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セコイア国立公園は見どころ満載!隣接するキングスキャニオンも楽しもう!

セコイア国立公園は見どころ満載!隣接するキングスキャニオンも楽しもう!
投稿日: 2017年8月12日最終更新日: 2020年10月7日

セコイア国立公園は、巨木・セコイアの原生林が残るアメリカ有数の自然公園です。広大な公園敷地内には多くの観光スポットがあり、キャンプなどアウトドアも楽しめる魅力溢れる場所です。この記事では、セコイア国立公園のおすすめ情報をたっぷりとお伝えします。

セコイア国立公園見出し

セコイア国立公園は、アメリカ合衆国のシエラネバダ山脈南部に位置し、隣接するキングスキャニオン国立公園と一緒に管理されています。大自然の中、巨大なセコイアの木が並ぶ景色が圧巻で、観光客にも人気の観光スポットです。そこでセコイア国立公園の魅力に迫り、おすすめのスポットや見どころをたっぷりとご紹介します。

セコイア国立公園へのアクセス見出し

カリフォルニア州に位置するセコイア国立公園へ行くには、ロサンゼルスからのアクセスが便利です。ロサンゼルスは西海岸の大都市であり多くの航空会社が就航しているため、旅の予算に合わせてフライトを選ぶこともできます。所要時間はおよそ10時間、乗り継ぎ不要の快適な空の旅をお楽しみください。

ロサンゼルスからは北へ4時間程のドライブでセコイア国立公園の入り口へ到着します。車での入場料(車両パス)は1台につき$30で、セコイア国立公園と隣接するキングスキャニオン国立公園へのアクセスも含まれています。また、車両パスは7日間有効となっています。セコイア国立公園へのバスツアーもあるので、車の運転が不安な方はツアーに参加するのもおすすめです。

セコイア国立公園の見どころ1:シャーマン将軍の木見出し

セコイア国立公園で必ず見たいのが、「シャーマン将軍の木」です。シャーマン将軍の木は、世界で最も体積の大きな木として知られ、樹齢およそ3000年、高さ87mの巨大なセコイアの木です。この木1本で家が30軒ほど建つとか。力強い生命力を感じる壮大な景色は、セコイア国立公園ならではです。シャーマン将軍の木の南側には、ジャイアントフォレストと呼ばれる巨大なセコイアの森が広がり、ハイキングを楽しむ人も多いです。

シャーマン将軍の木は、セコイア国立公園内でも特に人気の写真撮影スポットです。巨大な幹の前に立って写真を撮ると、人と比較していかに大きいかがよく分かりますね。ただし、あまりに大きすぎるのため、近くから写真を撮ると木全体をフレームに収めることはできません。幹の太さや迫力を感じる写真は近づいて撮り、高さがわかるような写真は離れて撮るという、2パターンの撮り方がおすすめです。

セコイア国立公園の見どころ2:グラント将軍の木見出し

シャーマン将軍の木から1時間程のところに「グラント将軍の木」という、世界で3番目に大きな木があります。グラント将軍の木は、セコイア国立公園の隣にあるキングスキャニオン国立公園内にあるのですが、両公園はつながっており、車両パスも共通で使えるので、自由に行き来できます。キングスキャニオン国立公園もセコイヤの木が群生しており、セコイア国立公園と並ぶ人気観光スポットです。

グラント将軍の木は駐車場にほど近く、歩く距離が短いためアクセスが非常に便利です。多くのスポットは駐車場から離れていて歩く必要があるため、整備された散策用の道が続くグラント将軍の木は子供から大人まで気軽に見に行けます。ここも人気の撮影スポットでもあり、木の前に設置されている看板と共に記念写真を撮る観光客が多いです。

セコイア国立公園の見どころ3:モロロック見出し

セコイア国立公園内には、標高2000mの高さから雄大なシエラネバダ山脈を一望できる岩山、「モロロック」があります。モロロックは、入り口から15分程で景色の見える展望スポットまで行けるので、気軽に行けそうですが、、断崖絶壁の岩場に作られた狭い階段を400段も上るのは、スリル満点な道のりです。高いところが苦手な人は勇気を振り絞って上る必要がありますが、行く価値のある場所なのでぜひチャレンジしてみてください。

狭い道をたくさんの観光客とすれ違いながら歩き、辿り着いた頂上では息を呑む絶景が待っています。360度見渡せる展望台からは4000m級のシエラネバダの山々が見え、眼下に広がる雄大な自然の景色に圧倒されます。夕方にモロロックに登れば、空のグラデーションが美しい夕日を拝むこともできます。大パノラマが魅力のモロロック、ここも人気の写真撮影スポットです。

セコイア国立公園の見どころ4:クリスタルケイブ見出し

セコイア国立公園とキングスキャニオン国立公園にある、200以上の鍾乳洞のうちの1つ「クリスタルケイブ」。ほとんどの鍾乳洞は一般公開されていませんが、ここクリスタルケイブは5月中旬から11月までガイド付きで中に入ることができるおすすめのスポットです。クリスタルケイブは個人で入ることはできず、必ずガイド付きのウォーキングツアーに参加する必要があります。

ツアーは30分から1時間に1回実施されており、1時間程度かけてガイドが洞窟内を案内してくれます。外の景色とはまた違って、自然造形の鍾乳洞は、クラゲのような不思議な形をしていたり、時におどろおどろしい形だったり、とても神秘的な姿を見せてくれます。基本的に写真撮影は可能ですが、フラッシュ不可となっているのでご注意ください。なお、洞窟内は気温が10度前後とひんやり寒いので、ツアーに参加する際は上着を忘れずお持ちください。

セコイア国立公園の見どころ5:クレセント・メドウ見出し

ジャイアント・フォレストエリアには「シエラの宝石」とも呼ばれる三日月型の湿地(クレセント・メドウ)が広がっています。緑豊かな草原とその奥に広がる森、青い空と白い雲のコントラストがとても美しいエリアです。湿地帯の周囲をぐるっとまわるトレイルコースがあり、1時間程度の散策を楽しむことができます。

セコイア国立公園の見どころ6:ビジターセンター見出し

キングスキャニオン国立公園も含め両公園内には、博物館や複数のビジターセンターがあります。各ビジターセンターでは、無料のマップを手に入れたり、スタッフに見どころを聞いたり、観光に役立つ情報収集ができます。ジャイアント・フォレスト博物館では、セコイアの生態系などについて様々な展示がされており、セコイア国立公園についてより深く知ることができます。

公園散策の前にまずここで事前知識を得てから出発すれば、見どころがよく分かり面白さも倍増しますよ。博物館からは、そのままシャーマン将軍の木へ続くトレイルなどへ進むことができます。また、お土産やグッズなども博物館で販売されているので、記念にお土産を買いたい方はぜひジャイアント・フォレスト博物館へ足を運んでみてください。

セコイア国立公園のキャンプ場見出し

セコイア国立公園とキングスキャニオン国立公園には合わせて14のキャンプサイトがあります。そのうち3つは年間を通してずっとオープンしており、泊りがけで公園を楽しむ観光客も多くいます。それぞれのキャンプサイトにはテーブルや調理場がついており、大自然の中で景色を楽しみながらキャンプ宿泊ができます。

キャンプ場での注意点として、火の取扱いなどに気をつけることはもちろんですが、野生の熊も生息しているため、夜は特に警戒が必要です。各キャンプサイトにはベアーボックスと呼ばれる食料貯蔵庫が設置されており、夜の間は全ての食べ物・ゴミ、香りのするものをボックスにしまう必要があります。ルールを守って安心・安全にキャンプを楽しみましょう。

セコイア国立公園のアクティビティ見出し

広大な公園内では、ハイキングやフィッシング、乗馬など様々なアクティビティを楽しむことができます。中でも人気のアクティビティが、公園内に数多くあるトレイルを歩くハイキングです。シャーマン将軍の木に続くトレイルなど、セコイアの森や美しい渓谷など移り変わる景色を楽しみながら歩き、大自然を満喫することができます。ハイキングの途中では、リスや鹿などかわいい野生動物に会えることもありますよ。

セコイア国立公園の人気撮影スポット見出し

セコイア国立公園やキングスキャニオン国立公園内は、どこも素晴らしい景色が広がり、写真撮影にピッタリの場所がたくさんあります。中でも観光客の心をくすぐるスポットが「トンネル・ログ」です。道路を塞いで倒れたジャイアント・セコイアのくり抜き、トンネルにしてしまうという粋なスポット。車で通過するポイントにも関わらず、わざわざ車を降りて撮影したくなりますね。

トンネル・ログのように、倒れてしまった木がひとつの観光スポットになっている場所は他にもあります。樹齢2300年、1959年に倒れたバットレスツリーと呼ばれる木は、セコイアの浅く広がる根っこを間近で眺めることができ、巨木を支えるにはこれだけの力強く太い根が必要なのだと分かります。写真では伝えきれないほど、自然の偉大さを目の当たりにする場所です。

セコイア国立公園を満喫しよう見出し

セコイア国立公園及びキングスキャニオン国立公園は、魅力たっぷりの観光スポットということが伝わったでしょうか。観光ルートや施設も整っているため、大自然の中で心ゆくまで滞在を楽しむことができます。アメリカには多くの国立公園が存在しますが、アメリカ西海岸に滞在するならここは必見の場所です。ぜひジャイアントセコイアに会いに行きませんか。

投稿日: 2017年8月12日最終更新日: 2020年10月7日

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