パッション ドゥ ローズの色鮮やかなケーキが美しい！こだわりのメニューを紹介

高級住宅街である白金高輪。住宅街でありながらもおしゃれなショップや飲食店があり、多くの方が訪れている人気の街です。そんな白金高輪にある人気のパティスリーが「パッション ドゥ ローズ」です。ローズをテーマにしている店内は店全体が赤で覆われており雰囲気も抜群、もちろんケーキや焼き菓子も絶品です。そんなパッション ドゥ ローズについて紹介します。

まずはパッション ドゥ ローズのアクセス方法について紹介します。パッション ドゥ ローズは、都営地下鉄三田線・東京メトロ南北線「白金高輪駅」4番出口から徒歩2分ほどの場所に位置します。白金高輪駅4番出口を出てエスカレーターを上って右手にいき、公園を抜けるとすぐに店舗が見えてきます。

電車ではなく車で行かれる場合は、専用の駐車場はありませんので近隣の有料駐車場をご利用ください。

続いてパッション ドゥ ローズの店舗基本情報です。営業時間は10時から19時までで、定休日は毎週火曜日です。営業時間は19時までとなっていますが売り切れ次第終了となります。テイクアウトの他に、飲食できるスペースもあり店内とテラス席があります。カードでの支払いも可能、店内は全て禁煙となっています。

人気のパッション ドゥ ローズですが、店舗の雰囲気はどのようなものなのでしょうか。店名にもなっているように、パッション ドゥ ローズではローズがテーマになっており店頭には真っ赤なバラが飾られています。店全体も赤でおおわれており、まるでパリのカフェテラスのような雰囲気です。白金高輪という街にもぴったりのおしゃれな店です。

店内は白を基調としており、ショーケースの中には色とりどりのケーキが並んでいます。イートインスペースもあり、2名席が2つ、その他にオープンテラスの席も4席あります。テラス席はバラに囲まれており天気の良い日はすぐに満席になってしまいます。ショーケースの隣には焼き菓子も並んでおり、日持ちがするので手土産にもぴったりで白金高輪のマダムが多く買いに来られています。

パッション ドゥ ローズのオーナーである田中シェフは華々しいキャリアの持ち主です。2013年に白金高輪に「パッション ドゥ ローズ」をオープンするやいなや、すぐに人気店となったほどの実力の持ち主である、一流パティシエである田中シェフの経歴はどのようなものなのでしょうか。

「タイユバン・ロブション」でお菓子の基礎を学んだ後、「BENOIT（ブノア）」のオープニングスタッフを務めてその後に渡仏されています。パリでは「des GATEAU et du PAIN Paris」にてスーシェフを務めた後に帰国。日本では「BENOIT」のシェフパティシエ、「ピエールエルメパリ」のスーシェフを務めたあとに独立されてパッション ドゥ ローズをオープンさせています。

多数の有名店でスーシェフをつとめるほどの腕前がある田中シェフが作るケーキや焼き菓子は、使用されている素材や品質、品揃えにもこだわっています。また、フランスの伝統菓子の美味しさを広めるために、日本人にも食べやすくアレンジを少し加えたメニューを月替わりで提供しておりそれを楽しみに毎月訪れるお客さんもいらっしゃいます。

それでは、パッション ドゥ ローズのおすすめのケーキを紹介します。パッション ドゥ ローズではショーケースに色とりどりのケーキが並んでおり、見ているだけでも楽しくなってしまいます。自分で食べるのはもちろんのこと、手土産にもぴったりの美しいケーキばかりで、白金高輪という場所柄、値段が高いイメージですがそう高くないのも嬉しいポイントです。

パッション ドゥ ローズの最初のおすすめは「ローズ」です。店舗のイメージ通り、真っ赤なバラの形をしているこちらのケーキの値段は580円です。美しく作られたバラの花は、一つとして同じものがないようにとバラの花びらも一枚ごとに違いが出るようにこだわって作られています。初めて来られるお客さんのほとんどはこのケーキを一つは購入しています。

ローズの土台はタルトショコラで、タルト生地とショコラの間にはラズベリージャムが敷かれており3層構造になっています。バラの花びらの芯の部分にはガナッシュが置かれており、バラの花びらはマスカルポーネ入りのフランボワーズクリームで作られています。花びらは一枚ずつ丁寧に絞り出してつくられたもので本物以上の美しさです。

ショコラクリームとフランボワーズの相性は抜群で、花びらの部分は口に入れるとふわりと溶けていきます。タルトの部分はさっくりとした歯ごたえで、一品だけで様々な味わいを楽しむことができるローズは看板商品でもあるため早い時間に売り切れてしまうことも多いため、早めの時間の訪問をおすすめします。

パッション ドゥ ローズのおすすめケーキ2品目は「パッション」です。こちらの値段はローズの値段と同様の580円であり、ローズと共に非常に人気が高いです。黄色が鮮やかなケーキであり、粉砂糖で作られている「情熱の花」が添えられているのもフォトジェニックです。

土台はレモン風味のジェノワース生地になっており、パッションクリームはムースクリームでドーム型になっています。パッションクリームの中には赤いフルーツのジュレが入っており、甘みの中に酸味が感じられて口の中で様々な味が広がっていきます。上にのっている花も砂糖で作られているためもちろん食べることができます。

パッション ドゥ ローズのおすすめケーキ3品目は「オペラ」です。自家製のリキッドをたっぷりと使っておりしっかりとしたコーヒー味がするのがパッション ドゥ ローズのオペラの特徴です。ほろ苦いオペラは大人の味で甘すぎず苦すぎず絶妙な美味しさです。甘いものが苦手という方でもこのオペラなら食べられるという方もいらっしゃいます。

オペラの層は9層にもなっており、フォークを入れるとじゅわっと染み出してくるほどのシロップが売ってあります。クレームオブールがしっかりと立っているため、冷蔵庫から出してすぐでも美味しくいただくことができます。値段は520円です。チョコレート好きにもコーヒー好きにもおすすめのメニューです。

パッション ドゥ ローズのおすすめケーキ4品目は「タルトタタン」です。こちらは季節限定のメニューであり、リンゴが好きな方には特におすすめの一品です。酸味があってリンゴの美味しさが凝縮されたタルトタタンはその時期だけのお楽しみのメニューです。見ているだけでもリンゴがたっぷり入っているのがわかります。

パッション ドゥ ローズのタルトタタンは2時間じっくりと焼きこんであるものです。そのため非常に甘苦くてねっとりとした食感です。こちらのタルトタタンを食べると他のお店のものが食べられなくなってしまったというファンがいるほどです。ぜひ見かけたら購入してみてはいかがでしょうか。

パッション ドゥ ローズのおすすめケーキ5品目は「サヴァラン オ アルマニャック」です。値段は500円です。サヴァランといえばラム酒がしっかり入っており大人のケーキのイメージですがパッション ドゥ ローズではアルマニャックというフランスのブランデーが使用されていることが特徴です。

ブリオッシュ生地にはたっぷりのブランデーとシロップがしみ込ませてあり、噛むごとに口の中にシロップが広がります。上に添えられているたっぷりの生クリームとの相性も抜群で、リキュールは抑え気味で作られているためお酒が苦手という方でも食べることができます。サヴァランはフランスの伝統菓子であり、メニューにないパティスリーも多いです。

パッション ドゥ ローズではショーケースに入っているケーキをイートインスペースでいただくことができますが、その他にもイートイン用の軽食のメニューもあり、ちょっとしたランチにもおすすめです。サンドイッチやパフェ、スフレなどのイートインでしかいただけないメニューもあり目移りしてしまいます。

ドリンクメニューも、定番のコーヒーや紅茶の他にアルコールメニューも揃っています。ケーキとワインを合わせて楽しむお客さんもいらっしゃいます。カトラリーやティーポット、食器などにお店のシンボルであるバラのマークがついており雰囲気も抜群なため店内でいただくために訪れる方も多いです。

イートインメニューの中で人気が高いのがアイスローズです。値段は750円、こちらは人気のケーキであるローズと同じような見た目ですがケーキで出来ておりフォトジェニックなので多くのお客さんが写真を撮っています。アイスでできているとは思えないほど見事なバラの花びらが再現されています。

アイスローズはタルト生地の上にフランボワーズアイスで花びらを一枚ずつ形作られています。中にはチョコレートアイスも入っており全体のバランスも抜群です。また、パフェも季節によって使用されているフルーツが変わり人気が高いです。イートインでアイスクリームを、テイクアウトでケーキや焼き菓子を購入されるというパターンも多いです。

パッション ドゥ ローズといえばスィーツのイメージですが、イートインでいただくサンドイッチも絶品なんです。クロワッサンにハムやチーズが挟まっているサンドイッチはパリパリの食感と中の具材がぴったりとマッチしていて軽めのランチにぴったりです。コーヒーや紅茶もいいけれどお昼からついついワインを飲みたくなってしまいます。

パッション ドゥ ローズでは、ショーケースに並んだケーキの他に、焼き菓子やコンフィチュールも多く並んでおり手土産に購入するというお客さんも多いです。クッキーやマドレーヌ、フィナンシェなどの焼き菓子が値段は200円から300円ほどで様々な種類が揃っています。フランスの伝統的な焼き菓子も多く珍しいものもあります。

パッション ドゥ ローズの焼き菓子で特に人気が高いのはダックワーズです。ダックワーズの値段は260円で、種類も5種類ほど並んでおりこだわりが感じられる焼き菓子です。アーモンドの風味が香ばしく、しっとりとした食感のダックワーズは初めて食べるのに懐かしい味わいで、値段もお手頃なため手土産にもおすすめです。

誕生日にはやっぱりホールケーキを注文したいという方も多いのではないでしょうか。パッション ドゥ ローズではホールケーキも販売しており、人気の「ローズ」を大きなサイズで楽しむことができます。プレゼントとして渡すと喜ばれること間違いなしです。ローズのホールケーキの値段は4号サイズで3900円です。

ローズ以外にも様々な種類のホールケーキがあり、シンプルなショートケーキやチーズケーキのものからなかなか他店では食べられない珍しいものまで様々な種類が揃っています。また、前もって注文をしておくと特注のケーキも可能となります。沢山のローズがのった大きなケーキや数字をかたどったものなど様々なケーキがインスタグラムには並んでいます。

パッション ドゥ ローズでは、2018年9月13日にロールケーキ専門店である「ローズロール」がオープン予定となっています。こだわりのロールケーキは、パティシエが熟練の技で焼き上げたふわふの生地に、北海道産生クリームを使った甘さ控えめのクリームが入っておりオープン前から非常に話題になっています。

ロールケーキは常時5種類あり、その他にも季節のロールケーキが登場予定です。値段は1200円から、ロールケーキの購入の他にもカフェスペースがありサンドイッチやソフトクリーム、焼き菓子などの販売も行う予定となっています。手土産にも自宅用にもぴったりのロールケーキ、気になる方はぜひオープンして行ってみてください。

いかがでしたか。白金高輪にある人気のパッション ドゥ ローズについて紹介しました。芸術作品と言っても過言ではないほどの美しいケーキや焼き菓子、パフェなどが揃っているパッション ドゥ ローズでは自分へのご褒美に、ちょっとした手土産になど使い方も様々です。ぜひ白金高輪に行かれる際には足を運んでみてはいかがでしょうか。