ミャンマーの治安は?
今回はミャンマーの治安情報と行く前に知っておくべき注意点をご紹介したいと思います。ミャンマーは発展途中の国ですが、近年注目され始めて、日本からの旅行客も増えてきていると思いますが、まだ治安の問題で、危険や注意することがたくさんあります。また旅行に向かない時期などもありますので、十分注意して、楽しい旅行にしていきましょう!
ミャンマーの治安(2017年6月現在)
現在のミャンマーの治安は、いろいろ調べていくと治安がいいという意見があったり、悪いという意見があり、なかなか判断が難しいと思いますが、筆者が調べた結果、よくはなく「悪い」というイメージです。ただ、日本から見てそういう形なので、いろいろな国に行かれた方などはまた意見が違うかもしれません。ただ、注意することが多かったので、悪いという形にしています。
ミャンマー旅行に向かない時期は?
まず、ミャンマー旅行をする上で、現地の治安どうこうではなく、旅行に向いていない時期「雨季」がある。ということをご紹介します。ミャンマーの雨季は非常に旅行に向いていない時期です。ただ、大量の雨が降るということであれば、我慢すれば大丈夫かもしれませんが、ミャンマーはまだ道路がしっかり作られていないところもあり、冠水が頻繁に起こります。
雨季のMyanmarは世紀末かと思うくらい雨が降るが中部の被害が深刻そうだ。 RT @wsjjapan: 被災者は20万人超に⇒洪水に見舞われたミャンマー 死者46人に【写真】 http://t.co/uEZu6VTDbP pic.twitter.com/g3AcZCQkq7
— nobi shin (@nobiyevsky) August 4, 2015
万が一、雨季の時期に行ってしまった場合は旅行をしている場合ではないということもあるそうで非常に向いていない時期になります。ミャンマー旅行のベストな時期は乾期の10月から2月が一番おすすめで、間違えて、雨季に行ってしまわないように注意しましょう!腰まで水が溜まってしまうこともあるそうで、大変危険です。
ミャンマーの治安-注意点①
もちろんスリやひったくりには注意を!
どこの国に行ってもそうなんですが、持ち物を盗まれるスリやひったくりなどの泥棒には注意が必要です。この後に紹介しますが、タクシーがちょっと危険なので路線バスに乗ったりする可能性がありますが、そういったところで事件が起こっています。リュックやショルダーバッグから持ち物のスマホや財布が盗まれることが多いみたいなのでそういったことの対策が必要です。
ヤンゴンの最貧困地域、ダラへの連絡船。
— Jin Teng Zhang Yang (@kakiaki1005) March 23, 2017
日本の寄贈です。
治安は確かによくない。
上陸したときには、違う国に来たのかな?と思うくらい客引きがきつい。
が、ちょっと移動すればごく普通です。
特に言うほどの治安の悪さは感じない。
ミャンマーは基本的に、治安は良い。 pic.twitter.com/LYK1V8PVi6
対策としては高価な持ち物を持ち歩かないようにしたり、持ち物は必ず前で抱えるように持つことが必要です。ミャンマーの犯罪件数は増加の傾向にあるようで、外国人観光客はさらに狙われやすいという情報が出ています。そういったことが起こった際は相手が危険物を持っている可能性も高いので下手に抵抗してはいけないので注意してください。
ミャンマーの治安-注意点②
衛生上の問題は確実にある
お次は衛生上の問題ですが、これにも注意しなければいけません。食べ物や水に関する衛生面です。まず水に関してですが、水を飲んで腹痛を起こすことが多発しているそうです。他の国であれば、水道水はダメだけど、お店の水は大丈夫なところもありますが、ミャンマーはお店の水も飲んではいけません。飲食店に入り、コップで出されたお水も危険なので注意してください。
さらにこういった東南アジアの国は道端に屋台がたくさん出ていますが、そこもちょっと衛生面に問題があるお店があるようです。ミャンマーの方はあまり衛生面に気を使わないのか、手を洗っていなかったり、水を使いまわしている可能性もあるようです。ある程度、覚悟して食べてみるか、もう食べないかのどちらかにしたほうがいいと思います。
ミャンマー、衛生面も交通もめちゃくちゃだし、治安はいいのに野良犬は大量にいるし、パゴダ(金色の建物)は凄かったけど裸足で汚いところ歩かされるし、結構しんどかったです。
— こばやし (@kazuki_kobayash) February 11, 2017
アジア行くならタイとかマレーシアとかに行けばいいと思います。 pic.twitter.com/x9C2RpzDRO
対策としては水は必ずミネラルウォーターを購入することがまず大事です。そして、食べ物に関してはあまりに敏感になりすぎても、旅行が面白くないと思うので、なるべくきれいそうなところを選んだり、しっかりと火の通っているものを食べるようにしましょう!きちんと薬を持っていくということも必要です。
ミャンマーの治安-注意点③
野良犬など動物にも注意を!
ミャンマーの道端にはこういった野良犬を見ることがあります。こういった野良犬にもあまり近づかないほうがいいです。何故なら、もしかまれてしまったら、狂犬病という死亡率100パーセントといわれる病気にかかるかもしれません。現在確立した治療法がなく、悲惨な旅行になってしまいかねないので絶対に近寄らないように注意してください。
ミャンマーは東南アジア最後の野良犬の楽園のような気がする。民主化して市場が拓かれ発展し、社会が豊かになったらこれからどう変わっていくんだろう。 pic.twitter.com/0h62eoupO9
— 尻尾のない犬 (@inu_grapher) December 27, 2015
ミャンマーではこういった野良犬にも餌を与えることがいいとされているからか、野良犬は増える一方のようです。ミャンマーの夜は真っ暗で、動物たちも活発的になるので、夜に出歩かないように注意してください。夜は野良犬からの危険でなくても、人からの危険もあるので、非常に注意が必要です。夜間は真っ暗ということで道にも所々に穴が空いていて、けがをすることもあるので気を付けてください。
ミャンマーの治安-注意点④
タクシーが怖い
今回一番びっくりしたミャンマーの注意点がタクシーによる強盗、強姦、殺人行為の件数が多かったことです。タクシーの運転手による凶悪犯罪が増えているらしく、一番注意しなければならないことです。ミャンマーのタクシーは料金を交渉して乗せてもらうという仕組みらしく、そこでの料金トラブルがあったことから犯罪に巻き込まれてしまうそうです。
なのでミャンマーのタクシーは基本的に一人で乗らないようにするか、あらかじめ、料金トラブルがないようにきちんと交渉してから乗車する必要があります。さらに乗車するときもタクシーの運転手の後ろに座るようにするなどの注意も必要です。危険な凶器を持っている可能性があるからです。
とにかく賑やかなヤンゴンのチャイナタウン。1年3ヶ月過ごした中では、ここが1番治安悪いと感じます。(ミャンマーは日本以上に治安が良いです) pic.twitter.com/L1ZD09J9wA
— はちべー (@RyotaHachino) April 3, 2016
さらに、夜間の乗車は控えたほうがいいそうです。昼に比べて、事件が起こる可能性が高いため、酔っぱらっての乗車も控えたほうがいいそうです。いい標的にされないように工夫することが必要で、電話をかけているふりをするなどの行為も有効みたいなので、覚えておくといいと思います。
ミャンマーの治安-注意点⑤
感染症にも注意が必要!
お次のミャンマーの注意点ですが、感染症にも注意が必要です。ほかの東南アジアの国でもそうですが、熱帯地方ということで感染症にかかってしまう可能性があります。一番、かかる可能性があるのはテング熱で蚊に刺されてしまうことで感染することがあります。露出の激しい服を着ないことや、持ち物で虫よけ剤を持っていくこともおすすめです。
「ミャンマーの田舎が見たい!」と、川を渡ってローカルな村に行ってみたら、想像より遥かに過酷で、ボロボロになってヤンゴン帰還\(^o^)/タンザニア並みだわ〜。虫と野犬がウヨウヨいて、スコールで足もとグッチャグチャ!感染症が怖い!! pic.twitter.com/I2rO5lbfMV
— あ~ちゃん☆彡終・世界一周 (@aachan2014) June 10, 2014
さらに感染症に関しては、いろいろなリスクがあると思うので、あらかじめ日本にいる間に予防接種を売っておくこともおすすめします。また、体の免疫力を低くしないためにも、ミャンマーでは衛生上よさそうなものを食べるようにしたり、水は購入したものを飲むなど工夫をしたら、防げると思います。
ミャンマーの治安-注意点⑥
信用して詐欺に会うことも!
さらに詐欺に対する注意ですが、勝手にガイドしてくれたり、勝手に紹介してくれたり、勝手に手伝ってくれたりしてくれる人がいるみたいで、そういう人には注意が必要です。持ち物を運び終わった後に料金がかかるといわれたり、タダでいいような感じに見せて、実は料金が必要と言われることがあるそうです。
基本的にあまり、強引な客引きや詐欺的行為がないのがミャンマーの印象だが、ここではじゃーっかんながらある模様。 pic.twitter.com/GVB1WShz8F
— とあるタビビト (@TravelerQch) August 31, 2015
さらに貧困地域付近に行くと、寄付をしてくれと強引にお金を取られたりすることもあるそうで、そういった際はきちんと冷静に対応することが必要のようです。下手に大声を出してしまうとさらなるトラブルに巻き込まれる場合があるので、冷静に自分の意見を言い、その場がうまく回るように対処することがおすすめです。
ミャンマーの治安-注意点⑦
ミャンマーの寺は土足厳禁!
続いては旅行上の注意点ですが、ミャンマーのお寺は土足厳禁ということです。裸足になることが必要で、靴下やストッキングもダメです。ミャンマーは仏教の信仰があついのでこういったことを無視すると法律にも違反する事件にも発展するそうです。さらにミャンマーでは女性が足を見せることもよくないと思われるので、ショートパンツやミニスカートもやめておいたほうがいいと思います。
最新情報は外務省のホームページで!
今回ご紹介したミャンマーの治安情報は2017年6月のものでこういった治安情報は、毎日変わる可能性があるので常に最新情報を取得する必要があると思います。日本では外務省が最新のテロに関する注意喚起であったり、ミャンマーのどの地域が危ないだとかいろいろな情報を公開してくれています。もし、この記事を読んだ日が遅ければ外務省のホームページを見ることも忘れないでください。
ミャンマーの治安はわかりましたか?
ということで今回はミャンマーの治安情報でしたが、わかりましたでしょうか?向いていない時期や、注意することなど、しっかりと頭に入れて行動するようにしましょう。まずは持ち物はあまり高価な持ち物を持ち歩かないことが重要で、あまりお金を持っていると思わせなければ格段に危険は減ると思います。ぜひ、これを読んで安全で楽しい旅行にしてください。
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