かつやま恐竜の森の見どころと施設をご紹介！子供と一緒に楽しもう！

「かつやま恐竜の森」は広大な施設の中で、様々な恐竜に出会えます。恐竜博物館で恐竜の化石を見たり、化石を発掘する体験もできます。恐竜だけでなく、小さな子供でも遊べる恐竜の形をした遊具などもあります。公園内の施設と一緒に「かつやま恐竜の森」へのアクセスや楽しみ方をご紹介します。

「かつやま恐竜の森」は約80ha広大な里山を自然のままに活かして、様々な体験ができる大人から子供まで楽しめるスポットです。1年を通して里山を楽しむイベントも開催されています。里山に住む野鳥や植物の観察をしながらウオーキングを楽しんだ後には家族揃ってバーベキューを楽しむこともできます。

福井県の勝山市は恐竜の化石が発見された場所でもあります。自然の森を活かして恐竜が生きているかのように展示されている広場や発掘された化石を展示している博物館もあります。太古の昔に思いを馳せて、夢とロマンが感じられる公園です。1日過ごしても時間が足りないくらいです。

住所:福井県勝山市村岡町寺尾51-11 電話番号:0779-88-8777

勝山ではフクイラプトル、フクイティタン、フクイサウルス、フクイベナートル、コシサウルス･カツヤマという恐竜の化石が勝山で発掘されています。勝山には手取てとり層群という恐竜が生息していた時代の地層が多くあります。トンネル工事で恐竜の化石が発見されてから、積極的に化石発掘を行ってきたためと思われます。

かつやま恐竜の森はアクセスが少し不便な場所にあります。電車でアクセスする場合は、JR福井駅でえちぜん鉄道かつやま永平寺線に乗り換えて勝山駅で下車します。勝山駅からはコミュニティバスで約15分、またはタクシーで10分ほどのアクセスです。

車でアクセスする場合は、北陸自動車道福井北JACから中部縦貫自動車道へ進み、勝山ICで降りて国道416号経由すれば約30分で到着します。北陸自動車道丸岡ICから国道416号経由では約40分でアクセスできます。車でアクセスした場合は、恐竜博物館前にある400台分の無料駐車場が利用できます。

かつやま恐竜の森の入園料は大人も子供も無料で、営業時間は7時から20時までです。早朝から営業しているのがありがたいです。定休日は12月29日から1月2日です。ただし、園内の施設によって、利用料金がかかる場合や営業時間や定休日が異なる場合がありますので注意しましょう。

勝山ではたくさんの恐竜の化石が発掘されています。そんな化石が発見された場所で「恐竜化石発掘体験」ができます。発掘場所は2箇所あり、定員は90名です。1億2千万年前の化石を見つけることができるかも知れません。発見した化石は研究対象になららいものなら1個だけ持ち帰ることができます。

勝山ではたくさんの恐竜の化石が発掘されています。そんな化石が発見された場所で「恐竜化石発掘体験」ができます。発掘場所は2箇所あり、定員は90名です。1億2千万年前の化石を見つけることができるかも知れません。発見した化石は研究対象になららいものなら1個だけ持ち帰ることができます。

化石の発掘はタガネとハンマーで石を割る作業になります。割れた小さな石の破片が飛びますので必ずゴーグルは付けて目を保護しましょう。指導員の事前の説明をよく聞いて楽しく発掘体験をしましょう。1個持ち帰ることができますので、宝探しの気分が味わえます。

「恐竜化石発掘体験」には4歳以上から参加ができます。参加料金は大人1030円、高校生830円、4歳から中学生520円となります。体験にはハンマーやタガネ、ゴーグルなどの道具が必要ですが、料金に含んで貸し出ししてくれます。手袋は持参するか購入が必要です。営業時間は3月下旬から11月下旬です。

福井県立恐竜博物館は世界三大恐竜博物館と言われるくらいに、充実した展示内容で有名です。館内の展示は「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」の3つのゾーンに分かれています。時間をかけてじっくりと見て廻りたい博物館です。音声ガイドの端末をレンタルすると楽しさも倍増します。

恐竜の卵をイメージした館内に入ると、長いエスカレーターで地下に向かいます。そこには1億2千万年前の世界が広がります。化石標本が展示されている「ダイノストリート」では骨格標本があります。上に上がると迫力のあるティラノサウルスの動く模型があります。いつまでも見入ってしまう魅惑のスポットです。

恐竜博物館の営業時間は9時から17時までで、第2と第4水曜日と年末年始が定休日です。入館料金は、大人が720円、高校生と大学生は410円、小中学生は260円です。年間パスポートもあり、料金は大人が2060円、高校生と大学生は1230円、小中学生は770円です。何度も行きたい人には年間パスポートがお得です。

恐竜博物館の周囲にある芝生広場にも、恐竜のモニュメントがあります。ティラノザウルスなどの大型恐竜や角竜などが生きていた時代のような姿を見せています。子供と一緒に芝生の上を駆け回りながら、恐竜と遊ぶのはいかがでしょうか。恐竜博物館ではそれができます。

かつやま恐竜の森に2015年4月24日に新しくできたのが「かつやまディノパーク」です。約1.5haの林の中に、実物大の恐竜が住んでいます。その数24体！まるで生きているかのように動いていて、ジュラシックパークの世界に足を踏み入れた錯覚に陥ります。大人も子供も歓声をあげています。

「かつやまディノパーク」の営業時間は9時から17時です。ただし、10月から11月は営業時間が短くなることがありますので注意しましょう。定休日は第2と第4水曜日、年末年始ですが、夏休み期間中は定休日もなく営業しています。入園料金は3歳以上が600円です。

「かつやまディノパーク」は8つのゾーンに分かれています。それぞれに違った種類の恐竜が出てきますので、順路に従って進んでみましょう。それぞれの楽しみ方があります。恐竜に近づくと声を出したり動いたり！日常を忘れて楽しめるスポットです。雨の日にはリアル感がアップしますので、雨に日でも諦めないで行きましょう。

総合受付を過ぎて最初に入るのが「弱肉強食」ゾーンです。そこはジュラ期の世界を再現した雑木林が茂っています。その茂みから獲物を狙うディノニクスの群れや弱いテノントサウルスに襲い掛かる様子が再現されています。弱い恐竜を狙う肉食の恐竜のリアルな姿を見ることができます。

順路を進んだ次は「大空の王者」ゾーンです。鳥の祖先とも言われているプテラノドンが姿を見せます。誰もが知っている有名な恐竜で、羽を広げると8mにもなります。大空の王者ゾーンではプテラノドンが羽を広げて飛ぶ姿が再現されていて、大迫力に感動します。

さらに林の中を進むと「魚大好物ゾーン」に入ります。魚が好きな恐竜と言われれば小さな姿を想像しますが、有名な大型恐竜ティラノサウルスにも負けない大型のスピノサウルスが出てきます。長い首と鋭い歯が特徴です。恐竜時代には、川を泳いでいる魚も大きかったのでしょう。

さらに進むと「襲撃の谷」ゾーンです。いつ恐竜に襲われるか分かりませんので、注意しながら進みましょう。子供と一緒の場合は守ってあげましょう。突然小型の恐竜ヴェロキラプトルが襲ってきます。小型ですが、俊敏で凶暴な恐竜は映画ジュラシックパークでも活躍していました。

次は「角竜が勢ぞろい」ゾーンです。サイのような大きな身体と大きな角をもった恐竜が次々と登場します。ペンタケラトプスやスティラコサウルス、カスモサウルスなど、角竜が好きな方も多いのではないでしょうか。ジュラ期の草原に君臨した恐竜たちです。

さらに林を進むとジュラ期の草原が開けてきます。「陸の王者対決」ゾーンです。ココでは、恐竜の大様ティラノサウルスとトリケラトプスが戦っています。実際に戦っている様子は見ることはできませんが、今にも飛び掛ろうとしている恐竜は迫力満点です。どちらが勝つが想像しながら見ていましょう。

ディノパークの最後のゾーンが「失われた時代」ゾーンです。このゾーンでは恐竜の中でも一番首が長いとされているマメンチサウルスが遊んでいます。全長20mの姿は迫力があります。足音も聞こえてきます。このゾーンは危険はありませんので、タイムスリップした感覚を存分に楽しみましょう。

恐竜ゾーンのすぐ外にあるのが8番目のゾーン「ガオガオひろば」です。小さな子供たちが恐竜をモチーフにした遊び道具で、存分に楽しめる広場です。すべり台やキッズボート、歩く恐竜ライドなどがあります。営業時間は9時から17時までで、料金は遊具によって別途かかります。

ディノパークのとなりにあるのが「ティラノサウルス広場」です。大きなプールの真ん中に恐竜のモニュメントがあります。プールは浅くなっていますので水遊びや芝生で子供と一緒に家族揃って楽しめるスポットです。プールにも芝生広場にも遊具があり、子供たちは歓声をあげて遊んでいます。

ビッグターザンロープはティラノサウル広場の手前にあります。長く張られたロープに伝わってすべり降ります。地上から低い位置にありますので、危険はありません。それでも子供たちにとっては冒険です。チャマゴン広場にもあるのですが、約2倍の長さがありますので、子供だけでなく大人も楽しめます。

「昆虫の森」には巨大な昆虫のロボットがいます。太古の池や遊歩道を巡りながら昆虫観察ができます。「昆虫の森」にはカブトムシなど8体の昆虫は5mの大きさがあり、電動で動きます。1.3kmのコースを電動カートで巡るツアーもあります。営業時間は9時から17時までで、料金は3歳以上が500円です。

広い公園の東の端に「さくらの森」や「森の休憩広場」があります。車で直接アクセスすることもできて、駐車場もあります。ドライブの途中で芝生の広場で休憩したり、家族揃ってお弁当を食べるのもおすすめです。春にはソメイヨシノが一斉に咲き誇り、桜の名所にもなっています。

冬になると勝山は雪の多い地方です。冬の期間になると「冬のスノーランド」で雪国体験ができます。公園内には元々クロスカントリーコースやウオーキングコースがあります。冬期間はこれらのコースで、クロスカントリースキーやスノーシュー、そり遊びなどが楽しめます。

かつやま恐竜の森では豊かな里山の自然を満喫しながらバーベキューもできます。料金は1卓1000円で10名ほどが利用できますので、グループにもおすすめです。炭や道具はレンタルもできますので、食材だけ準備すれば楽しめます。営業時間は4月下旬から10月下旬の期間の9時から16時までになります。期間中は無休です。

バーベキューの用意がない場合でも、公園内にはお食事処や休憩所が利用できます。レストハウス長尾山の営業時間は9時からですが食堂の営業時間は11時から15時です。チャマゴン茶屋の営業時間は10時から15時までで、料金は300円からです。レインボーハウスやSHOPチャマゴンでは休憩やお土産の購入ができます。

「ダイナゴン」とは恐竜の街･勝山の市内を走る観光バスです。車体にはフクイラプトルやフクイサウルスなど19体の恐竜の絵が描かれています。土曜･日曜の限定運行ですが、記念に乗ってみてはいかがでしょうか。料金は300円で恐竜博物館まで運行していますので、かつやま恐竜の森までのアクセスに利用するには便利です。

福井の勝山市は恐竜の街です。福井で発掘されている恐竜の化石は恐竜博物館で見ることができます。園内には動いたり鳴いたりする恐竜がいてジュラシックパークのようです。化石発掘体験もできます。ダイナゴンを利用すれば勝山駅からのアクセスも便利です。家族で1日楽しめるかつやま恐竜の森へ行ってみませんか。