喜多方市のおすすめ観光スポット情報！定番名所や蔵の町の魅力を紹介！

喜多方ラーメンが有名な福島県の喜多方市には、ラーメンはもちろん市内にある多くの蔵、そして緑豊かな自然が見せる癒しの景色など観光名所が数多く点在しています。今回はそんな喜多方市の人気の観光スポットはもちろん、穴場の名所、そして喜多方市を代表する蔵などどんどん紹介していきます。ぜひ、旅の参考にしてください。

喜多方市の神聖なる観光名所として人気ある神社です。とくに秋の季節には色とりどりの紅葉が色づき、1週間ほど自然の力でできた黄色い絨毯の敷かれた道を散策することができます。1055年に源頼義、源義家の親子によって創建され、武運を祈りながら建てられたと言われています。まるで映画のセットのような日本らしい景色を見せてくれます。

人気なのは長床と呼ばれる仕切りや建具のない吹き抜けの構造となっているスポットです。約44本の太い円柱で支えられており、紅葉の時期の景色を重なりとても美しい絶景を見せてくれます。拝観料が300円となりますが、それを超える景色が広がっており、喜多方市に観光にきたならぜひ足を運んでほしい観光名所になります。

住所:喜多方市慶徳町新宮熊野2258 電話番号:0241-23-0775

喜多方市を代表する数々の蔵が集結している人気の観光名所です。現在でも約4200棟もの蔵が残っており、すべて見学することができます。喜多方市にあるさまざまな種類の蔵が揃っており、それぞれの蔵の役目や位置づけ、そして蔵の構造など蔵のことを詳しく知ることができます。歴史的に貴重な蔵も展示されているので、おすすめです。

古くから現在まで伝わる日本の伝統を大切に守っている場所になり、蔵についての知識を後世に伝えていく目的で建設されたと言われています。蔵の中では、喜多方市のお土産品、特産品も販売されているので、ショッピングを楽しみながら蔵についての歴史を学ぶことができます。

県指定の文化財に登録されている「曲がり家」はとくにおすすめしたいスポットになります。農民一揆のときについた柱の傷が現在でも残されており、歴史好きにはたまらないスポットになります。かつての日本の生活ぶりも垣間見ることができ、家族連れに人気の観光スポットです。ぜひ、1度喜多方市の蔵の魅力を味わいに行ってみて下さい。

住所:喜多方市押切2-109 電話番号:0241-22-6592

標高650mのこの高原には、春は菜の花、夏はヒマワリ、秋はコスモスと季節ごとの花々が咲き乱れる喜多方自慢の花畑です。広大な敷地の花畑は見るものを魅了し、地元の方にも人気の観光名所になります。約200万本以上の花々が咲き乱れ、整備された遊歩道をゆったりと歩きながら自然の景色を楽しむことができます。

喜多方市でも標高の高い場所になるので、花の景色はもちろん喜多方市の街並みを一望できるおすすめのスポットでもあります。見晴らしの丘にはヒマワリ、そして菜の花の花言葉にちなんだ「幸運の鐘」が設置されており、カップルで鳴らすのが人気となっています。冬はスキー場になるので、1年中楽しめる人気の観光名所です。

住所:喜多方市熱塩加納町相田北権現森甲857-1 電話番号:0241-36-2115

日本の風情あふれる景色が見られるスポットとして人気のある場所です。雄国沼から喜多方市内へ向かう道の途中にあり、一面田んぼの景色が広がっています。水を張る時期には美しい夕日が田んぼに反射し、幻想的な景色を作りだしています。坂を走っていれば「恋人坂」と書かれた看板が出てくるので、1度車を停めて景色を楽しむのもおすすめです。

春には水田だった景色が緑豊かな田園風景、そして秋には黄金色に輝く田園風景を楽しむことができます。冬も喜多方市内の一面雪景色の風景を楽しむことができるので、1年中どの季節にきても人気の景色を楽しむことができます。夕日時には多くの観光客で賑わっているので、早めに現地に行き、待機しておくのをおすすめします。

住所:喜多方市熊野町雄国村中

日本酒のことについて詳しく知ることのできる穴場の観光スポットです。日本でも有数の豪雪地帯として知られている喜多方市は、江戸時代から日本酒の有名なスポットでもあります。飯豊山の清流を利用して作られており、江戸時代から使用されていた蔵を展示館に再利用しているので、蔵についても知ることができます。

展示館として利用されている蔵がいくつもあり、建てられた年号に合わせた名前で「江戸蔵」、「大正蔵」、「昭和蔵」と名付けられています。歴史ごとに少しずつ形を変えている蔵を見てまわることができます。日本酒の工程、そしてかつての日本には必要不可欠だった蔵について知ることのできるおすすめスポットです。

住所:喜多方市寺町4761 電話番号:0241-22-2233

鉄道ファンには人気の名所である一の戸橋梁は、1910年に開通した鉄道になり、2010年には開通100年を迎えました。完成当時は東洋一の規模を誇っており、今でも4月から11月の休日には、SLばんえつ物語号の走行する姿を見ることができます。多くの鉄道ファンが写真に収めようと訪れています。

期間限定でライトアップも行われており、幻想的な日本の歴史の景色を楽しむことができます。優美で建築的、そして文化的にも価値の優れた橋になるので、現在では福島遺産百選の1つにも選ばれています。また、列車がこの橋を通るときに放つ音は「うつくしまの音30選」に選ばれており、心地よい音とともに絶景を楽しめます。

住所:喜多方市山都町大田 電話番号:0241-38-3831

タイムスリップしたような感覚になれる昭和レトロミュージアムは、その名の通り昭和を題材にした店内には昔懐かしい風景が漂っています。その当時の家電、生活雑貨、そしておもちゃの展示を行っています。映画の「三丁目の夕日」を思い出させる館内は、電気でなく氷を入れて冷やす冷蔵庫など貴重な展示品もいくつかあります。

年配の方は懐かしさに浸り、小さい子供は歴史を学ぶことができるので家族みんなで観光するのにもおすすめです。昭和時代の茶の間や子供部屋、台所なども再現されているので、懐かしい空間で記念撮影を行うこともできます。広くはありませんが、無料で入館でき、隙間のないほど昭和の展示物が詰まっているので、おすすめです。

住所:喜多方市2-4819 電話番号:0241-24-3131

廃校した学校を再利用した施設になり、約1000万年前の海の歴史について詳しく知ることができます。1000万年前にはここ周辺には海が広がっており、多くの海洋生物の化石が見つかっています。また、全国でも喜多方市のみで発掘された「カイギュウ」の展示もしているので、観光客におすすめです。

子供におすすめなのが、実際に発掘作業を体験することができ、かつての日本の歴史に直接触れることができます。化石が発掘される地層から採取した岩を使っているので、化石を発掘できる確率が高いのも人気の理由の1つです。子供はもちろん、大人も貴重な体験を経験できるのでおすすめです。ぜひ1度足を運んでみて下さい。

住所:喜多方市高郷町西羽賀和尚堂3163 電話番号:0241-44-2024

日本特有のゆりになり、全国でもここ喜多方市、そして山形県、新潟県の1部でしか見られない貴重な植物として人気があります。薄紅色の花は、かつてより喜多方市の人により大切に保存され、毎年6月になるとひめさゆり祭りという祭りを行っています。この時期には多くの観光客が訪れ、ひめさゆりの美しい景色を楽しんでいます。

約3ヘクタールの敷地に約30万株以上ものひめさゆりが咲き乱れる景色は、ここでしか見られない圧巻の景色として人気があります。また、遊歩道はしっかりと整備されているので、お年寄りでも小さい子供でも景色を楽しみながらゆったりと散策することができます。ぜひ、時期の合う方は貴重な植物の景色を見に足を運んでみて下さい。

喜多方市ならではの観光施設になり、日本三大ラーメンの1つである喜多方ラーメンの歴史や資料が展示されているラーメン好きにはたまらない観光スポットです。屋台で喜多方ラーメンを味わうこともでき、麺やスープのおいしさを知ることもできます。ラーメンのお土産品も揃っているので、家に帰っても喜多方ラーメンを楽しめます。

ミュージアムと併設しているラーメン神社は、御神体がラーメン丼という喜多方ならではのユニークな神社があります。ラーメン丼の中に入ることができ、喜多方市に観光にきた記念撮影を行うことができます。麺結びで縁結びと書かれた紙が貼ってある通り、縁結びでも知られるスポットになり、多くのカップルが一緒写真撮影を行います。

標高2105mの飯豊山は、日本百名さんの1つにも数えられています。山形県、新潟県、そして喜多方市と連なる山は、ハイキングコースを整備しており、季節ごとの山の景色を楽しめると人気があります。頂上からの景色は圧倒されるものがあり、天気が良ければ遠く日本海の景色も楽しむことができます。

初心者向けのコースから上級者向けのコースがあるので、それぞれの力量に合わせた登山を楽しむことができます。東北のアルプスとも呼ばれており、高山植物がきれいに咲き乱れることでも人気があります。おすすめの秋の時期には、青い喜多方の空と山の紅葉の色づきが相まって、自然の絶景を見せてくれます。

喜多方ラーメンや日本酒、そして味噌や醤油などもここ飯豊山の雪解け水からできており、喜多方市にはかかせない重要なスポットでもあります。ハイキングコースの途中にはマイナスイオンをたっぷりと浴びれる大滝もあります。登山口から約1時間ほどで到着し、周りには樹齢400年の木やブナ林など緑豊かな自然を味わうことができます。

見事な枝垂桜をみれる観光名所として人気のスポットです。旧日中線の跡を再利用しており、現在では散策しやすいように遊歩道として整備されています。約3kmの道のりの両側には約3000本の枝垂桜が植えられており、4月の開花の時期には見事なピンク色の世界へと連れ出してくれます。地元の方からも親しまれている観光スポットです。

枝垂桜を見ながら散策していると、途中にかつて現役で使われていたSLが展示されており、枝垂桜とのコラボレーションは日本ならではの景色を見せてくれます。他では味わえない壮大な枝垂桜の遊歩道を歩くことができ、カメラ好きの方が集う人気のスポットでもあります。時期の合う方はぜひ時間を忘れて日本の景色を楽しんでください。

住所:喜多方市太子堂

今から約250年以上前に創業した「若喜商店」には、珍しい縞柿という材木で造られた蔵座敷になります。展示室となっているので、珍しい蔵座敷を見ることができると観光名所にもなっています。昔ながらの手法で醤油、味噌作りを行っており、今現在でも8棟ある蔵が現存しています。外壁の洋風のイメージとは変わって内部は和の雰囲気が漂っています。

国の有形文化財にも登録されており、蔵の見学のあとにはお土産屋も併設されているので、醤油、味噌の味わいを楽しむことができます。隠居後の楽しみの工夫が至るとことに施されており、バルコニー風のポーチもあり、おしゃれで、そしてどこか懐かしい雰囲気漂うおすすめの観光スポットです。

住所:喜多方市3-4786 電話番号0241-22-0010

喜多方市には緑豊かな自然が見せる美しい景色、かつてより日本の食を支えてきた蔵、いまだ残る日本の情緒ある風景など日本ならではの観光スポットが数多く点在しています。自然に癒されるも良し、点在している蔵を周り、日本の歴史を学ぶも良し、それぞれの旅のスタイルに合わせて楽しむことができます。ぜひ1度喜多方市へ足を運んでみて下さい。