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ネパールカレーの特徴は?辛さや味を調査!おすすめ店情報も!

ネパールカレーの特徴は?辛さや味を調査!おすすめ店情報も!
投稿日: 2017年6月2日最終更新日: 2020年10月7日

ネパールの国民食といえばネパールカレー!今回はネパールの食文化に迫り、ネパールカレーの味や辛さを調査しました。地元の人の定番食やおすすめのお店までたっぷりとご紹介します。今すぐネパールに行ってカレーを食べたくなりますよ!

ネパールでカレーを食べてみよう!見出し

皆さんはネパールのカレーについてご存知ですか?インドカレーに似ていますが、スパイスは控えめで、あっさりとした味にマイルドな辛さがネパールカレーの特徴なんです。実はスパイスに慣れていない日本人には大変食べやすいカレーなんですよ。今回は本場のネパールカレーからおすすめのお店までたっぷりとご紹介しちゃいます!

ネパールってどんな国?見出し

エベレストを持つヒマラヤ山脈で有名なネパールは、正式名称をネパール連邦民主共和国といい、三方をインドに、一方をチベットに囲まれた細長い国です。気候も山岳地帯、丘陵地帯、そしてインドとの国境に近い高温多湿の平原地帯があることからも分かるように、その文化は多様で、数々の民族、言語、宗教、食文化が存在しているのがネパールの特徴です。

他国に囲まれた内陸地ということもあって、ネパールの食文化はインド料理、チベット料理、中華料理がブレンドされているのが特徴です。もちろんメインはカレー料理で、地元の人はほとんど毎食カレー料理を食べます。マイルドな辛さも特徴です。ヒンドゥー教徒が多いネパールでは牛や豚は食べず、お肉といえば水牛やヤギの肉を食べることでも知られています。

ネパールのカレーの料金は?食べる時間は?見出し

公用語はネパール語になり、半数の民族がネパール語を話します。カトマンズのような観光客が多い所では、英語だけでなく日本語も通じる場合が多いです。通貨はネパールルピーになり、日本への計算は簡単で、100ネパールルピーで、約106円の計算になります(2017年6月現在)。物価は日本と比べると安く、ビール大瓶で400ルピーになります。

多彩な食文化のネパールですが、宗教上ベジタリアンが多いので、野菜の多いマイルドな辛さのカレーが人気。ネパールでは食事の時間帯にも特徴があります。ネパールの朝は早く、朝食はチャイと軽めのスナック、昼は10時から11時頃にしっかりと食べ、3時頃から夕方にかけて「カジャ」と呼ばれる軽めの食事、夜は8時から9時頃に食べます。

ネパールの定番カレー料理は?見出し

ネパール人が毎日食べる料理といえば「ダールバート」。ダールはレンズ豆で出来たスープのことで、バートはごはんになります。これを主菜に、副菜は「タルカリ」と呼ばれる野菜のカレー粉で炒めたもの、そして「アチャール」と呼ばれる漬物と一緒にいただきます。ダールはごはんに混ぜて食べても、そのまま飲んでも。日本のお味噌汁みたいですね!

ダールバートの基本の構成は一緒ですが、家庭や民族によっても味、辛さ、副菜の数が変わってきます。美味しいと評判の「タカリ族」が作るダールバートには、スパイスに山椒が使われているのが特徴。主菜もごはんの他にそば粉を練った「ディロ」という蕎麦がきも選べます。多様な民族の食文化が味わえるダールバートを色々試してみるのも面白いですね。

ネパールカレーの食べ方は?マナーは?見出し

まずは手洗いから。お店には手洗い場があるので、最初に手を洗います。そして食後は支払いの前に水で口をすすいで手を洗います。次に食べ方です。右手の親指以外の四本の指を使い、ご飯をすくって口元まで持っていき、親指を使って口の中へ押し込んで食べます。手で食べたくない方や慣れていない方にはスプーンを出してくれるお店が多いので安心ですよ。

左手は不衛生とみなされているので、左手だけで食事を受け取ったりしないように注意してください。そしてネパールでは水や氷を摂取する際はちゃんと浄水されているか注意しましょう。出来ればボトルのお水を持ち歩くのが正解です。ボトルのお水を購入する際は、キャップがきちんと閉まっているかまず確認してくださいね。

ネパールのカレ―の料金は?見出し

特筆すべきはそのコスパの良さ!お店によっても違いますが、日本円で200円から400円位でしっかりとした定食が食べられます。しかも大抵はごはんはお替り自由で、おかずもお替りできるお店も多いんです。最初から大盛(特大?)で運ばれてくるので、かなり満足感があります。一日一食で十分満足できる場合も多いとか。

ネパールの定番おやつは?見出し

モモ

「モモ」はいわゆるネパール版の蒸し餃子で、ネパールの食文化では外せない存在です。元々チベットの料理だったものがネパールで定着したようです。モモの形には大体二種類あり、中の具材は水牛、鶏肉、野菜等になります。蒸し以外にも、焼いたものや、フライにしたものもあり、日本人にはとてもなじみ深い食べ物です。

大体一皿につき10個くらいのモモが注文できます。値段は具材によって変わりますが、大体100円位になります。スパイシーなモモもあるので、辛いもの好きの方におすすめです。タレもお店によって個性があるので、自分の好みの味を探してみるのもおもしろいですね!地元の人は3時のおやつに食べるそうなので、ぜひ試してみてくださいね。

セルロティ

甘いものが食べたい方におすすめなのは「セルロティ」。米粉とバナナや砂糖をこねて揚げたドーナツのようなお菓子です。町の中ではセルロティを売る屋台があり、バスの停留所など人が集まるところで買えたりします。甘さは控えめで、もちもち、ぷちぷちとした食感はやみつきになります。チャイと一緒にいただきたいですね!

ネパールでカレー味の人気食は?見出し

インド系カレー

ネパールはインドからの移民も多いので、インド系のカレー屋さんが多いんです。ネパールのインドカレーは、本場のインドカレーと比べるとスパイスや油の量が控えめで、あっさりしているのが特徴。ナンも重要で、インド式の窯、タンドリーで焼くナンがあるお店を探すと間違いないです。また、ネパールのカレ―はマイルドな辛さのものが多いのも特徴です。

チャウミン

ごはんに飽きたという方におすすめなのが「チャウミン」。スパイスの効いた平麺料理です。野菜と麺の炒めたものや、スープが入ったものもあり、焼きそばやチャンポン麺に馴染んでいる日本人にはほっとできる食べ物です。クミンやターメリックなどのスパイスが効いていて、少々ピリ辛です。辛いのが苦手な方は事前に抜いてもらうようにお願いしましょう。

セクワ

お酒にあうカレーのおつまみといえば、「セクワ」。串刺し肉の炭火焼きです。肉はラムや羊、水牛の肉がメインで、ターメリックやクミン等のスパイスにじっくり漬け込んでから焼かれるので、焼いている匂いを嗅いだだけでお腹がぐーっとなるくらいの破壊力です。特におすすめなのは少し焦げたところ。ビールのお供に最高です。やみつきになりますよ。

ネパールで朝から行けるカレー屋は?見出し

Frens Kitchen Restaurant

カトマンズにある「FrensKitchenRestaurant」は、緑に囲まれたオープンカフェ。ホテルが多い治安のよいエリアで、朝食時から営業していることもあり観光客に人気のお店。ここではネパール料理だけではなく、インターナショナルな食事も楽しめますが、おすすめはやっぱりダールバートとモモ。甘くないバナナ入りモモもあるのでぜひ試してみてくださいね。

RosemaryKitchen&CoffeeShop

カトマンズのタメルの大通りから少し入った静かな場所にあるのが、地元の穴場カフェ「RosemaryKitchen&CoffeeShop」です。おすすめは中庭での食事です。朝食時から空いているので、美味しいパンやカフェラテを目当ての人も多く、女性一人でも入りやすいお店です。食事はインターナショナルなメニューが多いので、カレーに飽きた人にもおすすめです。

ネパールのおしゃれカレー屋は?見出し

KrishnarpanRestaurant

カトマンズのパシュパティナートにある「KrishnarpanRestaurant」は5つ星のドゥワリカホテルの中にあるレストラン。こちらではネパールの伝統的な料理をコースで味わえます。5つ星ホテルだけあって、雰囲気も、スタッフの対応も最高です。食材はオーガニックにこだわっていて、新鮮な野菜がふんだんに使われています。滞在中一度は行ってみたいですね。

FloridGardenRestaurant

カトマンズのタメル通りにある「FloriGardenRestaurant」はその緑豊かなガーデンで有名なレストラン。おすすめはディナー。綺麗にライトアップされたお庭での食事はとてもロマンチックです。食事はネパール料理やインド料理が中心で、マイルドな辛さのチキンマサラカレーやモモが人気。朝食から営業していて、お庭での朝食もおすすめですよ。

ネパールへカレーを食べに行くには?見出し

この記事を読んでネパールのカレ―が食べたくなったあなたに、ネパールまでの行き方をお知らせしますね。日本からネパールのカトマンズまでは飛行機で早くても11時間程かかります。直行便はなく、インド、韓国、中国、タイ等を経由する形になり、航空券は7万円位から手に入ります。

ネパール入国の際にはビザが必要になります。空港に到着してからでも取得可能ですが、入国審査が激混みするので、事前にオンラインでの申請をおすすめします。15日、30日、90日と滞在期間に応じて申請可能で、為替にもよりますが、15日分は3000円、30日分は5000円、90日分は12000円位の金額になります。空港では日本円での支払いも可能です。

ネパールはカレーの最高峰だった!見出し

今回はネパールの食文化を支えるカレーについてご紹介させていただきました。スパイスの香りが効いてマイルドな辛さのネパールカレーは、毎日でも飽きないほどの美味しさです。日本国内にもネパールレストランはいくつかありますが、現地で味わうカレーは格別です。次のお休みに、ネパールの食文化探訪の旅に出てみてはいかがでしょうか?

投稿日: 2017年6月2日最終更新日: 2020年10月7日

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