龍河洞は高知県の鍾乳洞！アクセス・所要時間など！冒険コースがおすすめ！

高知県の東部にある龍河洞は、日本三大鍾乳洞の1つでもあります。全長が約4kmもある大きな鍾乳洞で、そのうちの1kmが龍河洞として公開されています。石灰岩が17500万年の歳月をかけて侵食されてできた龍河洞内部には、弥生時代の穴居跡や約100種類の鐘乳洞窟性動物など、大自然につくられた神秘の世界が広がっています。

映画のワンシーンのような内部ですね。インディージョーンズなどの冒険映画を彷彿とさせます。このように、足場がきちんと整備されているので、安全に鍾乳洞を楽しむことができるのです。龍河洞内部には、鍾乳石の形に合わせて名前が付けられ、29箇所もの見どころが点在しています。

龍河洞には「観光コース」と「冒険コース」の2つのコースと、期間限定で楽しめる「体験暗闇ツアー」があり3つの楽しみかたができます。自分に合ったコースで、龍河洞を心ゆくまでご堪能ください。冒険コースのみ時間が異なるので、予約時に確認してくださいね。予約が必要なのは冒険コースのみです。

【営業時間】3月1日～11月末日・8:30～17:00／12月1日～2月末日・8:30～16:30 【住所】高知県香美市土佐山田町逆川1424 【電話番号】0887-53-2144

あまり歩くのは苦手という人は、所要時間30分の観光コースがおすすめです。しっかりと足場が整備されているので、お散歩気分で龍河洞のすばらしい鍾乳石の造形美を余すことなく楽しめます。【観光コース料金】大人1100円・中学生700円・小学生550円

観光コースの途中から枝分かれした約200メートルの冒険コースは、狭いところをはったり、木のハシゴを上ったり、足場が作られていないところを進んだり、まっくら闇の中を歩いたりと、まさに冒険心をくすぐるコースです。所要時間は約90分なので、結構いい運動になりますよ。冒険コースは、前日までに予約が必要です。つなぎ服・長靴はレンタル料金1000円がかかるので、節約したい人は自前で持っていくことをおすすめします。【冒険コース料金】観光コースのプラス1000円

暗やみ体験ツアーのコースは観光コースと同じですが、第1ポイント「石花殿」までの400mは鍾乳石があまり見られないので電気を切り、暗闇の中を提灯の明かりで歩きます。残りのコースは電気をつけ、普通どおりに鍾乳石や石筍を見ながら進むので、暗闇と観光コースを1度で2倍楽しめます。料金は観光コースと同じなので、なんだかお得感がありますね。【開催期間】8月を除く毎月第2日曜日・10:00～11:00

徳島方面から徳島・高知自動車道経由で南国ICまで所要時間約1時間50分。坂出方面から高松・高知自動車道経由で南国ICまで所要時間約1時間15分。今治方面から松山・高知自動車道経由で南国ICまで所要時間約1時間30分。南国ICから龍河洞まで所要時間約25分。

岡山からJR土讃線特急で土佐山田駅まで所要時間約2時間15分。とさでん交通バスで龍河洞まで所要時間約20分。JR高知駅から、ごめん・なはり線で、のいち駅まで所要時間約25分。のいち駅からタクシーで龍河洞まで所要時間約8分。

はりまや橋から、とさでん交通バスで龍河洞まで所要時間約1時間20分。

東京・名古屋・大阪・福岡各空港から高知空港へ。高知空港からレンタカーまたはタクシーで龍河洞まで所要時間約15分。

高知県の龍河洞入口から南へ延びる県道385号線は、龍河洞へアクセスするための私設の有料道路である龍河洞スカイラインとして開通しました。龍河洞スカイラインは、1997年に無料開放になり高知県に譲渡され、龍河洞以北の香美市と土佐山田町の両町道区間を併せて県道385号線となりました。無料開放されてしばらく残っていた龍河洞スカイラインのゲートも今はなく、スカイラインの途中にあるらしい龍河洞スカイラインの碑だけがスカイラインであったことの証かもしれません。

他の道路が整備された現在では、あまりアクセスされなくなった龍河洞スカイラインですが、芸術的なヘアピンが続き、道路わきの停車スペースから南国市を一望することができます。この眺めは夜景スポットとしても人気があるので、夜の龍河洞スカイラインをドライブしてみるのもおすすめです。

龍河洞博物館では、龍河洞が創造された歴史を知ることができます。科学的な分析資料や、洞内生息動物の研究、弥生人穴居生活で残されたものがきれいに保管展示されています。その他にも、幅広い分野の資料研究物が公開展示されているので、龍河洞について詳しく知りたいという人は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

【営業時間】3月1日～11月末日・8:30～16:50／12月1日～2月末日・8:30～16:20（年中無休） 【料金】無料

特殊鶏の産地としても有名な高知県ですが、この珍鳥センターには、そんな珍しい鶏が集められています。特別天然記念物に指定されているオナガドリ・尾のないウズラチャボ・土佐九斤・小軍鶏・宮地鶏・烏骨鶏など、天然記念物に指定されている鶏の面白い生態がいろいろ観察できます。こちらも龍河洞博物館と同様に、無料で公開され営業時間も同じですので、ぜひ一緒にお楽しみください。

毎年恒例になっている龍河洞まつりは、8月末くらいに行われます。昨年は、無料の暗やみ体験ツアーやビアガーデン、ちびっこ用イベントのスタンプラリーなどが行われました。では、紫苑流おどりやバンド生演奏が催される特設ステージや、ご当地オリジナルのシカバーガーなどのグルメなど、楽しい催しが目白押し。打ち上げ花火で祭りのフィナーレをしめくくります。開催1カ月前くらいには、龍河洞ホームページでのお知らせが更新されると思いますので、チェックしてみてくださいね。

龍河洞内を、6色のキャンドルとLEDでライトアップし、いつもとは違う幻想的な龍河洞を体験できます。龍河洞外もキャンドルで彩られ、キャンドル教室、ナイトカフェ、ストリートマルシェ、ミニコンサートなど、クリスマスにぴったりの催しものもたくさんあります。ロマンチックな龍河洞とキャンドルの灯りのコラボレーションは、見逃せませんよ。

【開催日予定】毎月12月23日 【料金】800円（中学生以下は無料）

龍河洞商店街の入り口にある2016年にオープンしたCafe Ayamは、高知県の地鶏「土佐ジロー」の濃厚な卵を使ったお料理が自慢。オムツをはいたペット用小型ニワトリとふれあえる、ニワトリカフェです。店名の「Ayam」は、インドネシア語で「ニワトリ」という意味なのだそうです。人気のガレットは全4種類で、卵とハムとチーズのガレットは864円。味と安全性にこだわった食材を使ったお料理は、どれも絶品ですよ。ほっと一息つくのにもってこいの、アジアンテイストなおしゃれカフェです。

【住所】高知県香美市土佐山田町逆川1395-1 龍河洞国際観光会館1F 【電話番号】0887-52-8775 【営業時間】10:00～18:00 【定休日】火・水・木曜日（7月下旬~8月下旬は水曜日のみ）

龍河洞から車で8分ほどの龍河温泉は、宿泊はもちろん天然温泉の日帰り入浴が楽しめます。良質のアルカリ性温泉なので、柔らかな肌触りで美肌づくりにも効果的。温泉好きなら、龍河洞観光が終わったら、こちらの温泉に立ち寄ってみてはいかがですか。 【日帰り温泉営業時間】月火水：15:00～22:00・金土日と祝祭日：11:00～22:00

和室12部屋・洋室2部屋の他、土佐の素材を使った懐石料理（要予約）が楽しめる「お食事処ゆめ」や、雑貨・土佐特産品・アンパンマングッズ・龍河温泉の入浴剤などを販売しているお土産コーナーもあります。

【住所】高知県香美市土佐山田町佐古薮430-1 【電話番号】0887-53-4126

最後になりましたが、こちらが龍河洞のゆるキャラ「リューくん」です。日本三大鍾乳洞といわれる規模ですから、ぜひとも一度は観光しておきたいところですね。周辺情報も併せて、あなたに合わせたプランを立ててみてください。