大野城(福井県)の「天空の城」撮影スポットや楽しみ方を紹介!

2017年5月7日 (2020年9月6日最終更新)

福井県大野市にある大野城は、雲間に浮かぶ姿が幻想的な天空の城として知られるお城で、続日本100名城にも選定されています。金森長近によって築城されたと言われる大野城の歴史だけでなく、美しい写真を撮るための人気の撮影スポットや撮影条件についてもご紹介します。

目次

  1. 天空の城として人気のある大野城
  2. 大野城の歴史
  3. 大野城天守と貴重な石垣
  4. 大野城の歴代城主
  5. 見どころ満載の大野城
  6. 北陸の小京都とも呼ばれる歴史ある城下町
  7. 大野城へのアクセス
  8. 天空の城「大野城」を撮影しよう
  9. 大野城の撮影スポットへのルートは3つ
  10. 大野城の撮影に適した時期と天候
  11. 冬は休館期間があるので注意
  12. 安全に楽しく撮影しよう
  13. あなただけの天空の城「大野城」の1枚を目指して

天空の城として人気のある大野城

天空の城と呼ばれるお城は全国に何ヶ所かありますが、福井県大野市にある大野城もそのひとつです。北陸の小京都と呼ばれる美しい城下町を持つ平山城で、雲海の中に浮かぶ絶景で人気のある大野城ですが、歴史的なことだけでなく、具体的な撮影スポットとベストショットを撮るための時間や期間なども含めてご紹介します。

大野城の歴史

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天正3年(1575)、金森長近は越前一向一揆を平定し、その恩賞として織田信長から大野郡3万石を与えられました。長近はその翌年から、標高249mの亀山に大野城を築き、山の東側に城下町も作りました。安永4年(1775)年に一度焼失していますが、寛政7年(1795)年に天守以外は再建され、明治までは大野藩の藩庁が設置されていました。現在の天守は昭和になってから建てられたものです。

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福井県の中心部に位置する福井市。数多くの歴史が残り、伝統を受け継いできた文化に触れられ、四季...

大野城天守と貴重な石垣

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大野城の天守は大変立派なもので、2層3階の大天守、2層2階の小天守、二の丸、三の丸を外堀と内堀が守っています。特に石垣は、自然の石を加工せずに巧みに積み上げる野面積みと呼ばれる工法で作られた貴重な史跡となっています。

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現在のお城の内部は展示資料館として運営されています。営業時間は、4月~9月が9:00~17:00、10月~11月が9:00~16:00です。入場料は大人200円、小人は無料です(2017年5月現在)。冬の期間である12月1日~3月31日は休館となるので注意してください。

大野城の歴代城主

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大野城は城主の交代が激しいお城でもありました。初代である金森長近から数えて、明治時代までの歴代城主は19人にもなります。中でも有名な城主は土井利忠で、傾いた藩の財政を今で言うチェーン店の経営手法を用いて立て直した、幕末の名君と呼ばれる人物です。本丸には彼の銅像も建てられています。

見どころ満載の大野城

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大野城の本丸には、初代城主である金森長近公の銅像をはじめとして、正室であったお福の名前に由来するお福池、大野藩庁からお城に通じる唯一の登り口だった百間坂などがあります。遊歩道はお堀の石を再利用して整備されているとのことです。33の石仏が並ぶ亀山観音石仏は、かつては登山道に並んでいたものですが、現在は1ヶ所に集められて保存されています。

南登り口にある柳廼社(やなぎのやしろ)は、大野藩7代藩主である土井利忠により建立された神社で、市民にも人気があり愛されています。建立当時は柳町通りにありましたが、現在の位置に移されました。天に向かってお尻を突き出したかわいい狛犬が出迎えてくれます。時間があれば、お城に登る前に参拝して行きましょう。

北陸の小京都とも呼ばれる歴史ある城下町

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大野城の城下町である大野市は、北陸の小京都とも呼ばれる美しく人気のある町です。お城から見て、二の丸、三の丸、武家屋敷、町人屋敷や寺町と、順番に半四角形に整備されているのは「梯郭(ていかく)式」と呼ばれる作りで、町人の住む屋敷は細長く短冊形に区切られて並んでいます。

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また、大手道と屋敷の配置が、城主を出迎える際の手間が最小限で済むように設計されていました。これは、少しでも商いに時間を使えるようにとの配慮から考案されたもので、商工業の発展を狙った町作りがされています。

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市内のお寺には大野城の遺構も残されています。光明寺の山門は、大野城二の丸の正門であった鳩門を移築したものと言われています。また、同じく本丸にあった不明門(あかずのもん)は、真乗寺に移築されています。時間に余裕があれば、少し足を伸ばして当時の城門を見学するのも良いかもしれませんね。

大野城へのアクセス

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大野城は福井県大野市に位置しています。大野城の最寄駅はJR越美北線の越前大野駅です。駅前からバスを利用することが出来ます。京福バス55系統の「大野六間」で下車、まちなか循環バスの赤バスの「結ステーション」で下車が、登城口に一番近いバス停です。駅から登城口まで直接歩いて行くことも出来ますが時間は30分程度かかります。お城は山上にあるので、登城口からお城まではさらに20分くらい登ります。

空路で行く

お隣の石川県にある小松空港が一番近い空港です。空港からはバスで福井駅に出ます。福井駅からはバスまたはJR越美北線に乗り換えて、越前大野駅下車になります。

鉄道で行く

JR北陸線の特急「サンダーバード号」または「しらさぎ号」で福井駅まで行き、バスまたはJR越美北線に乗り換えて、越前大野駅下車になります。

バスで行く

東京・新宿駅、大阪駅から、福井駅行きの高速バスが出ています。福井駅からはバスまたはJR越美北線に乗り換えて、越前大野駅下車になります。

車で行く

北陸自動車の福井IC、または、東海北陸自動車道の岐阜県白鳥ICから、国道158号線で大野市までお越しください。冬の期間は積雪や凍結がありますので、タイヤチェーン等十分な装備を用意した方がよいでしょう。

天空の城「大野城」を撮影しよう

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大野城は盆地である大野市の中心部にある亀山という小高い山の頂上に建てられているお城です。盆地に雲海が発生すると、お城だけがまるで雲の海に浮かんでいるような光景が現れます。それが天空の城と呼ばれるゆえんです。2014年には宮﨑駿監督による人気アニメ映画にちなんで、有志による「ラピュタの会」が結成されています。

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天空の城の撮影スポットは、大野城の中にあるのではなく、大野城が見える別の山になります。「犬山(戌山(いぬやま)城址の南出丸下」から撮影するのがベストで人気となっています。雲海に浮かぶ大野城を撮影するのですから、被写体となる大野城に登っていても自分自身は撮影できませんので注意してください。

大野城の撮影スポットへのルートは3つ

撮影スポットである「犬山(戌山(いぬやま)城址の南出丸下」へ向かうルートは3つあります。どのルートも徒歩でしか登れない登山道です。標高300m以上ある山に登っての撮影になることと、クマやイノシシに遭遇する可能性があることから、登山ができる服装と靴で十分に注意して行きましょう。

鍬掛(くわかけ)ルート

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別名「天空への小径」と名付けられたおすすめのコースです。3つのうちで難易度は最も低く、最近整備された人気コースですが、それでも完全な山道で傾斜のきつい場所もあります。近くのホームセンターやお店の駐車場に車を止めさせてもらえるようですが、利用する場合には店舗の迷惑にならないようにご配慮をお願いします。所要時間は約20分です。

ほたるの里ルート

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2番目の難易度のコースで、急斜面を登って一気に撮影スポットを目指すコースです。駐車場などはありませんので、登山やハイキングがお好きな人向けかと思います。進路の目印がわかりにくい箇所などもあるため、ある程度山歩きが慣れている必要があります。所要時間は約20分です。

みくら清水ルート

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全コースの中で最も難易度が高く、駐車場も数台分しかありませんが、堀切や竪堀など、かつての大野城の遺構の中を歩いて向かうため、歴史を実際に体感できるコースになっています。しかし、堀というものはもともと敵の侵入を防ぐために用意されている防衛施設です。それを乗り越えて歩くわけですから険しく、大変な道のりです。プロ向けのルートと言えるでしょう。所要時間は約30分です。

大野城の撮影に適した時期と天候

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雲海が発生しやすく、天空の城の出現が期待できる期間は10月から4月末頃です。中でも11月が最も狙い目であると言われています。時間帯は早朝、午前9時頃までですので、早起きして頑張りましょう。1日だけですと天候に恵まれない時もありますので、出来ればまとまってある程度の期間滞在するとチャンスが拡大すると思います。

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天候条件としては、前の日に雨が降るなどして湿度が高いこと、風があまりないこと、前日の昼との気温差が大きくて放射冷却が起きやすい日などが挙げられます。条件にぴったりと合致する日に撮影できるかどうかは難しいと思いますが、それだけに見られた時の感動もひとしおです。もし見られなくても、城下町である大野市の中にそそり立つ勇壮な大野城を見れば、疲れも吹っ飛ぶのではないかと思います。

冬は休館期間があるので注意

大野城は北陸地方の盆地にあるので、冬の期間はかなりの量の雪が降って凍結します。12月1日~3月31日までの期間は、大野城は休館になりますのでご注意ください。また、撮影に関しても山の天気は変わりやすく冬期は大変危険です。雪が降る前か、春の雪解けを待ってから撮影したいですね。

安全に楽しく撮影しよう

大野城は自然と歴史ある街に囲まれた貴重な史跡です。幻想的な天空の城が撮影できる一方で、登山をするため道は大変です。人気の撮影スポットではありますが、トイレなどがないことも留意しておいてください。登山道も史跡の一部になっていたりしますので、遺構を壊さないようにしたり、地元の大野市の方々への配慮も必要ですね。マナーを守って、安全に楽しい撮影を心がけたいものです。

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あなただけの天空の城「大野城」の1枚を目指して

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いかがでしょうか。幻想的な天空の城「大野城」はとても魅力的ですね。撮影スポットからの撮影は登山もあり大変かもしれませんが、それだけに自分だけの1枚が撮れるチャンスでもあると思います。ぜひ大野城に出かけてみませんか。

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この記事のライター
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旅と鉄道が好きな気まま人間。知らない町をふらっとしたり、きれいな景色を見るのが好き。

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