香港・九龍で行きたい観光スポット11選！屈指の繁華街を遊び尽くそう！

九龍半島南端の尖沙咀(ちむさーちょい)には一流ホテルや高級ショップが軒を連ね、通りを彩り鮮やかな看板が埋め尽くす繁華街があります。北側の油麻地や旺角は謂わばダウンタウン的スポットです。これらの繁華街は人と物に溢れ、夜になるとますます香港の熱気が伝わってきます。また、尖沙咀の海岸沿いの場所から、香港の100万ドルの夜景を楽しむことができます。ここでは気軽に観光ができる香港九龍をご紹介します。

香港･九龍公園は尖沙咀駅からすぐの所にある公園で、総面積が14ヘクタールと広く、繁華街の中にある都会のオアシス的存在となっています。この公園には中国庭園、池、自然保護林などのゾーンがあり亜熱帯植物が生い茂っています。公園の広場では、早朝から太極拳をやっているグループがあり、古き良き香港を感じさせるスポットでもあります。

九龍公園は1970年5月、当時の香港総督ディビッド･トレンス卿によって開かれ、1989年に、多額の費用をかけて現在の形に改装されました。公園の中には洋館風の香港文物探知館や、プール、体育館、マクドナルドまであります。アトリウム入口の手前には色とりどりの花が咲き誇る花壇があり、記念写真を撮るには最高の場所です。

九龍サイドから香港の夜景を楽しむのであれば、九龍･尖沙咀プロムナードがおすすめです。プロムナードは九龍･尖沙咀駅から徒歩10分程度の所にある遊歩道テラスです。香港島のビクトリアピークからの眺めとは180度異なった、香港の光り輝くばかりに美しい夜景を満喫することができます。

香港観光の醍醐味を味わうことができるのがプロムナードです。西はスターフェリー･ピアからアベニュー･オブ･スターズ、尖東へと東西に続くプロムナード。そこからビクトリアハーバー越しに見る香港島の景観は正に圧巻です。潮風を肌に感じながらプロムナードを散策してみましょう。

旧九龍駅時計台は九龍･尖沙咀のフェリー乗り場からすぐそばの所にあります。1916年に建設され、イギリスの植民地時代から中国への返還を経て今日に至るまで、100年もの間香港の歴史を見守ってくれたのがこの時計台です。もともとこの場所には中国の広州につながる列車の駅があったのですが、駅の移転に伴い駅舎は取り壊され、辛うじてこの時計台だけが残ったものです。

香港藝術館(香港ミュージアム･オブ･アート)は、九龍･尖沙咀の最南端に聳え立つ香港一の近代的な美術館です。この美術館は、香港特別行政區政府によって運営され、中国の文化的遺産の保護及び香港の美術文化向上に貢献することを目的に設立されました。中国古代の芸術品から現代アートまでが揃う壮大なコレクションとなっています。美しいアートの世界に心行くまで浸ってみませんか?

九龍･尖沙咀の新名所として注目を集めているのが1881ヘリテージです。1881年から建設が始まった香港の歴史的価値のある建築物をそのまま利用し、ホテルや高級ブティック、レストランの入った施設として、2009年の秋にオープンしました。美しい外観のみならず、超高級5つ星ホテルや世界的有名ブランドのショップが立ち並ぶ豪華さが話題となっています。

1881ヘリテージの最上階の3階には、客室わずか10室の高級ホテル、ハレット･ハウスやアフタヌーンティーを開放的なテラスで楽しめるレストラン、ザパーラー、ビュッフェスタイルの飲茶が味わえる広東レストラン、隆塔院などがあります。食べ放題の飲茶を心行くまで食べ尽くしてみませんか。

スカイ100(sky100)は世界で7番目に高いビルの100階にある展望台で、360度、香港の全貌を見渡すことができます。これまで高い所から眺める香港の夜景と言えば、香港島のビクトリアピークが一般的でしたが、スカイ100が完成したことにより、九龍サイドでも高い場所から夜景を楽しむことができるようになりました。繁華街の騒音から逃れ、優雅な夜のひと時を過ごしてみませんか。

スカイ100の展望台では、マルチメディアを駆使して、香港の歴史や文化を紹介する最新のインタラクティブ展示を楽しむことができます。また、高度拡張現実技術を使用した写真ブースでは、特殊な背景や3Ｄ効果を利用したスナップ写真を撮ることができます。日も暮れて、シンフォニー・オブ・ライツが始まる時間になれば、夜景とともに壮大なパフォーマンスを楽しむことができます。

九龍城砦(きゅうりゅうじょうさい)は香港･九龍の九龍城地区に造られた城塞またはその跡地に建てられていた巨大なスラム街を指す呼称です。1950年代から1990年代半ばにかけて香港に流入した大量の移民は、極小の土地に12階建ビルを造りスラム街を形成しました。それが、九龍城です。建物は1993年に取り壊しが行なわれました。

九龍寨城(さいじょう)公園は九龍城が解体された跡地に1996年に建てられた公園です。九龍城があったこの場所は、地下鉄で樂富駅に行き、10分ぐらい歩いた所です。現在は商店街や静かな住宅街が広がっており、九龍城があった当時の面影が感じられません。きれいに整えられた中国庭園には、太極拳をしている地元の人も多数見られます。九龍城の跡地に建てられた公園を見に行ってみませんか?

香港には多くの寺院が存在しますが、その中でも古くから存在する有名な道教寺院の一つが黄大仙(うおんたいしん)です。正式名称を薔色園芸黄大仙廟と言い、薔色は、｢初心に戻り欲望を抑え修練する。｣という意味を表わします。黄大仙は九龍の市内では北側に位置する寺院で、立派な建物や大きな池のある庭園など、外国人のみでなく香港人にも人気のあるスポットです。

黄大仙の唱える｢すべての望みを叶える｣という姿勢がこの寺院の人気の高さを物語っています。道教のみでなく、仏教、儒教の寺院でもある黄大仙の美しい装飾がほどこされた建築物は、重要な宗教の中心と言うだけでなく、素晴らしい景観のスポットとしても有名です。一見の価値がある黄大仙に足を運んでみて下さい。

香港･九龍の下町旺角(もんこっく)に女人街と呼ばれるショッピングエリアがあります。ごちゃごちゃした下町の繁華街に、夕暮れとともに服飾系の屋台が軒を連ね、香港らしく面白そうなお土産が並ぶエリアです。女性物の服飾関連の屋台が多いことから｢女人街｣と呼ばれるよになりました。昔ながらの香港を感じることができる繁華街のスポットです。

地下鉄の佐敦駅から隣の油麻地駅付近までの通りは男人街とと呼ばれています。男人街は香港のナイトマーケットとしては定番のスポットで、正式名は廟街と呼びます。女人街に比べ男性用グッズを扱う露天が多いことから男人街と呼ばれており、男性ものの衣類、下着、財布ライターなどが売られています。路上レストランで海鮮を食べるのもおつなものです。

西九龍中心(ドラゴンセンター)は香港･九龍の深水渉地区にある九龍駅直結の10階建てショッピングセンターです。2階から最上階まで中心を大きな吹き抜けが貫き、最上階にはスケートリンクや日本食コーナーも配されています。西九龍中心はちょっとローカル色を感じさせる西九龍地区で最大級のショッピングセンターです。

初めて観光で香港を訪れる方におすすめなのが、想像以上に安くて楽しいフェリーへの乗船です。初心者でもわかりやすく気軽にチャレンジできる香港らしい乗り物の代表がスターフェリーです。尖沙咀のスターフェリー乗り場から中環行きか湾仔行き、どちらかのフェリーに乗りましょう。夜を待って乗れば、乗船時間は10分か15分程度ですが、香港島の素晴らしい夜景を楽しみながら乗ることができます。

香港･九龍は、いろいろな楽しみ方ができる観光スポット満載の都市です。日本から気軽に行けて治安も比較的良いため、観光やショッピング、食事のみでなく、ナイトライフや素晴らしい夜景を存分に満喫することもできます。是非この熱気に充ち溢れた都市、香港･九龍への観光旅行をご検討下さい。