輪島観光の見どころ！人気スポットや寿司や海鮮丼のおすすめグルメが満載！

金沢や加賀温泉等の人気観光スポットが有る石川県ですが、さらに掘り下げて石川県を楽しむならば輪島観光がおすすめです。知名度では前者に劣るのが事実でしょうが、その尺度で観光地の魅力を測る事は出来ません。金沢や加賀を差し置いて輪島単独での旅行でも充分に楽しめる石川県のディープスポットです。それでは輪島の楽しみ方を見てまいりましょう。

輪島市は旅行先として人気の高い北陸地方石川県の北部に位置し、能登半島に於いては中核都市として地域を盛り上げています。主な産業は漁業と観光業で人気の観光スポットが多数あり新鮮な魚介類を中心としたグルメを楽しめる、おすすめの観光地です。連続テレビ小説「まれ」の舞台。そして日本海防衛の拠点である自衛隊基地が設置されています。

輪島観光に絶景を求めるのならば「白米千枚田」(しろよねせんまいだ)がおすすめです。輪島観光の中でもトップクラスの人気スポットです。日本海に面した崖地に所狭しと田園が広がっています。名前の由来は「田が千枚」とか、或いは「田が狭い」等とされています。輪島観光に来たならば絶対に外せないおすすめスポットです。

日本海側の観光スポットは夕日を魅力とする所が多いですが「白米千枚田」でのそれは独特の容貌です。海面になだれ込むような姿の田園の先に広大かつ太平洋には無い荒々しさを見せる日本海が有り、その水平線に太陽が色を付け沈んでゆく様は息をのむ美しさです。日中の晴れやかな「白米千枚田」も良いですが、夕暮れ時に合わせて訪れる事をおすすめします。

そもそもキリコとは何か。写真のような特大サイズの切子提灯の事で正面側に「吉祥切子文字」と呼ばれる願い事が記され、背面には「後美人」と呼ばれる絵画が描かれています。能登では各地で「切子祭」が催され、他地域に就職した能登出身者が必ず祭りに合わせて帰省する程に重要な位置づけとなっています。「無形民俗文化財」に指定されている地域の宝です。

切子提灯は祭りの時期でなくとも「輪島キリコ会館」で年間を通して目にする事が可能です。石川県を代表する文化財ですから観光客からの人気も高く館内は賑わっています。展示の美しさは当然の事として、展望台から見る日本海の景色もなかなかの物です。入館料も大人620円と安価なおすすめの観光スポットです。館内ではお土産も販売されています。

先述の2つの観光スポットと「輪島朝市」を合わせて輪島3大観光スポットという扱いで良いと思います。この3か所は輪島旅行に於いて絶対に見逃してはいけない、人気のスポットです。「輪島朝市」の歴史は古く平安時代から続いています。活気の溢れる雰囲気のなかで日常では味わえない買物を楽しみましょう。第2、第4水曜は定休日なのでご注意ください。

「輪島朝市」は調理が必要な食材だけでなく、その場で食べられる物も販売されています。これらを食べ歩きで楽しむのも「輪島朝市」の魅力の1つです。米菓やご当地サイダー、さらには刺身をその場で頂けるお店まであります。輪島はグルメの街でもありますから「輪島朝市」でお土産を物色する傍ら食べ歩きも一緒に堪能しましょう。

輪島市大沢町にある「間垣の里」輪島でも秘境的な雰囲気が人気のスポットです。連続テレビ小説「まれ」で広く知られるようになりました。日本海から吹き付ける強風を防ぐために、写真に見られるような工夫がされたのが始まりです。冬季の積雪時に見られる一味違った姿も素敵です。住宅街なので観光マナーにはいつにもまして気を付けましょう。

綺麗な海と鮮やかな白砂が人気のスポットです。夏の輪島に訪れたならば海水浴もできます。この海水浴場にはキャンプ場も併設されていますので、アウトドア派の方も輪島観光を100パーセント楽しめます。地元の方にも人気のスポットでシーズン中は多くの海水浴客で賑わいます。夏の輪島観光にはおすすめのスポットです。

輪島塗の歴史が始まったのは平安時代とされ、改良を経て現在の輪島塗のスタイルが確立されたのが江戸時代とされています。その伝統文化に触れる事が出来る「輪島塗会館」が人気の観光スポットになっています。作品の展示の他に、輪島塗の販売も行われています。輪島塗が支持され現代まで続いているのは、その頑丈さと美しさのためです。

輪島市と珠洲市の境目に「垂水の滝」が有ります。ここの見所は滝がそのまま海に落ちている事です。滝と海が直に繋がっている風景というのは全国的に見ても珍しい話です。日本海の冬は強風が吹きます。その風の力で滝を下る水が吹き上げる姿から別名「吹き上げの滝」とも呼ばれています。神秘的な雰囲気が人気の観光スポットです。

海鮮グルメが名物の石川県輪島市は寿司がおいしい事で人気です。その中でも特におすすめの寿司店が「寿司処伸福」です。お値段もリーズナブルで味も間違い有りません。テーブル席が多いので家族連れでも安心して入る事が出来ます。グルメな人の舌をも唸らせる「寿司処伸福」で北陸の新鮮な魚を味わいましょう。

こちらでは刺身から焼き魚まで輪島の海鮮を存分に味わう事が出来ます。とれたての海鮮を使用するため料理の内容は毎日変わってきます。これも旅行先でのグルメの面白い所です。「輪島海幸」という姉妹店が輪島朝市の中に有り、そちらも人気店です。両店ともに水曜日が定休日になっているので気を付けましょう。

うどんや蕎麦は各地域によって出汁の具合が違い旅先グルメの妙味の1つです。輪島でおすすめのうどん屋はこちらの「まる陣」です。メインメニューの「陣太鼓うどん」には肉うどんとキノコうどんの2種類が用意されていてお店の人気の原動力となっています。海鮮ばかりでは飽きてしまうでしょうから、地域に根差したうどんも1度は食してみましょう。

輪島朝市での買い物の合間に気軽につまめる単品メニューから本格的な食事ができる定食、丼メニューまで幅広くラインナップされている「朝市さかば」がおすすめです。店名に「さかば」と有りますがお酒を飲まなければいけない雰囲気ではないので食事だけでも安心して入れます。逆に夜の営業がないので間違えないように注意してください。

先述の輪島塗の器で饗される食事に化粧水のような温泉、全室オーシャンビューの絶景が人気の「能登の庄」がおすすめです。全体的に和のテイストで統一されていて、少し田舎な立地とマッチして旅情を掻き立てます。展望風呂に岩盤浴、日本海を望むラウンジにカラオケと館内施設もかなりの充実度です。輪島観光の拠点に人気の旅館です。

こちらの「輪島温泉八汐」は食事のクオリティや景色の良さはさることながら、貸切風呂が有るのが最大のおすすめポイントです。貸切風呂無料券付きのプランも用意されていますので、カップルや家族での旅行には最も適した宿泊先でしょう。車で行ける距離にいくつかパワースポットが有るので、そちらが趣味の方にもおすすめです。

輪島朝市は名の通り朝が早いので宿泊するホテルから近ければ近いほど、長時間遊ぶ事が可能になります。輪島朝市からもっとも近いのが「ルートイン輪島」です。朝市を輪島観光の最大の目的としているのならば、このホテルがおすすめです。チェーン展開しているホテルグループなのでサービス面でも安心です。

「のらんけバス」は輪島市内の観光スポットを効率的に巡るのに便利です。地方バスに有りがちな3時間に1本しか来ないという類ではなく、観光客の利便性に配慮した運行スケジュールが組まれています。特筆すべきは運賃が100円均一で有るという事です。観光するにあたっては少額の交通費が積み重なって大きな出費となるのが悩みなので、有難いサービスです。

ご覧の通り「輪島」は北陸石川県の定番である金沢や加賀にも劣らない魅力を持った旅行先です。本記事で紹介しきれなかった人気スポットも多くありますから、その楽しみ方は無限大でしょう。北陸の海鮮グルメに伝統民俗文化、美しい景観が待っています。あなたの次回の旅行先の候補地として近年さらに人気の高まっている「輪島」をおすすめします。