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高知の伊尾木洞は神秘的なパワースポット!行き方や観光の見所を調査!

高知の伊尾木洞は神秘的なパワースポット!行き方や観光の見所を調査!
投稿日: 2018年7月10日最終更新日: 2020年10月8日

高知県安芸市にある伊尾木洞。神秘的なパワースポットとして話題です。雨が降った日の翌日などは滝の水量も増え、シダ植物が生い茂るネイチャーワールドが映えます。今回は伊尾木洞への行き方や観光の見どころなどをご紹介したいと思います。

神秘的なパワースポット伊尾木洞へようこそ見出し

Photo by ototadana

高知県の安芸市にある伊尾木洞。知る人ぞ知る神秘的なパワースポットとして、話題になっています。雨が降ると水量が増え、小さいながらに心地よい滝に癒されるのだとか。ところが行き方がよくわからないという情報も。伊尾木洞にはいったいどんな観光の見どころが待っているのでしょうか。今回はそんなネイチャーワールドへご案内したいと思います。

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伊尾木洞はどこにある?見出し

Photo by cotaro70s

伊尾木洞は高知県に位置します。高知県といえば、全国でも人口の少ない県として知られる一方で、カヌーの聖地である四万十川、ライダーの聖地である足摺岬や室戸岬、日本三大鍾乳洞に数えられる龍河洞、五色の砂利で知られる桂浜など、アウトドアのアクティビティが楽しめ、自然が作り出した景勝地を満喫できる観光スポットが点在します。

高知県安芸市に位置

伊尾木洞は高知県の中でも安芸市に位置します。高知県安芸市といえば、三菱の創業者である岩崎弥太郎の生家がある地として有名。また、個人の方が作られた野良時計、お土産が売っているぢばさん市場、国土交通省の日本風景街道に登録された場所にある武家屋敷である土居廓中武家屋敷、恋人の聖地である大山岬など、見どころの多い観光地です。

非日常が経験できる穴場観光地

Photo by jetalone

観光スポットが点在する安芸市にあって、穴場スポットとして知られる伊尾木洞。洞窟自体はさほど広いわけではないものの、洞窟観光を楽しめるとともに、渓流散策も満喫できると人気のスポットです。洞窟を進んでいくと滝があって癒しスポットとしても知られています。天然記念物のシダ植物に囲まれ、自然のエネルギーがみなぎるパワースポットです。

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伊尾木洞への行き方とは?見出し

Photo by Hyougushi

伊尾木洞への行き方は、まず高知県を目指します。高知県には高知龍馬空港という空港がありますが、格安で高知県へ向かう場合、夜行バスを使うという手がおすすめ。というのも、高知県には新幹線が通っていないため、新幹線を利用する行き方の場合、途中で特急列車に乗り換えていかなければなりません。電車を乗り継ぐ旅も楽しいので好みで選びましょう。
 

高知県内からは土佐くろしお鉄道で

Photo by 海爾渥 / Hairworm

公共交通機関での伊尾木洞への行き方は、土佐くろしお鉄道阿佐線の伊尾木駅へ向かいます。JRからの行き方は、土讃線の後免駅から向かいます。高知市内から1時間ほどで到着します。伊尾木駅を下車したら、伊尾木洞の入り口までは徒歩5分程度です。行き方はわかりやすいという声がある一方で、入り口を見つけにくいという情報も。

カーナビでの行き方は要注意

Photo by Shigeyama

伊尾木洞への車での行き方は注意が必要。カーナビを使われる方は伊尾木公民館で検索するようにしましょう。伊尾木洞で検索すると、違うルートへ案内されるはめに。伊尾木公民館や、はす向かいのKマートでは、伊尾木洞へ向かう方の駐車場として利用させてもらえるのだとか。ともに国道55号線沿いにあるので行き方はわかりやすいはず。

国道55号線から入っていく

国道55号線から渓流沿いに進んでいくと、洞窟の入り口にたどり着きます。わかりにくいという声もありますが、案内標識あり。渓流沿いを進んでいくと、先ほどの国道から想像する景色とはまったく異世界が眼前に広がります。苔むした岩壁、シダの葉がうっそうと茂り、マイナスイオンを全身に浴びながら、ネイチャーワールドの散策がはじまります。

伊尾木洞はなぜ有名?見出し

秘境や絶景などを楽しむ観光ブームもあって、伊尾木洞は数年前から人気の観光パワースポットに。300万年前の地層が残る洞窟で、長さ40mとさほど長くはないものの、貝の化石などが見られるほか、洞窟を抜けると左右が切り立った岩壁に、国の天然記念物に指定されているシダの群落が広がります。洞内を流れる小川に沿って上流へ散策できるのも魅力。

大手旅行会社のツアーにも

Photo by jetalone

伊尾木洞の人気を支えているのは、都市部の中高年層なのだとか。大手旅行会社のツアーにも、非日常体験ができるネイチャーツーリングとして組み込まれるほどに。地元では「あなごう」の名で親しまれ、知名度が上がる前は一日数人程度の観光客しかいなかったという伊尾木洞。現在では、ガイド不足が問題となるほどのパワースポットへと躍進しました。

伊尾木洞には30分程度の散策ルートがあります。雨が降ると渓流の水量が増えるため、場合によっては進めないこともありますが、長靴などの準備がない場合、伊尾木公民館で無料の長靴レンタルもあります。まずはコウモリが生息している洞窟。洞窟を抜けると、天然記念物のシダの群生地が広がります。ジブリの世界に入り込んだといわれるゆえんです。

森の奥の滝から田園風景を抜けた先に

さらにシダの群生の森を進んでいくと、小さな滝と出会えます。基本的には水量が少なく、雨が降った翌日などは水量が増えるものの、迫力を楽しむというよりも、心地よさに癒される滝なのだとか。滝の奥に進んでいくと、のどかな農道へと続きます。目の向こうには海が広がり、気持ちが洗われる思いに浸るはず。この30分の観光ルート、ぜひ経験してみて。

伊尾木洞でみられるシダ群生とは?見出し

Photo by kanegen

伊尾木洞に生息するシダ群生は、国の天然記念物に指定されています。7種のシダが生息し、温暖な地域に広く分布するシダではありますが、一か所に多くの種類が生息するのは珍しいからなのだとか。伊尾木洞にはシダが生息するための条件が整っていることから、このように多くの種類のシダが共生しているのだとか。7種のシダをぜひ見つけてみたいです。

ホウビシダ

Photo by jetalone

渓流沿いの湿った岩の上などに映え、単羽状の葉をつけるチャセンシダ科に属するホウビシダ。鳳凰の尾に似ていることから、和名は鳳尾シダで、ヒメクジャクシダという別称もあります。根茎は緑色、細く横走し、葉のつき方はまだらですが常緑性。葉柄は黒紫色で光沢があります。

コモチシダ

Photo by harum.koh

シダ植物門シシガシラ科コモチシダ属で、常緑性の多年草です。大きくて厚みのある葉をつけ、根茎は太く短く、葉柄も太くて丈夫。明るいところに生育し、岩の上などで大きな葉を垂れさがるように伸ばしています。葉が古くなると、葉の一部が離れて新しく生まれる無性芽が出ます。この姿を子どもに見立ててコモチシダと呼ばれています。

ノコギリシダ

Photo by harum.koh

メシダ科ノコギリシダ属のシダ。山地の沢すじなどに生息し、根茎は細く、地中を這って群生します。葉柄は長さ30cm前後、緑色から暗紫色。葉は1回羽状複葉で、やや光沢があります。頂羽片はなく、側羽片は広被針形で、先にいくほど小さくなっています。クジャクの尾に似ていることからヤブクジャクという別名もあり。

ホウライシダ

Photo by harum.koh

ホウライシダ属のシダ。常緑性で、根茎は短く這い、黒褐色の茎を伸ばします。扇形をした小さな歯が互い違いにつき、岩などに固着して生育していることが多いタイプのシダです。観賞用としても人気が高く、アジアンタムの名称で呼ばれることも。栽培するのはそうかんたんではなく、用土や温度などの管理も比較的むずかしめ。

マツザカシダ(ハゴロモシダ)

Photo by jetalone

イノモトソウ属のシダの一種で、オオバノイノモトソウに似て、葉に白い斑が現れます。常緑性で根茎は短く、横に這って、葉を密生させます。根茎の片鱗は褐色、羽柄は基部に片鱗が見られます。南伊勢地方に自生していたシダを松阪の植木屋が栽培して知られるようになったことからこの名称がついたのだとか。

シロヤマゼンマイ

Photo by harum.koh

単羽状複葉の葉を持つゼンマイ科のシダの一種。常緑性で大型の熱帯系の種。鹿児島市城山で最初に発見されたことから、和名のゆえんとなっています。湿った崖に生息し、川沿いなどに多い種類です。ひとつの葉の中ほどの羽片だけが胞子嚢をつけ、胞子が散った後は、羽片は濃褐色になって落ちてしまいます。

クリハラン

シダ植物門ウラボシ科クリハラン属のシダ。単葉の葉を持つシダで、地上から立ち上がるように葉をつけます。地上や岩の木陰に生え、水のあるところに出現します。根茎は細長く這い、片鱗があってまばらに葉をつけます。薄くて側脈がはっきりした葉が栗の葉に似ていることから、この名称がついたのだとか。

伊尾木洞の滝までの道のりは?見出し

Photo by Y.K.Tarabagani

伊尾木洞の入り口から洞窟を通り抜けると、シダに覆われた神秘的な渓谷が眼前に広がります。両側から迫ってくるような岩壁にはシダが密生し、水流の心地よい音と相まって、まるで異世界にタイムスリップしたかのような印象を受けます。7種のシダを見つけながら水流に沿って走る滝までの遊歩道のルートはどうなっているのでしょうか。

飛び石で渡るところもあり

Photo by yto

伊尾木洞の奥まで続く遊歩道。小さな川沿いの小道は、雨の日はもちろんのこと、雨の翌日などは水量も上がってきます。飛び石で渡るところもあるため、注意して渡りましょう。必要な場合は伊尾木公民館で長靴をレンタルするように。童心に返って水流の中をバチャバチャと歩くのも楽しいです。帰りにお礼の声かけを忘れずに。

散策ルートの中間地点が丸太橋

しばらく歩を進めていくと、シダに覆われて渓流をまたぐように架かる丸太橋があります。このあたりがちょうど散策ルートの中間地点にあたります。散策時間の目安にしましょう。これより先は足場が悪くなっていますので、油断しないで進んでいきましょう。転んだりけがをしたりしては楽しい散策が台無しです。

滝はすぐ目の前に

Photo by nimame

散策ルートが大きくカーブする地点までたどり着いたら滝はもうすぐ。雨上がりの日や雨が降った日などは、岩壁から水がしたたれおち、趣を増すエリアでもあります。伊尾木洞の最も奥にある滝は5mほどの小さな規模の滝。でも、岩やシダが作り出すパワースポットにやさしい印象を与える滝が心をいやしてくれます。マイナスイオンを全身で浴びながらぜひ。

伊尾木洞に住んでいる生き物たちとは?見出し

Photo by coniferconifer

伊尾木洞にはさまざまな生き物も暮らしています。入り口の洞窟にはコウモリが暮らしていますし、森の中にはマムシもいます。川辺の生き物もたくさん住んでいます。昆虫類やアメンボ、カエルなども生息しています。伊尾木洞はまさに自然と共生している神秘的なパワースポット。人為的な迷惑をかけないようにしたいものです。

雨の日の伊尾木洞とは?見出し

伊尾木洞の散策ルートは、普段は歩きやすい遊歩道。ところが、雨が降っている日や雨の日の翌日などは川の水が増水し、歩くのが難しくなるだけではなく、雨のせいで転びやすくなることもあります。伊尾木公民館で長靴を借りるか、これ以上は進めないと思ったら、無理せずに引き返すようにしましょう。

伊尾木洞散策で注意するべきこととは?見出し

伊尾木洞では看板に禁止事項が書かれています。植物や化石などの採取禁止、地層を傷つける行為の禁止、洞窟内での電灯使用の禁止です。伊尾木洞は300万年前の地層が隆起して波による浸食で生まれた洞窟です。生態系の保存のためにも自然を守り、洞窟内のコウモリの暮らしをそっとしてあげましょう。

伊尾木洞観光おすすめの名物料理は?見出し

Photo by Gaku@STUDIO-Freesia

伊尾木洞がある安芸市の名物はなすや柚子。定食屋さんでメニューに迷ったら、なすのたたきを注文してみると美味。また、しらすの名産地でもあるため、しらす丼をいただくのもなかなか乙。土佐ジローとは、オスの土佐地鶏とメスのアメリカ産ロードアイランドレッドをかけ合わせた鶏。うまみがあると評判の肉ですので、メニューに見つけたら即注文。

伊尾木洞観光おすすめのおみやげは?見出し

伊尾木の和菓子メーカーとコラボして、安芸市の茶葉を使って作られたせんべい、あなごうせんべい。伊尾木公民館のそばにあるKマートで販売され、売り上げの一部が伊尾木洞の維持管理費の寄付になっているのだとか。伊尾木洞にエールを送りたい方、ぜひおみやげに購入してみては?

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高知のお土産おすすめランキングは?お菓子・酒・つまみ・雑貨屋が人気! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
高知県は自然が豊かで、美味しい食材が多いと人気のスポットです。お土産もついつい買いすぎてしまう程、様々な種類の商品があります。高知県に行ったらおすすめのお菓子、お酒などの人気のお土産をご紹介します!高知旅行の際に参考にして下さいね。

伊尾木洞から足を延ばしたいパワースポット1:唐人駄馬見出し

唐人駄馬(とうじんだば)は、足摺岬にある遺跡群。縄文時代から弥生時代の石器や土器が多く出土し、世界一の規模を誇るストーンサークルがあることで有名。唐人石と呼ばれる巨石のほか、亀石、鬼の包丁石、祭壇石などと呼ばれる巨石もあり。古代からのパワーがみなぎるパワースポットのひとつ。

伊尾木洞から足を延ばしたいパワースポット2:龍河洞見出し

高知県は香美市にある鍾乳洞。日本三大鍾乳洞に数えられています。洞内からは弥生式土器や木炭、獣骨などが発見され、洞内で居住した痕跡があるとして天然記念物指定都同時に国の史跡にも指定されました。なかでも、弥生式土器が地面にくっついたまま鍾乳石と化した神の壺は神秘的。

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高知県にある龍河洞は、日本でも有数の大きな鍾乳洞です。龍河洞に足を踏み入れると、そこにはこの世のものとは思えない不思議な世界が…そんな高知県の龍河洞へのアクセス方法や楽しみ方など、情報てんこもりでご紹介していきたいと思います。

伊尾木洞から足を延ばしたいパワースポット3:杉の大杉見出し

日本一の大杉とも呼ばれる杉の大杉。長岡郡大豊町にあります。推定樹齢3000年で、大昔にスサノオノミコトが植えたとされているのだとか。日本の大杉が根元でひとつとなっていることから夫婦杉なる異名も。願いが叶うことで有名。昭和を生き抜いた歌手である美空ひばりが参拝した事でも知られています。

伊尾木洞から続くパワースポットめぐりへ見出し

Photo by harum.koh

伊尾木洞はマイナスイオン満載の神秘的なパワースポットとして多くの観光客を魅了する洞窟です。高知県安芸市のあたりをを観光される方はぜひ観光スポットリストに加えてください。非日常的な体験ができるはずです。高知県はほかにもパワースポットが満載。伊尾木洞とあわせて観光し、たくさんのエネルギーを胸いっぱいに詰め込んで帰路につきましょう。

投稿日: 2018年7月10日最終更新日: 2020年10月8日

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