カトマンズ観光のおすすめスポット11選！ネパール随一の街で寺院や広場を堪能

ネパールの首都カトマンズには、歴史的な建造物や宗教色の強い文化が根付いています。物価が安く、現地の人も優しいことから旅行客が絶えません。エキゾチックなカトマンズには特産品や文化の違いに驚く儀式など沢山の観光スポットがあります。刺激に溢れるカトマンズ観光のおすすめスポットをご覧ください。

高さ36mとネパールで最大の巨大仏塔である「ボダナート」カトマンズの渓谷の一部として、ユネスコの世界遺産に登録されている歴史的建造物です。「ボダ＝仏教の」「ナート＝神」という意味を持った石造りのドームは四方を見渡すブッダの知恵の目が描かれています。独特の雰囲気を醸し出す圧巻の寺院です。

カトマンズの中でも世界中の観光客が訪れるボダナート。広場には様々な人種が入り混じっています。寺院を無料で見れるのも魅力の１つで、辺りの広場には沢山のレストランやお土産屋が立ち並び、活気のある環境になっています。ネパールに行ったら必見の観光スポットです。

カトマンズ盆地にあるネパール最古の仏教寺院である「スワヤンブナート」カトマンズの中心部から西の方角へ約2kmから3kmほどの距離にある歴史的な寺院です。カトマンズ盆地が、まだ湖だった頃から建っていたという長い歴史を持ちます。ネパール仏教にとっては最も意味深い寺院のようです。

約400段の石段を登ると黄金の仏塔が表れます高さ15mの仏塔からは「タルチョ」と呼ばれる5色の旗が四方八方に伸びています。スワヤンブナートはまたの名を「モンキーテンプル」と呼ばれるほど猿の多い寺院でもあります。広場には猿が沢山いますので、貴重品などを取られないように注意しましょう。

1980年代のヒッピーブームの聖地として知られている「タメル」物価が安く、宿泊も格安のためバックパッカーや登山客に人気の街になっています。遺跡と雑踏が入り混じった歴史を持つタメルにはショッピングが楽しめる広場が多数あり、混沌としながらも活気があり刺激に満ちあふれています。

ネパールの民芸品、仏具、登山グッズなどの品々を手に入れることができる大きな商店街のような街並みには沢山の観光客で溢れています。狭い道や広場に様々な商品や屋台が出ていて、人で溢れかえっているので、マスクなどを持っていくとホコリなどから身体を守ることができるのでおすすめです。

インド大陸四大シヴァ寺院で、1500年以上も昔から巡礼の地としての歴史を持つ「パシュパティナート」シヴァ神を祭るネパール最大のヒンドゥー教寺院です。寺院に面するバグマティ川は、隣接した火葬場の灰が流されることで有名なヒンドゥー教の聖地です。川に掛かる橋からは火葬を見物することができます。

長い歴史を持つパシュパティナート付近の広場では、火葬場に訪れる人々や見物人などが入り乱れています。神聖な場所なのでくれぐれもマナーには気を付けましょう。日本では見ることのできない貴重な体験をすることができます。英語の分かる方はガイドを付けるのもおすすめです。

チベット仏教の寺院が集中している「ダルバール広場」2015年に起きた地震の影響により倒壊してしまった建物もありますが、それも含めてネパール観光と言えるでしょう。観光客を見つけると勝手に話しかけてきて「ガイド料」を請求してくる現地人が多くいるので、必要のない方はすぐに断りましょう。

赤茶色を基調とした建造物と街並みはネパールらしさに溢れています。ネワール人の芸術家や工芸師が作った展示品などが沢山あるのも観光の魅力の1つです。広大な敷地の中をゆっくり歩いて散策してみることで体感的にネパールの歴史を体験することができるでしょう。

1976年に設立されたネパール中部にある「ランタン国立公園」約1710 平方kmの広大な敷地は全域が自然保護地域になっています。ランタン国立公園にはいくつもの山がありますが、中でもランタンリルン山は約7234 mもの標高があります。高低差が激しい地形でもあることから様々な植物や生き物を観察することができます。

絶滅危惧種として登録されている「レッサーパンダ」が未だに生息するという健全なヒマラヤ生態系があるのも特徴で、園内には野生の動物達がそのままの生き方で生活しています。広大な自然と綺麗な空気や水がなければ出会えないものばかりです。美しい景色は日本では見られない光景です。

ボダナート寺院から車で15分ほどの距離にあるチベット仏教ゲルク派の僧院「コパン僧院」昼間に訪問すると、現代人のストレスや集中力に効果的とされている「瞑想」のコースを受講することも可能です。本格的に受けたい方は7日間〜10日間のスケジュールを空けていくと良いでしょう。

高台に位置するコパン僧院は、カトマンズ盆地の広大な眺望や自然溢れる済んだ空気が神聖な気持ちにさせてくれるでしょう。一般客を快く受け入れているので、こちらで心と身体のリセットをするのはとても良い体験になるはず。時間のある方は是非、瞑想をマスターしてみてください。

カトマンズより南に約17km進んだところにある「ダクシンカリ寺院」山の奥深くに位置するヒンドゥー教のお寺です。ダクシンカリ寺院では女神カーリーが祀られいます。破壊を好む好戦的な女神ドゥルガの化身とされている変わった神様です。休日は参拝者で混み合うので、ゆっくりしたい方は平日がおすすめです。

毎週土曜日は、神様への生贄としてヤギ、鶏、アヒルなどの動物を捧げる儀式があり見物客も含めて大変込み合います。日本人にとっては残酷に見えてしまうことですが、文化の違いを体験できる貴重な儀式です。寺院の中に入れるのはヒンドゥー教徒のみになっているので、周辺の観光をおすすめします。

カトマンズのダルバール広場にある宮殿「ナラヤンヒティ宮殿」2001年に起きた謎の多い殺人事件の舞台になった最後の王室として知られています。現在は博物館として開放されているのが何とも特徴的。ネパールの国王が生活していた空間を覗くことができる貴重な宮殿です。

博物館には、サイ、トラ、ワニなどの動物の剥製や歴代国王の肖像画などが展示されている他、宝石なども見物することができます。そして謎多き王族殺害事件の現場まで見学することができてしまうのがすごいです。壁には銃撃の弾痕が今でも残っていますので、衝撃を受けることでしょう。

ショッピングセンターの「Civil_Mall」（シビルモール）地元の人も多く利用するショッピングスポットです。中には映画館も入っており活気があり綺麗な建物です。ショッピングセンター内には、ネパールらしい店舗が多数出店しているので、キレイめなお土産用の布生地などは、ここで買うのがおすすめです。

シビルモールでは、フードコートが人気です。店内が綺麗なので他の店の雰囲気が苦手と感じた方にも、ストレスなく入れると思います。定期的なイベントで生ライブなどの演奏もしている時も多く、全体的に元気なイメージです。涼しい場所で一休みしたい時にも非常におすすめの場所です。

カトマンズにある大型ショッピングセンター「United_World_Trade_Center」（ユナイテッドワールドトレードセンター）こちらには、ネパール旅行のお土産に最適な「ヤクミルク石鹸」や手織りのシルクなどを購入することができます。ネパールコーヒーも人気があり非常に美味しいのでおすすめです。

ユナイテッドワールドトレードセンターの屋上からはカトマンズの街並みを眺めることができます。色彩豊かな建物や車や人々は、写真を撮影するには最適な場所と言えるでしょう。ショッピングセンター内には様々なジャンルの商品が並んでいますので、旅行中に一度は訪れることをおすすめします。

歴史的な建物や全く違う文化に驚き刺激を貰えるネパール。バックパッカーをはじめ、数々の旅行客に人気なのは街並みの独特さだけではなく、地元の人たちの人の良さや暖かさもあるのではないでしょうか。魅力満点のネパール、カトマンズに是非、足を運んでみてください。