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「世界一長いベンチ」で日本海へ沈む夕日を見よう!ギネス認定のベンチの長さは?

「世界一長いベンチ」で日本海へ沈む夕日を見よう!ギネス認定のベンチの長さは?
投稿日: 2018年4月5日最終更新日: 2020年10月8日

石川県羽咋郡志賀町にはギネスブックに登録されている世界一長いベンチが存在しています。世界一長いベンチってどの位の長さで、どんなベンチなのでしょうか。今回は、そんな石川県の観光スポット、世界一長いベンチのアクセスや長さなど詳しくまとめました。

世界一長いベンチで日本海へ沈む夕日を見よう!見出し

Photo byubslee

世界一長いベンチが、実は石川県にあることを知っていますか?ギネスにも認定されていて、石川県の観光スポットとなっております。世界一長いベンチでは、日本海に沈む美しい夕日を眺めたり、期間限定でイルミネーションを楽しむことが出来ます。そんな石川県が誇る世界一長いベンチへのアクセス方法や長さ等、詳細をまとめましたので、お伝えします。

ギネス認定!世界一長いベンチとは見出し

世界一長いベンチは、石川県能登のパワースポットである縁結び石の目と鼻の先にあります。1989年にギネスにも認定されている世界一長いベンチは、もはや縁結び石よりも有名と言っても過言ではありません。こちらのベンチ周辺はサンセットヒルイン増穂と呼ばれており、日本海に沈む夕日が大変美しいことでも有名で、地元の方にも人気となっています。

そんな世界一長いベンチの長さは、どの位の長さか想像できますか?なんと全長460.9メートルです。数字だけ聞くとあまり驚かれないかもしれませんが、実際に見てみるとあまりの長さに圧倒されてしまいます。これだけの長さなので、土日でも必ず座ることもでき、ベンチは丘の上に設置されているので、まさに日本海を一望できる最高の立地となっています。

何故世界一長いベンチが作られたの?見出し

Photo by gerebakanis

何故石川県のサンセットヒルイン増穂には、ギネスに認定されるほどの長さ全長460.9mもある世界一長いベンチが作られたのでしょうか。石川県羽咋郡志賀町では、地元の人々が日本海に沈む美しい夕日を多くの人達に見ていただきたいという強い希望から、愛情込めて作られました。830人もの多くの地元ボランティアの人々の手によって作られたそうです。

Photo by sentxd

石川県に世界一長いベンチが作られてからは、観光ガイドブックなどに掲載されるほど有名になったため、石川県を代表とする観光スポットにもなりました。イルミネーションの時期も人気が高いです。アクセス方法も比較的簡単なため、地元の人々だけではなく、観光客でも賑わっています。日本海の夕日を眺められる最高のデートスポットとしても人気です。

世界一長いベンチは何人座れるの?見出し

Photo by infomatique

一般的なベンチは、上記の写真くらいの長さではないでしょうか。二人掛けのベンチの場合1.2メートル程、三人掛けの場合1.8メートル程が平均だそうです。しかし石川県の世界一長いベンチの場合、約768人もの人が一度に座れる計算になるのです。すごい長さだと思いませんか。つまりいつ、どんな日に行っても、世界一長いベンチに座れるのが魅力的です。

世界一長いベンチでは、余裕がある座り方で768人までとなりますが、ギネスブックに認定される際には、ぎゅうぎゅうにベンチに座り、なんと1346人もの人が座れたそうです。相当ぎゅうぎゅうだったと思いますが、1300人以上もの人が座れるだなんて、それだけの長さがあるということになります。全長460.9メートルがどのくらいの長さか分かりましたか?

世界一長いベンチへのアクセス見出し

Photo by Kuruman

続きましては、ギネス認定のベンチへのアクセス方法をご紹介いたします。車でのアクセスの場合、のと里山街道の西山ICより車で約30分(駐車場もあります)、公共交通機関でのアクセスの場合、富来バス停より徒歩10分程となります。世界一長いベンチへは、車でアクセスされる方が多いかと思うので、少しだけアクセス方法を詳しくお伝いたします。

Photo by Nao Iizuka

世界一長いベンチへアクセスする際、国道248号線を能登方面に進むと大きな看板で「世界一長いベンチ」という案内が見えてきます。その看板の案内通りに進めば簡単にアクセスができるので、心配することはありません。広い駐車場があるので、そちらに車を停めていただき、案内通りに歩いていくと、世界一長いベンチに辿り着くことができます。

Photo by Richard, enjoy my life!

また世界一長いベンチへJR金沢駅からのアクセスの場合、北鉄能登バスにて1時間40分ほど走り、富来バス停で下車をしていただきます。公共交通機関でのアクセスの場合、バスを利用しなくてはならず、結構お時間が掛かるため、少し大変だし不安かもしれません。可能であればレンタカーなどを借りて車でアクセスをすることをおすすめいたします。

世界一長いベンチからの眺め見出し

Photo by Richard, enjoy my life!

世界一長いベンチからの眺めは、どのような景色なのでしょうか。前述した通り、世界一長いベンチは丘の上に設置されているので、見晴らしの良い日本海を一望することが出来ます。日中は天気の良い晴れている日は最高です。また最もおすすめなのは夕暮れ時です。ベンチに座りながら日本海へ沈む夕日をゆっくりと過ごすと、心が落ち着きそうです。

Photo by zunsanzunsan

砂浜で海を眺めることは一般的ですが、砂浜の上にベンチがあることってなかなかないはずです。大抵砂浜の上にはシートを敷いてその上に寝転がったり座ったりしているかと思います。ギネス認定の世界一長いベンチでは、ベンチに座りながら美しい海を一望することができるので、砂が体に付いてしまうし砂浜まで出て行きたくないという方にもおすすめです。

Photo by over.hilowsee

石川県志賀町の日本海は、とても美しく、透明度が高いことで有名です。その美しさは、遠くから見ても分かることでしょう。世界一長いベンチ周辺には、俵万智さんの句が飾ってあったり、岸壁の母の碑も設置されているので、ブラブラと散策してみてはいかがでしょうか。天気が悪いと海の色も暗くなってしまうので、晴れている日に行ってみましょう。

世界一長いベンチのイルミネーション見出し

世界一長いベンチでは、例年10月上旬から12月25日のクリスマスの時期まで、イルミネーションが開催されます。イルミネーションが行われる場所は、世界一長いベンチと、道の駅とぎ海街道周辺です。クリスマスデートにぴったりなとても美しいイルミネーションで、ハート形やトナカイ、青のイルミネーションなどが施されており、人気を誇っています。

世界一長いベンチ周辺のイルミネーションは、日没より約4時間のライトアップとなります。夕暮れ時、夕日を眺めた流れで、イルミネーションを鑑賞してみてはいかがでしょうか。イルミネーションは、大体17時から開始いたします。海辺のイルミネーションなんて、とてもロマンチックで幻想的なので、是非大切な人と一緒に楽しんで行ってみてください。

世界一長いベンチで桜貝拾いをしよう見出し

世界一長いベンチのある増穂浦海岸では、可愛らしい桜貝があります。色鮮やかな小さな貝が沢山打ち上げられており400から600種類もの貝殻があるそうです。こちらの場所は、日本小貝3名所の1つでもあるため貝殻拾いをしたい方にはもってこいのスポットでしょう。まるで桜の花びらのような桜貝は、幸せを呼ぶ貝と呼ばれています。女性におすすめです。

Photo by Chien Tsu Han

貝殻拾いのベストシーズンは、11月から3月です。それ以外の時期でも貝殻はありますが、ベストシーズンは風がよく吹き、貝殻が集まるので、浜辺には様々な色鮮やかな貝殻が見られるでしょう。綺麗な貝殻を集めて、美しい桜貝のコレクションをしてみてはいかがでしょうか。波打ち際に貝の小道が出来上がり、大変美しい絶景を楽しめるでしょう。

世界一長いベンチでおすすめの過ごし方見出し

Photo by marcoverch

ギネス認定の世界一長いベンチでのおすすめの過ごし方をご案内いたします。1つ目は、上記でご紹介した通り、貝殻拾いもおすすめですが、やっぱり一番は、ベンチに座ってゆっくりと日本海を眺めることです。お弁当や軽食を持ってベンチで食べるのも良いかもしれません。ベンチに座れないことはないので、いつ行ってもベンチで休めるのが嬉しいです。

またギネス認定の世界一長いベンチ周辺にある岸壁の母の碑は、昭和29年に発売されてヒットをした「岸壁の母」という歌を石碑に掘っており、飾られています。「岸壁の母」という歌は、第二次世界大戦の後、ソ連により抑留されていた日本兵らが解放された時期、大切な息子を待っている慈愛と悲しみが含まれる母親の気持ちを歌っているものです。

ちなみに、岸壁の母のモデルとなったのは、石川県志賀町出身端野いせさんです。端野いせさんの歌が掘られているこちらの石碑は、平成3年に設立されました。世界一長いベンチ周辺を散策する際に、是非あわせて観光をしていただければと思います。息子を思う母親の気持ちが伝わり、心にグッとくるものがあるでしょう。

世界一長いベンチ周辺の観光スポット1:巌門見出し

Photo by cyesuta

世界一長いベンチ周辺の観光スポットをご紹介いたします。まず1つ目は「巌門」です。こちらは火曜サスペンス劇場などのロケ地としてよく使われたため、テレビでご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか。能登金剛を代表とする観光スポットで、侵食が原因で空いた洞門は、高さ15メートル、幅6メートル、奥行き60メートルもあります。

Photo by Kentaro Ohno

巌門は、能登金剛の一番の見どころなので、必ず見ていただきたいです。徒歩で階段を降りて観光することができます。日本海の荒波を間近で見ると、迫力が満点で見ごたえがあります。また碁盤島を巡る遊覧船が出ているので、利用をしてみてください。自然が作り出した神秘的な作品に圧倒されること間違いなしです。カメラ片手に観光へ行きましょう。

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世界一長いベンチ周辺の観光スポット2:旧福浦灯台見出し

続いておすすめなのは「旧福浦灯台」です。こちらも日本海をバックに絶景を楽しめるスポットで、日和山という断崖の上にある、1608年に建てられた日本一古い木造の灯台です。灯台は改修され、以前よりも白色のカラーが綺麗になっています。旧福浦灯台は、1608年、福浦の日野資信が、篝火をたき夜の航行をこの土地で導いたことが、灯台の始まりだそう。

今ある灯台は、1876年に従来の形を残したまま建設されたそうです。2012年には、リトル・マエストラという映画のロケ地にもなりました。旧福浦灯台は観光名所ではありますが、こちらの灯台に辿り着くまで、細い道を通っていかないといけないので、予め覚えておいてください。観光用の駐車場はありません。また夕暮れ時の夕日は幻想的で美しいです。

世界一長いベンチ周辺の観光スポット3:能登ゆめてらす見出し

Photo by scarletgreen

次におすすめの「能登ゆめてらす」とは、のと里山海道にある別所岳サービスエリアにあるスカイデッキです。能登ゆめてらすは2010年に建設されたモダンなスカイデッキで、展望台は地上から13メートルの高さがあります。見た目もおしゃれな展望台ですが、能登ゆめてらすから眺める日本海は最高です。晴れている日などに、是非足を運んでみてください。

Photo by PYONKO

能登ゆめてらすのスカイデッキからは、晴れていて空気が澄んでいると立山連峰も見られる時もあります。七尾湾や能登島は目の前にあり、遠くには能登島大橋、ツインブリッジのとなどもあります。サービスエリア内には奥能登山海市場もあり、地元で採れた新鮮な野菜やこの土地ならではのお土産・名産などを購入することができるので、おすすめです。

世界一長いベンチ周辺の観光スポット4:義経の舟隠し見出し

続いても自然の鑑賞となりますが、「義経の舟隠し」は、源義経が奥州へと逃亡する時に、敵から逃れるため、48隻の船を隠すことが出来たと言われている断崖絶壁の入江です。こんな狭い場所にそんな多くの船を隠していたなんて、想像がつきますでしょうか。間口5メートル、奥行き100メートルのスペースに、小舟を敷き詰めて、隠していたとそうです。

義経の舟隠しを上から眺めて、当時の義経が隠した舟を想像してみてください。断崖絶壁を上から覗くと、その高さから足がすくんでしまうかもしれません。夕暮れ時になると夕日が大変美しいので、その時間帯に行かれる際は、是非見てみてください。写真スポットとしても人気です。歴史を感じる場所でもあるので、一度は訪れてみたいスポットです。

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世界一長いベンチ周辺の観光スポット5:のと鉄道見出し

Photo by tsuda

電車に興味がある方は「のと鉄道」に乗ってみてはいかがでしょうか。のと鉄道は、海沿いを走るので大変景色が良いです。実際に乗車をされなくても、のと鉄道のお隣には車が走る道路が通っているので、ドライブをしながら、のと鉄道の写真を撮影することも可能です。のと鉄道は、様々なラッピング列車があるということでも有名で、ファンから人気です。

のと鉄道のラッピング列車は、例えば金沢湯涌温泉が舞台の「花咲くいろは」や、永井豪氏の漫画キャラクターなどがあります。ラッキーな方は観れるかもしれません。のと鉄道は七尾駅から穴水駅までの間を走っています。休日になるとフリー切符が1000円で発売されているので、のんびりと景色を楽しみながら過ごしてみるのも良いかもしれません。

世界一長いベンチで夕日を眺めよう!見出し

Photo by islodelba

いかがでしたか?今回は、石川県にある世界一長いベンチについて詳しくまとめました。ギネスに認定されている世界一長いベンチは、ギネス認定されているだけあり、とんでもない長さのあるベンチで、夕日も最高、期間限定でイルミネーションも楽しめるスポットであるということが分かりました。石川県へ観光に行かれる際には、是非お立ち寄りください。

投稿日: 2018年4月5日最終更新日: 2020年10月8日

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