、水海道駅からのアクセスよりも距離があるので、時間と料金が多くなります。移動時間は25分ほど、料金は4000円ほどとなりますが、道路状況により変動します。

一言主神社の駐車場は、第1から第3まであるので心配はなさそうです。駐車台数は400台ほどあり、無料で利用できるので安心です。
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第1駐車場の場所は、一の鳥居のすぐ近くと公園前に駐車場があるので、小さなお子さんや足が悪い方でも安心して利用できます。

第2駐車場と第3駐車場は、境内の横にあり、看板が出ているのですぐに分かります。神社の入り口も近いので利用しやすい駐車場です。

初詣や三が日の際は、400台の駐車場も満車になる可能性が非常に高く、神社へ向かう道路も大渋滞になる可能性が高いです。駅からタクシーを利用し、渋滞してしまった場所から徒歩移動するのも、ありなのかもしれません。

茨城県･一言主神社の御朱印やお守り、アクセスなどをご紹介しましたがいかがでしょうか。一言の願いも逃すことなく聞き入れて頂け、授かることができるご利益も幅が広い人気が高い神社です。しかも、願いが叶う可能性も高いと評判です。

きれいな字体で書かれた御朱印に、デザインが素敵な御朱印帳や御朱印袋、お守りなどもありました。毎月第3日曜日に開催されている骨董市も注目され、参拝の際にのぞいてみるのもおすすめです。一言主神社へ足を運んではいかがでしょうか。